新・ギレンの野望(笑)   作:議連・座備

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3月に更新がなかったなど嘘だw


68話 UC0079年12月 星1号作戦

バーミンガム級戦艦「アナンケⅡ」

 

「レビル将軍!ジオンによるジャブローへの降下作戦が始まりました!」

 

「ジオン艦隊の動きは?」

 

「ソロモンとアクシズに駐留していた宇宙攻撃軍の主力は予想どおりジャブロー上空に展開しており、宇宙要塞アクシズもまたジャブローに向け移動を開始しました!」

 

「そうか、どうやらダミーを用いた陽動作戦は上手くいっているようだな。」

 

「主力部隊はルナツーを出てすぐに隕石を模したダミーを展開して姿を隠し、大量の艦艇のダミーを展開した陽動部隊が衛星軌道に展開しジオンの主力を引き付ける。まさかこれ程うまくいくとは思いませんでした。」

 

「一週間戦争で我々が苦しめられたダミーに、今度はジオンが苦しめられる。これが戦争というものだ。」

 

「全くです。しかし、隕石に擬態している関係上、我が軍の進軍速度は非常に遅いものとなっております。果たしてこの速度で間に合うのでしょうか?」

 

「なに、ジャブローは我が軍の誇る難攻不落の要塞だ。如何にジオン軍が強力といっても、そう簡単に落とす事はできん。ジャブローが落ち、連中が此方の作戦に気がついたとしても手遅れだよ。」

 

「確かに…。ではこのまま星一号作戦を進めます!」

 

「ウム。あと少しで他の部隊との合流地点だ。全艦隊の合流が完了次第、ジオン本国に向けて進軍を開始する!」

 

 

 

グワダン級大型戦艦「グワダン」

 

「ジャブロー防衛隊はジオン軍との即時停戦に合意します。ただ、連邦軍全体としての停戦は連邦政府のお偉方がルナツーに向かわれて不在のため、何とも申し上げられませんな。」

 

「ほう…。地球連邦政府の首脳部がジャブローを捨てて逃げ出したと?」

 

「彼らからすれば、戦略的撤退による時間稼ぎとの事でしたがね。我々が貴方をジャブローに引き付けている間にジオン本国を直撃する気のようですよ?」

 

「……連邦艦隊の主力は地球軌道に展開しているのではないのか?」

 

「はは、初めて我が軍が貴方の上手をとったようですな。あれはダミーですよ。開戦時に我々がされた事を真似たのです。」

 

「なんだと?!く……。まさかジャブローを囮にしてジオン本国を狙うとは。いくら本国が手薄といっても守備隊位は置いているのだぞ?」

 

「私もそう思いますよ。正気の沙汰ではありませんな。」

 

「しかし、なぜそのような情報を我々に?連邦の軍機だろうに。」

 

「おっしゃる通り我が軍の最高機密です。しかし、私にはこの作戦が上手くいくとは思えない。故に今貴方にこの情報を伝えるのです。」

 

「……なんだと?」

 

「貴方は情報の価値がちゃんとわかるお方だ。そして今この情報を伝えた事で、貴方は私に対して借りができた。違いますかな?」

 

「……確かにその通りだ。」

 

「故に、私はその借りを戦争を早く終わらせる事で貴方に返してもらうのですよ。ギレン総帥。で、終戦条約についてなのですが…」

 

 

やあ…諸君。ギレン・ザビである。

 

 

ジャブローの土竜と終戦条約について交渉していたのだが、あれはモグラじゃなくて怪物だな。

 

まさか自軍の機密情報を流す事で私に貸しを作り、それをネタに此方の譲歩を引き出すとは。

 

このタイミングであれば連邦艦隊の情報がジオンに入ってもおかしくないし、我等としても早期に条約交渉を終わらせるために色々と譲歩せざるを得なかった。

 

まあ良い。多少譲歩する位で連邦地上軍との全面的な停戦にこぎ着けられたのだから良しとしよう。

 

さて、後はグラナダの防備を固めさせ、それと戦っている連邦艦隊を後ろから襲撃すれば戦いは終わりだ。

 

さっさと戦争を終わらせるとするか……ん?

 

「ギ、ギレン総帥!」

 

「ハマーンか。そんなに慌ててどうした?」

 

「グラナダの守備隊がキシリアによるジオンの統治を求めて軍事クーデターを起こしました!また、ジオン本国がキシリア麾下の特殊部隊による襲撃を受け、キシリアの身柄を奪われたとの連絡が!」

 

「なんだと?!」

 

 

一一一一一一一一一一一一

 

 

side ドズル・ザビ

 

「ジオン本国が危ないだと?!」

 

「そのとおりだ、ドズル。我々にとっては開戦以降、最大の危機と言っても過言ではない。連邦艦隊だけならなんとでもなったが、そこにグラナダでのクーデターが重なるとなると話が違う。」

 

「わかった!すぐに全艦隊を集結させて…」

 

「そんな悠長な事をしている時間はない!私は今すぐに親衛隊を率いて本国の救援に向かう。ドズル、貴様には連邦艦隊への対応を頼む。」

 

「いくら親衛隊が精鋭揃いと言っても、ジャブロー攻略作戦のため半数近くが地上に降りているのだ!残っている親衛隊だけで本国を救援するなど無茶だ!」

 

「無茶であろうとなさねばならんのだ!

全艦隊を集結させてから本国に向かえば、確かにキシリアと連邦を倒す事など容易だろう。だが、それでは艦隊の補給や移動に時間がかかりすぎるのだ!

それだけの時間を首都防衛師団だけで持ちこたえるのはできん。それに……。」

 

「それに?」

 

「本国には今、アイナや親父達がいる。万が一にもキシリアや連邦にアイナの身柄を捕らえられる訳にはいかんのだ!

ドズル、連邦艦隊の方は頼んだぞ。ハマーン、次はサイド評議会に…」




筆の進みが遅い…。プロットは完成しているのでぼちぼち書いていきます。

決してウマな娘のトレーナーをしていて忙しいせいではありません。

エピローグを読みたいのは次の中どれ?

  • イグルー
  • ジオニックフロント
  • MS08小隊
  • 戦慄のブルー
  • ミッシングリンク
  • ガンダム戦記
  • ポケットの中の戦争
  • 0083
  • Zガンダム
  • ユニコーン
  • サンダーボルト
  • ルーデル閣下
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