Doll meets Human?   作:敵前逃亡兵士

13 / 24

不定期投稿と言ったな?あれは嘘だ(崖から落とされる音)

すいません調子乗りました

いやね?元々大まかな構想自体は組んであったのでそれを元に肉付けしてたら興が乗りまして・・・はい

気がついたら出来てました。すんません



それでは本編をどうぞ











act.13 Operation Cube #6

 

 

ー森林地帯 対ウロボロス戦ー

 

 

「ほらほらどうした?隠れているだけではこの私は倒せんぞ?」

 

 

そう言いながら404小隊と117が隠れているであろう場所を機銃で、あるいは小型ミサイルで攻撃していくウロボロス。地面はえぐれ、木々は爆風で折れるか穴だらけになるのもお構いなしにだ。その様子を観察しつつ、45、9、416はG11が配置に付くのを待っていた。

 

 

「G11急いで!あんたがこの作戦の鍵なんだからね!」

 

「だからって・・・うんしょ、木に登ってるんだよぉ?疲れるし眠いし、これが精一杯だよぉ416・・・」

 

「後30秒で配置に付けたら追加で業務用のラムレーズンアイスを上乗せしてあげるわよ?」

 

「・・・頑張る」

 

 

45の発言を聞いたG11はそれまでの気だるさを払拭させ、20秒で配置に付き狙撃体勢に入る。

 

 

「「「本当にちょろいなぁ・・・」」」

 

 

電脳内でそう思う45達3人であった。

 

 

「117、全員配置に付いたわ。」

 

「了解した。タイミングはそちらに任せる」

 

「オッケーよ。じゃあ・・・始めましょうか!!9!」

 

 

合図を受けた9はウロボロスに向けて閃光手榴弾を投擲、空中で炸裂し一帯が光に包まれる。

 

 

「くっ!?」

 

「今よ!各自一斉射撃開始!」

 

 

突然の閃光に動きが止まったウロボロス。そこへ45達が集中攻撃を仕掛ける。装甲によって殆どダメージは入らないものの、その場に釘付けにする位は出来る。それにこの弾幕なら誘爆を恐れてミサイルも撃てないと45は判断していた。

 

 

「ふざけた真似を・・・!今すぐ蜂の巣にしてやる!」

 

「各自散開!117、成功を祈ってるわ」

 

 

ウロボロスの複合兵装から機銃が展開するのを確認した45はすぐさま散開を命じ、同時にスモークグレネードを投擲、ウロボロスの周囲を煙幕で満たしていった。

 

 

「今度は煙幕だと!?どこまで私をコケに・・・ぶっ殺す!!」

 

 

怒りに身を任せ404が居るであろう場所目掛け、小型ミサイルや機銃で攻撃するウロボロス。この時、普段の彼女であれば恐らく気がつけたかもしれない。背後から急速に近づく、黒い影に対して・・・

 

 

「出てこい!貴様ら全員スクラップに・・・はっ!?」

 

「・・・遅い!」

 

 

ウロボロスが見た光景。それは背後からグラップルワイヤーで急速に近づき、Aegisのハンマーで左側の複合兵装を破壊する117の姿だった。

 

 

「なっ・・・!?」

 

 

驚愕するウロボロスを尻目に、チーフはハンマーからBruteの大型ナイフへ獲物を持ち替え白兵戦を仕掛ける。

 

 

「舐めるなぁ!!」

 

 

チーフの攻撃を何度か躱し、軽く距離を取ったウロボロスは回し蹴りで彼を吹っ飛ばし小型ミサイルの射程圏まで押し出した。

 

 

「これで!終わりよ!!」

 

 

すかさず残った右側の複合兵装を起動し、小型ミサイルを発射しようとしたウロボロス。しかし一発の弾頭が発射される前に突如暴発、装填されていた他の小型ミサイルにも誘爆を引き起こした結果、ウロボロスの右足ごと複合兵装は爆発、破壊された。

 

 

「S-117からG11、良い狙撃だった」

 

「あれで良いの?んじゃおやすみぃ〜・・・ぐぅ」

 

 

自分の仕事が終わったことを確認したG11は狙撃体勢のまま眠ってしまった。もちろんアイマスクをして。

 

 

「終わった・・・の?」

 

「すごいよ117!」

 

「作戦を聞いたときは正直馬鹿げてると思ったけど、まさか本当にやりきるとはね、恐れ入ったわ117」

 

 

木々の間から416、9、45が出てきながらチーフを称賛する。

 

 

「運が良かっただけだ。それにまだ終わってない」

 

 

45の言葉にそう返したチーフは前方を、武装を失い、片足を失いながらも立ち上がろうとするウロボロスを見やった。

 

 

「まだ・・よ。まだ・・・終わって・・・・ない!」

 

「止めときなさい。その状態ではもう無理よ。」

 

 

ウロボロスに対し銃口を向けつつ45は言い放った。416と9も同じく銃口を向ける。幾ら装甲が硬いはいえ、ここまでダメージを受けていれば関係ない。ここで殺そうと思えば簡単に出来る。尤も、ジャミング装置の場所を教えてもらうまではその気はないけど。と電脳内で45は考えていた。

 

 

「まだ・・私の部隊が残ってる・・・。それを使えば・・!」

 

「申し訳ありませんがそれは不可能です」

 

 

ウロボロスの言葉を遮る別の声。それを聞いた4人はすぐに周囲を警戒する。

 

 

代理人(エージェント)か。何の・・用だ。」

 

「御主人様の命で来た迄です。」

 

(代理人・・・鉄血のNo.2がなんでこんな所に!?)

 

 

驚愕する45を無視するかのように会話を続ける鉄血の2人。

 

 

「助けに・・来たとでも・・・言うのか・・!?」

 

「残念ながら違います。貴方を・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「処分するために参りました。」

 

 

次の瞬間、青白い閃光がウロボロスの胸を貫いた。

 

 

「「「「!?」」」」

 

「貴方の行動は全て監視させて頂きました。同族殺しとは・・・やはり貴方の様な存在は作るべきではありませんでしたね」

 

「ふざけっ・・ゴフッ!?」

 

「おや、確かにコアを撃ち抜いたと思ったんですが・・・。ですがせめてもの情けです。今楽にして差し上げます。」

 

 

代理人が2発目を発射する瞬間、チーフはグラップルワイヤーでウロボロスの前まで移動し、2射目を自らの背中で受け止めた。シールド残量がゼロになり警告音がヘルメット内で鳴り響く。

 

 

「117!!」

 

 

45が叫び彼を守るように陣形を組む。

 

 

「邪魔しないで頂けますか?貴方は御主人様のお気に入り、ここで死なせたくは余りないのですが・・・」

 

 

そう言いつつ3射目の銃爪を引く代理人、しかし先程の様な青白い閃光が出ることはなく、その銃身は沈黙を貫いていた。

 

 

「エネルギー切れ・・・ですか。」

 

 

やはり遺跡(・・・)の武器は信用なりませんね・・・、と内心思う代理人。しかし最低限のノルマは果たしていた為、彼女は撤収することにした。

 

 

「大変申し訳ありませんがこれにて失礼させて頂きます。あぁ例のジャミング装置ですが、既にこちらで回収しておりますのであしからず。それでは404の皆様方、そしてS-117。またいつか、お会いできる日を楽しみにしております。では」

 

「なんだったの一体・・・」

 

「さぁ・・・」

 

「ちょっとウロボロス!しっかりしなさい!まだあんたに死なれちゃこっちが困るのよ!!」

 

 

45の怒鳴り声で振り向く416と9。そこにはコアが損傷し、今にも機能停止寸前のウロボロスがいた。

 

 

「直せないのか?」

 

「コアが損傷してるのよ!?人間で言えば心臓と脳を1つにしたような物なの!それこそ16labみたいな設備の整った所じゃなきゃ無理よ!」

 

「何故・・・私を庇った・・?」

 

「ジャミング装置の場所を聞くまで死なれては困るんでな」

 

「はっ・・・。それは・・残念だっ・・・たな。」

 

「不味い!このままだと本当に・・・!せめて記憶媒体か何かがあれば・・・」

 

 

それを聞いたチーフは1つの可能性を思いついた。だが成功する確率は限りなくゼロに近いだろう。それでも、試してみる価値はあると彼は思い、ヘルメットからチップを抜き取った。

 

 

「こいつを使え」

 

「何・・・これ?」

 

「お探しの記憶媒体だ。規格が合うかは分からんが、試す価値はあるだろう?」

 

「本当に!?でもこんな記憶媒体見たことないけど・・・。いいわ、やってみる!」

 

 

ウロボロスを45に託し立ち上がるチーフ。その時、ノイズ混じりで無線が入った。

 

 

「こち・・ブルー・・・テンダー。チー・・・応答」

 

「こちらブルーチーム、S-117だ。コンテンダーか?」

 

「チーフ!ご無事だったんですね!そちらの状況は?」

 

「404小隊と一緒だ。全員な。」

 

「こちらも全員揃ってます。道中、2名の戦術人形を発見したので保護しました。」

 

「了解した。今座標を送る。来れるか?」

 

「待ってください・・座標受信・・・距離は・・・大丈夫です。15分程で合流出来るかと」

 

「分かった。周囲の警戒は怠るなよ?」

 

「もちろんです。コンテンダーアウト」

 

「15分でブルーチームが合流する。迎えの用意は?」

 

「今ビーコンを出したところよ。問題がなければ1時間位でヘリが来るはずよ」

 

 

木の上で寝ていたG11を引きずり下ろしてきた416が答える。当のG11は泥と葉っぱだらけになりながらもまだ寝ている様子だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一時間後、416の言うとおり迎えのヘリが到着。ブルーチーム、404小隊、そして保護された2名の戦術人形を回収しG&K本社へと帰還した。

 

 

 

なお、鉄血ハイエンドであるウロボロスは救命措置が行われたものの、その甲斐なく機能停止が確認された為、研究材料として16Labに送られる事となった。

 

 

 








これで一応キューブ作戦のお話は終わりになります。

後日談?は書けたらいいなーって思ってるんですあんまり期待しないで下さいね。


代理人さんが使ってた武器は・・・ご想像にお任せします。


誤字、脱字その他ありましたらご報告宜しくお願いします
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。