ホモ主が暁美ほむらとゴールインするだけのお話   作:ryanzi

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番外編:あの時間軸は今?

最初の時間軸

 

「まどか!もうやめてよ!」

 

「何言ってるのさやかちゃん?まだ始まったばかりだよ?」

 

 

マミさんがホモった時間軸

 

志筑仁美は危機に直面していた。親友がホモになってたからだ。

 

「KYSKくんばかりずるいです」

 

「非常に新鮮で、非常に美味しい」

 

その二人が、少しずつ仁美に近づいている。

二人は彼女をホモにしようとしていた。

 

「ふ、二人とも、もう少し冷静になってください!」

 

しかし、二人は既に正気ではなかった。ホモは正気ではないからだ。

 

「もうフォークが持てないよ…」

 

「THE・もっとたっぷり付けてやれお前も(SIMPLE2000シリーズ)」

 

なお、作者は吐き気をこらえながら書き起こしからコピーしている。

そんな勇猛果敢で支離滅裂な作者に拍手を!

さて、仁美は逃げようとしたが、石につまずいてしまった。

また次の再走でお会いしましょう。オエエエエ!

 

「ンンッ… マ゜ッ!ア゛ッ!↑」

 

あまりにも食事中には酷いシーンなので別の視点に移動しましょう。

中沢とまどかがベンチに座っていますね・・・。

二人は幸せなキスをして終了。

終わり!閉廷!以上!みんな解散!

 

 

魔法少女おりこ☆マギカの時間軸

 

世界中がパニックになったが、少しは落ち着きを取り戻しつつあった。

しかし、別の理由で暴れようとした連中が現れた。

天使はそれを我修院には見せなかった。それは賢明な判断だった。

 

「・・・そこをどきなさい、小娘」

 

かつて見滝原中学校があった場所にはホモの墓があった。

遺体はないので、ただ墓標だけ立てたようなものだったが。

ぶっちゃけ、ほとんどの人たちはホモのことを忘れたがっていた。

だから、忘却のために墓を作ったというのもまた事実だ。

しかし、このホモが世界の滅亡を決定づけたのは確かだ。

この時間軸にもやはり紅晴結菜は存在して、ホモに対する復讐をしようとしていた。

彼女を含め、多くの人間の未来に対する希望はホモのために潰されたからだ。

 

「どかないよ・・・!」

 

千歳ゆまはホモのいた証拠を守ろうとする者たちの一人であった。

 

「アンタ、どうしてその殺人鬼を・・・」

 

「我修院は人殺しじゃない!」

 

ホモに育てられたゆまにとって、我修院は杏子と同じように親代わりでもあり、

彼女にとっての人間の鑑でもあった。全国のホモは見習うように。

 

「・・・その子の言う通りだ。アイツは殺人鬼じゃなかった」

 

煌里ひかりを何とか撃退した中沢が言った。

魔法少女やら何やらの存在が暴露された後、人類の基礎科学は急激に進歩した。

キュゥべえの文明の技術は生活科学や宇宙開発、そして対魔法少女装備に転用された。

だから、中沢のような一般人でも魔法少女を倒せるのだ。

 

「ただの、ホモだった。確かに、ほむらと一緒にいるくせに、俺に視線を向けてたけど、

それでもあいつは良い男だった!何も知らない奴が殺人鬼なんて言うんじゃねえ!」

 

しかし、ゆまや中沢が何と言おうと、もはや無駄な抵抗に等しかった。

魔法少女ではない人間たちがここまで善戦できたのは奇跡だった。

 

「じゃあ、死になさい(暗黒微笑)」

 

結菜の金棒がゆっくりとゆまに振り下ろされた。

しかし、その金棒はゆまに当たる直前に弾き飛ばされた。

 

「・・・井宮我修院の墓を破壊することは反人類だと習わなかったの?」

 

「そいつを殺した奴に言われたくないわ、美国織莉子。いえ、今は(ルオ)織莉子だったかしら?」

 

「その話は今はどうでもいいわ。とりあえず、今日は機嫌がいいから見逃してあげる。

とっとと、そこに伸びてる子を連れて、家に帰って頭を冷やしなさい」

 

「・・・本職が来たらめんどくさいわね。逃げるわよ、ひかる」

 

「結菜さん、すみませんっす・・・・」

 

こうして、今週も井宮我修院の墓を守り切ることに成功した。

タイムボカンのように、隔週で攻撃対象となるのだ。

 

「二人ともお疲れ」

 

「今日も大変だったの!」

 

「まったくですよ。ここまで我修院のことを皆が恨んでるなんて・・・」

 

どのくらい皆が恨んでいるかというと、マギレコに出てくる魔法少女組織全部が恨んでいる。

別時間軸で神浜マギアユニオンの一員となるはずの魔法少女の半数もそれに該当する。

ホモの所為で地球がバーン(隠喩)となってパーン(隠喩)となることが定められたからだ。

作者もこの時間軸で生きていたら、ホモを確実に恨んでいたことだろう。

 

「先週はプレイアデス聖団が総攻撃を仕掛けてきましたからね・・・」

 

「あの時は怖かったの・・・」

 

先々週は時女一族、三週間前はネオ・マギウス。

ちなみに、この時間軸のネオ・マギウスはマギウスの後継団体ではない。

少しややこしいが、ネオとついているだけだ。やっぱり魔法少女至上主義である。

そんな彼女たちにとってホモというのは存在だけでも忌々しいものだった。

 

「それはそうと、結婚おめでとうございます」

 

「おめでとうなの!」

 

「おかげで、あの人はさらに暗殺されそうになったけどね」

 

美国織莉子、現在は羅織莉子である彼女は結婚した。

相手は相談役の中国人社会学者であった。

 

「どうも羅輯(ルオ・ジー)です。三体Ⅱの主人公です。結婚しました」

 

「おめでとうございます。じゃあ、死のうか(暗黒微笑)」

 

「出産はいつの予定ですか?じゃあ、死のうか(暗黒微笑)」

 

「おっと、記者の皆さん。本性現したね?ついにマイクじゃなくて銃口を向けてきたね」

 

もともと、中国人である彼が日本の魔法少女たちを治める織莉子の補佐に着いたのもマズかった。

結婚したのもマズかったし、織莉子が名字を変えたのはさらにマズかった。

 

「おかげで、美国の奴らがあの人を殺そうとするから困ってるのよ」

 

((ついに奴ら呼ばわり・・・))

 

もちろん、織莉子も負けじと美国の半分を反人類罪でしょっ引いた。もちろん、冤罪である。

 

「キリカも大史も護衛についているけど、あの人もだいぶ成長したわ」

 

そのころ、記者たちの攻撃を乗り切った羅輯は時女一族から追われていた。

 

「まあ、あの人は意外としぶといから大丈夫でしょう。それはそうと、休暇を取りなさい。

ほら、宿泊券もあげるから。もちろん、代理も用意しているからね」

 

「えっ、いいの!?」

 

「・・・あの」

 

「中沢、隠しても無駄よ。付き合ってるのは知ってるんだから?」

 

「ごめんね、中沢君」

 

自白したのはゆまだった。

 

「一つだけ言うわ・・・あなたロリコンだったのね」

 

中沢は呼吸困難に陥った!

 

「代理はちゃんとした人だから安心してね」

 

「代理の章北海(ジャン・ベイハイ)だ」

 

「同じく代理の呉岳(ウー・ユエ)です」

 

中沢とゆまは驚いた。

 

「呉岳って・・・確か作者がリリなのの二次創作の主人公にしたけれど、運営にオリ主扱いされて、オリ主タグを付けられてしまったあの呉岳!?」

 

「すごいの!サインください!原作(三体Ⅱ)でも不遇の呉岳さんサインください!」

 

呉岳は全治三時間の精神的外傷を負った。

まあ、何はともあれ、滅亡を待つ世界でもこのようにのんびりとした日常が存在したのだ。

数年後、中沢くんは千歳くんにジョブチェンジした。おめでとう。

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  • ノンケ向け
  • ホモ向け
  • レズ向け
  • 人類向け
  • そもそも人類に速すぎる

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