艦娘であり艦娘ではない   作:コロタン

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皆様こんにちは
タイトルでわかる通り、今回はようやくクソ提督をぶちのめします
また、感想などは非ログインでも出来るようにしてるので気軽にどうぞ


クソ野郎に鉄拳を

「私は、人と兵器を繋ぐ歯車だ。それ以上でもそれ以下でもない。」

そう言って彼女は去って行った。「今のは、どういう意味でしょう?」

私は加賀さんに聞いてみた。でも、彼女も答えの意味は分からないらしかった。私は思考の海に溺れそうになっていたが「加賀さ〜ん、ミズーリさ〜ん」と声を掛けられたためそれも出来なかった。

 

顔を向けると同じように大本営と監査部から来た人達が合流し始めていた。先程声をかけてきたのは青葉さんだ。私と加賀さんは念の為、先程起こった出来事を全て伝えた。皆動揺を隠しきれていなかったが、青葉さんだけは「その現場に居合わせたかったな〜羨ましいな〜」と呑気していた。この人は記者としても活動していて、記事のネタになりそうなものは逃さないのだ。

そして、もう1人、同じ監査部から来ているレイだけは複雑な表情をしていたのを、私を含めたみんなが知らないのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

記憶を頼りに進んで行く。

鎮守府内の案内板を見る限りは、執務室の場所は変わっていない事が確認できた。後はこの巫山戯た祭りを終わらせるだけなのだが・・・・・歯向かってくる艦娘達が多いのだ。

そりゃ絶望を味わって逆らえない迄に疲弊してる可能性も捨てきれんがな?もう少しガードを緩くしてくれんか?こちとらそこの角曲がって部屋に入って全部終わらせたいだけなんだが?しかし、そんな事はお構い無しでも撃ち続ける艦娘達。

流石に一人一人対応してはキリがないので別の武装を展開する。これだけ固まっていれば狙うのは容易だからな。そう思って次に私が召喚したのは先程のようなものではなく、体に取り付けてあるタイプのやつだ。両腿の外側に5発ずつ、背面にある発射装置から5発、計15発の対戦車ミサイルだ。流石に全部撃つと後始末が色々面倒なので今回撃つのは右腿の5発だけだ。ん?ロックオンはどうするのかって?・・・・

簡単だ、目視で行う。少なくともこの狭い環境なら目視で十分だ(敵が遠くにいる場合は双眼鏡を使う)

但、さっきのミズーリとやらの話ではこの鎮守府の艦娘達は保護対象らしいからな。無闇に傷をつける訳には行かんので、彼女達には当てず、通過させてもらう事にする。近くにある瓦礫の山に1発、曲がり角の壁に1発、2m手前の床に1発、残りは天井だ。

 

打つ場所を決め、敵の弾幕が薄くなった隙を着いて飛び出し、ミサイルを発射する。

点火したミサイルは勢いよく飛んで行き、狙い通りの場所を破壊した。これで時間が稼げるのでさっさとそこを通過した。

 

 

そして、漸く提督執務室に着いた。

最後に入ったのは秋雨提督が退役を私に知らせた日までの為、若干緊張しているが問題はない。そしてそのまま入ろうとしたが入れなかった。(そりゃそうだ)そう、今現在この鎮守府は悪事がバレ、追い込まれてるのだ。そんな時に1番防備を固められる執務室に籠城しないやつがあるだろうか?

私が向こう側だったら間違いなくここに籠る。だが、そうは問屋を卸させないのが私だ。銃器で脅してもいいが、逆に緊張を煽るだけだ。形振り構わない人間がどれほど恐ろしいか知らない私ではない。

たが、どれだけこいつ等が籠城しようと、私の前には無力ということを分かってない時点でチェックメイト(詰み)だ。さて、さっさと終わらせるとしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は今、絶望の淵に立たされている。

それこそ、こうして籠城位しか出来ぬほどに追い詰められていた。

どこから漏れたかは知らんが、ここの不祥事が上へ伝わってしまったのだ。そして今日の朝、八時半に大本営の連中が此処へやって来た。

私は館内放送で、全力で抵抗しろ、実弾の使用も問わないと言った。

これはあくまで私や憲兵長が逃げられるまでの時間稼ぎ程度でよかったのだ。幾ら練度が低い出来損ないたちでも実弾とあらば向こうの戦力を食い止められるからな。だが、そして後は抜け道を使って逃げるだけとなった時だった。ありえないことが起こった。徹底抗戦を指示したあと直ぐに、謎の爆発が起きたのだ、さらに負の連鎖は止まらない。

また例の爆発音がしたかと思えば、音は近づいていたのだ。

有り得ない。有り得るはずが無いのだ。ここに居る傀儡共(艦娘)は全員が我々に抵抗などできないようにあらゆる手を使って手懐けた。薬物や精神攻撃、時には人質を使う等徹底していたはずなのだ。

そして、その後に襲ったあの小規模爆発・・・・あれは間違いなく最終防衛ラインを突破された。

 

ならばせめてもの意地としてドアに簡易的ながらここにいる憲兵達を使ってバリケードを作り上げた。そうして出来ることを全てやって逃げようとした時だった。

 

謎の青い光によって、ドアはバリケードごと破壊され、蹴破られた。

そこに居たのはこの鎮守府でも1度も見たことの無い艦娘だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、私が何をしたかと言うと対してむずかしいことはしていない。

左腕の艤装を展開し、その中にあるレーザーを起動し、ドアを切り刻んで後は駄目押しに蹴破れば終わりだ。そーして部屋を見渡すと。

逃げようとしている馬鹿2人、固まったまま動かない無能たちが10人、

とまぁ、バカ丸出しの構成人数だった。普通あそこまで首輪握っているのなら3人位は護衛として残せばいいものを。なんて取らぬ狸の皮算用をしていると、白い方の馬鹿がうろたえていた。早く私を倒せと指示を出していた。生憎と、人間相手なら艤装なんて必要ない。

何よりあいつら人間の兵器なんて効きめ無いの知ってるはずなんだけどな。まぁ、いっか適当に捌いておわらせよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだ!?何なんだあいつは!?あんな化け物存在するなんて聞いてないそ!!

そんなハチャメチャな事があっていいものか!

私の権利は絶対だ!私はビクついて動けない無能たちに指示を出した。

「お前たち何をしている!?早くあいつをどうにかしろ!!」

憲兵達はその言葉でようやく我に返ったらしく、その命令を聞いてようやく行動し始めたが、それではあまりにも遅すぎる。

彼女は一瞬で1番前にいた憲兵に近づくと、右腕で襟元を、左で袖を掴み、

そのままそいつを床に叩きつけた。

たった一撃

それだけで訓練された兵士を気絶させる

その挙動を1目見ただけで他の憲兵は動揺し、その波紋は提督まで広がる。

もし、ここにアメリカ兵や軍隊格闘に詳しいものがいれば、今放ったのがCQCであるということが分かるだろう。だか哀しいかな。

ここにアメリカ兵や軍隊格闘のプロはひとりとして存在しない。

 

彼女は一気に硬直していた提督の元まで進むと彼を片腕で持ち上げ、壁に叩きつけた。しかも今度は向かってきた憲兵の時とは違い、全力だ。

艦娘の本気など、人間が受ければすぐ重症になるのは目に見えている。

 

ヒューッヒューッと浅い呼吸を繰り返す提督に近づき執務室の机に再び叩きつける。そして、怒りの籠った声でこういった。

「今すぐに戦闘を中止させ、武装放棄させろ」

最早彼にできることは大人しく指示に従うことだけだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その10分後、何とか喋れるようになった提督は、館内放送で全艦の武放棄を指示。

これにより、大原鎮守府の騒動は一通り幕を下ろした形になる。

 

 

 

 




如何でしたか?
因みに途中て、平仮名のままさっさとおわらせよって書いてあるところがありますが変換ミスとかじゃなく、主人公の気だるさ感を出してみました
では何故主人公は画面倒そうにしていたのか?
1.艦娘を護衛にせず防衛に全て回した事
2.執務室の人員を見て、あっ、コイツ無能だ、と判断した為
3.憲兵との戦闘中にさっさと逃げればいいものを何時までもそこにいたから。

完全な余談ですが、憲兵長はドアを蹴破った時に近くにいた為瓦礫に埋もれて逃げられなくなりました。


一応これで大まかに考えてた分は出し切った形になるので
今回みたいなハイスピード投稿は出来なくなりますがこのシリーズはこれで終わらせずに続けるつもりではいます
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