イナズマイレブン 〜白兎の軌跡〜   作:シロX

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最後の投稿から2ヶ月くらい経って、お気に入りが90件超え!ありがとうございます!
後もう少しで夢の三桁!この調子で評価も付くくらい頑張りたいです

ではスタート!


第14話 キムチは美味いが、そのプレーは不味いです!

FFI、日本対韓国の試合が間もなく始まろうとしている

 

グループ形式でのリーグ戦で、試合に4勝したチームが本戦へと進める事が出来る

 

「よ〜し!気合い入れるやっぺ!」

 

「お前はベンチだろ」

 

「ヒロト君もベンチだよね?」

 

気合いを入れるなえに水を差すヒロトだが、更に加えて白兎が鋭い言葉を投げ付けた

 

 

『アジア予選一回戦は、韓国代表「レッドパイソン」との試合となります!その名の通り、赤い突撃獣との異名を持つ強力な突破力があるチームです!』

 

 

『一方日本は、金雲監督によって選ばれた日本最高峰のメンバーです!キャプテン円堂守を中心に、強力なイレブンが日本の旗を背負います!!』

 

 

 

     灰崎 豪炎寺

 

  白兎 明日人 鬼道 タツヤ

 

  風丸 壁山 士郎 八神

 

       円堂(C)

 

 

 

       ペク

 ジウォン       ヨン

      ドンヒョク

  ソク(C)    スンジン

 

ユファン        ドユン

     ソア  ヨンウ

 

      シン

 

 

 

そして試合開始のホイッスルが鳴り響く

 

 

『始まりました日本対韓国!アジアのライバルが今激突します!!』

 

 

韓国のボールからパスを繋ぎつつ攻め上がる

 

ドンヒョク、ヨン、そしてペクと繋がって行く。

しかしそのペクのドリブルを、横から明日人が奪い取り、日本の攻撃へと流れを変えた

 

「稲森、そのまま続け!行くぞ!」

 

明日人がボールを持った瞬間、鬼道のゲームメイクが始まる

 

「白兎!」

 

「灰崎君!」

 

明日人から白兎、前線の灰崎へと繋がる

 

「退きやがれ!!」

 

ソアとヨンウを強引に突破してディフェンスラインを掻い潜る

 

「あ…」

 

しかし、2人のディフェンスを無理に突破したせいもあり灰崎はボールを溢してしまう

 

「灰崎!クッ…稲森!」

 

豪炎寺がフォローに入ろうとするが、そうなってしまうとシュートする人が居なくなってしまう

 

後ろに居る明日人に指示を飛ばして、何とかキープする

 

「灰崎、もしかして緊張してる?」

 

「うるせぇ!!」

 

ボールを持った明日人が代わりに前へ出て、豪炎寺と並走する

 

「豪炎寺さんお願いします!」

 

「ああ!!」

 

「シャイニングバード!」

 

「ハァァ!!」

 

「「──爆熱ストーム!」」

 

 

『最初のシュートは日本!派手に稲森と豪炎寺のオーバーライド技だァァ!!』

 

 

「ファイアウォール!──フッ」

 

しかし渾身のオーバーライド技も呆気なく止められてしまった

 

「豪炎寺さんの爆熱ストームが止められるなんて!」

 

「これが世界か。そうそう技が決まるとは思わなかったが…」

 

改めて世界のレベルを思い知らされる明日人と豪炎寺

 

「行け!」

 

シンがユファンへボールを投げるも

 

「貰った!」

 

タツヤがそれをカットした

 

「灰崎!」

 

「オーバーヘッドペンギン!」

 

タツヤはそのまま灰崎へボールを回し、ダイレクトで必殺技を放った

 

「ファイアウォール!」

 

 

『イナズマジャパン、連続でシュートを放つも難無く止められた!!』

 

 

シンはボールを蹴り上げて、サイドにいるドユンへとパスする

 

「マズい…」

 

風丸が空いたスペースへと走り込む

 

今白兎と明日人が前線に出てるせいもあり、中盤が手薄となっている

 

風丸はそれを察したのだが

 

「ペク!」

 

更にその風丸の頭上を越えるロングパスを出されてしまった

 

 

『韓国のカウンター!日本、小さな隙を突かれ大ピンチに!!』

 

 

「行かせないっス!──ザ・ウォール改!」

 

巨大な壁がペクの前に立ち塞がるが

 

「邪魔だぁぁぁ!!──レッドブレイク!」

 

「のわっ!?」

 

目の前に壁が立ちはだかろうと問答無用で必殺シュートを放ち、その壁を打ち砕いた

 

「風神雷神!──ハァァァ!!!」

 

円堂も対抗して風神雷神でシュートを止める

 

「クッ…!」

 

何とか韓国の強烈なシュートを止める事は出来た。しかし、それは壁山あってのこと

 

もし、ペクがフリー又は壁山がシュートブロックしていなかったら、恐らく先制点を貰っていただろう

 

「これが世界か…!反撃だ!」

 

円堂は士郎へとボールを渡す

 

「もう一度撃つまでだ!!」

 

ペクは士郎に猛突進して来るが、それをヒラリと容易く避ける

 

「鬼道君!」

 

「良し!」

 

鬼道へと繋がり攻め上がる

 

「「行かせるか!」」

 

ドンヒョク、スンジンと2人で止めに入る

 

「タツヤ!」

 

「甘いな!」

 

ノーマークのタツヤへとパスを出したが、それを読まれてソクがカットする

 

「悪いがそう簡単にシュートは打たせない!もう一度だ!」

 

 

『韓国、日本の反撃を狙い再度攻め上がる!!』

 

 

「今度は決める!!」

 

ペクがシュート体勢に入ろうとした時、八神がそれより早く動き出す

 

「──コスモバニッシュ!」

 

ペクの周りが宇宙空間へと変わり、八神が指を鳴らすと小惑星が一気に襲い掛かりボールを奪い取る

 

 

『日本の危機を救ったのは八神だ!ボールを持った八神、そのまま上がって行く!!』

 

 

「鬼道さん!」

 

そしてボールはゲームメイクをする鬼道へと自然に集まる

 

「イリュージョンボール!」

 

得意な技でユファンを抜いた

 

「タツヤ!」

 

「良し、豪炎寺君!」

 

前に繋げる為にパスを出そうとするも、豪炎寺にマークが付いて出せない

 

「それなら灰崎──」

 

しかし灰崎にもヨンウがマンツーマンで付いている

 

(ここは俺が打つしかないか!)

「流星ブレード!」

 

「ファイアウォール!」

 

シンはこれをしっかりと受け止める

 

角度、距離と満足にままならない状態でのシュートは、本来の威力の半分でしか出せずだった

 

 

『ここから韓国の逆襲!ゴールから一気に中盤へとボールが運び、一瞬でゴール前まで!!』

 

 

「見せてやる。この俺、ペク様の実力を!!──バイソンホーン!」

 

「しまった!」

 

「速いっス!」

 

士郎と壁山がブロックに入ろうとしたが、あと一歩のところで届かず2人の間をすり抜けてゴールへと向かう

 

「止める!──風神雷神!」

 

さっきとは別のシュート。その威力は、円堂を後ずらせる程のものだった

 

「さっきまでとはパワーが……ぐわあぁ!!」

 

 

『ゴーーール!!先制点は韓国代表レッドバイソン!日本の守護神、円堂の必殺技を正面から撃ち破った!!』

 

 

「なんて強さだ…まだ手が痺れてる」

 

「キャプテン!」

 

「すみません。間に合いませんでした」

 

「ああ気にすんな!ここから巻き返せばいいからさ!」

 

しかし今のプレーで分かった事がある

 

それは、今の状態では韓国には勝てない。

シュートは全て止められ、逆に打たれれば力の差で決まる

 

これに対して急速に対応しなければならない。でないと、時間が経てば経つほどチームの士気にも関わってくる

 

「鬼道、俺にボールを回してくれないか?」

 

「豪炎寺…何か策があるのか?」

 

「策というわけではないが、俺がゴールを割ってみせる」

 

「分かった。なんとしてでもお前に繋げよう」

 

 

『一点を取られた日本はどう攻めるのでしょうか?そして韓国、この前半を逃げ切れるのでしょうか!?』

 

 

試合再開のホイッスルが鳴り、ボールは鬼道がキープして韓国陣内へと突き進む

 

(なんとしてでもお前に繋げる。頼むぞ豪炎寺!)

「攻め込むぞ!──必殺タクティクス!柔と剛!」

 

鬼道、明日人、白兎へと横の細かい柔とも言えるパスで敵を引き寄せ、白兎は再度中央へパスを戻してそこへ灰崎が剛とも言える力強い直線的なパスで一気に前へと繋げる

 

ボールはディフェンスラインを一気に突破して、ボールは豪炎寺へと繋がった

 

(遂にこの時が来た!)

「ハァッ!──ラストリゾート!!」

 

ボールに超強力な回転を加えて、溜め込まれたエネルギーを放つ

 

地面を抉りながら龍を模したシュートは韓国ゴールへと突き進む

 

「ファイアウォール!」

 

シンもこのシュートだけは別格だと本能で感じた

 

渾身の必殺技で迎え撃つも、豪炎寺のシュートはそれ以上の威力で韓国の強固な壁を打ち砕いた

 

 

『ゴーーール!!日本、豪炎寺の新たなる必殺技「ラストリゾート」で同点ゴールを決めました!!』

 

 

「なるほどお前だったのか。クラリオを本気にさせた選手っていうのは」

 

豪炎寺のラストリゾートは今回が初お披露目。

鬼道はその威力で、クラリオに火を付けたのは豪炎寺だと確信した

 

「チッ!まさか日本にあんな選手がいるなんてな……?」

 

ペクがそう呟いていると、イレブンバンドから監督の指示を受けた

 

『調整が必要だ。狙うは豪炎寺修也』

 

と、イレブンバンドに文字が表示される

 

「オリオンの使徒に楯突く奴はどうなるか教えてやる!」

 

前半終了間近、韓国からボールが回る

 

「チャンスだ!」

 

豪炎寺の頭上ボールが飛んで来て、ヘディングで他にパスしようとする時

 

(今だ!)

 

ペクが近くを走り出してスパイクの先が光った。

その光りは豪炎寺の目へと向けられ

 

(な、何だ!?)

 

「「ハァ!」」

 

眩しさに目を眩ます豪炎寺が着地すると同時に、ペクとドンヒョクのスライディングタックルが豪炎寺の利き足である左の足首に激突する

 

「うぐぁ!!?」

 

 

『おぉーっと!?豪炎寺ハプニングに襲われた!!』

 

 

「豪炎寺!」

 

「豪炎寺さん!」

 

そして同時に前半終了のホイッスルが鳴り響く

 

 

 

 

 

「見せて下さい!」

 

杏奈が足首を見るのだが、それは誰が見てもプレイ続行は無理だと思う負傷をしてしまっていた

 

「監督、これ以上無理です!」

 

「ん〜仕方ありませんね」

 

豪炎寺の怪我は、着地失敗での捻挫に加え、韓国選手による足首を抉られて血が流れるといった状態

 

「豪炎寺…」

 

「悪い鬼道…俺はここまでの様だ…」

 

「何言ってる。お前はこんな所で終わる男じゃない。必ず戻って来るのを信じてる」

 

「ありがとうな」

 

豪炎寺はそのまま負傷の為、無念の退場となった

 

「豪炎寺君が居なくなってしまったので交代しますね〜」

 

「じゃあじゃあ!ウチが出る!」

 

「はぁ?お前じゃ豪炎寺さんの後を任せられるか!」

 

「そうですねぇ…ヒロト君お願いします」

 

ヒロトはドヤ顔でなえを笑う

 

「まぁ任せな。見せてやる、世界にこのゴッドスト──」

 

「はいはい、そんなもんええから早よ行ってきや!」

 

「それと明日人と白兎君。後半戦、2人はポジションチェンジです」

 

「「はい」」

 

豪炎寺が負傷した前半戦

 

一回戦から波乱万丈な試合展開が巻き起こる

 

世界の壁はそう簡単に越えさせては貰えない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(エースを失った日本がどう対処するか見ものだな)




書いてて思った。原作よりサッカーしてるって

主人公だけがオリ技持てると思ったら勘違いです。既存キャラにも技は持たせますよ

ここまでの拝読ありがとうございました!
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