最強ギルドの黒猫達   作:旭姫

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2022年、2本目の投稿です。

改めて今年もよろしくお願いします


黒猫団のホーム

翌日、キリト達は再び第11層に降り、昨日もいた黒猫団のメンバー達の所に向かっていた

 

キリト「今日はなにするんだ?」

 

ユウキ「もぅ…キリト。ギルドと言えば何がある?」

 

キリト「え?だって、メンバーとか役職は決まってるし…」

 

サチ「どこで活動するのよ」

 

キリト「ああ~!ホームか。」

 

ラン「さすがソロ予備軍…鈍すぎますね…」

 

キリト「ちょっとそこ!ソロ予備軍とか言うな!」

 

そういった話をしつつも彼等のところにたどり着いた

 

ケイタ「やぁ、皆。2日連続で呼び出して悪いね。」

 

サチ「今日から探すんでしょ?」

 

ケイタ「もちろん。2人1組に別れていろんな層を見て回って欲しい。とりあえず、ランとユウキ、キリトとサチ、僕とササマル、テツオとダッカーで行こう。」

 

じゃあ出発!という合図からそれぞれがペアになって各階層に散らばった

 

現在の最前線は34層

 

《アインクラッド解放隊》は《アインクラッド解放軍》と名前を変えて第1層に、《血盟騎士団》は第25層に、《聖龍連合》は第26層にそれぞれの主要ギルドがホームを構えている

 

キリトとサチが目を付けたのは、攻略の休みにたまに訪れていた第22層だった。

 

そして、そこにはキリトしか知らない秘密の建物もあるのだが、今回はそこではなく、主街区の方を探していた

 

キリト「第22層〝コラル〟はいつ来てものどかでいい場所だな。」

 

サチ「そうだね。あの、さ。キリト。気になったことがあるんだけどさ…」

 

キリト「ん?なんだ?」

 

サチ「私とキリト、リアルで会ったこと無い?」

 

キリト「リアルで?」

 

サチ「そう。」

 

キリト「どうだろうか…。でも、何となく初めて会った気はしなかったな。」

 

サチ「やっぱり?実は私もそう思ってね、考えたの。私達って昔に会ったことがあるんじゃないかな?って」

 

キリト「…!?(まさか!?)」

 

サチ「そして昔の友人の中から思い出してみたら1人思い出したんだよ。ね、()()()?」

 

キリト「えっ!?」

 

サチ「覚えてない?私だよ、()だよ。」

 

キリト「まさか…本当に幸なのか?」

 

サチ「6年ぶりだね。」

 

―――――――――――――――――――――

 

キリトとサチ

 

桐ヶ谷和人と北山幸の関係は元幼馴染み

 

キリトがまだ鳴坂だった頃、となりに住んでいたのがサチだった。

 

幼少期から小学2年生になる前まで一緒に過ごしていた

 

小学2年生になる前、キリトは両親が旅行に行くために北山家に預けられていた。

 

預けられて3日後、北山家に悲報が飛び交った

 

キリトの両親、鳴坂夫婦が事故でなくなったのだ

 

そこからは、鳴坂家の親戚である桐ケ谷家がキリトを引き取ることになり、もともと住んでいた神奈川県町田市から桐ケ谷家がある埼玉県川越市へと引っ越すことになった。

 

そこで2人は別々の道を進むことになったのだ。

 

そして、北山家はその4年後に町田市を離れ、横浜市へと引っ越し、そこで仲良くなったのが、今のパソコン同好会と紺野姉妹のメンバーだった。

 

それからキリトは家に馴染めずにインターネットに打ち込み、見付けたのが《Sword Art Online》だった。

 

パソコン同好会と紺野姉妹はリアルではそこまで仲がいいわけではないが、趣味は同じだったと言うことでよくゲームをしていた。

 

そんな時にランがβテストに当選したという話から、本サービス開始の為にソフトを回に皆で並んだりした。

 

そういう過程があって、キリトとサチは6年ぶりに再会することが出来たのだった。

 

―――――――――――――――――――――

 

キリト「まさか、サチも彼処から引っ越してたんだな。」

 

サチ「お父さんの仕事の都合でね。」

 

キリト「へぇ~。なるほどな。」

 

それからは2人で昔の思い出を話ながら、22層で物件を探していた

 

キリト「お!これはどうだ?」

 

キリトが出した物件は、3階建てで一人一人の部屋が余裕で確保できる程の部屋数と広めのキッチン、大きな温泉に家とほぼ同じくらいの大きさの庭がついた一軒家だった。

 

サチ「部屋数も多いし、キッチンも皆で集まれる部屋もある。これでいいかも。」

 

2人はこの物件をNPCにキープさせてギルドの共有チャットにこの物件の事を送った

 

返信はすぐに帰ってきた

 

その証拠に他のメンバーが全員22層へと集まっていた

 

キリト「まさか、満場一致で決まるとはね。」

 

ケイタ「あれだけ良い物件だったら喜んで賛成するよ。」

 

ラン「そうですね。転移門にも遠くないものね。」

 

ユウキ「ここ良いかも。」

 

ササマル「まぁキリトにしては良かったんじゃないか?」

 

キリト「ササマルは俺をなんだと思ってるんだ?」

 

キリトとササマルの会話が一同の笑いを誘い、テンションが上がったことで、遂に購入を決めた

 

値段は850万colとこの時期には少し高めだったが攻略組4人の所持金やもともとホームを買うために貯めていた4人と全員の所持金が充分にあったので買うことが出来た。

 

翌日から数日間はcol貯めと日用品の購入に日数を注ぎ込み、遂にこのギルドホームに定住する日が来た

 

部屋割りは3階に女性陣、2階に男性陣に1部屋ずつ当てられた

 

食事やお風呂などの細かなルールを決めて、遂に《月夜の黒猫団》の活動がスタートした




今回、サチの本名とパソコン同好会の所属していた学校の地区をオリジナルで出してみました

パソコン同好会の地区を横浜市にしたのは、紺野家があったのが、横浜市だった気がするので、こうしました

ちなみに、紺野一家は生存しており、AIDSには感染しておりません。

さて、ギルドホームに関してですが、ホームの値段は適当に考えて、ホームの大きさも少しご都合主義的な感じに仕上げました。

そんなわけで、次回からは原作に戻ってニコラス、シリカと続けていきます。

では、また次回
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