新・ギレンの野望(笑)   作:議連・座備

36 / 75
36話 UC0079年1月 アクシズ戦役

アクシズ戦役

 

一年戦争序盤、宇宙世紀0079年1月15日から16日にかけて連邦・ジオン公国間で行われた宇宙戦である。

 

宇宙世紀0079年1月10日、小惑星アクシズを連邦軍本部ジャブローに向け移動させるジオン軍に対し、地球連邦軍はレビル将軍率いる第一連合艦隊をルナツーから発進させた。

 

第一連合艦隊は、ルナツーに駐留する第一、第二、第三、第五艦隊と、ジャブローから打ち上げられた第一軌道艦隊の合計5個艦隊と、各地のパトロール艦隊などを統合した艦艇総勢334隻で構成されていた。

 

これは当時連邦が保有していた戦闘艦艇の約半分の数であり、その時点で連邦が動かせるほぼ全ての戦闘艦だった。

 

一方ジオン側も、本国の防衛や各地の警備のために必要な艦艇を除いた全ての戦闘艦をアクシズ宙域に集結させており、その数は実に109隻にのぼっていた。

 

334隻対109隻、図らずとも原作と同じ戦力比3対1の戦いが始まろうとしていた……。

 

 

 

やあ…諸君。ギレン・ザビである。

 

前回同様に戦況報告を戦記風にしてみた。

 

敵味方合わせて400隻以上の艦艇がにらみ合う光景は壮観で、特に300隻以上の連邦艦艇が構成する巨大な球形陣はまるでひとつの芸術作品のようですらあった。

 

「しかし連邦軍が球形陣を採るとはな。」

 

伝統的に連邦軍は、LFCSDS(大規模艦隊統制防宙システム)による防空が容易な複縦陣に近い陣形をとっていた。

 

しかし目の前の連邦艦隊は同型艦三隻を一単位として連携し、相互に対空砲の死角を埋めるように運用されていた。

更にその小艦隊を組み合わせる事で、中央部にマゼラン級戦艦とコロンブス級空母、外周部にサラミス級巡洋艦とレパント級フリゲート艦を配置した巨大な球形陣を敷いており、LFCSDSに頼らない巨大な防空圏を完成させていた。

 

この陣形では仮に外周部を突破しても直ぐに次の防空網に行く手を阻まれる形となり、モビルスーツによる攻撃を完全に防ぐには至らないものの、その突破力を確実に削ぎ落とす配置になっていた。

 

「流石はレビル。ティアンム艦隊の敗戦から即座に未知の敵に対して対応してみせるとは。」

 

「ギレン総帥。ドズル様とガルマ様から通信が入っております。」

 

「ウム。」

 

ハマーンからの報告に俺が短く応じると、艦橋のスクリーンにドズルとガルマの姿が映し出される。

 

「兄貴!左翼艦隊は配置を完了したぞ!間もなく連邦艦隊がドロスの主砲、『要塞砲 バハムート』の射程に入る!」

 

「ギレン兄さん。右翼艦隊も間もなくヨルムンガンドの射撃準備とビーム攪乱幕の展開が完了します。」

 

ジオン艦隊はアクシズの正面に三つに分かれて布陣しており、中央部分の艦隊を俺が、左右の艦隊をそれぞれドズルとガルマが率いていた。

 

両翼の艦隊はそれぞれドロス級戦略空母1隻、グワジン級戦艦1隻、ザンジバル級機動巡洋艦10隻、ムサイ級軽巡洋艦10隻、ダミー(ムサイ級)50隻で構成されており、プラズマ砲による砲撃と敵艦隊の牽制を主な任務としていた。

 

え?えらいダミーが多いって?

 

どうせ両翼はミノフスキー粒子とビーム攪乱幕の影響でバハムートとヨルムンガンド以外は攻撃出来ないんだから、ダミーがあれば良いんだよ。ザンジバルは地球侵攻作戦までに損耗されても困るし。

 

「そうか。では作戦通り連邦艦隊が射程に入り次第バハムートとヨルムンガンドによる砲撃を開始しろ。

ドズル、ドロスは足が遅い。間違ってもアクシズの前に出したりするなよ?」

 

「判っている!だが兄貴こそ連邦の正面に位置する事になるが大丈夫か?中央部はビーム攪乱幕を展開せずにメガ粒子砲による砲撃戦を挑むんだろう?」

 

「そうです兄上。今からでも遅くありません。グワダンだけでも後方に下がられては?」

 

確かに俺はグワダン級大型戦艦1隻、グワジン級戦艦2隻、ムサイ級軽巡洋艦62隻、ダミー(ムサイ級)20隻の陣容で連邦艦隊の正面に展開していた。

 

バハムートやヨルムンガンドは、ビーム攪乱幕と併せて運用する事で連邦艦隊を一方的に攻撃できる優れた兵器であったが、弾の単価が高いという大きな問題を抱えていた。

旧式となったザクⅠの核融合炉等を流用することでコストを大幅に削減しているものの、それでも連邦の連合艦隊を相手にするには到底数が足りなかった。

 

そのため中央部の艦隊は、連邦艦隊とメガ粒子砲による砲撃戦を展開し、敵の誘引と漸減を狙う事になっていた。

 

「アステロイドシールド展開。各艦間違っても衝突するなよ。」

 

俺が号令をかけると、アクシズ表面に固定されていた直径100メートルほどの隕石が、パプア級に牽引され艦隊の前へと運ばれていく。

 

「なに、碌な遮蔽物のない連邦艦隊とは違い、此方はわざわざアクシズで牽引してきたアステロイドを盾にしながら戦うのだ。

それにグワダンは、中央部の最後尾に位置してビーム攪乱幕を展開した上で囮となるだけだ。そう危険はないよ。」

 

そんな事を話しているうちに、内蔵されたロケットブースターで細かな位置調整を行った100近い数の隕石の展開が完了する。

これで機動戦ならともかく、密集した球形陣が相手なら十分な遮蔽効果が期待できるだろう。

 

本当ならドズル辺りに指揮を任せてジオン本国かアクシズ内部にいても良い俺がここにいる理由は、士気を上げるためと……自分の判断で兵を死地に送り込む事への罪悪感だろうか。

 

こう考えると自分がギレンになりきれていない事を実感する。

 

だがまあ、俺は俺だ。アイナやメイ、ハマーン、ララァにセイラなど俺を認めてくれる人達がいるうちは大丈夫だろう。

 

「総帥!まもなく敵艦隊が我が方の射程に入ります!」

 

そんなどうでもよい事を考えていると、ハマーンから敵艦隊接近の報告が入った。

 

「ウム。では抜かるなよ。ドズル、ガルマ。」

 

「おう!兄貴こそ気をつけてな!」

 

「兄上!ご武運を!」

 

ドズル、ガルマとの通信が切れると、ドロス、ドロワ両艦から展開された「要塞砲 バハムート」による砲撃が開始され、一年戦争において戦いの趨勢を決めたとされる三つの大きな戦いの最初のひとつ、いわゆるファースト・インパクトが始まる。

 

 

一一一一一一一一一一一一

 

 

side ヨハン・イブラヒム・レビル

 

「アクシズ正面に敵艦隊を確認しました!

艦隊正面にグワダン級1、グワジン級2、ムサイ級70が隕石に隠れながら展開しています。

またその左右に大型空母1、グワジン級1、重巡クラス10、ムサイ級60と例のプラズマ砲がそれぞれ展開しつつあります。」

 

「ムサイだけで200隻だと!?」

 

情報部の報告ではジオン艦隊は100隻程度と見られていたため、そのあまりの数の差に報告してきた首席幕僚のワッケイン准将に思わず聞き返す。

 

「はい、レビル将軍。私も再度確認しましたが、確かにそれだけの数が確認されています。」

 

「信じられん。我々の30分の1の国力しかないジオンが僅かな期間であれだけの艦艇を建造できるとは……。」

 

「私もそう思います。ですが哨戒艦から月や各サイドでもジオン艦の姿が確認されており、報告を信じるのならば前面の艦隊が全てではないようです。」

 

「あれが全てではないだと!?」

 

驚きのあまり思わず声をあげたものの、流石に怪しさを感じて後で諜報部に調査させる事を心に決める。

 

「……まあいい。今は前面の敵に集中するとしよう。例の件はどうなっている?」

 

「はい。レパント級のミサイルは全て近接防空用の拡散弾頭に変更しました。また、本艦や中央部の戦艦には例のA弾頭ミサイルを搭載しております。」

 

「そうか…。ジオンが使っていない現状で、我々から核を使う事は何とか避けたいところだな……。」

 

「ジャブローからは阻止限界点までの到達時間を考慮し、16日00:00を越えた時点でA弾頭を無制限使用してでもアクシズを止めるようにとの命が出ています。」

 

「後5時間あまりで決着をつけろとはな、連中はあいかわらず無茶を言う。」

 

「しかしジャブローも自らの頭上にアクシズが落ちようとしているのです。多少の無茶はやむを得ないと思いますが。」

 

「確かにな。今頃ジャブローは避難する高官でてんてこ舞いだろう。」

 

「でしょうな。では我々はその避難が無駄になるようせいぜい頑張るとしましょう。」

 

「ウム。全艦回避運動をとりつつ前進せよ。目標正面ジオン艦隊!」

 

その号令に従い巨大な球形陣をとった連邦艦隊はアクシズに向け移動を開始した。

 

「ジオンのプラズマ砲の配置は?」

 

「連射が可能な大型砲が両翼の空母の付近に合計6門、単発の小型砲が左右の艦隊の巡洋艦の付近に計30門ほど確認できます……。!!敵大型砲発砲!」

 

艦隊中央部を狙った6発の砲弾のうち4発はそのまま虚空へと消えたものの、残りの2発はそれぞれマゼランとコロンブスに直撃し、当たった船を乗員ごと宇宙の藻屑と変えた。

 

「く……。敵の砲撃は威力と射程こそかなりのものだが、連射がきかず数も少ない。各艦恐れずに落ち着いて前進せよ!」

 

私がそう言うと艦隊は粛々と前進を続ける。

時折両翼からプラズマ砲による砲撃があったものの散発的なものであり、そこまでの脅威ではなかった。

 

「どうやら敵は両翼を温存して中央部の艦隊で砲撃戦を挑んでくるつもりのようですな。」

 

「ウム。わざわざ隕石を盾にする位だ。間違いないだろう。しかし近づきすぎると両翼が急速に前進して包囲される可能性もある。気をつけねばならんな。」

 

「将軍!まもなくメガ粒子砲の有効射程に入ります!」

 

「よし!目標、敵艦隊旗艦グワダン!全砲門一斉射撃用意、撃てー!」

 

虚空の宇宙を無数のメガ粒子が光の帯をひきながら、その先に鎮座する赤い巨艦を目指し進んでいく。

 

馴れない目視による手動照準のため、上手く狙いがつけられず、周囲の隕石やムサイに当たるものも多かったが、それでも三百隻近い艦から一斉に放たれたメガ粒子砲は高い密度で赤い巨艦へと降り注ぐ…かに見えた。

 

しかし、敵の旗艦であるグワダンの周囲まで近づくと、まるでそれ以上近づく事を許されていないかのように眩い光を放ちながら消えていった。

 

そして次の瞬間には隕石の陰から顔を出した敵艦が、お返しとばかりにメガ粒子砲の光芒を放ち、それに当たった味方の艦が火球へと姿を変えた。

 

「駄目です!例の対メガ粒子砲防御幕が展開されています!」

 

「いや、どうやら展開されているのは旗艦であるグワダンの周囲だけで他の艦には展開されていないようだ。

まずは砲撃戦に徹して敵の数を減らす。敵艦が頭を出した瞬間を狙え!」

 

その後、敵艦隊との砲撃戦は四時間近くに渡って続き、50隻を超える味方艦の犠牲と引き換えに20隻近いムサイを大破させた。

 

その間に何度か敵陣への突入を試みたものの、その都度突入艦隊が両翼のプラズマ砲と敵艦隊の集中砲火を浴びて敵陣への突入は果たせないでいた。

 

「将軍!まもなく例の時刻となります。」

 

「く……。ああも徹底的に遮蔽物に隠れながら砲撃されてはな。このまま砲撃戦で決めるのはやはり無理か…。」

 

「無念ではありますが、地球にアクシズを落とす訳には参りません。どうかご決断を。」

 

「……。判っている。直衛艦隊全艦、核ミサイル発射用意!ああ…、無駄だと思うが一応降伏勧告を出しておけ。」

 

「はい……。ジオン側からの応答なし。」

 

「……撃て。」

 

空を切り裂き無数のミサイルが発射される。

 

その中の何十数発かは核弾頭を搭載しており、例え無誘導であったとしても、その広大な効力圏により盾にする隕石ごと敵艦を消し飛ばす事になるだろう。

 

「?…!!ジオン艦隊が盾にしているアステロイドが急速に接近!ミサイル群と衝突します!」

 

「なんだと?く……。」

 

目標の手前で無数の巨大な火球が誕生し、あらゆるセンサーが一時的にブラックアウトする。

 

そしてその火球が収まった末に見えたものは、予想だにしない光景であった。

 

「敵艦が撤退を開始したというのか……?」

 

見ればアクシズの前面に展開していたジオン艦隊は、上下に別れて急速にアクシズの前から離脱しようとしていた。

 

「どういう事だ?連中は一体何を考えている?」

 

「レビル将軍!アクシズが……。」

 

「何!?」

 

そこには、いつの間にか核パルスエンジンに点火して、我々の目前まで迫ったアクシズの姿があった。

 

「全艦散開!急げ!」

 

「将軍!核でアクシズを破壊した方が良いのでは!?」

 

「馬鹿者!多少破壊した程度であれほどの質量が止まるはずなかろう!早く艦隊を散開させろ!」

 

「は、はい!了解しました!」

 

激しく艦が揺れ、艦が上方に向け移動しているのがわかる。

 

そうしている間にもあちこちで味方艦同士の衝突が相次ぎ、先に退避を完了させたジオン艦隊からの砲撃が、只でさえ混乱している味方艦隊を更に混乱させた。

 

「将軍!ジオンの砲撃です!」

 

「構うな!今はアクシズの前から離脱する事にのみ集中しろ!」

 

その後ジオン艦隊の妨害はあったものの、退避に全力を尽くしたため、多くの艦艇がアクシズの進路から離脱する事に成功していた。

 

「……。損害は?」

 

「……。正確な被害は不明ですが、50隻以上がアクシズに衝突した模様です。特に中央部にいて足の遅いマゼランとコロンブスが多く喰われました……。」

 

「そうか…、一時後退して艦隊を再編する。発光信号を……」

 

「……!? 将軍!アクシズの内部から敵モビルスーツが?!」

 

未だに至近距離にあるアクシズのハッチが開き、内部から次々とモビルスーツが出撃してくる。

 

「しまった!これが狙いか!」

 

これに対して味方艦隊はアクシズを回避するため散り散りとなっており、組織的な防戦を行えない状況となっていた。

 

「将軍!ジオンのモビルスーツが核を使っています!」

 

出撃してきたモビルスーツ隊の多くはバズーカに核弾頭を装填しており、これで攻撃されてはいかに堅固な装甲を誇るマゼランといってもひとたまりもなく、次々と沈んでいった。

 

「モビルスーツが核弾頭を使うだと?!くっ……。ここまでだ。全艦に撤退信号を送れ。

残存するコロンブスは全てのセイバーフイッシュを発艦、少しの時間で良い。モビルスーツの進攻を食い止めてくれ。」

 

そんな命令を出している間にも敵は我が軍を蹂躙しつつあり、モニターには黒い三機の高機動型モビルスーツが見事な連携によりマゼランを撃沈する光景が映っていた。

 

「敵機接近!護衛艦隊が迎撃に向かいます!」

 

モニターが切り替わり、一機の赤い高機動型モビルスーツの姿が映し出されていた。

 

「一機で艦隊に仕掛けてくるだと? 正気か?」

 

いくら連邦艦隊が混乱しているといっても、司令部直属の護衛艦隊は精鋭揃いで未だに健在である。

 

ところが赤い機体はそんな事を気にする素振りも見せず、マゼラン級1隻とそれに随伴するサラミス4隻に突っ込んできた。

 

「……っ!なんだと!?」

 

正面から突撃してきた赤い機体は、急旋回や急上昇、急降下を繰り返して艦隊の混乱を誘うと、最も左側にいたサラミスの砲台に対艦ライフルを叩きこみ、艦隊の防空網に穴を開ける。

 

そのまま艦隊の陣形内に侵入すると、隣にいたサラミスの甲板に着地し、足元に向け対艦ライフルを連射する。

 

すると弾薬庫に直撃したサラミスが轟沈し、その爆風を受けた赤い機体は一気に加速して弾幕を張るマゼランへと接近、軌道が交差した瞬間にブリッジとエンジンにシュツルム・ファウストを叩き込んで、あっという間にマゼランを戦闘不能へと追い込んだ。

 

そしてそのままマゼランの上を通りすぎた赤い機体は、今度はマゼランの反対側にいたサラミスの艦橋に着艦し、今度は艦橋を真上から撃ちぬく。

 

たった一発で航行不能になったサラミスの艦橋から、背中に背負った大型エンジンの推力で瞬く間に間合いを詰めると、最後に残ったサラミスへ対艦ライフルをつるべ打ちにして撃沈した。

 

この間わずかに5分。

 

たった一機のモビルスーツにより、一分間に一隻の戦闘艦が撃沈された事になる。

 

「あ、あり得ない……。あれでは…ま、まるで…赤い…彗星……。」

 

同じ光景を見ていた旗艦アナンケの艦長であるパオロ中佐が思わず呟く。

 

この会戦後、赤い彗星と呼ばれる事になるシャア・アズナブル大尉の働きであった。

 

だが、そんな状況下でもバーミンガム級戦艦アナンケの守りは強固であった。

 

防空圏に侵入してきたザク2個小隊6機を撃墜し、射線上に入ったムサイ2隻を中破させ、攻撃を試みた2機のヅダに防空圏への突入を断念させた。

 

ワイアット中将が提唱し、開発された世界最強の宇宙戦艦バーミンガム級の真価を示すものだったが、そんな奮戦もしょせん蟷螂の斧でしかなかった。

 

バーミンガム級の戦闘力を警戒したジオン軍は、戦術を変更して周囲の艦艇を次々と排除していく。

 

「この辺りの残存艦はついに本艦のみか……。」

 

レビルが独語した頃、アナンケに三機のヅダが接近する。

 

カラーリングは黒。開発初期からモビルスーツに乗っており、あらゆる戦いで戦果を上げ続けているエース・オブ・エースで構成される小隊である。

 

「先程マゼランを苦もなく沈めた連中だ!何としても近づけるな!」

 

アナンケからの必死の対空砲火も空しく、見事な連携によりバーミンガム級の弱点である後方下部のエリアに入り込むと、エンジンを撃ち抜かれたのを皮切りに、主砲が、副砲が、ミサイル発射管が、対空砲が次々と破壊され、艦が断末魔の悲鳴を上げはじめていた。

 

「レビル将軍!本艦はもうもちません!退艦を!」

 

ワッケインに促されて連絡挺へと移乗し、アナンケから連絡挺が離脱した直後、連邦軍の誇った最新鋭のバーミンガム級戦艦「アナンケ」は轟沈した。

 

そしてそれは総旗艦の沈没と指揮系統の完全なる消滅を意味していた……。

エピローグを読みたいのは次の中どれ?

  • イグルー
  • ジオニックフロント
  • MS08小隊
  • 戦慄のブルー
  • ミッシングリンク
  • ガンダム戦記
  • ポケットの中の戦争
  • 0083
  • Zガンダム
  • ユニコーン
  • サンダーボルト
  • ルーデル閣下
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。