ホモ主が暁美ほむらとゴールインするだけのお話 作:ryanzi
魔法少女おりこ☆マギカ。すっかりこいつの存在を天使は忘れていた。
確かに
しかし、グロさを基準とすれば、こっちの方がヤバイ。
ホモビは精神的にグロい。つまり、ホモはグロい。
世界がホモビに染まるのと、誰にも倒せない魔女が生まれるのと、
どちらが織莉子にとって恐ろしいのか、いや、どちらも恐ろしい(反語)。
「なんか背筋が寒くなったんですが」
「さっき三太陽の日を経験したのに?」
二人はいつものようにVRデートをしていた。
三体オンラインはとにかくものすごいゲームなのだ。
どんなのかわからないって?原作読め。
「それにしても、危うく火あぶりにされるところでしたね」
「まさか三体問題を提案しただけであんなことになるとは思わなかったわ」
この二人は学生だが、我修院はもともと成績は優秀で、
ほむらも何回も周回しているうちに頭がよくなっているのだ。
だから、かなり頭を使う必要がある三体オンラインを楽しめるのだ。
そのころ、美国織莉子はホモを殺しまくっていた。
「そんなことしたらパパに怒られちゃうだろ!」
「パパ・・・ねえ。とりあえず死になさい」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛も゛う゛や゛だ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」
読者の皆様、お喜びください。またひでが一人死にました。
「本当に、ホモっていうのは汚いわね・・・。お風呂入らないと」
彼女の手によって、ホモがどんどん消されていった。
なぜ彼女はホモを殺すのか?それは至極単純な理由だ。
ある未来が視えたからだ。一人のホモが世界を改変する未来。
具体像は見えなかったが、それは綺麗なのか汚いのか、どちらなのかもわからない世界。
だが、彼女の父が守りたかった世界が壊されるのは間違いなかった。
それで、彼女はホモ狩りをしていた。
「やりますねえ!」
彼女の前に、今までのホモよりもずっと汚いナニかが立っていた。
あまりの汚さに、織莉子は身動きができなかった。
「・・・あなた、ただのホモじゃないわね」
「もうこれわかんねえな」
「質問に答えなさい」
「俺は一種の概念体だ。こことは別の世界のホモの象徴だ。
あまりにも晒されすぎた俺は実体を保てなくなり、概念体になってしまった」
「・・・少なくとも、私が視たホモはあなたではなさそうね」
「・・・ホモが綺麗とかわかんねえな」
そう言い残して、彼は消えてしまった。
「綺麗・・・そういうことね」
今のホモは織莉子にヒントを与えたのだ。
彼女が殺すべきは綺麗なホモ。
しかし、ホモとは普通汚いものだ。綺麗なホモなど簡単に見つかるのだろうか?
いや、見つかるはずだ。必ずボロを出すに違いない。
「はっくしょん」
「風邪でもひいたの?」
同じ頃、呉キリカが魔法少女狩りをしていたが、こちらは無視しよう。
ホモと魔法少女の運命が交差することなど普通はないのだから。
「・・・思えば、本当に不思議ですね」
「急にどうしたのよ」
「だって、前世だとほむらさんは画面の中の存在だったのに、
今では僕の隣にいるんですから。本当に人生って不思議だなって」
「その感覚があるから、他の転生者よりマシなんでしょうね」
「そうですかね・・・というより、マシって」
「他の転生者たちはまどかたちをフィギュアを見るような目でみていたわ。
そして、自分がまどかたちに近づけるのを当然だとも思っていたのよ」
彼はほむらの言いたいことを理解することができた。
とある書き手がリリなので提唱した現象はまどマギにも適用されたのだ。
「・・・僕もでしょうね」
「素直に認めてくれるのね」
「まだ実感が湧いてくれないんです。自分がちっぽけな人間だっていう」
「でも、あなたは成長しているわ。なんとなくわかるの」
ほむらは天使が彼に能力を与えなかったもう一つの理由をわかった気がした。
彼は何の力もなかったからこそ、この世界でゆっくりと育つ必要があった。
対して他の転生者は育つ必要がないので、品性は育まれないどころか劣化する一方だった。
「・・・もう少し、隣にいてくれますか」
「別にいいわよ」
この小説は何向け?
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人類向け
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そもそも人類に速すぎる