どうもお久し振りですです、作者です。
ちょっと今回は短め、もとい幾つか伏線を入れさせて頂きました。
うまいこと回収されるまで投稿出来る様努力しますので宜しくお願いします。
それでは本編をどうぞ
キューブ作戦から数日後
ーG&K本社 Cafe&Bar Springfield ー
本社所属の職員や戦術人形達の憩いの場であるここは昼夜を問わず多くの人間で賑わっている。特にSpringfield特製のコーヒーとチーズケーキは大人気であり、それ目当てに近所の住民が通うほどだ。もちろん、厳重なセキュリティをパスしてからの話ではあるが。
そんな中、一人の人物がカウンターの隅で電子端末を開きカタカタと何かを入力している。指揮官特有の赤い制服と帽子、そしてサングラスを掛けた大柄な男・・・マスターチーフは先日依頼された、当時コヴナントが運用していた兵器の性能と威力等のリストアップを行っていた。なぜ彼がグリフィン指揮官の制服を着ているのかについては、少々時間を遡る必要がある。
ー18時間前 G&K本社地下極秘エリアー
「これは?」
「チーフが待機中に着用する制服だ。1日中あのアーマーを着けている訳にもいかんだろう?それに、ペルシカ博士もここに常駐出来るほど暇人ではないからな」
「なんか棘のある言い方だけど・・・まぁ概ねヘリアンが言った通りさ。アーマーの着脱に関しては今専用の装置を準備してるから安心してー」
目の下に大きなクマを作ったペルシカ博士がレンチ片手に返事をする。
「それとチーフ、これは社長からの依頼だ。例のエイリアンが運用していた兵器に関する資料を至急作成してくれ。内容は全て機密扱いになるからそのつもりで」
「了解した」
場面は戻り
ーG&K本社 Cafe&Bar Springfield ー
「お疲れ様です。コーヒーのおかわりはいかがでしょうか?」
「あぁ、貰うとしよう」
この場を取り仕切る
「そういえばお見かけしないお顔ですが、最近こちらに配属されたのですか?新人さん・・・と言うには貫禄がありますし、もしかして元正規軍の方だったりして?」
「まぁ、そんな所だ」
「そうでしたか。あっ、自己紹介がまだでしたね。私は戦術人形のSpringfieldです。一応、ここの責任者を任されています。」
「レオス・クラインだ」
「クラインさんですね。何かありましたら何時でもお呼びください。それでは失礼します」
軽くお辞儀をしてSpringfieldはその場を後にし仕事へと戻っていく。そんな彼女に対し、電子端末の横に置いてあったチップから二頭身化したウロボロスが出てきて愚痴る。
「戦術人形がCafeのマスターとは、人間の考える事は理解出来んな」
「出てきて良いとは言ってないぞ」
「貴様の指図は受けん。というか、何故
チーフの言葉を意に介すどころか威嚇するウロボロス。対するチーフは資料を作成しつつ答える。
「ヘリアントスとペルシカ博士からお前の監視を任されている。それに・・・」
「それに?」
「話し相手位は必要だろ?」
予想外の返答に暫しフリーズするウロボロス。その後ひとしきり笑ったあと口を開く。
「よもや人間にこの私が心配されるとは思ってもみなかったぞ?やはり貴様は面白いやつだな117?そうだな、その仕事が終わったらお望み通り話し相手になってやろう」
何故か満足げにチップの中に戻っていくウロボロスとは対象的に、少し疲れたチーフはコーヒーを一口飲み、資料の続きを作成するのであった。
ーG&K本社 深夜 戦術人形用宿舎ー
暗い宿舎の一角、とある戦術人形が見慣れぬ機材を組み立て始める。5分程で組み上がったそれは通信装置のようなものであり、電源を入れチャンネルを合わせると小型の画面から女性が現れる。
「久しぶりねルシア。元気そうで何よりよ」
「まぁ、何度か死にそうな目に合うくらいには元気かな」
画面越しの女性に対し皮肉交じりに少女は答える。
「例の戦闘データは見させてもらったわ。彼、本当に人間なの?貴女達みたいに戦術人形って言われたほうがまだ信じられるんどけど」
「残念ながら事実よ」
溜息をつく女性に現実であると言い放つ少女。
「そう・・・。でも、これで『将軍』が例の計画に熱心な理由が分かったわ。あれが完成すれば軍事バランスが一気にひっくり返るもの」
「上は何と?」
「現状維持よ。もう少し情報を集めたいって」
「て事はもう暫くはこっちで観察しろってことね」
「悪いわね」
「別に。退屈はしてないし。それに、彼に対して個人的にも興味が出てきたところよ」
「そう?なら良いけど。でも余り情が移ると・・・」
「心配ご無用。時間だから切るよ?次の連絡は予定通りに。ルシアアウト」
まだ何か言いたそうだった女性を無視し通信を切る少女。機材を分解し元あった場所に隠す。全く、
そう思いつつ、近くにあった椅子に腰掛け窓越しに夜空を見上げる少女。空からは月明かりが降り注ぎ、彼女の長い銀髪を優しく照らしていた。
ー鉄血支配領域 中枢 研究ブロックー
「
「あら
「本当にそうお思いですか夢想家?」
若干苛立ちながら代理人は使えなくなった武器を床に放り出した。
「貴女が渡したこの武器ですが、2発目を撃ったところでエネルギーが切れました。おかげであの
「あらそう。保存状態が良かったから半分くらい残ってると思ったんだけど・・・。まぁいいわ、後で解体に回すからそこに置いといて頂戴。あたしは今こうみえて忙しいのよ」
代理人の不満をまるで興味が無いがの如く軽く聞き流し、自らの作業に戻る夢想家。
「今度は一体何を企んでいるのですか夢想家?」
「あたしは何も。ただエリザ様にお願いされたからそれに従ってるだけよ」
そう言いつつ夢想家は作業内容を大型スクリーンに映す。
「これは・・・新しいエリート人形の設計図ですか。これを御主人様が?」
「えぇ、しかも基礎設計と武装まで細かく指定してね。あたしはそれに修整を少し加えてるだけよ」
「名前は?」
「えぇと・・・。確か、
「調停者・・・ですか。とりあえず完成したら私に報告してください。それと、『遺跡』の兵器研究はほどぼどに」
「はいはい」
代理人の忠告に対し生返事で返す夢想家。そんな彼女にため息を漏らしつつ、その場を後にする彼女であった。
ー鉄血最深部 ?????ー
「私達は無限に響くコーラス。さぁ、貴方達も一緒に加わりましょう?」
チーフって24時間ずっとアーマー装着してんのかなぁって考えてたらなんか出来てました。まぁ食事の時はヘルメット外せば良いけどトイレは・・・ねぇ?
ペルシカ博士が準備してる自動装着はアイアン○ン(初期)の装着シーンをイメージしてもらえれば良いと思います。
名前はもちろん偽名です。(中の人繋がり)作者が唯一プレイしてない作品です(2.AA)
次回は久しぶりにAR小隊と絡ませる予定(たぶん)なのでお楽しみに
誤字、脱字その他ありましたらご報告宜しくお願いします。