イナズマイレブン 〜白兎の軌跡〜   作:シロX

2 / 14
方言の書き方がムズイ!

そんな訳でスタートです


第2話 兎だって熊殺しに勝ちたい!

なえと一緒にグランドへ戻ると、ユニフォームを着た白恋イレブンと思われる人達が居た

 

「やっと来たか。今日からこの2人をメンバーに加える」

 

「あー!」

 

白兎は見覚えのある人物に駆け寄る。席でも隣だった無愛想な人

 

「君サッカー部だったの?」

 

「それはこっちの台詞だ!何でお前が此処に…」

 

「アツヤ知り合い?」

 

「…今日転校して来た奴だよ。そんなヒョロっちぃ身体でサッカーなんて出来るのかよ?」

 

「出来るよ。前の学校ではスポンサーが付いてなかったから、クラブチームとかでやっていたけど」

 

アツヤと呼ばれる少年の挑発も簡単に受け流した

 

「僕は『吹雪士郎』。このチームのキャプテン。それで君と話してるのが『吹雪アツヤ』」

 

「白兎です。宜しく」

 

「白兎屋は説明した通り知っているな。白兎も簡単に自己紹介が済んだ。これで問題ないな」

 

染岡は予め、なえの事は説明済みだった。白兎は突然だった為説明は出来て無かったが、簡単に挨拶を済ませる様子を見て安心する

 

「2人共、希望のポジションはあるかな?」

 

「ウチはエースストライカーが希望なところ!」

 

「白恋のエースストライカーは俺だ!ド素人は素っ込んでろ!」

 

「ウチは本気やで!」

 

なえとアツヤが言い合いしてる中で白兎はボソッと呟く

 

「僕は何処でも大丈夫です。強いて言うならMF辺りかな?」

 

「何処でもって、それって全部のポジションを出来るって事なのかな?」

 

「はい、クラブチームでフィールドプレイヤーとして活動が多かったけど、ボールを怖がってキーパーをする人が居なかったので」

 

全部のポジションが出来るのも凄いが、GKも出来るのは少々驚きだ

 

「そうなんや!後でウチにも色々と教えてや!」

 

「いいよ」

 

「ハッ!なら、コイツより少しはマシなプレイが出来るって事だな」

 

アツヤはボールを片手にセンターサークルに入り呼び掛ける

 

「俺と勝負しろ。実力を見てやる」

 

「おいアツヤ…」

 

「いいよ。僕もアツヤ君がどれくらい凄いのか見てみたいし」

 

白兎は軽く背伸びをしながらアツヤの前に立つ

 

「勝負は先にゴールした方が勝ち。いいか?」

 

「ああ」

 

「先行は白兎お前からだ」

 

アツヤは少し距離を置いて構える

 

「じゃあ行くよ!」

 

白兎はボールを蹴り出す

 

「遅えよ!」

 

それと同時にアツヤは一瞬でボールを奪う

 

「オイオイこの程度かよ?」

 

「やるね!」

 

攻守交代。今度はアツヤが攻める番

 

「行くぜぇ!!」

 

「クッ…!」

 

少し出遅れた。後を追う形になってしまったが、ボールを持つか持たないの差ですぐに追い付きチャージを掛ける

 

しかし、力はアツヤが優ってる

 

(思ってた通り力は俺が上。楽勝だな!)

 

(見た通り力はアツヤ君が強い。でもね、力任せ突破出来ると考えてるならまだまだだよ!)

 

白兎はアツヤより前へ出て、踵で蹴り払うかのようにブロックする

 

「なっ!?」

 

下手をすれば怪我をしてしまう危ないブロック。アツヤはジャンプして避けるが、ボールは奪われ、受け身は取れたものの派手に転んだ

 

「──ッ!危ねぇだろ!!」

 

「でも、アツヤ君なら避けれると知っていたよ」

 

白兎はセンターマークを回り、もう一度ゴールへ目指す

 

「さっきは油断したけど本気で行くよ!」

 

「舐めんなよ!」

 

すぐさまブロックに入る。豪快にプレッシャーのアツヤに対して、白兎は冷静に華麗な足捌きでボールを操り奪われないようにする

 

「この!」

 

「よっ!」

 

白兎はヒールリフトと呼ばれる技で、アツヤを抜き去る

 

「良し!このまま──」

 

「させっか!!」

 

抜いても前へ出る

 

「これで決めるよ!」

 

軽くボールを蹴り上げて必殺技の体勢に入る

 

「ホワイトラビット!」

 

繰り出すボレーシュートに合わせて、巨大な白兎が後ろ足で蹴り飛ばす

 

「必殺クマゴロシ縛!」

 

赤黒いオーラが白兎のシュートを包み込む

 

「どうだ!」

 

「いいや!兎はもっと跳べる!」

 

止められたと思ったシュートだが、アツヤのシュートブロックを突き破る

 

「何!?」

 

「やった!…ってアレ?」

 

しかし、威力の下がったシュートは失速し、軌道を大きくズラしてクロスバーに当たりゴールとはならなかった

 

でも

 

「「あ…」」

 

弾かれたボールが偶々転がり入り、優しくネットを揺らした

 

「お、おう?」

 

「え〜と、白兎が勝ったって事で良いんやっぺか?」

 

「そのようだね」

 

「アツヤこれで満足か?」

 

偶然ゴールしたとは言え結果は白兎の勝ち

 

「しねえよ!」

 

流石に納得する筈も無かった

 

「もう一回勝負──」

 

「白兎白兎!ウチにも教えてや!」

 

言い掛けたアツヤを押し退けてなえが顔いっぱいに近付く

 

「ねぇねぇええやろ〜?」

 

子犬の様なつぶらな瞳で白兎におねだりする

 

「まぁ良いけど…」

 

無下にも出来ず仕方なく付き合う

 

「やった!ほんなら善は急げや!行くで〜!」

 

「オイ待て!俺との勝負が先だ!」

 

「そんなん後々」

 

なえは白兎の腕を抱いて引き摺る

 

「中々面白くなりそうだね」

 

「笑ってる場合か?大会は明後日。予選とは違って強敵ばかりだぞ。しかも1回戦の相手は──

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世宇子なんだぞ」




次回は試合です。アレスは割とトントン拍子なのでホイホイ行きます

因みに今回はオリ主のシュート技のお披露目でもありました。その他にもドリブル、ブロック、キーパー技も習得済みです

ここまでの拝読ありがとうございました
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。