ではスタート!
「アツヤ君、一緒にお昼でも食べない?」
「何でお前なんかと…」
とあるお昼休み、白兎はアツヤに昼食に誘うが案の定断られる
「まあまあ、良いではないか」
白兎が机をくっ付けると
「白兎〜!アツヤ〜!一緒にお昼でも食べようや〜!」
教室のドアが勢いよく開かれた。声を掛けた人物はなえだった
「お前1年だろ!?何で俺達2年の教室に来てんだよ?」
「だからお昼!」
なえの手にはお弁当箱を手提げていた
「ここまで来たんだししょがないよ」
白兎は空いてる席をなえに座らせて、3人で食べる事になった
「アツヤの美味しそうやな…ひと口頂戴!」
「自分の食べろ」
「ええやん。御菜の交換なんて楽しいやろ」
「知らん」
アツヤは背を向けて食べ始める。なえは頬を膨らませて少しばかり怒っていた
「白兎のも美味しそう。食べてもええか?」
「うんどうぞ」
「やった〜!なら、ウチのと交換や」
お互いに御菜を交換して食べる。なえは嬉しいそうにほうばり、白兎は黙々と食べていた
「やっぱ皆んなで食べるお昼は最高やっぺ!」
「だぁー!いちいちうるせぇな!食べる度に何か言わないと気が済まないのか!?」
「アツヤの方こそ何やの?カリカリしとったらいかんよ」
「この野郎〜…」
今にはも箸を折りそうな程に怒りを露わにしてると、士郎が教室に入って来た
「やあ3人共仲良く食べて……いないか」
「まさか兄貴まで昼飯食いに来たのか?」
「食べる?」
「兄貴まで冗談はやめろよ」
「ところで士郎さんはどうして此処へ?」
「次の対戦相手が決まったよ。永世学園。放課後、部室でミーティングね」
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永世イレブンは、最近出来た新しいサッカー部
にも関わらず、今大会得点率が高い
「そんな1回戦の相手だったチーム『千羽山』との結果は」
録画されたTVを見ると、4-0で圧倒的な大差で勝っていた
「去年試合した染岡さんはどう見ます?」
「まさか…だな。去年同様に『無限の壁』で予選は無失点だった。だが、永世との試合はその必殺技を簡単に破っている。攻撃力だけなら、間違い無く今大会1番だろうな」
「だったらこっちは倍にゴールを決めれば良いだけだ!俺に任せな」
「でも、アツヤはこの前の試合1点も取って無かったやん」
アツヤがなえを苛めてる間にも話は進む
「でしたから、防御力を上げますか?前の試合みたいに僕がディフェンスに入って」
「それはまた決めるよ。まだ時間はある。さてと、そろそろ練習を始めようか」
士郎が手を叩いてミーティングが終了する
「そや!士郎、アツヤちょっとええか?」
「今度はなんだよ」
「オーバーライドって言う技やってみぃへんか?」
「お前にしては面白い事を言うな」
珍しく、アツヤはなえの意見に賛成だった
「アツヤの言う通り面白そうだね。僕も賛成だよ」
「じゃあ特訓やろや〜!」
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『さぁFF2回戦!今回の対戦カードは白恋中対永世学園!攻撃力の高いチームがぶつかり合います!実況は私『角間王将』がお送りします!』
スタジアムには、それぞれ選手達がベンチで準備運動をして待ち構えていた
「僕がMFですか?」
「白兎の実力見せてもらうよ」
「くぅ〜!久し振りの本職!あっ…、なえちゃん達は出来たの?オーバーライド技」
時間ギリギリまで特訓していたのを白兎は知っていた。しかし、それが成功する所は1度も目にしては無い
「まだよ〜」
「そうなんだ」
「白兎、そろそろポジションに着くよ」
「はい」
そして永世ベンチでは
「ヒロトが来てない?」
「アイツ寝坊らしい」
話してるのは、永世イレブンのキャプテン『基山タツヤ』とその友人である『緑川リュウジ』だった
どうやら、メンバー1人が遅れてる事に今更ながら気付いたのだ
「こっちに向かってるらしいけど……多分後半には着くと思う」
「なら問題無い。俺達は、ヒロトが来るまで前半を戦い抜こう!」
両チーム共、ポジションに着いて試合のホイッスルが鳴り響く
先行は永世学園からのスタート
『
オーバーライド技と連携、合体技の違いが全然分からん!!
何を基準にオーバーライドと呼ぶのか?
ここまでの拝読ありがとうございました!