(投稿頻度からは目逸らし)
ホント遅くなって申し訳ないです
今回は先代メインで進みます
side REX
紆余曲折あって数ヶ月、どうにか抑制剤を作り上げる事に成功した。その間の制作過程はどうしたかって?・・・何も聞くな、言い出しっぺが言うのもなんだが、あんな地獄の作業二度とゴメンだ。
チラリ、と他のメンバーを見てみるがハードルがあまりにも高かった為に感情が消えて負のオーラが可視化できそうなくらいである。比喩とかじゃなくマジな方でだ。かくいう私も流石にしんどい。精神的にかなり持ってかれた。この状態では大変宜しくないためすぐさま睡眠を実行する。自分の部屋に戻ってからとかその前にシャワーを浴びるとか知ったことじゃない。例えそこに硬い地面しか無くとも身体が悲鳴をあげているのなら寝る。寝れないでは無い、無理にでも寝ておくのだ。そうしなければ持ちそうにない。他3人も同じ結論に至ったらしく、既に地面にその五体を投げ出していた。私もこれ以上は限界なので寝る。誰がなんと言おうともだ。後はこれを被害を
やる事はやったし、取り敢えず今はとにかく休息が必要だ。
そう結論付け、私は目を閉じ意識を手放した。
sideout
side秋雨補佐
やれやれ、全く無茶をする。
疲労から床で爆睡している4人に対し私は心の中でそう零す。
作業デスクの上にはペン型の注射器と思しき物が数十本、ケースの中に収まった状態で置かれている。
理論のりの字しかないと言っても過言ではないオーバーテクノロジーであるはずのナノマシンをたったの数ヶ月、それもAIのサポートしかない状態で作り上げてしまったのだから、こちらも頭を抱えたくなるというものだ。最先端の施設で必死に研究している技術者達が聞いたら脱帽する事間違いなしだ。尤も、これを流出させるような輩が居ればこちらで即取り押さえるが。
・・・本当にレックスには頭が上がらない。彼女は基本誰に対しても一歩引いて接するが、行動を起こす時はいつも誰かのために動いていた。
そして今回も、まるで全て自分の行動が招いた事だとでも言わんばかりに後始末のために奔走している。
・・・だが、それでいいのだろうか?
何時までも彼女に頼り続ける事が、本当に正解なのだろうか?
きっとこれを言葉にしたとて彼女のことだ、何食わぬ涼しげな顔でそんなもの気にしなくていいと言い切ってしまうだろう。
彼女は強い。それも自分がどんなに追い込まれようとも何でもないと嘘を突き通し、それを周りが信じてしまう位には。だからこそ、その強さに潰されないか心配で仕方ない。
たまには誰かの為ではなく、自分の為に動いてもバチは当たらんというのに。
そんな事を考えながら、そっと彼女の頬を指で軽く撫でる。
少し
「・・おはよう、先代」
「おはよう。すまない、起こしてしまったな」
「いや、こちらこそすまない。物が出来上がったにもかかわらず報告の義務を怠ってしまった。」
「君は少々働きすぎだ。そこまで急ぐ必要は無いだろうに」
「なに、少し前までグータラしてたのだ。コレぐらいしなければ釣り合わんだろう。」
「それはいいが、せめて毛布にくるまって寝たらどうかね?」
「生憎と、それをする前に睡魔に負けたのでな。人間誰しも欲には勝てん」
「やれやれ、そこは素直に聞き入れて貰いたい物だな」
「私がこういう性格だと言うのは理解しているだろう。尤も、任務であれば反論などせずに従うが」
これか、軽くため息がでる。
任務や補佐としての仕事中であればこちらの指示には素直に従うが、それ以外のだとあまりこちらの意見を聞き入れようとしない。
しかも、前よりそれが態度に出ているような気がしてならない。
念の為に忠告すれば、やはりというか彼女自身は気がついてなかったらしく素直に感謝の言葉を述べていた。
話を中断し、デスクに向かうと箱の中からペン型の注射器を取り出し、彼女に聞いた。
「これは本当に使えるのかね?」
「生憎と、臨床試験はしていなくてな。ぶっつけ本番で行かせてもらう」
「いきなりか。また反感を買いかねんぞ?」
「ならば受けなければいい。というのは流石に冗談だが、一々そんな事をしてる暇がなかった。まずは此処に残っている者達からだ。何、理論上は問題ないとも」
「それが一番信用ならんのだが・・・まぁこの際だ、何かこちらで手伝えることはあるかね?」
「ならば根回しと情報統制を頼もう。全て内密に行う必要があるからな」
「分かった。引き受けよう」
「他の連中はまだ寝かせておく。文句一つ言わずにあの激務を手伝ってくれたからな。今起こして手伝わせるのは流石に酷という物だ。それにー「いいえレックス、今は貴方もも休むべきよ」
そう言って話に割って入ってきたのは、此処の提督である私の娘だった
短いですけどキリがいいのでここまでです
文才と描写能力、そして創造力が欲しい(強欲な壺)