新・ギレンの野望(笑)   作:議連・座備

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59話 UC0079年10月 荒野を駆ける死神の列◼️

北米・北米方面軍陣地

 

「ゲルググ1機とドム・トローペンを6機、確かに引き渡したよ?ラル中佐。」

 

「ああ、確かに受領したぞ、シーマ大佐。

しかし私の要望したドムは送れなくなったとガルマ様から聞いていたが、まさか最新鋭機であるゲルググやドムの改良型であるドム・トローペンを送ってもらえるとは驚きだ。」

 

「ギレン総帥は木馬の事をずいぶんと気にかけておいでのようでね。

アクシズでゲルググの完熟訓練をしていた者は、地上での運用データ収集のために木馬との戦いに参加せよとの仰せなのさ。

なので次の木馬退治には、私の隊と黒い三連星がお供させて貰う事になったよ。」

 

「ガイア中佐達も来ているのか?」

 

「ああ。今リリー・マルレーンの格納庫で機体の最終調整を行っているよ。

私の隊のゲルググMが3機にガイア中佐達の高機動型ゲルググが3機、それに赤い彗星用にチューニングしたゲルググ・インペリアルも1機ある。

パイロットの腕前も考えれば、ちょっとした基地くらい簡単に落とせるほどの戦力だよ?」

 

「そいつは豪勢だな。私の隊も今回新型機を補給された事で、戦力が大幅に強化されている。これならば次の戦いで木馬を討つ事も可能だろう。」

 

「ところで、次の作戦はもう決まっているのかい?」

 

「ああ、この先のシアトルに待ち伏せに適した場所がある。

私とソンネン少佐の隊でそこに向けて木馬を追いたて、近づいたところを隠れていた部隊で奇襲するといった作戦だ。」

 

「なるほどね。なら待ち伏せするのはアタシの隊が受け持とうか。」

 

「そうか、シーマ大佐になら安心してガルマ様を任せられるな。宜しく頼むぞ。」

 

「……ガルマ様を任せるってなんの話だい?」

 

 

 

北米・シアトル近郊

 

「よし、木馬を目視で確認したぞ。全車両砲撃準備!」

 

木馬の姿を確認したソンネンの指示により、北米大陸各地からかき集められた量産型ヒルドルブが一斉に砲撃態勢に入る。

 

30cm砲を装備した巨大な車体は何処か前時代的な印象だったが、その巨体が並んで作り上げる砲列は、一度見れば二度と忘れられないほどの威容を誇っていた。

 

「ソンネン少佐、前回は少佐とヒルドルブの力に助けられた。今回も宜しく頼む。」

 

「へへ、青い巨星にこいつの力を認めてもらえるとはうれしい限りだねぇ。ま、大船に乗ったつもりでいてくれや。」

 

「うむ、期待させてもらおう。帰ったら美味い水でも奢らせてもらうよ。」

 

「よし、全車両聞こえたな?帰ったら飲み代は全てラル中佐が持ってくださるそうだ。その分だけ、今からきっちり働くぞ。

まずは曲射榴弾で木馬をびびらせる。全車、撃ち方始め!」

 

その言葉と同時に、横一列に並んだヒルドルブの巨大な30cm砲が火を吹き、そこから木馬に向けて巨大な榴弾が一斉に放たれる。

 

遠距離から放たれた榴弾の大半はホワイトベースに当たらなかったものの、ソンネン少佐の放った1発は見事に木馬の第二艦橋付近へと命中し、その巨体を大きく揺るがせた。

 

「ふん、流石はソンネン少佐だ。この勝機、逃すわけにはいくまいて!ランバ・ラル隊、いくぞ!」

 

脚部の推力を強化されたランバ・ラル専用の青いゲルググは、時間的な制約はあるもののドムと同様にホバーによる地上滑走を可能としていた。

 

クランプ達が操るドム・トローペン2個小隊を引き連れて戦場に現れた青い機体は、ホワイトベースの放つ必死の対空砲火をローラースケートでも履いているかのように滑らかな動きで避けると、手に持ったラケーテン・バズを木馬めがけて解き放つ。

 

360mmの砲口から放たれた巨大な無反動ロケットは、ホワイトベース左舷のメガ粒子砲に直撃すると巨大な爆炎をあげ、その場に破壊と衝撃を撒き散らした。

 

「よし、各機続け!まずは木馬の武装を潰すのだ!」

 

 

 

ホワイトベース・第一艦橋

 

「先日ウォルフ少佐がやられたジオンの大型戦車による攻撃です!他にもモビルスーツを6、いや7機確認!ドムタイプが6機に、…1機は未確認の新型です!」

 

「新型の青い機体…まさか青い巨星か?!く、ジオンがこれほどの戦力を送り込んでくるとは……。

やむを得ない。私がホワイトディンゴ隊を率いて迎撃に出る。

ホワイトベースはこの先にあるシアトルの街に避難していてくれ。」

 

「レイヤー大尉!?我々も一緒に戦います!」

 

「ブライト少尉、気持ちはありがたいがホワイトベースは既に満身創痍だ。

先日の補給の際に応急処置をおこなったが、所詮は一時しのぎでしかない。これ以上大きな損傷を受ければ動けなくなってしまう。」

 

「ですが!」

 

「何、私のジーラインであれば青い巨星の相手も務まるだろう。一応フォルド少尉の5号機と2号機、それにジム一個小隊を予備として残しておく。」

 

「俺は出なくても良いのか?レイヤー大尉」

 

「フォルド中尉の5号機は本来宇宙用と聞いている。無理に出撃しても高機動のドムタイプの相手は厳しいだろう。ホワイトベースの護衛を頼む。」

 

「わかった。負傷したユウ大尉が損傷した3号機と一緒にミデアで行っちまった以上、あんたがモビルスーツ隊の先任だ。指示には従うさ。」

 

「すまないね。アムロ君の2号機も、もしもの時はホワイトベースを頼む。」

 

「……。僕は出なくても良いんですか?」

 

「ああ。サイド7や大気圏突入の時は緊急事態という事で戦ってもらったようだが、いくらレイ大尉のご子息とはいっても君は一般人だ。できれば危険な事はさせたくない。」

 

「レイヤーさん……。」

 

「ぐ…。ブライト艦長!敵のドムタイプによって右舷のメガ粒子砲もやられました!敵戦車からもまた砲撃がきます!」

 

「くっ…、ホワイトディンゴ隊、緊急発進!私もすぐに出る!」

 

 

 

やあ、諸君。こうして続けて君たちと話せる事を嬉しく思う。北米方面軍司令を務めているガルマ・ザビだ。

 

君たちとしてはそろそろ兄上の話を聞きたいところだろうが、もう少しだけ私の話につきあって欲しい。

え?別に仏頂面の眉無しの話なんて聞きたくない?

 

……兄上はああ見えて繊細なんだ。

 

以前メイ嬢と喧嘩して同じような事を言われた時などは、ショックのあまり1週間ほど部屋に引き籠もっていた位だ。

 

今の戦局でそうなられると困るので、そういった本当の事は諸君の心の中にしまっておいてあげて欲しい。私からのお願いだ。

 

さて、前回の会議の後にドムの支給について兄上に直談判したところ、会議で決めた通りドムは支給されないものの、代わりに最新鋭機であるゲルググとドムの改良型であるドム・トローペンを支給してくれ、更に援軍まで派遣して頂ける事になった。

 

あまりに簡単に兄上が意見を変えられたので私が戸惑っていると、どうやら私が直談判してくる事を見越しての決定のようだった。

 

兄上もお人が悪い…。

 

そこで何故そんな回りくどい事をしたのか兄上に尋ねてみたところ、姉上に関するある疑惑について聞かされる事になった。

 

……。この疑惑についてはこの場では詳しくは語れないものの、兄上から示された証拠は姉上の潔白を信じる事を不可能にするものであったとだけ言っておこう。

 

さて、気を取り直して木馬との戦いについて話そう。

 

ラル中佐とソンネン少佐の部隊による襲撃を受けたホワイトベースは、ジムタイプを迎撃のために出撃させると、予想どおり私とシーマ大佐が待ち伏せているシアトルの町へと逃げ込んできた。

 

え?北米方面軍の司令官が自ら戦場に来ていいのかだって?

 

……。本来であれば指揮官が前線に出るべきではない事ぐらいはわかっている。

 

だが、イセリナとの結婚を父上に認めて貰うには、私が木馬を自らの手で倒す位の事をしなければならないのだ!

 

まあ、ギレン兄さんが複数の女性と関係をもった上にロリコン疑惑があったりして女性関係が酷すぎるので、普通に父上に相談すれば案外あっさりと認めてくれるかもしれないが、イセリナの伴侶たるに相応しい手柄を自分の手であげたいと思う気持ちは、やはり私もザビ家の男であるという事なのだろう。

 

それに、シャアから送られてきた情報を基にシミュレーションした結果、木馬を仕留めるのに最適な兵器が、私の専用機であるギャンエイトである事がわかっていた。

 

戦艦の主砲に匹敵する威力をもったギャンエイトのビームキャノンは、強襲揚陸艦でしかない木馬の主砲を明らかに上回っており、ドーム内に隠れたリリー・マルレーンから有線ケーブルでエネルギー供給を受ける事で、ビームキャノンの速射を可能にしていた。

 

更に増援として兄上が送ってくれた黒い三連星やシーマ隊の操るゲルググは連邦の新型にも負けない性能をもっており、後は木馬が網にかかるのを待つだけの状況になっていた。

 

「大丈夫…。木馬に勝てる戦力は十分に揃えたハズだ……。私は必ず木馬を仕留めてみせる…!」

 

「ガルマ、焦りは良くないな。失敗を恐れる必要はない。もし失敗した時はただ認めて、次の糧にすればいいのだ。戦いはこの一戦で終わりではないのだから。」

 

……。直衛についていたシャアの一言で、私は自らが冷静さを失っていた事に気がつく。

 

そう、戦いはこの一戦で終わりではないのだ。

仮にこの場で木馬を逃がしたとしても、ニューヤークを一度失陥した時と同じようにまた挽回すれば良い。

 

「……ありがとう、シャア。私は良き友をもった。」

 

士官学校で得たものは多いが、やはり一番はこの得難い友人を得られた事だろう。

 

私は本当に良い友をもった。

 

「勝利の栄光を君に!」

 

シャアが言ったその言葉に導かれるように、木馬が此方に向けて近づいてくる。

 

開戦の時はすぐそこまで近づいていた…。

 

 

 

「フフフフ、ガルマ、良い友をもったのは私の方だ。坊っちゃんではあるが、君という良いライバルがいたからこそ、今の私がいるのだよ。」

 

 

一一一一一一一一一一一一

 

 

side アムロ・レイ

 

 

「うわっ、またビームが来ます!」

 

そんなブリッジからの通信が入った直後、ホワイトベースがまた大きく揺れる。

 

敵のモビルスーツ隊から逃げる為に入ったシアトルでホワイトベースを待ち受けていたのは、ジオンの青色のモビルスーツによるビームでの攻撃だった。

 

「あれは…いかん!ビームでザニーを盾ごと破壊した機体だ!ブライト少尉、早くここから逃げるんだ!」

 

「といってもレイ大尉、後ろからは青い巨星が追ってきているんですよ?!何処へ逃げろと言うんですか!」

 

「くっ…。逃げれないなら何とかしてあの機体を倒すしかない!本艦の武装は?!」

 

「先ほどの襲撃で左右のメガ粒子砲と主砲を損傷しました。

右舷のミサイル発射管もそれ以前に破壊されており、生き残っているのは左舷のミサイル発射管と対空砲位のものです。」

 

「そんなものであの機体を倒せるハズないだろう!……モビルスーツを出す他ないな。」

 

混乱してスイッチが入ったままの無線が、今ホワイトベースが置かれた状況の悪さを教えてくれる。

 

このままだと不味いぞ…!

 

「ブライト艦長!新手のモビルスーツです!黒く塗られたジオンの新型が3機、間もなく接触します!」

 

「フォルド少尉を出して応戦させろ!青い機体についてはジム隊を向かわせる。」

 

「アムロのガンダムもジムと一緒に青い機体の撃破に行ってくれ。」

 

「レイ大尉?!」

 

「おそらく確認できていない護衛のモビルスーツがいるはずだ。ジムだけで撃破するのは難しいだろう。あの機体を倒さなければ我々に未来はない。アムロ頼めるか?!」

 

サイド7、大気圏突入に続いて3回目の実戦だ。怖くないハズがない。だけど…。

 

何とかしてジオンを倒す他に僕たちが生き延びる道はない。

 

「……わかった。やってみるよ父さん。」

 

父さんにそう答えると、ガンダムをカタパルトへと移動させる。

 

「アムロ、行きます!」

 

カタパルトが起動して強烈なGと伴に機体をホワイトベースの外へ射出させる。

 

何とか機体を無事に着地させると、続いて射出された4機のジムと一緒にビームで攻撃してくる機体へと向かう。

 

カタパルトで空を飛んでいる最中に一瞬だけフォルド少尉が戦っているところが見えたけど、明らかに劣勢だった。

急いで青い機体を倒して援護に向かわないと…。

 

「サッサと終わらせてジャクリーンちゃんの番組を聴かなくちゃいけないからな。アムロ君よろしく頼むよ。」

 

そう言って明るく声をかけてくれるのは、ジム隊を指揮するマクシミリアン少尉だ。

 

軽いお調子者といった感じだけど、着実に任務をこなすベテランだ。

 

「はい。よろしくお願いします少尉。」

 

そんな受け答えをしていると、後ろから突然ビームと弾丸が降り注ぎ、後方を警戒していたジムが破壊されてしまう。

 

後ろから敵?!

 

見れば黄土色に塗られた新型機と灰色に塗られた2機の新型が、此方へ向けて攻撃を開始していた。

 

「こいつはやばいぜ!冗談ばかりも言ってられなくなった!アムロ君、ここは俺たちに任せて青い機体を頼む!」

 

「でも!」

 

「こうしている間にもホワイトベースはビームでの攻撃を受けているんだ!頼む!」

 

「…わかりました。青い機体を倒してすぐに戻ります!どうかご無事で!」

 

そう答えると僕はガンダムを青い機体に向けて走らせる!

 

後少しで目標がビームライフルの射程に入る。そうなれば一撃で倒して…。

 

そんな事を考えた瞬間だった。

 

殺意のようなものを感じた僕がガンダムを左に跳躍させると、先ほどまでいた場所をビームの光が通過していった。

 

く、また新手か?!

 

ビームが発射された地点を見れば赤く塗られたモビルスーツがライフルのようなものを此方にむけて立っていた。

 

赤いモビルスーツ…まさか大気圏突入の時に戦った赤い彗星?!

 

そんな事を考えながらガンダムのビームライフルを赤い機体へ向けて放つと、それをかわした赤い機体はお返しとばかりにビームライフルを放ってくる。

 

ジオンもビームライフルの開発に成功していたなんて…!

 

「動きが速い…!こいつ、ザクやこの前戦ったドムとは全然違うぞ?!」

 

頭部のバルカンで牽制しながら、ビームライフルを放って何とか倒そうとするものの、此方の攻撃を軽やかなステップで回避している赤い機体の性能はガンダムに匹敵するほどのものだった。

 

そのあまりの動きの速さに僕は姿を見失わない為に必死にガンダムを動かす。

 

…!また射撃がくる!

 

何故かそんな気配を感じてシールドをそちらに向けると、いつの間にか此方に向けられていたビームライフルがシールドへと直撃する。

 

幾度となく助けられてきた、この直感のようなものがなければ危ないところだった…。

 

だけどこのままじゃ不味いぞ?!

 

僕の焦る気持ちとは裏腹に、赤い機体は物陰や遮蔽物を旨く利用して此方の攻撃を回避し、逆に赤い機体からは正確に此方を捉えた射撃が飛んでくる。

 

どうする?!

 

そう僕が迷った瞬間、ひときわ大きな光が空を走り、その先にあったホワイトベースのエンジンへと突き刺さった。

 

エンジン付近で大きな爆発をおこしたホワイトベースはそのまま高度を保てなくなったのか、一気に地上へと落下していく。

 

「そんな…、ホワイトベースが…っ!!」

 

ホワイトベースへの攻撃に気をとられていた隙にガンダムへと接近していた赤い機体は、いつの間にか抜いていた薙刀のようなビームサーベルで此方へと斬りかかってくる。

 

咄嗟にビームライフルを投げつけて初撃を回避したものの、すぐに放たれた二撃目で左腕をシールドごと破壊されてしまう。

 

その間にバルカンを連射しながら何とか右手で背中のビームサーベルを抜くと、赤い機体は一気に距離をとってまたビームライフルによる攻撃を開始した。

 

「くっ…。接近戦をしないつもりか!何とかしないとこのままじゃもう…。」

 

赤い機体から立て続けに放たれる光芒を、機体を激しく動かして何とか回避しようとしたものの、左腕を失った事でバランスを崩してしまいガンダムの頭部を破壊されてしまう。

 

「く、くそ。

まだたかがメインカメラをやられただけだ!」

 

そう口にして心を鼓舞してみるものの、武装と頭部と左腕を失った機体で、これ以上戦えるとは自分でも思っていなかった。

 

「ガンダム!聞こえるか!ガンダム」

 

その時、突然ホワイトベースの父さんから通信が入った。

 

「此方、ガンダムです。」

 

「ああ…、まだ無事だったか…。本当に良かった……。

ホワイトベースはジオンに降伏した。アムロもガンダムを降りてジオンへと降伏しろ。」

 

「ジオンに降伏だって?!」

 

「ホワイトベースのエンジンは完全に大破して地面へ不時着し、既に敵の黒いモビルスーツが艦にとりついている。

モビルスーツ隊も大半が撃破されたか戦闘不能になってしまい、もはや戦う手段がないのだ…。」

 

「でもそれじゃ父さんたちが……。」

 

「……私達は南極条約に従ってジオンに捕虜として扱われるだけだ。命まではとられはしない。

いままでご苦労様だったな、アムロ。無事で良かった…。」

 

「父さん…。」

 

その後ガンダムから降りた僕は、目の前の赤い機体へと降伏し、ジオンの捕虜として父と一緒に捕らえられる事になるのだった…。

 

一一一一一一一一一一一一

 

どうでも良いQ&A

 

Q ドワッジやイフリート、ケンプファーが選択にないよ!

 

A 作者もドワッジやイフリート、ケンプファーは大好きなのですが、特に開発した描写も無しにポンポン新型を出すのは好きではないもので選択に入れませんでした。

 

特にドワッジはドム・トローペンを既に出していて、新たに開発する必要性をあまり感じなかったもので…

 

似たコンセプトのドワッジを開発している余裕があるなら大量にドム・トローペンを量産した方がよくね?的な考えによるものです。

 

戦いは数なのですよ!でも、ルーデル専用イフリートとか出したいなぁ。でも、あの人射撃の方が得意そうだし…

ルーデル専用ケンプファー?

 

因みに謎改装された重装アッグは多分出てきません。私がもとネタをわからないので…

 

 

Qセントアンジュは無事?

 

Aコロニーも落ちていないのでもちろん無事です。特に街の治安維持にはサイド共栄圏からの義勇兵がついているので士気も高くて治安も悪くなく、ガルマの政策によってホワイトベースよりはよほど安全です。

 

 

Qキシリアは何故ドム補給に反対した?

 

Aメタな話をするとギレンの野望、ジオン編である意味必須のイベントだからですが、作中的には連邦からホワイトベース隊を無事に脱出させたいとの意向を聞いていたためです。

 

キシリア様嫌いの方はお怒りになるかも知れませんが、既にGCB的には破滅へのカウントダウンを食らった状態なので、もう少しだけお付き合いください。

 

 

Q ガンダム、弱くね?

 

A 作者の力量不足でガンダムの強さをあまり描写できないのが最大の理由ではありますが、ガンダムクソ解説などにあるように、ジムとガンダムにそこまで大きな性能差はないとの前提で書いています。

 

まあ装甲や反応速度はガンダムの方がずっと良いのでしょうが、ビーム兵器でドンパチやるとなると装甲はあまり意味をなさないでしょうし。

 

ガンダムが凄いのではなく、中の天パがヤバいのです。

 

 

Q じゃあ天パ弱くね?

 

A 今回はまともな軍人が多くホワイトベースに乗っていたので民間人であるアムロをあまり戦闘に出したがりません。

 

なのでアムロの戦闘経験としては、サイド7内部、大気圏に続いて今回が3回目です。

原作的にはガデムと戦っている辺りの戦闘経験です。

 

その状況でシャアのゲルググと戦っていればこんな感じになるのではないでしょうか?

 

 

Q 他の人達の戦闘描写がないよ!

 

A 作者の力量不足で書けないのでご勘弁ください。もし旨く書けたら外伝として追加していきます。

 

他の人達の戦闘を書いてくださる方募集中

 

なおざっくりとした戦闘結果

 

ランバ・ラル隊 vs ホワイトディンゴ隊

 

投入戦力(戦闘結果)

 

ランバ・ラル隊

ゲルググ×1(小破)

ドム・トローペン×6(大破1、中破2)

ヒルドルブ×1

量産型ヒルドルブ×4(小破2)

 

ホワイトディンゴ隊

ジーライン×1(大破)

ジム×7(撃破2、大破3、中破2)

ガンキャノン×1(大破)

 

レイヤーのジーラインがランバ・ラルのゲルググを何とか押さえていたものの、ヒルドルブ型5両の集中砲火を食らったガンキャノンが大破して最初に沈黙。

 

そのままドムと戦いながらヒルドルブの砲撃を受けるはめになったジム隊が劣勢になり、無理にカバーしようとしたレイヤー機がランバ・ラルの攻撃をうけて大破、なお今回もレイヤーは無事に生き延びた模様。

 

戦闘中の一言

「ドムとは違うのだよ!ドムとは!」

 

 

ガンダム5号機 vs 黒い三連星

 

ガンダム5号機×1(大破)

 

高機動型ゲルググ×3(損傷なし)

 

本来宇宙用であるガンダム5号機で、遮蔽物やホワイトベースの対空砲火を活用して時間を稼ぐものの高い技能と連携をあわせ持つ黒い三連星の操る高機動ゲルググに終始圧倒され、ジェットストームアタックによって撃破される。

なお、機体が大破ですんでいるのは後で機体を調べる為に意図的に胴体を残されたため。

 

戦闘中の一言

「ガイア、オルテガ、ジェットストリームアタックをかけるぞ!」

 

「マッシュ、それは俺のセリフだ!」

 

 

シーマ隊 vs ジム小隊

 

シーマ隊

ゲルググM(指揮官用)×1(無傷)

ゲルググM×2(無傷)

 

ジム小隊

ジム×4(撃破3、大破1)

 

シーマとアンディ、リカルドの手によってマイク率いる4機のジムが虐殺される。以上

 

他の可能性があるとでも?

 

戦闘中の一言

「こちらマイク!こりゃだめだ。脱出する!」

アイナ様に似合いそうな機体は?

  • アプサラス
  • ビグ・ラング
  • ビグ・ラング(ビグロの部分がビグザム)
  • アプ・ラング(ビグロの部分がアプサラス)

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