…痛い…
あれからどれぐらい歩いたんだろ…目の前には崩れ落ちた家やお店の残骸が一面に広がる
昨日まで人がたくさんいたのに今は誰一人いない
…父さん…母さん…蓮……なんでだよ、何でこんなことに…
痛みを我慢しながら歩き回り人がいないかを探す…でも見えるのは炎と瓦礫の山、山、山…
誰もいない…そう思った瞬間足がもつれ地面に倒れる…
痛い…それになんだか力が抜けてく
「……俺たち何かしたの…か…何も…してない…の…に…クッ…」
手に力を込め再び起き上がるとフラフラしながら歩きながら思い出していた
今日は蓮と一緒に父さん母さんが運転する車で叶おじさん達が発掘したティルレガシイ【お伽噺の遺産】を見に向かう途中、空から眩い光が降り注いだ瞬間気絶して気がついたら全身が傷だらけで大の字に倒れていて体を起こし目に入ったのは黒く焦げた車の破片…そして
『グルルルルル』
闇よりも黒い六枚の翼をひろげた鬼が唸り声を上げながら血を流し傷だらけの蓮を手のひらに乗せ大きく開いた口へと放り込んだ
「あ、あああ?……れ、蓮ウウ…ウアアアアアアアアアアアアア!?」
『………………!』
一瞬驚いた様にこちらをみたけど背を向け黒い翼を広げ空へと舞い上がりやがてかきけす様に消えた
それからは何も覚えていない…気がついたら村の中心に来ていた
痛い…痛いよ、涙が溢れる…父さん、母さん、蓮、俺もうダメみたいだ…
本当に心の中で何かが音を立て折れ膝をつきそうになった時暖かい何かに包まれた
『しっかりしろ!生きろ、頼む生きてくれ!!』
力を振り絞り最後にみたのは白い鎧みたいな装甲を纏った大きい巨人だった
―――――――
――――――
「ハッ!…またあの夢か…父さん、母さん、蓮…何で俺だけ生き残ったんだろう…教えてよ…」
いつのまにかに寝てしまった俺は久しぶりに四年前の夢を見てしまった…目の前には巨大な赤い鳥の石像が鎮座している
あの日以降、珠にしか見ることがない夢…その度に何で生き残ったんだと思うんだ…でも最近違う夢をよく見るようになった
―…目覚めよ、他者の痛みと悲しみを己のモノとして感じる心優しく強き魂を持つ――――の継承者よ―
赤い鳥、青い龍、白い虎、緑の亀が俺をじっとみながら話しかける夢
でも赤き鳥…『炎凰
えんおう
』ってなんなんだ?数日前にじいちゃんに赤い鳥の石像を見せられた時ずっと昔から知ってる感にとらわれた
「赤き鳥…不死鳥…そんなわけないよな…俺みたいなやつが桃兄みたいになれるわけないよ…」
そう結論付け俺は端末を操作し赤い鳥の石像の調査を始める
早くコイツの装者を見つけなきゃ…鬼達のせいで当たり前な日常をこれ以上壊させない
そう心の中で呟き解析を始める飛鳥、しかし赤い鳥の石像の瞳が淡く輝いていた事に気づかなかった
第三話 共闘(前編)
「待って桃矢!きゃっ!?」
大きく翼を広げ光が点ると凄まじい風が巻き起こり揺れる髪を手で押さえながらモモタロウがゆっくり空へ上っていくのを見ながら先程の会話を思い出す
―……人違いだ…叶桃矢じゃない…俺はモモタロウだ!!―
私は名字まで当ててないのに『叶桃矢』と言った彼が間違いなく本人だと確信した、桃矢は嘘やほんの少し動揺すると手を握りしめ開いたりするその癖は私達姉妹にしかわからない
実際モモタロウの右手が握りしめ開いたりしていたから間違いない
「何でなの…生きてたんならなんで私達に連絡寄越さないのよ…馬鹿桃矢あああああああああああああ!!」
空に光輝く幾何学的紋様に飛び込み消えるモモタロウ…馬鹿桃矢に向けて巻き起こる風にたなびく髪を押さえながら叫ぶ声が瓦礫だらけの街に響き渡った
第三話 共闘
非政府防衛組織ヴァルキリーズ極東支部
同整備ハンガー
「おいおい、コイツはひどすぎだろ…卸したての戦機人がスクラップじゃねえかよ」
「ごめんなさい、城田主任…」
「まあ、ノゾミの姉御が怪我ひとつなかったから良かったけどさ…完全に直すには一月はかかるな~それまでは予備機で我慢してくんない?」
黄色と黒の縞柄の繋ぎを着た茶髪の少年が装甲を外され固定されたフレーム状態の戦機人のダメージを整備端末でチェックしながら告げる、彼はヴァルキリーズ極東支部整備班主任『城田虎次郎』…伝説の整備士『城田雷三』の孫で腕は超一流だ
「おし、みんな集まってくれ戦機人を各パーツごとに分解して直すぞ~」
「「「はい主任!」」」
整備端末に示されたプランに従い流れるように戦機人を分解していく「チーム虎」の面々の半数は女性が占めている。鬼達の侵略が始まってから軍が男を根こそぎ徴兵したからってのもある
当然年齢も若い子達が多いわけでヴァルキリーズは男子2:女子8の女だらけの大所帯になる
「…腰椎パーツは三番テーブルに移動、脚部は四番と五、ん?なんだ……し、司令?いるけど…ノゾミの姉御~司令が執務室に来いだとさ」
整備の指示をしていた虎次郎の端末に通信が入り手を止める私に告げ整備立ち会いを一任するとそのまま執務室へと歩いていく
たぶん先程の戦闘に現れたモモタロウに関すること…でもあれに乗ってるのが私達姉妹の幼なじみの馬鹿桃矢だと伝えていいのだろうか?
リトス司令は軍の余りにも非道な作戦を目の辺りにし退役した私をヴァルキリーズ極東支部所属にするや否や第4分隊の隊長に任命し27歳で極東支部司令を務める才媛、昔は軍とは関係ない分野で活躍していたらしいけどたしか…そう考えてるうちに執務室の前につき声をかけると空気が抜ける音と同時にドアが開き中に入る
様々なデータ端末から情報に目を通す紫色のウェーブがかかった長い髪の女性が端末を閉じ私に目を向け口を開いた
「帰投早々すまないわねノゾミ・カワシマ第4分隊長…先程の戦闘で彼、認識コード『モモタロウ』と会話したそうね」
「は、はい…逃げられてしまいました…でも彼は将鬼から私を守ってくれました…」
「そう…ノゾミ分隊長、特別任務を与えます…今後モモタロウが現れたなら彼と共同戦線、もしくは話し合いの場を設けたいと伝えてくれるかしら」
「共同戦線…それに話し合いですか」
リトス司令はいつも最善の策をとる人だ…でも桃矢のあの様子だと共同戦線は難しいし話し合いに応じるかどうか…その時、空間モニターが開きアラート表示が流れる
『司令、ヨコハマ第5エリアに砲鬼5、雑鬼5、将鬼3が出現しました!』
「…第一、第二分隊は市民の避難誘導を、第三、第四分隊は将鬼達の迎撃に試作高出力ビームカノン搭載戦車【グレン】の使用を許可します砲手ミオ・カンザキ、索敵手アカネ・カワシマの編成での出動します…帰投したばかりで悪いけど行ってくれるかしら」
「いえ、大丈夫です第四分隊出動します!」
軽く一礼し整備ハンガーへ向かう彼女を見届け椅子に深く座り何故鬼達が出現したのかを考え浮かぶのは二つの可能性
一つはモモタロウの活動拠点がわかったか、もう一つは『アレ』の場所がわかったか…
『アレ』は一年前に極東支部付近の地層から発堀された巨大な物体で解析は進んではいないがモモタロウがヨコハマに現れた日、強力なエネルギー波動を発したのを感知したか…いずれにしてもその可能性は拭えない
「…せめて新田博士、源三先生が居てくれたら…今どこにいるんですか…」
机の上におかれた大きくピースサインする老人と若い四人の男女の肩を抱く写真を見てリトスは呟いた
―――――――――
―――――――
???
第二新田研究所
「へっくし…風邪でも引いたかの?」
「じいさん、タロウの解析どこまですすんでんだ?」
「…ふむ、未解明領域に現れた文字の解析は終わっとるんじゃが…『大地の力』と『海の力』だけじゃわからんワイ…」
「…なあじいさん、飛鳥をヨコハマ地区の学校に通わせるのは無理か?」
「…飛鳥は首を縦に振らんじゃろう…シンヤ達と蓮が死んだのは自分のせいだ、そんな自分が普通の生活を送るのは許せない…悲しいほどに優しすぎるんじゃ飛鳥は…」
源三達がいる白武者タロウの整備兼解析用ベッドから離れた場所、最近発掘されたティルレガシイの内一体…大小様々な色のケーブルに繋がれた巨大な赤い鳥の石像を端末で解析する飛鳥の姿
四年前、両親と弟の蓮を亡くして以降源三と共にモモタロウの整備解析を補佐しているが。夜たまに桃矢が飛鳥の部屋の前を通るとうなされる声が聞こえるのを知って心配していたからだ
「…飛鳥ぐらいの年だったら普通に学校に通って友達もたくさんできてもおかしくねぇんだ…俺は無理矢理でも学校に行かせるぞじいさ…」
いいかけた時、研究所内にアラートが鳴り響き二人の前にモニターが形成され映されたのはヨコハマ地区に現れた鬼達の姿…それを見た目付きを鋭くし桃矢は強く拳を握りしめ駆け出した
「じいさん!モモタロウを出すぞ!!」
「飛鳥、空間転移カタパルトのスタンバイじゃ…ルィーネは射出管制と座標軸算出!!」
『了解しました!タロウ及びレガシィマシン各機転送システムへと移動開始します』
「行くぞタロウ!鎧神一体!!」
赤い点滅灯が照らすなか整備兼解析ベッドが静かに動きだす、その直上にある通路から飛び込みの要領でタロウの胸に桃矢は大きくジャンプすると同時に胸部が開く
半透明な球体から光が生まれその中へと吸い込まれ消えるとタロウの瞳が赤く光輝き、その内部では白を基調とし日本風の鎧を型どったプロテクターを纏った桃矢が不思議な空間に浮かびゆっくり目を開ける
『…鬼共、これ以上手前ぇらの好き勝手にはさせねえ!!』
巨大な赤い鳥居を模した巨大な転送装置が姿を顕し同時に幾何学模様のゲートが光輝くとタロウと一体化した桃矢は飛び込みレガシィマシンも順次飛び込んでいく
「桃兄~いってらっしゃ~い!!」
「…桃矢君、無事に戻ってくるんじゃぞ(…近い内に皆に連絡を取らんといかんの)…」
最後のレガシィマシンが入り幾何学模様が消えるのを見届け呟くと源三は飛鳥と共に自身のラボへと向かった
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同時刻 ヨコハマ第五エリア上空
『これより降下準備に入る、先発は戦機人改ノゾミ機、続いて試作高出力ビーム砲搭載戦車【グレン】砲手ミオ・カンザキ、策敵及び精密射撃補足担当アカネ・カワシマ、戦機人二番機アキラ・アマネ、戦機人三番機サヨコ・シノヅカはチャージ及び砲撃時の護衛を私と共に行います』
『…了解…』
『り、了解!お姉…隊長!!』
『緊張するなって、あたしらが護衛するんだ泥舟に乗ったつもりでどんと構えてな!!』
『アキラ!泥舟じゃなくて大船でしょ!!あんたってホント緊張感ないんだから!!』
『クスッ…』
アキラのボケに突っ込みを入れるサヨコ…いつもの光景に少し緊張が解れたのか笑い声が通信越しに漏れてくる
ったくこの娘達は!そうしてる内に私達は降下ポイントに到達し準じに降下した
でもまさか私たちの前に再びモモタロウが姿を顕すなんてこの時思ってもなかった
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ヨコハマ第五エリア
『隊長、民間人の避難誘導八割終わりました!』
『第四分隊もあと数分で降下してくるわ…いまが踏ん張りどころよ!』
『ふふこれが終わったら隊長は虎ちゃんとデートですもんね』
『な?何でミサキがしってんの!?』
『バレバレですよ~でも肝心の虎主任は気づいてないみたいッスけど』
『あ、あんた達、後で覚えてなさ…!来たみたいね』
戦機人が見上げた先、上空から自由落下する四機の機影…内一つは試作型高出力ビーム砲搭載戦車【グレン】戦機人改、戦機人02、03号機は地面まであと少しと言うところで逆噴をかけ減速し地面へ降り立ち三角陣を形成し警戒しながら第三分隊へと合流する
『待たせたわねアリス』
『二分遅刻って言いたいけど今回はあんた達が作戦の要だから仕方ないわ…雑鬼と砲鬼はあたし達に任せて将鬼の相手をお願いするわ』
『了解、終わったらビール奢るわよ』
『おあいにく様、あたしは今日用事があるの』
『虎主任とデートですもんね~♪』
『いい加減しなさいあんた達ぃぃ!!』
どの隊も賑やかだと心のなかで呟きながらそれぞれの持ち場へと向かう試作型高出力ビーム砲搭載戦車グレンはエネルギーチャージと策敵をしながらアカネは降下時の秘匿回線での会話を思い出していた
―お姉ちゃん、モモちゃんにあったの!?―
―ええ、あなた達が撤退した直後に未確認のロボットが現れて私を助けたの知ってるわね…そのロボットに桃矢が乗っているの―
―…お姉ちゃん、モモちゃん生きてるなら何で連絡くれないの?
―
―わからない、でも司令から話し合いの場を持ちたいとモモタロウに伝えてくれと頼まれたわ…アカネも一緒に協力してくれない?―
―…うん、でもモモちゃん私達のお話聞いてくれるかな?―
―もし聞かないときは『あれ』をばらすって言いなさい…もし桃矢なら反応するはずよ―
「…あれをばらすか、モモちゃん怒るかな…でも連絡くれなかったモモちゃんが悪いし…」
「…どうしたのアカネ?…」
「う、ううん何でもないよミオちゃん…センサーに感あり距離500…エネルギーチャージ100%」
センサーに三つの反応、私は素早く各種計測と照準誤差修正位置データを副座式コクピットの前席に座るミオちゃんに転送する
「隊長、将鬼三機に対し高出力ビーム砲撃を敢行します…射線から離れてください」
『了解!』
短く言うと射線からお姉ちゃん達の機影が離れるのを確認しグレンの左右キャタピラの横にアンカーを打ち固定すると同時に中央部分の装甲を開き長身のビーム砲バレルが延び発射体制に入る
「エネルギー圧縮完了…高出力ビーム砲撃開始…」
副座前席にホロスクリーンが展開、照準ゲージが倍率を上げながら将鬼三機をロック…砲塔にエネルギーが放電現象を伴いながら球状に収束し限界まで溜まった直後すさまじいエネルギーの奔流と極太の光が遠く離れた将鬼を包む
『ガ、ガアアアアアア――――――――!?』
エネルギーの奔流に包まれ断末魔の声を上げ爆発、それを高感度マイクとソナーで確認し砲身の冷却作業と次の砲撃準備を始めた
この試作型高出力ビーム砲搭載戦車グレンはロングレンジから将鬼を狙い撃ち撃破するためにリトス司令が開発を進めていたモノだけどまだ連射性やエネルギー圧縮の問題があるけど現状において最強の武装とも言える
(次砲撃までのタイムラグはニ十秒…でもこれ以上鬼に街を壊させる訳にはいかない…)
砲身冷却完了の電子音が響くと素早くチャージを開始し二発目のビーム砲撃を将鬼に撃つ…砲手担当のミオちゃんは射撃の腕はヴァルキリーズ随一の腕なんだけど寡黙な性格が災いしてたらい回しにされ第四分隊に配属された、でも今は大事な仲間で私の大親友なんだ
二機目の反応が消えあと一機となったのを確認し再びチャージを始めた時桁ましい電子音と警告を示す表示がモニターを赤く染める
「エネルギーバイパスに損傷!ビーム砲撃使用不可!!」
『不味いわ、アカネ!ミオただちに撤退して将鬼が来る…キャア!?』
衝撃音と金属がつぶれる音が通信越しにコクピットに響き渡る、周辺をサーチすると反応が二機、撃破した二機の内一機がこちらに急速接近してくる
まさかあのビームに耐えたの?
『あぶねぇミオ、アカネ!サヨコ、援護頼む!!』
『ちょ!?ああもうわかったわよ!!』
ブーストしながら接近してくる将鬼の前に立ちはだかるアキラさん、サヨコさんの駈る戦機人二番、三番機は特殊弾頭搭載チェーンガンを撃つ
桁ましい金属音と共に当たるんだけどわずかな傷をつけるだけであまり効いてないやがて眼前まで接近と同時に体当たりする
『うあああああ?』
『キャアアアアア?』
体当たりを受け装甲が砕け空を舞う二機の戦機人に目もくれず私たちが乗るグレンに目掛けその拳を大きく振りかぶり殴りつける
「キャアア!」
「クッ!」
凄まじい衝撃と共に転がる感触がコクピットを揺らし各種計器から火花が散る…やがて揺れが収まりすぐさま計器をチェック、駆動部に激しい損傷を受け自力での移動は不可能でも火器管制はなんとか動く
『ガアアアアアア』
ノイズが走るモニターを見ると全身の装甲が溶けた将鬼と無傷の将鬼がゆっくりとこちらに近づいてくる寸前ひとつの機影が踊り出してくる
現れたのは右腕が根本からとれた戦機人改(予備機)…お姉ちゃんが乗る機体がチェーンガンを構え立ちはだかる
「お、お姉ちゃん逃げて!!」
『…アカネ、グレンを放棄して早く逃げなさい!』
「嫌だよ!お姉ちゃんも一緒に逃げようよ!!」
『早く逃げなさい、ミオ!グレンを放棄してアカネを連れて逃げなさい!!』
『がああああああああ!!』
口論している私たちにしびれを切らしたのか二体同時に襲いかかってくる…もうダメって思ったその時でした
『……………オオオオ!タロウ・キィイイイイックウウ!!』
『ガベアアアアアアア!?』
まばゆい光と共に白い鎧を着たロボットが将鬼の顔面に思いっきり蹴りを叩き込みたまらず後ろにいた将鬼も巻き込みビルの残骸へ吹き飛ぶのを見届ける様に着地する彼の姿を見て私の脳裏にある人が浮かぶ
『おい、大丈夫か…』
ツンツンヘアーの少し乱暴だけど優しい男の子と同じ声を聞き私は外部マイクをオンにして呼び掛けた
「モモちゃんだよね!私、アカネだよ!幼馴染みのアカネ・カワシマだよモモちゃん!!」
『!アカネ…何でここにいるんだ……あ!?』
白い鎧を纏ったロボットの顔が驚きへと変わるのを見て私は白いロボットに乗っているのがモモちゃんだと確信した
…さってと四年間分の私の気持ちをどう受け取って貰おうかな?
第三話 共闘(一)
(二)へ続く!
四年ぶりの再会を果たしたアカネ、しかしそんな僅かな時も許さないかのように将鬼が襲いかかる
ヴァルキリーズ第四分隊、モモタロウは鬼を倒すことができるのか?
次回 共闘(後編)
機械神、新たなる力を手にする