実はチート個性持ちだったんですが   作:神優

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ヤンデレらしいですよ

爆豪Side

 

USJ事件の翌日は臨時休校となった。

そして休校明けの次の日。イズクは発情中なので(諸事情により)学校を休むらしい。

 

 

「お早う」

 

 

相澤先生が教室に入ってきた。

 

 

「先生、無事だったんですね」

 

「無事言うんかなぁ、アレ……というか先生!出久君は大丈夫なん!?」

 

 

クソメガネと丸顔のそんな話声がしていた。

先生が教壇に立つと、

 

 

「いずはここにいる。ただの発情だから俺の傍にいたら大丈夫だ。何よりまだ、戦いは終わってない」

 

「戦い?」

 

「まさか…」

 

「また敵が!?」

 

 

俺、クソ髪、黒目の三人でそんな反応した直後。

 

 

「雄英体育祭が迫っている」

 

『クソ学校っぽいの来たあああ!!』

 

 

大多数の生徒がそんな反応をするなか、誰かが。

 

 

「待って待って。敵に侵入されたばっかなのに大丈夫なんですか?」

 

 

すると先生は。

 

 

「逆に開催する事で雄英の危機管理体制が磐石だと示す。って考えらしい。何より、雄英の体育祭は……最大のチャンス。敵ごときで中止にしていい催しじゃねえ。ウチの体育祭は日本のビックイベントの一つ!!。かつてはオリンピックがスポーツの祭典と呼ばれ、全国が熱狂した。今は知っての通り、規模も人口も縮小し、形骸化した。そして日本に於いて今、嘗ての『オリンピック』に代わるのが、雄英体育祭だ」

 

 

ここまで先生の話を聞いて俺の後ろの後ろに座るチビが口を開いた。

 

 

「その意見も一理あるけどよ、やっぱり中止にした方がよくねえか?。入り口のゲートだってそこまで直ってるわけでもないし」

 

 

チビの質問に対して先生は。

 

 

「峰田の考えも尤もだが、警備は例年の五倍に強化するそうだ」

 

 

その答えに納得したのかチビは首を縦に降っていた。

 

 

「卒業後はプロ事務所に相棒(サイドキック)入りが定石(セオリー)だもんな」

 

「そっから独立しそびれて万年サイドキックってのも多いんだよね」

 

「当然、名のあるヒーロー事務所に入った方が経験値も話題性も高くなる。時間は有限。プロに見込まれればその場で将来が拓ける。年に一回、計三回だけのチャンス。ヒーローを志すなら絶対に外せないイベントだ」

 

 

先生はそれだけ言うと、朝のHRは終了した。

そして四限目終了後の昼休み。

 

 

「あんなことあったけど、なんだかんだ、テンション上がるなオイ」

 

「活躍して目立ちゃプロへのでけぇ一歩を踏み出せる」

 

 

クソ髪と醤油顔がそんな話をしていた。

 

 

「出久君、大丈夫かな」

 

「本当に心配だな。発情、と言っていたが...」

 

 

丸顔はイズクが心配といいながらも、独特な燃え方をしていた。

 

 

「麗日ちゃん、独特な燃え方ね。変」

 

 

蛙にまで言われていた。黒目にもうららかじゃないよなんて言われてた。

そういえば、丸顔に聞いてなかったな…。

 

______________________

飯田Side

 

「え、お金!?。お金欲しいからヒーローに!?」

 

 

階段を下りて食堂に向かう途中麗日君にヒーローを目指す聞いてみたところ、そんな風に返された。

 

 

「究極的に言えば。なんかごめんね、不純で。飯田君とか立派な動機なのに、私、恥ずかしい」

 

 

顔を赤く染める麗日君。

そんな横で腕を激しく動かしながら僕は。

 

 

「何故?。生活の為に目標を掲げる事の何が立派じゃないんだ?」

 

「ウチの実家、建設会社やってるんだけど全然仕事なくてスカンピンなの。こういうのあんま人に言わん方が良いんだけど」

 

「なるほどな。丸顔の個性なら許可取ればコストかかんねーな」

 

「でしょ!?それ昔父に言ったんだよ。でも、父は「気持ちは嬉しいけどな、お茶子。親としてはお茶子が夢叶えてくれる方が何倍も嬉しいわ。したらお茶子にハワイ連れてってもらえるしな-!」なんて頭撫でられながら言われた。だから私は絶対ヒーローになって、お金を稼いで、父ちゃん母ちゃんに楽させたげるんだ」

 

 

憧れだけじゃなくて現実を加味したうえで…。

僕は隣で、

 

 

「麗日くん…!。ブラボー!!」

 

 

と言っていた。爆豪君も「ま、悪くないんじゃねえの」と言っていた。

 

 

「ありがとう、二人とも。ウチの夢を応援してくれて」

 

 

爆豪君は「応援なんかしてねえよ!」と言っていたが、少し顔が赤くなっていたな。

 

そして放課後。

僕達の教室の前には沢山の生徒達がいた。

 

 

「出れねーじゃん!。何しに来たんだよ」

 

「敵情視察だろ」

 

 

そう言って爆豪君は教室の入り口に向かっていき。

 

 

「意味ねえからどけ、モブ共」

 

 

委員長としてこの言葉はさすがに看過できない!

 

 

「爆豪くn」

 

「どんなもんかと見に来たが、ずいぶん偉そうだな。ヒーロー科に在籍する奴は皆こんななのかい」

 

「ああ!?」

 

「こういうの見ちゃうとちょっと幻滅しちゃうかな。普通科とか他の科ってヒーロー科落ちたから入ったって奴、けっこういるんだ。知ってた?、体育祭のリザルトによっちゃヒーロー科編入も検討してくれるんだって。その逆もまた然りらしいよ。敵情視察?。少なくとも普通科おれは、調子にのってっと足元ゴッソリ掬っちゃうぞっつ-、宣戦布告しに来たつもり」

 

 

宣戦布告、か。やはり僕も頑張らなければな。

僕の隣に立っていた爆豪君は。

 

 

「宣戦布告する暇があるくらいなら少しでも自身を鍛えたらどうだ?」

 

 

と言って教室を出ていった。

 

――――――――――

出久Side

 

しょーたさん、しょーたさん。

からだがあつい。いつもより、つよい。まだ誰にも言って無い個性を使ってしょーたさんから個性因子をとって、抹消でかるくはなってるけど、それももう続きそうにない。

これは、僕がしょーたさんに恋をしたのが悪いんだから。だから、ガマンしなきゃ。しょーたさんは僕のこと息子程度にしか思ってないんだから。だから。だけど。

しょーたさんがほばくぶきからぼくをだす。ベットの上に寝かせる。あたまがもうろうとする。しょーたさんが、ほしい。

 

そのしゅんかん。人間のすがたになる。服はくびわに入れたまま。つまり裸。驚いているしょーたさんの唇に自身のそれを重ねる。からだがかるくなる。だけどたりない。

一度出てしまった欲望は抑えられない。もうだめだ、きらわれる。でも。きらわれてもいい。しょーたさんが、ほしい。

 

 

「しょーたさん、だいすき。しょーたさん、しょーたさん、ぼく、しょーたさんが、ほしい。しょーたさんじゃなきゃダメ。しょーたさん、たすけて」

 

 

言った。言ってしまった。ヒーローが看過できない言葉を。しょーたさんだってヒーローだ。その、助けてという言葉を無視できない。だから使った。僕は卑怯者だ。でも。卑怯者でも。今は、しょーたさんが欲しい。しょーたさんが、しょーたさんだけが欲しい。

 

 

「いず?大丈夫か、お前」

 

 

くらくらする。しょーたさんが心配してる。ほしい。ダメだ。おかしい、いつもより強い。

 

 

「しょーたさん、おねがい。ぼく、もう、だめ。おかしい。おかしくなる。しょーたさん、ぼくだけを見て。ぼくだけに見せて。しょーたさんの全部が欲しいの。しょーたさん、だいすき」

 

――――――――――

相澤Side

 

「しょーたさん、おねがい。ぼく、もう、だめ。おかしい。おかしくなる。しょーたさん、ぼくだけを見て。ぼくだけに見せて。しょーたさんの全部が欲しいの。しょーたさん、だいすき」

 

 

その言葉を聞いた時、俺はほぼ全部を理解した。なぜ今回の発情がひどいのか、なぜいずが俺の武器の中で寝ていたのか。なぜ毎日一緒に寝たがったのか。こいつは、俺に恋をしていたんだ。俺がいずを愛していたのと同じように。だが、わからない。なぜこいつは、俺に恋をした?...いまはいい。あとで聞くとしよう。

 

 

「しょーたさん、だめ?」

 

 

その顔を見た瞬間、俺の理性という糸がぷつりと切れた。

 

 

「わかった、いず。...だけどいず、悪い。我慢できないからな」

 

「ガマンなんて、しないで。しょーたさん、だいすき」

 

 

そのあとのことは、正直何も覚えてない。ただ、翌朝の惨状から見て俺はよっぽど乱暴にしたんだろう。その中でも、いずは嬉しそうに眠っていた。ちなみにほかのやつら(同僚)からは、

 

 

「昨日はお熱い夜だったようで」

 

 

と、笑いを堪えながら言われたり(こいつは殴った)、

 

 

「今回は仕方ないだろうけど、今後は自分たちの年齢差と場所と時を考えてね?出久君は未成年なんだから」

 

 

と言われたりした。わかってるよ。根津校長からも

 

 

「壁を厚くしてあげよう」

 

 

とか、恥ずかしすぎる、しかも一々声をかけてくるもんだから合理的じゃない。いずはそんなことを言われるたびに顔を真っ赤にしていた。可愛いなおい。朝のいずは【超回復】で腰の痛みを回復させていた。なんかすまん。

 

そしてそのあと、いずと話をした。俺らの交際に関する取り決めだ。それで決まったことは、

 

1.雄英の職員以外にばれないようにする。

2.事に及ぶのはいずが発情し、尚且つひどい時だけ。それ以外はいずの成人までしない。

3.毎日一緒に寝る。

4.相手に心配をかけない。

 

だ。1は当たり前。2はいずが未成年だから。3はいずが譲らなかった。襲いたくなったらどうすりゃいいんだよ。4は怪我や浮気に気を付けるということだ。理由はいずが心配で発情する危険性があるから。最初の発情も俺が怪我して、それが心配で自分がいるから怪我しないでっていう気持ちで発情したみたいだったしな。

 

 

「いず」

 

「なに?消太さん」

 

「体育祭があるのは知ってるだろ?」

 

「うん、知ってるよ」

 

「優勝したら、ご褒美やる」

 

「ご、ほうび?」

 

「そうだ。ただし勿論ハンデ有りでの、完膚なきまでの1位だぞ」

 

「わかった!消太さんからご褒美貰えるなら地獄の果てまでも行くよ!」

 

「おい、いちゃいちゃすんな。飯が甘ったるしくなる」

 

「昔からお互いに恋をしてたのは知ってたし、早くくっつきなさい、とは思っていたけどくっついたらくっついたで甘すぎるわ」

 

「そういうのは部屋でやりなよ、相澤君、緑谷少年」

 

「いずが横にいるから甘やかしてるんですよ」

 

「じゃあ緑谷少年、私のところにでも来なさヒッ!あ、相澤君、何でそんなに睨むんだい?」

 

「俺からいずを取らないでください。たとえオールマイトさんでも許しませんよ」

 

(((((((いずが横にいる、じゃなくて横にいさせてるんじゃないかなぁ...)))))))

 

という一幕もあった。いずは俺のだから、誰にも渡さない。優勝したら指輪でも買ってやるか。




ど う し て こ う な っ た 。

タイトル変えようと思うんですけど、何がいいと思いますか?2個目を選んだ人は感想で言ってください

  • そのままでいい
  • 提案するよ
  • 知らんがなww
  • さあ、愛を囁こう
  • 消太さんと相棒の飼い猫出久
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