更識簪さんがジオウの力を手にして令和に平成をキメる話 作:モノズエラ
A.鶏肉以外の肉が苦手なのに、数ヶ月ほど夕飯が焼肉ばかりになってしまった一件。
ジオウライドウォッチが簪の手元に現れてから半月が過ぎていた。
その間、様々な理由をあげて変身した回数は当然のように十指に余る。もっとも、簪曰くその程度に留めていたのは、これでも努力の末だという。
かつて購入したDXメモリアルライドウォッチと本物との比較や、過去に配信されていた動画の変身講座*1をあらためて受講することなどで、自分を律していたとは本人の言だ。
決して遊んでばかりいたわけではない。
そんな中、打鉄弐式は無事に完成していた。本音だけでなく整備課の上級生の手を借りたり姉のデータを拝借したり、ちょっとズルをしたりもしたが、それもご愛敬だ。
そのせいで専用機開発に専念する名目で辞退していたクラス対抗戦も参加することになったが、それも逆に都合はよかった。他国の専用機との対戦による稼働データは欲しい所なのだ。
さらに担任からも出場しないのは勝手だが、代わりに出るだろう級友*2では専用機持ちには勝てないので簪がやるしかないという旨で釘を刺されたのもある。(内容はだいぶ誇張されています)
負い目がある国家としても専用機が完成したことには安堵しているらしいので、ここで十分な稼働ぶりを見せておけば、打鉄弐式を完成に持ち込んだ手腕も含めて代表候補生として他者より数歩リードするだろう。
本当に遊んでばかりいたわけではなかったのだ。
◆ ◆
打鉄弐式の完成から数日が過ぎた5月16日は一年生によるクラス対抗戦が行われる日である。
だがその対抗戦の最中、第二アリーナにおける一組と二組の試合中に謎のISが乱入する事件が発生し、そのまま中止に追い込まれてしまった。
その際、第二アリーナが遮断シールドのハッキングによって外部と隔離される事態にまで陥っていたのだが、試合中だった二人の専用機持ちとその場に居合わせていたもう一人の専用機持ちによって鎮圧されることで大事には至らなかった。
さらにその事件において、第二アリーナ遮断にやや遅れて謎のISの同型機が四機、増援としてIS学園へ襲撃をかけていたが、それらは二年と三年の専用機持ち及び学園の教員達によって全て撃退されている。
事件後、謎のISは無人機だったことが発覚。第二アリーナを襲ったことから、おそらくは織斑一夏が目的で、増援機は現れた場所や時間差からも第二アリーナへの救援を妨げるための陽動狙いだろうと推測された。
――以上が、一般の生徒達には一部の情報が伏せられた無人機襲撃事件のあらましであり、そしてここから語られるのはその裏で起きた知られざる出来事である。
クラス対抗戦の第一アリーナでの三組と四組の試合は一組と二組の試合にやや遅れて開始される予定だったこともあり、開始前に中止が宣告されていた。
遮断シールドを突破しての侵入手口から、敵は遮断シールドの外部からのハッキングによる無効化は出来ない可能性が高いと学園側は判断、第一アリーナの遮断シールドをあらかじめ最大レベルにした上でその場にいた生徒達の避難場所とした。
そして、迫りくる四機の無人機は生徒会長を始めとする上級生の専用機持ち三人とIS学園の教員達とで迎撃せんとしていた。
そんな中、打鉄弐式を対抗戦直前に完成させていた四組の代表である更織簪は唯一の手が空いた戦力として、第二アリーナへの救援を要請されていた。
上空から打鉄弐式のミサイル攻撃で遮断シールドを飽和状態にして一時的に無力化させることでの教員による突入のアシストが目的である。
(本音やその友達もいる……どうにか助けないと……)
打鉄弐式を完成させたことによって増した代表候補生としての自負が本来、内気で弱気で引っ込み思案な彼女を積極的な行動に後押ししていた。
だが――――。
「えっ、これ……まさか、IS……!?」
どう見ても一メートルもないだろう大きさの、
その大きさからもどう考えても無人機であろうそれらは、アリーナへと近付いてくる簪の目的を察してか彼女の周囲を囲うようにグルグルと旋回しだした。
ステルス性が極めて高いのだろう、打鉄弐式のハイパーセンサーにも目視以外の反応はまったくない。明らかに厄介な相手だと第六感が訴えている。
だが、それ以上に気になるのはやはりこんな小型機も無人機も前代未聞、存在自体がありえないということだ。ならばその目的もひょっとすると第二アリーナの防衛などではなく……。
(この明らかに異質なIS……まさか、ライドウォッチを狙ってきた……? なら、黒幕はタイムジャッカー……!?)
あるいはクォーツァーか大ショッカーか財団X、大穴でムもありえる。簪は冷静な思考で論理を飛躍させ、目の前の敵の正体を推察する。
冷静に狂うとはこういう様を指し示すのだろうか?
(けど相手がそうならば……使うしかない……)
「そう、ジーッとしてても、ドーにもならない……!!」
ニチアサとは離れるが、お気に入りの作品*3の台詞をここぞとばかりに使えてドヤ顔な簪。そんな簪に呼応してか、彼女を取り囲んでいた無人ISが突如として合体を始めた。
(これ……まさか、無人合体(仮)……!?)
明らかな戦闘形態への移行だ。そこには自我こそ感じられないにも関わらず、明確な敵意が滲み出ていた。なお、簪はその合体ぶりを興味津々で見守っている。
(『完成! アイエスロボ(仮)!!』*4)
ついに合体した無人IS、その名はゴーレムⅡ。侵入してきた先の五機、ゴーレムⅠの後継機である。個々ではゴーレムⅠの二割にも満たないスペックだったが、合体後は軽くゴーレムⅠの五倍は超える戦闘力を持つという。
実は開発者は偵察機として使うつもりで本来ここで表に出すつもりはなく、あくまで不確定要素に対しての予備戦力扱いだったのだが、ここにお披露目となってしまった。
「GAOOOOONN!!」
えらく古い人工知能じみた機械音声をあげ、拡散されたビームの弾丸がまき散らされる。毎秒400発にもなる弾丸の嵐の一発あたりに込められたエネルギー量は遮断シールドを突破したゴーレムⅠの高出力ビームのなんと15%にもなる程だ。
そんな攻撃に晒された簪だったが、戦闘を避けるかのように急降下して地上へ降り立ったかと思うと、あろうことか打鉄弐式を解除していた。
その意図をはかりかねたのか数瞬の間こそ空いたが、すぐに追撃がかかる。自殺行為としか言えないはずの行為――だが、それと同時に銀色のオーロラのカーテンが双方を挟む形で虚空に靡き、壁となって光弾をことごとく弾き返す。当然、ISの能力によるものではない。
簪は打鉄弐式の解除と同時にライドウォッチをかざし、その能力からオーロラカーテン*5を発生させていた。相手がタイムジャッカーで明らかに戦隊ロボモチーフのISを仕向けてきた以上、自身のISではもはや対抗は出来ないと判断したのだ。
彼女としては断腸の思いのつもりであり無表情を装っているつもりだが、実際は身内が見れば一目瞭然のウキウキとした表情である。
そうして、揺らめくオーロラカーテンはそのまま一回転して簪とゴーレムⅡとを覆い隠し、彼女達をこの世界から消滅させたのだった。
2018 年 9 月 2 日
――そこはどこかの世界の日本の採石場。
ある一定の有識者ならば、その光景からここは岩船山*6だと断言する場所だった。
簪が誰の邪魔も入らない、目撃者もいない、確実に相手を倒すために招いた場所である。
ISは纏わない。今から起きる戦いの情報を残すつもりはないからだ。
そうして覚悟を決めた簪は正面から敵に向かい合う。
「一つ。私は打鉄弐式を差し置かれた元凶である白式とそれを持つ織斑一夏に対して隔意を持っていた。彼自身には非がないと分かっていながら逆恨みしていた」
語るのは懺悔の言葉。
「二つ。私はこれから、私が振るうべきじゃない力を行使する。これは本来20人の平成仮面ライダー達の力であり、ソウゴの……常磐ソウゴの力なのだから」
紡ぐのは決意の言葉。
「私は……罪を数えた。さあ、マツ……お前の罪を数えろ……!」
告げるのは決別の言葉……違う。
目の前の相手は断じてマツではない。相棒どころか人ですらない無人機だ。
【ZI-O!】
いつの間にか装着していた変身ベルト・ジクウドライバーを相手に見せつけるように晒し、右手で正面にかざしたライドウォッチをドライバーのスロットに挿し込む。
そのままドライバー中央上部のロックを解除すると、電子音と共に背後に半透明で巨大な時計のエフェクトが浮かび上がる。
そこから簪は小さな身体を大きく使って変身ポーズのシークエンスに入った。
それはソウゴともゲイツとも異なる、彼女が幾度となく思考した自分だけの変身ポーズだ。
ライダー一号のように右腕を左斜めに伸ばし、両手を時計の針を一周させるように大きく回す。
そしてジクウドライバーを両手で勢いよく回転させた。
「……変身っ!!」
【RIDER TIME!】
CV.三森な電子音声……風にドライバーからの機械音声に自身の声を重ねる。
それが意味するのは自らが変身するのはジオウではなく、あくまでこの世界の仮面ライダー――仮面ライダーカンザシであるという誓い。
とどのつまりは面倒くさいオタクの拗らせである。
そんなこんなで電子音も変身エフェクトも終わり、変身が完了する。
その外見はそのまま仮面ライダージオウの女性版といった様相で、違いはスカートの有無ぐらいだ。
だが、簪の誓いによるものか、ジクウドライバーに挿さっているライドウォッチは『カンザシライドウォッチ』へと変質しており、ジオウライドウォッチはいつの間にか右腕のライドウォッチホルダーへと移動していた。
すなわち、仮面ライダーカンザシの誕生である。
「祝え! 全ライダーを凌駕し、時空を超え、過去と未来をしろしめす時の王者、仮面ライダージオウ。その力を継承したこの世界唯一の仮面ライダー、その名も仮面ライダーカンザシ! この世界の歴史が変革した瞬間である!!」
……確かにジオウにおいて、新しい形態への初変身の際にはウォズが祝うのが定番の流れではあった。それを『継承の儀』とウォズは称しており、ソウゴもなんだかんだで気に入っていた。
とはいえ、まさか再現のために堂々と自分で自分を祝おうとは……。
ちなみに目の前の敵、ゴーレムⅡは無人機。つまりは完全な独り言である。
ゴーレムⅡも思わず固まっていた。今起きている状況の全てが想定外すぎたのだろう。
簪はそれを変身時のお約束として当然のものと受け取りつつ、相手が変身破りをしてくるような稀に出る強敵の類ではないとも踏んだ。
……本人的には冷静かつ的確な分析のつもりである。
「相手はアナザーライダーじゃない……ならここはISにはISの力で対応する」
【UCHIGANE NISHIKI!】
腕に装着していたライドウォッチは、なんと自身の専用機のもの。簪…いや、変身したライダーカンザシは迷わずそれをドライバーの左スロットに差し込む。
【ARMOR TIME! MEDIA FACTORY! UCHIGANE NI・SHI・KI!】
「祝え! 全てのライダーの力を継承し、時空を超え、過去と未来に知らしめる時の覇者、その名も仮面ライダーカンザシ打鉄弐式アーマー! まずは自らの力を受け入れた瞬間である!!」
ライダーカンザシがそのままISを纏ったかのような、それでいてオリジナルより小型で生身に近い姿のフォームとなり、顔面の目にあたる部分に刻まれた文字が<ライダー>から<ウチガネ>に変わる。その名も仮面ライダーカンザシ・打鉄弐式アーマー。
通常は競技用だからと抑えられているISのスペックを完全解放した力がライダーカンザシにプラスされる形態で、他のアーマーと比べての特徴としては飛行能力とバリア。オリジナルの打鉄弐式同様に様々な武装を使いこなして戦うのが基本戦法だ。
なお、簪はこのアーマーのデータを参考にして打鉄弐式を完成させている。彼女が先に指した“ズル”の真相であり、実際に、本来の歴史では初戦闘時には未完のままだったマルチロックオンシステムが完成したのも事実だ。
「そっちが戦隊の力をISに与えてくるなら……こっちはライダーにISの力を加える。条件は……ほぼ、同じ!」
戦闘態勢を整え、構えたライダーカンザシの姿にようやくかとゴーレムⅡが攻撃態勢に入る。再び放たれるビーム弾の嵐に対し、ライダーカンザシは空中へ飛翔して回避、慣性を無視した軌道で躱し続ける。
距離を取られ攻撃が当たらないことに業を煮やしたのかゴーレムⅡも空中へと舞い上がり追撃、躍起になってビーム弾を浴びせ続ける。
(攻撃は十分避けれる…けど、このままじゃ防戦一方……なら!)
攻撃力も防御力も既存のISを遥かに上回るゴーレムⅡだったが、空中戦では打鉄弐式アーマーが機動力で完全に勝っていた。攻撃をかいくぐってゴーレムⅡの背後を取った瞬間、すぐさま両腕と一体化されている荷電粒子砲《春雷》を放つ。
ゴーレムⅡもそのまま攻撃を受けることなく、すかさずビーム弾をビームの波に変えて迎撃に回るが、攻防は一転した。
「機動力も手数の多さも火力も把握した……!」
互いのビーム砲の威力や速射性、連射性はどれもほぼ互角。放つ側のエネルギー量もかたや限定解除したISの軽く十倍、かたやライドウォッチからの供給で無尽蔵だ。互いに足を止めてのビームの撃ち合いにより膠着状態となる。
ライダーカンザシはそのまま《春雷》を攻撃に使いながらも腕からパージし、肩部へと移動させる。そして自由になった右手でジクウドライバーから打鉄弐式ライドウォッチを外し、左手に持った字換銃剣ジカンギレードに装着した。
【FINISH TIME! UCHIGANE NISHIKI!】
銃の形に変えたジカンギレードから放つ大技、打鉄弐式スレスレシューティングが大きく弧を描いてゴーレムⅡへと直撃し、地面へと叩き落す。
だが、その高出力を利用して絶対防御級に強度を増したエネルギーシールドが致命打を阻み、それどころか異常なまでの再生能力で損傷部を修復し始める。
【FINISH TIME!】
もっとも、それも想定内だった。すかさず放たれるのは本命の一撃。打鉄弐式アーマーの必殺技だ。
【YAMA-ARASHI TIME BRAKE!!】
エネルギーで形成されたミサイル――『ミサイル』という文字の形をしたエネルギーでもある――が48発、自動追尾しながらゴーレムⅡへ浴びせられる。
「こういうゴチャゴチャした戦いは好きじゃない……」
打鉄弐式の武装を決めた時からいつか絶対に言おうと決めていたスーパー弁護士の名台詞をここぞとばかりにライダーカンザシが決めたのとほぼ同時にゴーレムⅡは完全に爆散するのだった。
ゴーレムⅡを見事に撃退し、変身解除してほくほく顔でオーロラカーテンで去っていく簪。その一連の流れを崖の上からずっと観察していた謎の影の姿があった。
「そう……。あれがソウゴの力を受け継いだ、令和の平成ライダー……」
マントをつけた白いワンピースに何故か黒のサングラスをした謎の女の険しい表情は、戦いがまだ始まったばかりであることを示唆していた。
◆ ◆
時間を調節してごく短時間の経過で元の世界に戻った簪だったが、既に戦闘は終了していた。どうやら第二アリーナの襲撃者は一組と二組の専用機乗り達で対処したらしい。
作戦中に消息を絶ったことについては、担任には怪しい合体する無人機に妨害されたが、機転をきかせてISを解除して隠れたらどこかへ行ったと説明した。ISコアの記録も提出したので問題ないはずだ。
一方で疑問は残る。今回の襲撃の本命は誰だったのだろうか? 流れとしては強襲した第二アリーナが本命で他は時間稼ぎか露払いに思える。教員達もそう考えているようだった。
だが、それではあの桁外れの戦闘力だった合体無人機の説明がつかない。別口だったとは考えづらいが、もしも同一犯と思わせての正体を隠しての犯行なら……おそらくは本命は自分だったことになる。
(だけど…仮面ライダーの存在を嗅ぎつけて相手にするつもりにしては…力が足りなかった)
戦闘中は興奮して勘違いしかけたが、あれはあくまでもISだった。いかに高性能で既存の技術からかけ離れていてもISの範疇だったのだ。
なら、あの合体無人機は一体――――?
はっきりとしたことは何も分からない。だけど無人機襲撃事件は始まりに過ぎない、そんな漠然とした予感があった。
◆ ◇
この世界に異物が舞い込んできている、それを察知できたのは世界最高の天才であり史上最大の天災とされる篠ノ之束だからであろう。
遠い宇宙か、あるいはもっと別の何処かから何かが紛れ込んだことを彼女は既に確信していた。
束にそれを確信させたのは、彼女が送り込んだ合体無人機ゴーレムⅡの消失である。
ゴーレムⅡはISコアを五つ使ったペンタコア仕様の特別製で、その戦闘面における性能は未だ表に出ていない第四世代をも完全に凌駕する。
とはいえ、仮にあれが破壊されたとしても束にとってはさして驚くほどの事ではない。
だが、ゴーレムⅡが突如として忽然と姿を消して、その所在を束ですら見つけられないとなると話は違ってくる。
束ならば、
当然、この宇宙の内ならば宇宙の果てでも観測するのは容易である。
「実際、ここ一ヶ月ぐらいかなぁ。明らかに別宇宙との境界線の一部に揺らぎが起きてるし、時空に歪みや綻びも生じてるんだよねぇ。まあ、IS開発してからの十年でも二例だけとはいえ『路』を通じて無機物生命がやってきているんだけどさ」
それらは特段興味も惹かれない代物だったし、やってきた理由も容易に察せられたので、捕まえた後に駆除して終えているのだが。
「けど、今度はあんなのとは違う。この束さんでさえもまったく想像の枠外の存在だぁ」
ゴーレムⅡが消えた先として可能性があると考えられるのは、繋がりも何もない遥か遠くの別宇宙や異世界、あるいは遠い未来のような別の時間。
そして、それを行った何者かがこの地球、いやIS学園に潜んでいる。
合体機構を持たせるためにISコアを完全にネットワークから独立させたのが裏目に出た。姿を消す直前までの情報だけでも回収できれば相手の正体も掴めただろうに。
彼女にしては珍しく、失敗したと束は思っていた。
「なんだよなんだよツレないなー、人がさんっざん暇を持て余してたってのにさぁ。
未知の技術を広め、男女の力差を覆し、国家のパワーバランスも変え、そうして世界をひっくり返しても面白くはならなかった。
ISに操者の願いに応えるという目的を与えて進化を促し、揺らぎを持たせたが、想定内で終わってしまった。
時空を揺らがせて別宇宙とを繋いでISに不確定要素の流入を目論んだが、それも肩すかしだった。
だが、今度は。今度こそは。違うかもしれない。
創造と破壊を繰り返し、もはや神に近いとさえ自負する束を無聊の檻から解放して、つまらない
そんな期待に胸を躍らせ、篠ノ之束は全ての予定を変えてIS学園への本格的な干渉を決めたのだった。
簪に対して姉のコネで代表候補生になったと詰った件で
負い目を感じているらしい。
ちなみに簪が好きな怪獣はキングジョー、好きなプリキュアはキュアアースである。
見た目は名称通り、カーテン状に揺らめいている銀色のオーロラである。
ちなみに、これを模して商品化されたカーテンがあり、簪は購入して自室に使っている。
採石場跡地はライダーや戦隊における「いつもの場所」と称されることも。
ジオウにおいてはスウォルツ氏が同様にオーロラでここへ移動させている。
というより簪が真似た。