最強ギルドの黒猫達   作:旭姫

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SAOの映画を見たので、続き始めたくなりました

役1年半ぶりの投稿

ちなみにミトは出ません


第一層攻略会議

SAOという名のデスゲームが始まって一ヶ月がたった。

 

既に、死亡者は2000人を超え、アルゴの調べによればそのほとんどがベータテスターだったそうだ。

 

実際に、キリトもサチもプレイヤーの〝死〟を目の前で見ている。

 

そして、二ヶ月がたってもまだ、第一層は攻略されていない。

 

少し、落ち着いた頃に、トールバーナーの街にて第一層攻略会議が行われると、アルゴを経由してプレイヤーたちに通達された。

 

 

サチ「ねぇキリト。」

 

キリト「何?」

 

サチ「私たちは死なないよね?」

 

キリト「死なないよ。俺が死なせない。」

 

会場にいくと、既に多くのプレイヤーが集まっていた。

 

キリトとサチがその席に座ると、しばらくして召集をかけた本人がでてきた。

 

「遅れてすまないが、とりあえず始めよう。俺の名前はデイアベル。職業は気持ち的にナイトやってまーす!」

 

周りからは「本当は勇者って言いたいんだろ!」だとか「ジョブシステムなんてねぇよ!」といった声が上がるくらいには、気楽な状態になっている

 

「さて、じゃあ本題に入ろう。今回皆に集まって貰ったのは他でもない。昨日、俺たちのパーティーはボス部屋を発見した。」

 

場の空気が段々と静かになっていく

 

「ここまで2ヶ月あったけど、やっと見付けた突破口だ。僕達はこれに勝って、始まりの町にいる人達に希望を見せようではないか!!」

 

「「「「「うぉぉぉ!!」」」」」

 

ディアベルの演説は、攻略に参加するプレイヤー達にやる気を与えるのに充分だった

 

「じゃあ、まずはボスと戦うために6人組を作ってくれないか?」

 

キリト「えっ!?」

 

サチ「私達、2人だけど。あ、彼処に1人いるよ」

 

キリト「誘ってみるか…」

 

キリトはサチを連れて、あぶれているフードを被ったプレイヤーの元へと向かった

 

キリト「なぁ、君もあぶれたのか?」

 

「違う。皆仲いい人だったみたいだから遠慮してたわ。」

 

サチ「ねぇ、なら私達と組まない?」

 

「なら、私達もご一緒させていただけませんか?」

 

2人がフードを被ったプレイヤーを誘っていると、同じくあぶれたと思われる2人組の少女が向かって来た

 

キリト「構わないよ。」

 

キリトは3人にパーティー招待コードを送った

 

3人が了承すると、キリトの目線の左上に3つのHPバーが現れた

 

それぞれ、〈Ran〉〈Yuuki〉〈Asuna〉と表示されていた

 

すると、サチが2人組の少女の正体を知っていたのか、驚いていた

 

サチ「もしかして…」

 

「そうですよ、サチ。ケイタ達から聞いていましたが、こんなところで会えるとは思いませんでした。」

 

キリト「そろそろ周りも組み終えた頃だろう。話は後でにしてくれ」

 

キリトは話している女子3名を静かにさせると座った

 

「さて、全員組み終わったかな?じゃあそろそろ説明に…」

 

「ちょい待てや、ナイトはん!!」

 

突如ディアベルの指示は違う人から掻き消された

 

出てきたのはサボテン頭の男性プレイヤーだった

 

「君は?」

 

「ワイはキバオウ言うもんや。攻略に出る前に、言わなアカンことがある」

 

キバオウは観衆達に指を指した

 

「この中に今まで死んでいった2000人に謝らなアカンやつがおる筈や!」

 

「キバオウさん…それは元βテスターのことかな?」

 

「せや。奴らβ上がりどもはこんクソゲームが始まったその日にビギナーを見捨てて消えよった。ウマい狩り場を独り占めして、ジブンらだけ強うなって、その後もずーっと知らんぷりや!」

 

「こんなかにもおる筈やで!そいつらに土下座させて溜め込んだ金やアイテムを吐き出してもらわな、パーティーメンバーとして命は預けられへんし、預かろうとも思わん。」

 

キバオウの主張は確かに間違っていない。しかし、死んだ2000人の多くはビギナーではなく元βテスター達だ。

 

この2ヶ月、キリトはβテストの知識があまり通用しないことを身をもって実感している

 

そもそも、βテストの内容そのまんま製品版で使うものなど滅多に無いのだ。無論このSAOも例外ではない。

 

敵mobの出現率やクエストの難易度、罠の数、製品版で新登場のクエスト、等々考えれば考えるほど違いは出てくる。

 

しかし、ビギナーはそんな事実を知らない。

 

だからこういった勘違いをする人は多い

 

キリトが自分の頭の中で瞑想していると、キバオウの方でも変化があった

 

突如声を出したのはスキンヘッドで高身長の大男だった

 

「発言いいか?俺の名前はエギルだ。」

 

「な、なんや」

 

「キバオウさん。あんたが言いたいことはつまり、元βテスターが見捨てたからビギナーがたくさん死んだ。こう言いたいわけだな?」

 

「そ、そうや。それがなんや」

 

「金や装備はともかく情報はあった筈だぞ。」

 

エギルはポケットからとある冊子を取り出した

 

「キバオウさん。あんたもこれ貰ったろ?」

 

「もろたで」

 

「これは俺達が来る頃には道具屋で無料配布されていた。マップのデータやクエスト情報、敵mobの出現情報だとかが詳細に記されている。おかしいと思わないか?」

 

「だからなんやというんや!!」

 

「つまり、これを作ったのはその元βテスターだ。」

 

キバオウはその言葉で押し黙った。

 

「いいか、情報はあったんだ。情報は誰でも手に入ったのに、たくさんのプレイヤーが死んだ。その失態を踏まえて俺達はどうボスに挑めばいいのか、それがこの場で議論されると俺は思っていたのだがな」

 

「うん。僕も同意見だ。確かにキバオウさんの言うビギナーを見捨てた元βテスターがいたかもしれない。でも、こうして情報を提供してくれる善良なプレイヤー達もいるんだ。だから今は彼等の力も借りるべきだと思う」

 

「…」

 

今まで黙って2人の会話を聞いていたディアベルが話を終わらせたことでキバオウとエギルは元の場所に戻っていった

 

「さて、そのガイドブックの最新版がつい先程公開された」

 

「内容は第一層ボスの情報だ。名前は《Ilfang the Kobolt Road》、武器は斧とバックラー、4段あるHPバーが3つ減ると武器をタルワールに持ち替える。そして、取り巻きに《Luin Kobolt Sencinel》という取り巻きが4体ごとに出現する。」

 

「しかし、みんなにも注意してもらいたいが、これを出しているプレイヤー曰く、『情報はβテスト時のものであり、製品版となった場合多少変わっている可能性がある。』そうだ。みんなもそこは心に刻んでいてほしい。では、翌日の為のチーム編成を行う」

 

それからは隊に分かれて本命を叩く部隊、取り巻きを引きつける部隊に別れた

 

ちなみに、キリト達はE隊で取り巻きを引きつける部隊になった

 

「さて、じゃあ攻略会議も終えたので、当日の連絡だ。明日朝10時に迷宮区の前に集合だ。解散!!」




改めてお久しぶりです。

今回、健康体な紺野姉妹の登場です

ちなみに、ランさんは元βテスターです

今回、アンケートを用意しました

内容はディアベルを殺すか否かです。

投票よろしくお願いします

プログレッシブの所(二層とか)には入りませんので、ご注意ください

さらに言うと、月夜の黒猫団の回が原作ではありましたが、内容が大きく変わります

一層終了後に、キャラ設定を投稿します

ではまた次回

ディアベルは…

  • 死ぬ
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