手にした竜騎士と破滅が気難しい   作:アマゾンズ

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友情のために戦う。

二つの種族から力を借りる十代。


第23話

翌日、遊来が学園内で行方不明になってしまい、その話題は十代達を震撼させていた。

 

それは彼と交流のあった生徒達も同様である。特に彼からデッキのアドバイスや戦術を一緒に考えてもらっていた生徒が顕著だった。

 

「竜騎士様が行方不明に!?」

 

「嘘だろ!?アイツのおかげで俺のデッキの短所が解ったのに!」

 

「でも、アカデミア内で行方不明って・・・一体何が?」

 

それと同時にレッド寮内で十代、翔、隼人の三人が机を囲んで話し合っていた。それは恩師である大徳寺ことアムナエルから伝えられた事だ。

 

「大徳寺先生は、この学園に大いなる災いが来るって言ってたよな?」

 

「うん、だけどセブンスターズはまだ居るって」

 

「相手は一体誰なんだな・・・」

 

「分からない、遊来も居なくなっちまったし・・・」

 

三人が暗い雰囲気の中、光と共に、部屋の中へと倒れてくる人物がいた。それは実体化した『破滅の女神ルイン』であった。身体中に汚れがあり、此処まで来ただけでも辛かった様子が見て取れる。

 

「ひえっ!?だ、誰ッスか!?この超絶的な美人は!?」

 

「この人は・・・!」

 

「間違いない!『破滅の女神ルイン』だ!!」

 

『遊・・城・・・十・・・代・・・みな・・さん・・・うううっ!』

 

「一体どうしたんだ!?遊来と一緒じゃなかったのかよ!?」

 

十代は自分が使っているベッドへルインを横にさせると、落ち着くのを待って話を聞く事にした。

 

「落ち着いたか?」

 

「すみません、皆さん・・・」

 

「それよりも、ルイン・・さん?どうして、そんなにボロボロになってたんッスか?」

 

「そうなんだな・・・」

 

「マスターが行方不明になっているのは知っていますね?」

 

「ああ、アカデミア内で居なくなったって持ちきりだから」

 

「マスターは今、闇に囚われ闇の竜騎士として、セブンスターズのメンバーにされています」

 

「なんだって!?」

 

「遊来くんが!?」

 

「セブンスターズに!?」

 

ルインから伝えられた事実は、大徳寺が謎のように残した言葉の回答であった。その事実に三人はショックを受けていたが、持ち直すのに時間はかからなかった。

 

「私が此処に来れたのはレヴァティンのおかげなのです。彼ら『ドラグニティ』が私をギリギリの所で逃がしてくれたのです」

 

 

 

 

 

『マスター!マスター!!』

 

「・・・・」

 

「彼の身柄とデュエルディスクは私が預からせてもらう」

 

『させると思いますか?』

 

『ルイン姐さん、此処は俺の出番だ』

 

『レヴァティン!?』

 

『不肖・・・ドラグニティアームズ-レヴァティン、我が主の槍の為に殿とならん!姐さん、逃げろ!』

 

遊来を守ろうと槍を構えるルインの前へと立ったのがレヴァティンだ。仮面の男の前に彼はルインに対しドンッ!と背中を押し、ルインは遊来とレヴァティンから引き離されてしまう。だが、引き離した瞬間、相手を中心に闇が覆っていくのを目撃してしまう。

 

『マスター!レヴァティン!!』

 

『姐さん!必ず、必ずだ!きっとマスターを救いに・・!』

 

『レヴァティン!!』

 

仮面の男と共に遊来とレヴァティンは闇に飲み込まれ、其処にはルインだけが残された。自分の手を見ると実体化しているのを感じる。レヴァティンに背中を押された際、彼のエナジーが実体化させたのだろう。だが、ここはデュエルアカデミア、下手に生徒に出くわしてしまうと問題になってしまう。

 

「行かなくては・・・」

 

 

 

 

「それで、身を隠しながら此処へ来たって訳か・・・」

 

「それなら理由になるんだな・・・」

 

「その仮面の男が使ってたデッキって、なんだったッスか?」

 

「『除外』をメインに据えたデッキでした・・・錬金という言葉も」

 

錬金という言葉を聞いて三人は確信を持った。遊来を倒したのは間違いなく大徳寺先生だと、それと同時に遊来のデッキの弱点を徹底的に付いたのだろう。大徳寺先生と実際に戦った十代やその戦いを見ていた翔と隼人も自分の中で納得がいった。

 

「それにあの男はマスターのデュエルディスクに、大変興味を持っていたようです」

 

「遊来のデュエルディスクに?」

 

「もしかして・・・変身機能ッスかね?」

 

「有り得るんだな。遊来のデュエルディスクだけにある機能だから」

 

「恐らくは・・・ん?」

 

「どうした?」

 

ドアの方へ視線を向けていたルインの様子を見て、三人はドアへ視線を向ける。人の気配がレッド寮の直ぐ傍にあるデュエル場から出ているのだ。

 

三人、いや・・・四人は急いで外に出ると其処には遊来が立っていた。だが、いつもの明るい雰囲気は無くまるで闇堕ちしたキャラクターのように冷たい雰囲気を漂わせている。

 

「マスター!?」

 

「遊来!?」

 

「遊来くん!?」

 

「遊来・・・!?けれど、いつもと雰囲気が違うんだな」

 

「・・・・出てきたか、俺と戦え」

 

遊来は問答無用といった様子でデュエルディスクを構えている。そのデッキは恐らくは『ドラグニティ』だろうという予測が立つ。

 

「良いぜ、俺が戦う!」

 

「アニキ!?」

 

「十代!?」

 

「遊来がセブンスターズの補充要員なら、今のアイツを倒せば戻ってくるはずだ!」

 

「・・・・そうだ、なら・・・コレはどうだ?」

 

デュエルディスクの変身機能をONにし、十代のデュエルディスクのライフポイント部分が点滅し共有状態になった事を示していた。

 

それと同時に遊来の腰に禍々しい紫色をしている剣が収められたベルトが姿を現した。その手には小さな本のような物が握られている。彼はその表紙を開き、起動させた。

 

ジャアクドラゴン

 

『かつて、世界を包み込んだ暗闇を生んだのはたった一体の神獣だった』

 

小さな本の内容を僅かに朗読された音声が流れると、禍々しい紫の剣を刀身が収められている部分から、引く抜くと本を剣に読み込ませる。

 

『ジャアクリード!』

 

恐ろしく聞こえる音楽と共に本をベルトの中心へと収め、遊来は禍々しい紫の剣を構える。

 

「変身・・・!」

 

闇黒剣月闇(あんこくけんくらやみ)

 

「はぁっ!!」

 

闇黒剣月闇と呼ばれた剣を振り下ろすと同時に斬撃が発生し、それが再び遊来の元へと戻り変身していく。

 

『Get go《月光》』

 

『Under conquer《暗黒》』

 

『Than get keen《斬撃!》』

 

 

ジャアクドラゴン

 

『月闇翻訳!光を奪いし漆黒の剣が、冷酷無情に暗黒竜を支配する!』

 

全身を覆うような装甲が覆い、闇の剣士カ○バーの姿となった遊来。その姿に十代は驚愕を口にする。

 

「ルインの言った通り、本当に闇の剣士・・・その象徴である仮面ラ○ダーカ○バーになっちまうなんて。セブンスターズになってたのを心のどこかで信じられなかったけど、今はもう迷わない!俺も同じタイプで戦う!」

 

『聖剣ソードライバー』

 

「遊来十代、このカードを!」

 

「これは?」

 

それはルイン自身とそれを呼び出す魔法カード、それと『ドラグニティーミリトゥム』のカードだった。ルインの方は組み入れることをなんとか出来るが、『ドラグニティーミリトゥム』の方は組入れることができない。『ドラグニティーミリトゥム』は『ドラグニティ』のデッキでなければ真価を発揮する事ができない。

 

『お願いします。デッキに組み入れて貰えずとも、共に戦わせてください!』

 

「ミリテゥムの声か?今の」

 

『そうです、彼女を共に居させてあげてください。彼女はマスターと『ドラグニティ』を繋ぐ架け橋となってくれた者なんです』

 

「わかったぜ!遊来、俺も同じ作品の姿で戦うぜ!!」

 

十代は遊来の前に立ちはだかり、その腰には『聖剣ソードライバー』が装着されており、紅い剣が収められている。その手には遊来が持っていたものと同じ小さな本のような物が握られている。十代もその表紙を開き、起動させた。

 

ブレイブドラゴン

 

『かつて全てを滅ぼすほどの偉大な力を手にした神獣がいた』

 

それをドライバーに装填し、本の中に封じられた力を発揮させ、収められた剣の柄に手をかける。

 

「変身!うおおお!!はあっ!」

 

十代は『聖剣ソードライバー』から紅い剣、火炎剣烈火を引き抜き、炎のエフェクトが彼の周りに発生し、左右へ袈裟斬りを二回行い、その斬撃が戻ってくると十代も姿が変わっていく。

 

烈火抜刀

 

ブレイブドラゴン

 

『烈火一冊!勇気の竜と火炎剣烈火が交わる時、真紅の剣が悪を貫く』

 

「おおおっ!?これがセ○バーかぁ!燃える赤のラ○ダー!最高だぜ!!」

 

「行くぞ・・・」

 

「来い!遊来!!」

 

「「デュエル!!」」

 

龍谷遊来(仮面ラ○ダーカ○バー)LP:4000

 

遊城十代(仮面ラ○ダーセ○バー)LP:4000

 

「先攻は俺だ!ドロー!!」

 

「とうとう始まったんだな・・・!」

 

「アニキ・・・遊来くん・・・」

 

「俺は手札から『E・HERO エアーマン』を攻撃表示で召喚!このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、2つの効果から1つを選択して発動できる。1つはこのカード以外の自分フィールドの「HERO」モンスターの数まで、フィールドの魔法・罠カードを選んで破壊する。二つ目はデッキから「HERO」モンスター1体を手札に加える効果だ。俺は『HERO』を手札に加える効果を使うぜ!この効果により『E・HERO リキッドマン』を手札に加える!!」

 

「お得意の展開方法か・・・」

 

「カードを1枚伏せてターンエンド!」

 

「俺のターン、ドロー!!」

 

[ドローカード]

 

※調和の宝札

 

[現在の手札6枚]

 

※調和の宝札

 

※ドラグニティ-クーゼ

 

※ドラグニティ-グラム

 

※ドラグニティ-レガトゥス

 

※テラ・フォーミング

 

※ドラグニティ-ファランクス

 

「俺は手札から『調和の宝札』を発動!手札の『ドラグニティ-ファランクス』を墓地へ送り、二枚ドロー」

 

[追加ドローカード]

 

※ドラグニティ-ドゥクス

 

※ドラグニティ-アームズ-ミスティル

 

「更に魔法カード『テラ・フォーミング』を発動。このカードの効果により、フィールド魔法を手札に加える!当然、加えるカードは『竜の渓谷』!!そのまま、フィールド魔法『竜の渓谷』を発動!!」

 

『竜の渓谷』が発動した事によって、周りの景色が竜が飛び交う黄昏のはずが日が落ち切った夜の渓谷となっている。

 

「闇の竜騎士が戦う場所に相応しいだろう?今のこの渓谷は」

 

「遊来・・・!」

 

「更に『ドラグニティ-レガトゥス』を特殊召喚!このカードの効果は何度も見ているだろう?」

 

「ああ、1ターンに1度だけ『竜の渓谷』がフィールドにある時、特殊召喚出来るんだったよな?」

 

「その通りだ」

 

だが、『ドラグニティ-レガトゥス』の姿が黒と黄金の鎧を見に付けた姿となっている。黒いオーラが纏わり付いているのが十代の目には見えている。

 

「『ドラグニティ』達が闇に・・・!」

 

「更に『竜の渓谷』の効果を発動、『ドラグニティ-ドゥクス』を墓地へ送りデッキから『ドラグニティ-レムス』を墓地へ送る!」

 

「『ドラグニティ-レムス』が墓地に落とされた!?ヤベェ!!」

 

「気づいたようだな?俺のパターンに。『ドラグニティ-レガトゥス』がフィールドに居る事により墓地の『ドラグニティ-レムス』の効果を発動!墓地に有るこのカードを特殊召喚する!!ただし、この効果で特殊召喚されフィールドから離れた場合、ゲームから除外される!そしてこのターン、俺は融合デッキからドラゴン族モンスターしか召喚出来ない!!」

 

「来る!遊来の切り込み隊長が!」

 

「レベル4の『ドラグニティ-ドゥクス』にレベル2の『ドラグニティ-レムス』をチューニング!!」

 

★4+★2=★6

 

『ドラグニティ-レムス』が自らを光の輪に変化させ『ドラグニティ-ドゥクス』の輪を潜り、自らを星となる。

 

「二つの種族の決意が、暗黒より竜騎士を生み出す。今こそ駆け抜けろ!シンクロ召喚!!」

 

「飛び上がれ、『ドラグニティナイト-ガジャルグ』!!」

 

「やっぱり、そのシンクロモンスターを出してきたか!」

 

「『ドラグニティナイト-ガジャルグ』の効果発動!1ターンに一度、デッキからレベル4以下のドラゴン族か鳥獣族モンスターを一体手札に加える。その後、手札からドラゴン族または鳥獣族のモンスターを一体手札から捨てる!デッキから『BF-精鋭のゼピュロス』を手札に加え、そのまま墓地へ送る。更に『ドラグニティ-クーゼ』を通常召喚!」

 

「うっ!そのカードが出てきたって事は・・・遊来の最強モンスターの一角が出て来る!そのカードはレベル4のチューナーとして扱える効果を持ってる!」

 

「レベル6の『ドラグニティナイト-ガジャルグ』にレベル4扱いとなった『ドラグニティ-クーゼ』をチューニング!」

 

★6+★4=★10

 

「天の龍と鳥獣の王が光を背けた時、闇を駆ける竜騎士の邪王が現る・・!今こそ駆け抜けろ!シンクロ召喚!闇の道を行け・・!『ドラグニティナイト-アスカロン』」

 

「攻撃力3300!」

 

「遊来くん、手加減無しッス!!」

 

「セブンスターズになっても、遊来は流儀を捨てていないんだな!」

 

「行け、アスカロン!エアーマンへ攻撃!!ダークネスドラゴストーム!」

 

「っうあああああ!!」

 

遊城十代(仮面ラ○ダーセ○バー)LP:2500

 

エアーマンはアスカロンの攻撃を受け、破壊されてしまい。その余波が十代へ襲い掛かりライフポイントが削られてしまう。

 

「まだだ!罠カード、『ヒーローシグナル』自分フィールド上のモンスターが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時に発動する事ができる。自分の手札またはデッキから『E・HERO』という名のついたレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する!来い!『E・HERO シャドー・ミスト』シャドー・ミストの効果発動!このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「チェンジ」速攻魔法カード1枚を手札に加える!『マスク・チェンジ』をデッキから手札に加えるぜ!」

 

「(伏せカードが無いのが痛手だな)ターンエンド」

 

「俺のターン、ドロー!」

 

「俺は手札から『融合』を発動!手札のクレイマンとリキッドマンを融合し、現れろ!大地を揺るがすヒーロー!『E・HEROガイア』!!」

 

「(天の邪竜に対し、大地の力を持つ英雄か!なかなか洒落てるじゃないかよ)」

 

「リキッドマンが融合素材になった時、カードを二枚ドローし一枚を捨てる!更に『E・HEROガイア』の効果発動!このカードが融合召喚に成功した時、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。このターンのエンドフェイズ時まで、選択したモンスター1体の攻撃力を半分にし、このカードの攻撃力はその数値分アップする!俺は『ドラグニティナイト-アスカロン』を選択するぜ!」

 

『E・HEROガイア』が大地を殴りつけ、地表を隆起させ『ドラグニティナイト-アスカロン』を大地へと墜落させた。

 

『ドラグニティナイト-アスカロン』攻撃力3300→攻撃力1650

 

『E・HEROガイア』攻撃力2200→攻撃力3850

 

「行け!ガイア!!『ドラグニティナイト-アスカロン』に攻撃!コンチネンタルハンマー!」

 

ガイアの巨大な腕で殴りつけられた『ドラグニティナイト-アスカロン』は破壊され、その余波が遊来に襲いかかる。

 

「うおおおおお!?」

 

龍谷遊来(仮面ラ○ダーカ○バー)LP:1800

 

「流石だな、十代・・・1ターンで逆転された。ならば、俺も更に上の力を出そう!」

 

闇黒剣月闇という名の剣をホルダーから引き抜き、更にある物を取り出した。それは大きな物だったが、変身に使った本と似ている。その大きな本の表紙が開かれる。

 

ジャオウドラゴン

 

『邪道を極めた暗闇を纏い、数多の竜が秘めた力を解放する』

 

その本を剣に読み込ませ、更に禍々しく黄金と黒い竜が変身している遊来の周りを飛び交う。

 

『ジャオウリード』

 

闇黒剣月闇(あんこくけんくらやみ)

 

『Jump out the book, open it and burst.』

 

『The fear of the darkness』

 

『You make right a just, no matter dark joke. Fury in the dark.』

 

ジャオウドラゴン

 

『誰も逃れられない・・・』

 

黄金の竜がアーマーとなり、頭部が覆われた装甲が解放され、マントも新たに追加された姿になっている。

 

「ジャオウドラゴン・・・!強化形態かよ、遊来!」

 

「その通りだ、十代」

 

「追撃だ!シャドー・ミストで攻撃!!」

 

「させるか!破壊されたアスカロンの効果!シンクロ召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。融合デッキから攻撃力3000以下の「ドラグニティ」シンクロモンスター1体をシンクロ召喚扱いで特殊召喚する!二つの種族の怒りが、新たな闇の竜騎士を生み出す!今こそ迎え討て!シンクロ召喚!走り抜けろ『ドラグニティナイト-バルーチャ』」

 

「!!攻撃を中止して巻き戻す!」

 

「バルーチャの効果!墓地にあるクーゼ、ファランクス、ガジャルグ、アスカロンをバルーチャに装備!一枚につき、300ポイントの攻撃力アップ!4枚装備して1200ポイントアップ!よって攻撃力は3200!!」

 

「ぐ・・・俺は攻撃をせずカードを1枚伏せ、ターンエンドだ」

 

「俺のターン、ドロー」

 

 

[ドローカード]

 

※ドラグニティの神槍

 

[現在の手札4枚]

 

※ドラグニティ-グラム

 

※ドラグニティ-ドゥクス

 

※ドラグニティ-アームズ-ミスティル

 

※ドラグニティの神槍

 

「俺はバルーチャに装備されたクーゼとファランクスの二体をフィールドに特殊召喚!これにより、バルーチャの攻撃力は600ダウンするが、チューナーを出す事は出来た」

 

 

『ドラグニティナイト-バルーチャ』攻撃力3200→攻撃力2600

 

 

「更に墓地に有る『BF-精鋭のゼピュロス』の効果を発動!このカードの効果はデュエル中に一度だけ使う事が出来る!このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの表側表示のカード1枚を持ち主の手札に戻して発動できる。このカードを墓地から特殊召喚し、自分は400ダメージを受ける!俺は『竜の渓谷』を手札に戻し、『BF-精鋭のゼピュロス』特殊召喚!この際、400ポイントのライフダメージを受ける」

 

龍谷遊来(仮面ラ○ダーカ○バー)LP:1400

 

「先程、手札に戻した『竜の渓谷』を再び発動。レベル4の『BF-精鋭のゼピュロス』に特殊召喚したレベル2の『ドラグニティ-ファランクス』をチューニング!再び来い!『ドラグニティナイト-ガジャルグ』!」

 

「また、ガジャルグを!?」

 

「ガジャルグの効果!デッキから『霧の谷の幼怪鳥』を手札に加え、そのまま墓地へ送る!『霧の谷の幼怪鳥』の効果!このカードが手札から墓地へ送られた時、自分フィールド上に特殊召喚する事ができる!レベル6の『ドラグニティナイト-ガジャルグ』にレベル4の扱いとなった『ドラグニティ-クーゼ』をチューニング!!」

 

★6+★4=★10

 

「大地から目覚めし邪竜の王が鳥獣の王の呼びかけに応える時、光を引き裂く闇の竜騎士が駆け抜ける!シンクロ召喚!!ゆるがせ!『ドラグニティナイト-アラドヴァル』!!」

 

「アスカロンと同等のスペックを持つドラグニティナイト!?」

 

「レベル8の『ドラグニティナイト-バルーチャ』にレベル2『霧の谷の幼怪鳥』をチューニング!!再び飛び上がれ!『ドラグニティナイト-アスカロン』!!」

 

「こ、これが遊来の全力全開!!」

 

「そう、これが・・・『ドラグニティ』の天と地を表す2体の竜騎士だ!!」

 

「・・・皮肉なもんだな。俺達は遊来の全力は目にしても、全開を見た事はなかった・・・。セブンスターズになってから見る事が出来るだなんて」

 

「行くぞ、十代!2体の攻撃!天地竜撃穿!!」

 

「罠カード!『攻撃の無力化』!!このカードの効果によりバトルフェイズは終了だ!!」

 

「ぐ・・・ターンエンド」

 

「俺のターン!ドロー!!俺は『強欲な壷』を発動!カードを更にドロー!さらに『天使の施し』!カードを更に三枚引いて二枚を捨てる!これは・・・」

 

十代の手に来たのは始まる前に手渡された二枚のカードだった。召喚するのは容易い、だが・・それだけでは親友を救う事は出来ないと、自分の中で何かが訴えかけている。

 

『我ら『ドラグニティ』の力の一部を遊城十代、貴方にお貸しします』

 

「え?」

 

『PRIMITIVE DRAGON』

 

「この本・・・禁忌の設定があるっていう・・・!」

 

『ドラグニティ』の力の一部がソリッドヴィジョンの本に宿ったのだ。だが、このままでは使用する事が出来無い。十代も遊来に影響され、この本が出て来る仮面ラ○ダーを観ており、その危険性の設定を知っていたからだ。

 

「(俺のデッキに宿るヒーローのみんな!俺に遊来を救い出す力を貸してくれ!)」

 

元素の属性を持つE・HEROの上位融合体と融合素材として活躍するE・HERO達が、十代の背後で各々頷き合うと十代の目の前に一冊の本の姿となって現れた。

 

ELEMENTAL DRAGON

 

「!?これって・・・!力を貸してくれるのか!?『ドラグニティ』と『E・HERO』二つの力を借りて、遊来!お前を助ける!!一緒に戦ってくれ!」

 

十代が本の表紙を開くと、僅かに本の内容が読み上げられる。

 

『そして太古の力と手を結び、全てを救う神獣となる!』

 

『PRIMITIVE DRAGON』

 

ELEMENTAL DRAGON

 

十代は作品で見ていた通り、『E・HERO』の力が宿る本を『ドラグニティ』の力が宿った本へと装填する。

 

『GET!』

 

ドライバーへ力強く装填し、ロック調の音楽と共に剣を収めなおすと同時にすぐに引き抜いた。

 

「うおおおお!変身!!」

 

烈火抜刀

 

『バキッ!ボキッ!ボーン!』

 

メラ!メラ!バーン!

 

『シェイクハーンズ!』

 

『E・L・E・MEN・TAL!』

 

DRAGON!!

 

エレメントマシマシ!キズナ、カタメ!

 

「エレメンタルプリミティブドラゴン!?何故、その姿に!?」

 

「お前を救いたい一心でこの姿になったんだ!俺は魔法カード『ミラクル・フュージョン』を発動!墓地のエアーマンとリキッドマンを除外して、『E・HERO アブソルートZero』を召喚!更に速攻魔法『マスク・チェンジ』を発動!」

 

「そ、そのカードは!!」

 

「シャドー・ミストを対象に変身!」

 

シャドー・ミストが黒い霧に覆われ、その中で変身していく。その仮面はまるで鬼のようで厳しさを内に秘めたような姿だ。

 

「『M・HERO 闇鬼』を変身召喚!!だが、トドメを刺すのは闇鬼じゃない!儀式魔法『エンドレス・オブ・ザ・ワールド』を発動!『E・HERO アブソルートZero』を儀式のコストにして!」

 

「あの儀式魔法は!?」

 

「遊来が使ってたカードなんだな!」

 

「来い!『破滅の女神ルイン』!!」

 

「ル、ルイン!」

 

『マスター、貴方に取りつく悪しき闇を消し去ります!』

 

「『E・HERO アブソルートZero』の効果!このカードがフィールド上から離れた時、相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する!」

 

「!しまった、対抗するタイミングが!!」

 

『ドラグニティナイト-アスカロン』と『ドラグニティナイト-アラドヴァル』が凍りつき、破壊されてしまう。

 

「もう、戦う気力が・・・」

 

「ルイン、プレイヤーへダイレクトアタック!エンドレス・カタストロフィ!!」

 

「はあああ!」

 

力が集約され投擲された槍が遊来の中心に突き刺さり、中から闇は溢れ出し、変身も解除され遊来は地面に膝を着いた。

 

龍谷遊来(仮面ラ○ダーカ○バー)LP:0

 

十代の変身した姿も解除され、貸し出されていた力も元の場所へと戻っていき十代は遊来に近づき声をかける。

 

「遊来、遊来!大丈夫か!?」

 

「十・・代・・?俺は何を?」

 

「何も覚えてないのか!?」

 

「悪い・・・なんだか、すごい・・・眠い」

 

そう言って遊来はその場で倒れて眠ってしまった。十代も疲労が来たのか座り込んでしまう。

 

「すごい戦いだったんだな・・・」

 

「うん、『ドラグニティ』の全力全開を見れたのは嬉しかったけど、戦いが凄まじすぎて・・・」

 

翌日、遊来を発見した事を十代が伝えたが疲労が激しいとも伝えてあった為、二人揃って保健室に検査入院のような形で過ごす事になるのだった。




次回は文化祭。コスプレデュエル回です。

正式にルインが実体化、登場します。

竜騎士に因んだカードが出てきます。もちろん例の彼女。

『決闘者達の初恋』とも言われる彼女も登場し、遊来が彼女を驚かせます。

そして、後にペガサスに叱られます。

「不知火」と「魔妖」は登場させるべきか?

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