怨讐者とSperior   作:ふぇるみん

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どーしてこんなに遅くなるのか

掛け持ちしすぎてるからに他ならない

だけどやめられない止まらない


第11話 粒子学の果てに

奴に促されそばにあるソファーに座らされて数分。空間は異様な空気に包まれていた。

 

「な、なぁ....そろそろの下敷きになってるやつを.....。」

 

「この子はもう少し痛い目見た方がいいからこのまんまかな〜。」

 

「昨日今日とボコボコにされるボクの身もちょっとは考えてくれェ.....。」

 

グェェと断末魔の叫びを上げているダーウィンの姿に千冬はおろかセシリアまでも唖然としている。すると、再び扉が開く。

 

「待たせちゃってごめんね、フェルミちゃん。」

 

「やっと来たんだね〜これでようやく話ができる。」

 

そう言いダーウィンを開放した。ダーウィンはすぐさま浮くと軽く払い反対側にあるベッドに籠もった。クーロンとフェルミも同じくソファーの反対側にあるベッドに腰掛ける。

 

「さて、直球に言わせてもらうよ。セシリア、君は今後どうするつもりだい?」

 

フェルミの問いに対しやはり、と言った様子でセシリアの動きが目に見えるように固まった。

 

「.....正直に言えば一度帰国して状況を整理したいですが、どうせどこもかしこも途絶している状況で戻ったところでどうにかなるわけでもないのは分かってますわ。それをするくらいなら今ここであなた達を場外乱闘でケリをつけた上で制御権を奪取したほうがまだ現実味がありますわね。」

 

「.....へぇ?」

 

セシリアの言葉にフェルミが不意に顔を歪ませた。セシリアはそのまま言葉を紡いでいく。

 

「もちろん今のままもう一度挑めば先の戦いと同じく無様に敗れるでしょう。ですが、それで祖国を捨てる事なんてできませんし、ましてや捨てるつもりも有りませんわ。」

 

「....言うようになったじゃん。」

 

「後ろにいるウィンさんの姿が無かったらこんなこと決めませんし言えませんでしたわ。ですが、決めました。祖国とウィンの為ならあなた達全員を敵に回してでも制御権を奪取すると、ね。」

 

「オルコット.....お前。」

 

それは揺るぎ無い戦乙女の決意であった。それを決めたなら何も言うまいと千冬も言葉を濁した。それを見た二人は不意に顔を合わせると溜息をついた。

 

「...ふふ、アッハハハハハ!!!」

 

「やっぱり...ふふ....最後の最後でこんな返しをしてくるとは思っても無かったですけど。フェルミちゃん、これは良いかな?」

 

「良いんじゃない?今までの彼女は見下す事しかできない彼女だったけど、今の彼女は紛れもない一人の戦士だ。それこそ適合者さんと似た覚悟だ、僕も良いと思うよ〜。」

 

「....へ?」

 

「おい、どういうことだ?セシリアを試したのか?」

 

「いえ、そういうわけではありませんけども。」

 

二人の困惑した顔にクーロンたちはくすりと笑って反応を返す。と、不意にフェルミがセシリアの目の前にある机の手元に一枚のチップを置いた。

 

「このままセシリアちゃんが不貞腐れてたら今度こそこの場で消そうと思ったけど、杞憂だったみたいだね。」

 

「みたいだね〜。さて、このチップは【EvSExtra】。その最初の試作品。これをセシリア、貴女に託そうと思う。」

 

「っ.....その手のひらの変えしようはなんですの?何を見返りとして求めていますの?」

 

セシリアの顔が渋くなりいつの間にか手のもとにはスターライトが握られてフェルミの目の前に銃口が向けられていた。銃口を向けられても涼しい顔のフェルミにある種の反応でアンパーを向けているクーロン。どちらが有利かと問われればどちらとも言えない。千冬は既に介入に値しない領域まで居ると感じたのかそれ以上追求する構えは取っていなかった。

 

「そこまでま怪しむことができるなら及第点。そうでしょ?ダーウィンちゃん。」

 

「あぁそうだよ!全く、こんな茶番付き合ってられないよァ!」

 

「.....茶番、ですの?」

 

「言ったじゃん、最初の試作品を君に預けると、ね。」

 

「だからそれが怪しいって言ってるんですのよ!?」

 

「.....はぁ、ダーウィン、全部話してあげて。」

 

「今の空気は二人で話すところだったでしょ!?」

 

「直接的原因を知っているあなたの方がいいでしょ。」

 

そして二人に促されたダーウィンは事の真実をすべて偽りなくセシリアに告げた。事の全てを知ったセシリアは一人佇むように黙り込んでしまった。

 

「そう....ですの、元凶となる原因はあなた達の戦争.....なのですか。」

 

「うん、それでイギリスのあの事故が起きた。これは紛れもなく私達の落ち度であり、今後私たちが誠意を持って償わなければならない。セシリア、君もその一人だ。」

 

ダーウィンがボソリとつぶやき頭を下げた。その様子を二人は神妙に見ておりその姿はいつもより薄く見えた。

 

「.....それでしたらこの拡張機能は受け取りますわ。ですが、なぜこれを?渡すなら別のものでも良かったはずでは?」

 

「それもそうなんだが....クーロンの豹変ぶりを見ただろう?」

 

「っ.....あの突然の口調の変わりようですか?」

 

「そう。あれは機体内部に隠れてた私達の世界で言うところの災害と呼ばれるものの意思が直接反映された状態。それをクーロンは自己制御で作動させたって話。」

 

「っ!?....まさか。」

 

「そ、同じようなことが他のISにも起こりうる可能性があるって話。事実、簡易解析したセシリアのISにも確認できたよ。それも知りうる限り特別面倒な災害が隠れてる。」

 

「んなっ!?.....」

 

まさかの事実にセシリアではなく千冬が反応した。セシリアの方はもはや無言である。が、事実を受け止めたのか再起動しその隠れているやつのことを聞き始めた。

 

「まあ、傀儡とでも言えばわかるか.....?」

 

「.....サクリファイス?」

 

「ああ、訳するとそうなるな。せいぜい呑み込まれないでくれ。最悪殺さないとならなくなるからな。そのためにそのEvSがあるようなものだしなァ。」

 

「ええ、肝に銘じておきますわ。」

 

「それなら良し!整備室にセシリアちゃん用の試作武器も見繕っておいたから役立ててね!」

 

サラッとクーロンが流し読みするかのごとく武器のことについて喋りセシリアがそれに驚いたのもまた一つのエピローグである。

 

To be continued.....




あかん!!!

クラフィ×ISめっちゃむずい!!!


なんで俺これ書こうと思ったんだろうか!!!
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