ひかり223号逆転殺人   作:新庄雄太郎

5 / 8
そして、新たな情報が入った。


第6章 情報提供者

「えっ、マネージャーの鮎川が。」

 

「神田川の若松殺しの事で聞きたいんって。」

 

「鮎川は事件の当日は、大阪へ行っていたと言ってるんだ。」

 

「何のために。」

 

「ああ、大阪である番組の出演のことがあるとか言って、大阪のテレビ局へ行ってたと。」

 

「へぇー。」

 

今、桜井と今野が事情を話している。

 

「そうだよ、あの時間帯だと私は大阪へ行っていたんですよ。」

 

「それで、何時の新幹線ら乗られたんです。」

 

「そうだ、証拠があるよ。」

 

と、鮎川は日程表を見せた。

 

1日目

 

午前7時発 東海道新幹線「ひかり3号」乗車 新大阪で下車

 

          大阪駅まで電車に乗り、放送局へ行く

 

集録後 大阪市内のホテルで 一泊

 

 

2日目

 

大阪市内を観光 道頓堀で食事 

 

     生のお笑いを見物 ホテルで1泊   

 

3日目

 

新幹線で帰京

 

と、確認した。

 

「だから言ったろ、俺は若松を殺していないって。」

 

「そうだな、犯行は無理だね。」

 

「今野、裏付けしてもらったわ。」

 

「うん。」

 

と、言って、鮎川は釈放された。

 

「そうか、アリバイありか。」

 

「はい、大阪の飲食店にも問い合わせて見たら、間違いなく鮎川が来ていたと。」

 

「なるほど。」

 

「という事は、犯人は別にいるって事だな。」

 

「犯人は、米原か京都で下車したことになるな。」

 

「いずれにしても、新快速に乗ることも可能です。」

 

そこへ、1人の女子高生がやってきた。

 

「あのー、すいません、ここに鉄道公安隊の特捜班があると聞いたんですけど。」

 

「あのー、あなたは。」

 

「はい、私は虹ヶ咲学園の2年生、上原歩夢です。」

 

「もしかして、琵琶湖のバラバラ死体の事か。」

 

「はい。」

 

「何か知ってるんか。」

 

「殺されたアイドルの森川なんだけど、先週にルポライターの若松に会ってたことがわかったんです。」

 

「本当ですか。」

 

「ええ、私はしずくちゃんとせつ菜ちゃんと侑ちゃんと一緒に調査したんです。」

 

「調査だと、まるで探偵ごっこだな。」

 

南は、歩夢が調べた手帳を見た。

 

「そうか、実はな大津で被害者の遺留品が見つかったんだよ。」

 

「どんなもの?。」

 

「これだ、貝殻のイヤリングだ。」

 

「そうか、犯人が森川のイヤリングを抜き取り琵琶湖へ捨てたんだわ。」

 

「君もそう思うのか。」

 

「はい、それから若松は近江八幡でタクシーに乗ってたって。」

 

「なるほど、貴重な情報ありがとうございました。」

 

「いえ、私も協力する事はここまでで。」

 

「ありがとう、事件の解決は時間の問題だな。」

 

「ええ。」

 

歩夢の情報の元で、被害者の若松も琵琶湖に来ていたと判明された。




歩夢の情報の元に、犯人逮捕の手がかりになった。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。