バトルシップ・シスターズ   作:彼岸花ノ丘

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 銛が電磁フィールドに突き刺さった瞬間、『マッコウクジラ』は明らかに驚いていた。これは一体なんだ? なんで海からこんなものが生えてくるんだ? その顔には、人間にも分かるぐらいそんな感情がありありと出ている。

 これこそがマキナの用意した安全な拘束方法――――『潜水艦』から銛を打ち込むというものだ。

 本来海中は海生物の領分であり、潜水艦など使い物にならないとされていた。だが『マッコウクジラ』はあまりにも電磁フィールドが強力で、海中に潜る事が出来ない。故に潜水艦は真下を取る事が出来、そこから銛を打ち込めたのである。マキナが言っていた八十二番から八十五番は、潜水艦に割り振られていた番号だ。

 銛が貫けたのは電磁フィールドの表層で、『マッコウクジラ』の肉体にまでは届かない。しかし銛の先端には複雑怪奇な形状の返しがあり、電磁フィールドに食い込んだまま外れなかった。

 

「噓、電磁フィールドに食い込んでる!?」

 

「なんでも銛の先端の形が、電磁フィールドが持つ反発力と、周囲に展開する力に拮抗するようになってるとかなんとか……人類の科学力も、まどまだ捨てたもんじゃないわね」

 

 驚くアオイに、アカネはマキナから聞いた理論を説明する。とはいえアカネもその理論をきっちり理解している訳ではないが……

 それでも確かに分かる事が一つ。

 この銛により、『マッコウクジラ』はその動きを大きく妨げられるという事だ。

 

【パ、ギィイイイイイイイッ……!】

 

 『マッコウクジラ』は唸りを上げながら逃げようとするが、銛は四隻の潜水艦と鎖によって繋がっている。如何に巨体を誇る『マッコウクジラ』でも、簡単には潜水艦四隻の重さを振り回せない。

 それでも僅かに動いているあたり、パワーでは潜水艦四隻分を上回っているようだ。恐るべき馬力であるが……動きは遅い。

 これなら狙いを付けるのに、なんの支障もないだろう。

 

【捕縛完了。動きの妨害に成功しました】

 

【良し、潜水艦部隊の任務は完了した。全艦、攻撃を継続せよ。ただし鎖を傷付けるような間抜けは晒すなよ】

 

 マキナの指示により、再び攻撃が始まる。

 

【ギィオオオアオアアアア!?】

 

 爆炎に包まれ、『マッコウクジラ』の悲鳴が上がった。容赦ない砲撃だが、銛は『マッコウクジラ』の真下にあるため、電磁フィールド上部に命中する砲弾で傷付く恐れは殆どない。

 『マッコウクジラ』も逃げ切れないと察したのか。動くのを止め、反撃の砲撃を再開する。しかし向こうも焦りを覚えているのか、今までと比べて精度が明らかに落ちていた。電磁フィールドの展開に注力しているのか砲撃の頻度も低下気味だ。

 明らかに『マッコウクジラ』は弱っている。

 爆炎に包まれその姿が殆ど見えなくても、奴の力が少しずつ衰えている事は、望遠レンズを覗き込んでいるアカネの目にはハッキリと見えていた。

 

【潜水艦部隊が電磁フィールドの大幅な出力低下を感知した。『わだつみ』、出番だぞ】

 

 故にマキナから飛んできた指示への覚悟は、既に決めている。

 

「待ちくたびれたわ。待たされた分、大暴れしてやるんだから! アオイ!」

 

「うん! 全速前進で突っ込むよ!」

 

 アカネの激情に呼応し、アオイが、そして『わだつみ』が動き出した!

 大海原を切り裂き、『わだつみ』は真っ直ぐ『マッコウクジラ』目掛け突き進む。

 最早『マッコウクジラ』は砲撃を止め、軍隊の苛烈な艦砲射撃に耐えるばかりとなっている。しかしマキナの御用学者曰く、軍艦達の砲撃では『マッコウクジラ』の電磁フィールドは破れない。このまま攻撃を続けても、いずれ弾切れを起こし、『マッコウクジラ』の反撃が始まってしまうだろう。

 ここで止めを刺さねばならない。

 

「アオイ! 最大火力を叩き込む! 九十度転換!」

 

「分かった! Gに気を付けて!」

 

 確実な攻撃を与えるべく、『マッコウクジラ』を射程圏内に捉えた『わだつみ』は急旋回。アカネ達を潰さんばかりの慣性を発生させながら、側面を『マッコウクジラ』へと向けた。

 同時にアカネは望遠レンズを覗いたままコンソールを操作し、『わだつみ』の全砲門を旋回させる。目標は無論、真横で懸命に耐えている『マッコウクジラ』。

 三連装六十センチ砲九門、二連装四十センチ砲十六門、十センチ砲十五門……どの軍艦よりも非効率で、どの軍艦よりも過激な数と種類の砲台が、『マッコウクジラ』を捉えた。

 

「『わだつみ』、攻撃を開始する!」

 

 そしてアカネは操縦桿を通して『わだつみ』の射撃システムに指示を叩き込む。

 全砲門解放、後先考えずに撃ちまくれ――――と。

 その命令に応えるべく、『わだつみ』の砲門が一斉に火を噴いた!

 全砲門の同時攻撃はさながら雷鳴が如く爆音を轟かせ、今も射撃を続けている軍艦達の艦砲音を掻き消す。一発当たり四トンに達する六十センチ砲弾は音速の四倍もの速さで突撃し、『マッコウクジラ』が居るであろう爆炎中央に着弾。

 他の艦砲による爆風を吹き飛ばし、自らが発した爆炎だけで『マッコウクジラ』を覆い尽くす。続く四十センチ砲達も次々と命中し、爆炎をより派手なものへと彩る。

 

【ギイイイイイオオオオオオオオオッ!?】

 

 やがて響く、苦悶に満ちた叫び。

 恐らく砲弾は電磁フィールドを貫いていない。されどその衝撃波は電磁フィールドで中和しきれず、到達したと思われる。

 つまり、『マッコウクジラ』に攻撃が届いたのだ。

 

「よしっ! 攻撃を継続! 全砲門が使える角度を維持したまま『マッコウクジラ』に接近して!」

 

「う、うん! 分かった!」

 

 『わだつみ』は『マッコウクジラ』に側面を向けたまま、走り始める。緩やかな弧を描くような軌道での接近であり、一メートル距離を詰めるのに何十メートルもの前進を必要とした。それでも着実に距離は縮まり、空気抵抗を受ける距離が減る分、砲弾着弾時の衝撃はより大きくなる。

 火を噴く度、六十センチ砲が与える打撃は大きくなる。『マッコウクジラ』の悲鳴も大きくなり、もう止めてくれ、助けてくれと言っているように聞こえた。

 思えば、コイツもまた野生動物でしかない。

 アカネ達の両親を殺したのは、間違いなく『マッコウクジラ』であろう。しかしそれがこの個体とは限らない……いや、仮に生息数が数百頭しかいなかったとしても、確率的にコイツは無関係な個体だ。

 つまりこれは八つ当たりである。コイツからしたら身に覚えない事で断罪され、殺されようとしている。

 率直に言って、可哀想だ。

 ……人というものは生殺与奪権を握る事で、やっと他者を許せるものらしい。自分の中に浮かんできた気持ちに、自らが如何に俗物であるかを感じてアカネはため息を漏らす。

 だが、これは自分の復讐であるのと同時に、人類の生存を掛けた攻防だ。許すという選択肢はない。

 

「『わだつみ』、射撃を一時停止……全砲門の一斉射で止めを刺す!」

 

 断続的な攻撃では埒が明かないと、アカネは『わだつみ』の砲撃を一旦止める。

 射撃を止め、一斉に充填されていく砲弾の音が操舵室にも聞こえてきた。頼もしい音に、アカネの心が静まっていく。

 されど、最奥で燃える炎は消えやしない。

 

「全砲門、撃てぇっ!」

 

 激しく、熱い号令を受け、『わだつみ』の砲門が火を噴いた!

 ――――そう、火を噴いたのだ。

 その瞬間、『わだつみ』を砲撃以上の揺れが襲った。

 

「きゃああっ!? えっ!? え、えっ!?」

 

「お、お姉ちゃん!? な、な、何が、起きて……!?」

 

 突然襲われた揺れに、アカネもアオイも戸惑う。先に我を取り戻したアカネは『わだつみ』に異常がないかを確かめるべく、一旦望遠レンズから目を離し、自席のモニターに表示されている情報を見た。

 アカネがその目を大きく見開くのに、さしたる時間は必要なかった。

 『わだつみ』に起きた異常は極めてシンプル。主砲の一つが、跡形もなく吹っ飛んでいたのだ。先の爆発は火薬が引火し、誘爆した結果か。新調された『わだつみ』の重装甲でなければ、そのまま他の砲弾の火薬にまで火が届き、爆散していたかも知れない。

 だが、何故主砲が吹き飛んでいる?

 『マッコウクジラ』からの砲撃か? 否、そんなものが飛んできたならソナーで反応を捉え、アオイから報告があった筈。それに照準を付けるためアカネはずっと望遠レンズを覗き込んでいたが、『マッコウクジラ』が射撃を行った素振りはない。

 だとしたら何かしらの事故? このタイミングで?

 疑念が大きくなるアカネを余所に、二度目の震動が『わだつみ』を襲う。モニターを見れば、六十センチ砲が更にもう一つ、四十センチ砲が四つ吹き飛んでいた。今は発砲すらしていない。やはり事故なんかではない!

 

「お、お姉ちゃん……あ、あれ……」

 

 いよいよ訳が分からなくなった時、アオイが震えながら、操舵室の窓を指差していた……いや、窓ではない。窓の外を指差していると、アカネは気付く。

 途端、ぞわぞわとした悪寒がアカネの背筋に走る。

 見てはならない。見たら負ける……何故か、そんな感情が脳裏を満たす。けれども見なければ、何が起きたか分からないままだ。アカネは勇気を奮い立たせ、アオイが指し示す場所を見遣る。

 そこには、巨大な光の塊があった。

 否、それは『マッコウクジラ』だった。『マッコウクジラ』を包み込んでいる電磁フィールドが、大きく膨れ上がっていたのだ。初めてその姿を見た時と比べ、何倍もの大きさに。膨れ上がった際の勢いでか、今まで姿を覆い隠していた爆炎が吹き飛ばされており、中の『マッコウクジラ』の姿が丸見えとなる。

 『マッコウクジラ』は全身の血管を浮き上がらせ、目を血走らせていた。肌がほんのりとだが赤らみ、その顔には人間でも分かるほどの苦悶の色を浮かべている。

 

【ギ、イイィッ!】

 

 そして苦しみに満ちた叫びを上げた

 瞬間、空を満たす暗雲から降った雷が、軍艦の一つを直撃する!

 雷は軍艦の主砲に命中。粉々に打ち砕いたのみならず、砲弾の火薬にまで到達したのか。主砲周りが爆発を起こし、軍艦の船体三分の一が吹き飛んだ。

 一見して、不運な『事故』である。

 運悪く雷に襲われる漁船は、数年に一度程度だがアカネも耳にした事がある。とはいえ大抵は船で最も高い位置にある通信アンテナに命中するもので、被害は精々高価な通信機器がおしゃかになる程度。砲台に当たり、火薬に引火するなんて、何十年に一度あるかないかの『大事故』だろう。

 そんな『大事故』が、更に二度、三度と続いたなら?

 間違いない。否定出来ない。これはあの『マッコウクジラ』の真の能力。

 ()()()()だ。

 海生物には電磁フィールドや電磁パルスの有無をどうこうする力なんてない。しかし体内に生じたものを、形を変えて使うぐらいは出来る。『マグロ』が超高速で泳げるのもその応用だ。『マッコウクジラ』の電磁パルスは何もせずとも暗雲を生じさせるほど強く、その行く先を空へと集結させて雷を誘発し、波形やらなんやら用いて誘導すれば……雷を目標に向けて落とす事も可能かも知れない。

 等と理屈めいた事を考えてみたが、やはり理性は現実を直視する事を拒む。天気も操るなんてあり得ない、出来る訳がないし、出来てはいけない。

 そんな事が出来るのなら、そいつはもう、神と呼ぶしかないではないか。

 

【さ、三番! 砲塔破損! ゆ、誘爆す――――】

 

【十一番駄目だ! 雷がエンジンを直撃して動けない! なんだって一番低い場所に当たるんだよ!】

 

【七十一番、主砲が全門破壊された。戦闘続行不能】

 

 呆けるアカネの耳に、続々と軍艦達の悲痛な叫びが届く。まるで否定する人間達に現実を突き付けるかのように、次々と軍艦が破壊されていく。

 『マッコウクジラ』にとってもこの攻撃は負荷が大きいのだろう。電磁フィールドの中で、奴は苦しそうに喘いでいる。少なくとも八十隻を超える大艦隊は、『マッコウクジラ』を本気にさせるほどに追い詰めた。

 だが、それだけ。

 降り注ぐ雷撃は止まらない。砲台を貫かれた船が爆沈する。エンジンを撃ち抜かれた船が止まり、傾いて沈む。船体のど真ん中に大穴を開けられ、へし折れる。一隻、また一隻、更に一隻……頭から放つ砲撃の比ではない連射と威力に、軍艦達が次々と沈んでいく。

 

【怯むな! 攻撃を続けろ! 攻撃しなければ奴の防御は、ぐあっ!?】

 

 ついにはマキナが乗る一番艦『ワシントン』さえも雷鳴の餌食となった。一番艦の砲台が弾け、爆散する。余波を受けた司令室の壁と窓は、捲れ上がるようにして裂けていた。

 そこに止めとばかりに、追撃の雷が落とされる。砲弾に火が付いたのか、一番艦の船体前方が吹き飛んだ。剥き出しの司令室に、灼熱の炎と、銃弾のように細かくて速い金属片が飛んだ事だろう。中の人間がどうなったかは、語るまでもない。

 司令官を失い、いよいよ戦場の混乱は留まる事を知らなくなる。攻撃する船、逃げ出す船、右往左往する船。統率は失われ、部隊としての体を成していない。

 

「ま、まだ……まだ『わだつみ』は……」

 

 それでもアカネは戦う意思を失っていなかったが、僅かに砲台を動かした瞬間、雷撃が砲台に襲い掛かる。最後の主砲が破壊され、副砲も狙い撃つように無数の雷が落ちた。鋼鉄の砲台を貫いた雷撃は砲弾に火を放ち、無数の爆発を『わだつみ』の表側で引き起こす。特に主砲の弾薬より生じた爆発は、近くにあった『わだつみ』の操舵室を歪め、破壊するほどの威力があった。

 『わだつみ』の火力喪失後は、もう『マッコウクジラ』の独壇場だった。逃げようとする船も、反撃しようとする船も、何もしていない船も……降り注ぐ天の裁きは、全てを海の藻屑に変えていく。何人たりとも見逃してはくれず、通信機から発する悲鳴と懇願も聞き入れてもらえず。

 時間にして、五分も掛かっていない。

 たった三百秒にも満たないうちに、『わだつみ』と八十隻の軍艦は、『マッコウクジラ』によって粗方砕かれた。

 

「ぐ……アオイ……生きてる……?」

 

「な、なんと、か……」

 

 『わだつみ』の操舵室にて、辛うじて生き長らえたアカネは妹の無事を確かめる。姉妹仲良く爆風で吹き飛ばされ、操舵室で横になっていた。

 アカネは起き上がり、室内を素早く見渡す。操舵室の窓は軒並み割れ、中の機械や壁には、爆発によって飛ばされてきたと思われる金属片が突き刺さっていた……実のところ、アカネの腕にも大きな金属片が突き刺さっている。血がだらだらと溢れ、辺りを赤黒く染めていた。とはいえこんな程度、海で生きていれば掠り傷のようなものだ。

 遅れて起き上がったアオイの姿も見たが、致命的な傷は負っていないように見える。折れた骨が肺を突き刺している、内臓が破裂しているなどの可能性は否定出来ない。しかしアオイは、少なくとも姉の目には苦痛を抑え込んでいるようには見えなかった。むしろアカネの腕の傷を見て酷く狼狽するぐらいだから、自分より酷い怪我はしていないとアカネは判断する。

 酷い惨事だが、『わだつみ』の重装甲のお陰で船体そのものが吹き飛ぶ事はなかった。飛んできた破片が致命的な場所に当たらなかったのは、幸運と呼ぶしかない。

 ……『わだつみ』級の重装甲を積んでいる船は、他にいない。自分達ほどの幸運に恵まれる可能性なんて皆無だ。

 窓を失った操舵室から、絶望の景色が一望出来た。

 動かなくなった船は轟々と炎を上げており、立ち昇る黒煙が周辺を黒く埋め尽くす。されどその中であっても、『マッコウクジラ』の電磁フィールドは煌々と輝き、存在感を露わにしていた。何もかもを破壊し尽くし、あらゆるものを殺戮し、その事を誇るようにラッパのような咆哮を上げる。

 その姿は、正しく神のよう。

 驕れる人類に鉄槌を下すべく現れた、神にも等しき存在感。否、神そのものではないか。天候を操り、『神鳴り』を降らしているのだ。これが神の所行でないのなら、一体なんだというのか。

 そして神を縛り付ける事など、出来はしない。

 

【は―じゅ―――ひ、引っ張――!】

 

 壊れかけた通信機から聞こえる、断片的で、悲痛な言葉。その言葉の意味と、誰が発したかは、すぐに明らかとなる。

 『マッコウクジラ』が浮上を始めたのだ。動きはゆっくりだが、着実に空へと空へと浮かんでいく。するとどうだ。海中から『マッコウクジラ』に銛を打ち込んでいる潜水艦も、引き上げられるではないか。

 

【だ、駄目だ! 止められない! おい! 海上部隊何が起きている!? 何が】

 

 浮上し、距離が縮んだからか。潜水艦の声がハッキリと聞こえるようになり、直後、潜水艦の背中が海面に見えた。

 『マッコウクジラ』は彼等に判断する時間すら与えず、神鳴りを天から斜め向きに四発落とす。強力な放電現象は潜水艦の装甲にひびを入れた。通信機から悲鳴が聞こえたのは一瞬……次に聞こえてきたのは、ざあざあと鳴る流水の音のみ。

 『マッコウクジラ』はまた雷を落とし、銛と繋がる鎖を焼き切る。鎖が海面に落ちるのと共に、潜水艦達は海底へと沈んでいく。

 そうすればもう、『マッコウクジラ』を邪魔するものは何もなかった。


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