ではスタート!
此処は雷門中サッカー部のミーティングルーム。
そこでは、次の対戦相手の白恋中について話し合っていた
士郎とアツヤの吹雪兄弟、そして染岡の3人に重点を置いて対策していた
「その3人をマークしていれば勝てると?」
「とも限らないんですよねぇ〜」
その説明をするのが、今現在雷門中の監督をしている趙 金雲
画面に映し出されたのなえだった
「白兎屋なえ。のりか君と同じ女の子で選手なのです」
「選手…」
同じ女の子でポジションは違うが、GKをしてる海腹のりかが反応した
「彼女は白恋中のスポンサーである『しろうさぎ本舗』の社長令嬢で、経験は殆ど無いものの既に3得点の実績を兼ねています」
「アイツ初心者だったのかよ…」
そう呟くのは小僧丸だった
「知っているのですか?」
それを聞いたのはマネージャーである大谷つくし
「あぁ」
「監督!白兎…思鏡白兎っていう選手はいますか?」
「明日人君、目の付け所は良いですね。実はもう1人要注意人物が居るんです。それが明日人君が言う、思鏡白兎君!」
そこからの先の説明は、もう1人のマネージャーである神門杏奈が続ける
「彼のこれまでの試合データを集めていましたが…」
「かなり面白い事が分かりましたよ〜!」
金雲は、白恋と試合した世宇子と永世との映像を流す
「彼のポジションはMFなんですが、持ち前の器用さで他全てのポジションが出来るんですよ」
様々な白兎の映像が流れる。シュート、ドリブル、ディフェンス、キーパーと
「白兎ってこんなに凄かったんだ!」
「彼が出場したこの2試合、点数を見れば接戦なんですけど内容で見れば白恋の動きが良くなっているのです」
「どういう事ですか?」
雷門のキャプテンである道成達巳が質問をする
「彼がフィールドを駆け回る事で他の選手のフォローだけでは無く、自分が動く事でチームの連携が更に機能して攻撃力と防御力が増しているのです」
そしてもう一つの映像を映す
「しかしそんな彼でも弱点はあります!」
「監督それは?」
「彼はサッカーを
その言葉に全員が困惑する
「それってどういう意味なんだよ?」
当然の様な反応をするのは剛陣鉄之助だ
「そのまんまの意味です」
「監督、もうちょっと分かりやすく…」
杏奈は頭を抱えていた
「出来過ぎる故に良く動くのですよ。そのせいで体力を一気に使い果たしてしまうのです」
「確かに、永世の試合を見る限り前半でバテテるな」
映像を凝視して気付いたのは氷浦貴利名
「じゃあこの人もマークすれば!」
服部半太が白兎の動きを封じればと提案するも
「それは無理!になりました!」
金雲が両手で大きくバツ印を作る
「永世との試合で負傷した選手の代わりとしてキーパーになっちゃいましたから!」
「白恋中には控えのキーパーが居ないので、代わりに白兎君がするそうですよ」
「け・れ・ど!キーパーだからって油断したら駄目ですよ〜」
恐らく最後の映像を流す
「兎の様に飛び跳ねてはフィールドを駆け回る。そして繰り出す必殺技は夢の様なもの!正にファンタジープレイヤーの名に恥じない選手です!!」
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「へくちっ!」
只今雷門で絶賛噂されてる白兎は、今サッカーボールを片手に河川敷を歩いていた
「風邪かなぁ?……あっ」
「あっ…」
偶然にも正面から染岡が歩いて、お互いに目が合った
「偶然だな」
「ど、どうも」
「何だよ今更改まって」
「プライベートでチームメイトに会うなんてそうそう無いので。少し緊張を…」
染岡は白兎の手に持つサッカーボールに目をやり、河道に指差して
「取り敢えずボール蹴るか?」
誘う
そしてパスをしながら適当に会話をする
「白兎屋とは一緒じゃないんだな。いつもはセットなのに」
「いや、学校とかならそうですけど。プライベートは……そういえば昨日家に押し掛けて来たな」
「マジかよ」という表情で染岡は驚く
「お前らもう付き合えよ」
「な、何でですか?」
「あそこまでイチャついて『付き合ってません!』なんて言ってみろ……腹が立つ!」
さっきまで緩やかなパスから、シュートと思わせる程の強烈なパスを受ける
「なえちゃんは友達です」
「言い切るんだな。白兎屋が可哀想だ、ハハハ」
「…染岡さんって色恋沙汰に興味があるのですか?」
「別にそういう訳じゃないが、特にお前らは見ていて面白そうだからな!」
白兎となえの関係を面白半分で染岡は期待していた
「それよりも次は雷門です。真面目な話どう思いますか?」
「そうだな。正直、今の雷門は相手にならない。それが俺の見解だ」
これは意外な言葉が出て来た
「相手が鬼道だろうが円堂だろうが、例え雷門であっても倒す。大会に出てる奴らは優勝を目指してるんだ」
「加減は要らないと?」
「なんなら、10点くらい取っても構わないんだぜ」
「それは無理ですけど、それくらいの勢いでやれと言うんですね」
「そうだ!!」
今度はパスでは無くシュートで返して来た。
それを白兎は、拳を作り殴る様に地面に叩き付けて止める
叩き付けたボールは大きくバウンドし、それを片手でキャッチする
「では頑張って気張ります!」
『FF3回戦!雷門中VS白恋中の試合が間もなく始まろうとしています!!勝利の女神はどちらに微笑むのでしょうか!!』
イナイレに恋愛要素を加えようか考えております。
本音としては加えたい!めっちゃ取り入れたい!!
ここまでの拝読ありがとうございました!