新・ギレンの野望(笑)   作:議連・座備

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前回がちょっと短めだったので連続投稿させて頂きます。


61話 UC0079年11月 オデッサ作戦②

オデッサ方面軍・情報部

 

「え゛?なに?音が酷くて聞こえない!え!?

イギリス海峡の、3-26付近に、連邦軍の大集団!?」

 

「そうだ!敵の数が多すぎて、海が青く見えない!敵が七分で、海が三分。

いいか!?敵が七分に、海が三分だ!」

 

 

【挿絵表示】

 

 

オデッサ方面軍・会議室

 

「長距離レーダーによる索敵は、目標がミノフスキー粒子を散布している為に正確な数を把握できず、諜報部からの情報によれば上陸した連邦軍の規模は2個戦略軍、人数で言えば400万人近い数だと思われます。

上陸した連邦軍の戦闘正面幅は、約80キロ。現在はルクセンブルク近郊を進軍しており、オデッサへの到達時刻については、現在のところ不明であります。」

 

 

【挿絵表示】

 

 

「そうか、ひとつの戦闘集団の戦闘正面が80キロとは想像できん規模だな……。」

 

「また、この動きに呼応してロシア、アフリカ、インドの各方面軍がオデッサへ向けた大規模な攻勢を開始しており、我が軍はその圧倒敵な物量によって押されつつあります。」

 

「く…、北米への攻勢はオデッサ攻略に向けた陽動だったのか。さて一体どう対処したものか……。」

 

「とにかく連中が向かって来る以上、総力を上げて迎撃するしかあるまい。

頼みの量産型アプサラスの様子はどうなのかね?」

 

「ハッ。現在、ジオン本国で量産が始まっており、明日より1500人を新たに生産ラインへ投入…」

 

 

【挿絵表示】

 

 

「ダメだ、ダメだ!それではとても今回の戦いに間に合わん!

量産したアプサラスが届く頃には、オデッサはとっくに連邦の手に落ちているだろう!」

 

「しかし、現存する戦力だけでは勝利する事は困難です。

我が軍の戦力はアフリカやインド方面に展開している部隊を合わせても150万人程度、連邦はそれらを合算すれば700万人を軽く超えるでしょう。」

 

「それでは、どうするのだ!敵は明日にも我が軍の防衛線を突破するかもしれんのだぞ!」

 

「それは……。」

 

「フム…ずいぶんと荒れているようだな?デラーズよ。」

 

「ギレン総帥!」

 

 

 

やあ…諸君。ギレン・ザビである。

 

前回の北米方面軍への攻勢はやはり連邦による大規模な陽動作戦だったようで、ベルファストを中心に膨大な数の連邦軍がこのオデッサに向け侵攻を開始していた。

 

原作のように61式戦車が主力であればモビルスーツの力で互角の戦いが出来たかも知れないが、先行させた部隊からの報告によれば、連邦の主力は量産開始が早まったジムとなっており、我が軍の質的な面での優位は大幅に低下していた。

 

北米に送った増援が帰ってくるのにも少し時間がかかるようだし、いったいどう対応したものか。

 

全方向から迫る700万人の連邦軍とか、どうやれば倒せると言うんだ?

 

いやぁ…参った参った。無理ゲー感が凄すぎて思わず笑いが止まらないぜ。HaHaHaHa

 

仕方ないので、前線の部隊には無理な防戦はしないでオデッサに向けて後退しながら戦うように指示しておいた。

 

まあ勝算もないのに死守命令とか出しても良いことは何もないからね!

 

え?ピンチな割にはえらい余裕そうだって?

 

それは…どうだろうね?まあ最悪、マ・クベを見習って水爆ミサイルでも使ってから宇宙へ逃げればいいからだよ。たぶん。

 

アムロもいないからビームサーベルで切り飛ばされたりしないだろうし。

 

さて、それではちょっとメイのところに行って最後の準備をしてくるかな。

 

 

一一一一一一一一一一一一

 

 

side ヨハン・イブラヒム・レビル

 

 

「レビル将軍!左翼を担当する第4軍団がジオンとの戦闘を開始しました!」

 

「ブレックス君、状況は?」

 

「は、第4軍団はジオンが構築していた強固な防御陣地をガンタンクとデプロップによる集中攻撃で粉砕し、陣地から後退する敵のモビルスーツをジム隊が追撃しているとのことです。」

 

「ほう、緒戦は順調なようだな。」

 

「我が軍の地上戦力の約3割を投入した一大作戦でありますから。情報通りならジオンとの戦力比は5倍近くに達しており、モビルスーツの数でもジオン軍の約2000機に対して我が軍のジムが約3000機と圧倒的な優位に立っております。」

 

「ウム、苦労して数を揃えた甲斐があったな。」

 

「はい。モビルスーツ同士の一対一の戦いでは経験の差もあってジオン側が優勢となるようですが、我が軍は航空戦力や機甲師団といった従来の戦力と連携する事でジオンと互角以上の戦いを可能にしております。」

 

「そうだな、不安な要素は何処にもない。ないはずなのだ……。」

 

「どうかされましたか?レビル将軍?」

 

「いや、漠然とした直感のようなものですまないが、何故か敵の抵抗が弱いような気がしてな。

何かこう、我が軍がジオンの懐に誘いこまれているような気がしてならんのだ。」

 

「はあ…ですが将軍、仮にジオンに誘いこまれたとしてどうなると言うのですか?緒戦で大損害を被ったマスドライバーへの警戒は欠かしておりませんし、後方の支援部隊にも護衛を配置しておりますので奴らの得意な奇襲戦法を受けたとしても対応できるハズです。」

 

「君の言うとおりだな。おそらく単なる私の思いすごしだろう。気にしないで続けてくれ。」

 

「は、では引き続き作戦を継続します。」




そう言えばリックディアスも元はγガンダムだった…。

Gジェネで普通にドムから設計できるので、ここはひとつドムの改良先にさせてくだされ…orz

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