氷結姉弟   作:旭姫

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達也と賢人が知り合うシーンを作らなくては…。

達也と賢人の一年生コンビでのエンジニアを成し遂げなくては…!!

と言うわけで、この作品の構成を今でも考えていますが、

本文をどうぞ。


模擬戦、達也VS七宝

翌日、やってきた姉達によって疲労が溜まりすぎた達也は、模擬戦をしなくてはならないと言うことを思い出して…放心状態に陥っていた。

 

昼休みには、お転婆な姉(達也の前でのみ)によって連行されて、食堂で姉の友達であるエリカ達と一緒にご飯を食べていた。

 

もちろん、光宣と泉美も一緒である。

 

一年二年の混合にさらに一科二科の混合と回りから見たら変な目で見られかねない、11人グループだったが、総代を取った生徒が2人もいて、実力至上主義的には反抗出来ずに、エリカ達二科生を睨みながら回りはご飯を食べていた。

 

レオ「で?達也は準備はいいのか?」

 

達也「何がですか?」

 

エリカ「彼奴をぶっ飛ばす方法だよ。」

 

達也「彼奴に『ミリオン・エッジ』を使わせます。そしたらもう俺の勝ちですよ、先輩。」

 

幹比古「そうなんだ…。にしても、達也のお陰で一科生になれたは良いけど、やっぱり差別意識は大きいね。」

 

達也「そう…ですね。俺も何とかしたいとは思っていますが、」

 

深雪「そうよ、忘れてたわ。…達也、生徒会と風紀委員どっちが良い?もちろん、光宣君と泉美ちゃんにも聞いてるわ。」

 

泉美「深雪姉様と仕事できるのなら喜んで生徒会に入ります!!」

 

達也「じ、じゃあ風紀委員で…光宣は?」

 

光宣「僕は生徒会かな?」

 

深雪「決まりね、今日の放課後生徒会室に来て頂戴、会長にも伝えなきゃ行けないし、仕事の話もしなきゃ行けないから。…あ、達也は七宝君と模擬戦があるんだっけ?…審判には服部先輩と桐原先輩が付くそうよ。」

 

達也「そ、そうですか…。それよりも、俺の他には誰が風紀委員に?」

 

深雪「私は教職員枠で泉美ちゃんの姉の七草香澄ちゃんが入るとしか聞いてないわ。」

 

泉美「香澄ちゃんが風紀委員…似合いすぎですね。」

 

そんなこんなで予鈴が鳴ったので、達也達はそれぞれ分かれた。

 

達也「にしても、七宝琢磨か…。父親の七宝拓己殿は慎重な方だと聞いていたのだが…。息子との違いがすごすぎないか?」

 

光宣「何か裏がありそうだね。」

 

達也「調べてみるか…。」

 

泉美「調べるのは私がやりましょうか?」

 

達也「良いのか、泉美。」

 

泉美「はい、私としても彼と彼の父親の態度の違いには違和感を感じてましたし、家の情報網ならその理由も分かると思いまして。」

 

達也「じゃあ、頼む。」

 

泉美「はい。」

 

――――――――――――――――――

放課後

 

達也は風紀委員に入る為に登録していたので持ち歩いているCADを持って第三演習室に来ていた。

 

ここは昨年、七草真由美が会長をしていた時期に意見の食い違いで起こった、水波と服部刑部が模擬戦をした場所でもある。

 

達也がその会場に入ると、審判の服部、桐原以外全員が既に付いていた。

 

達也「遅くなりました。」

 

七宝「来たか、無名。」

 

達也「それで、光宣も泉美も付いてこなくてよかったんじゃないのか?」

 

七宝の挑発に無視で対抗した達也は付いてきた2人の友人と話していた。

 

泉美「達也さんの試合に興味がありまして…もちろん、許可は取ってます。」

 

達也「仕事が早いな…。で、光宣も、同じか。」

 

光宣「もちろん。」

 

七宝「おい!!聞いてるのか!!」

 

達也「はぁ…。黙れ、そんなに構って欲しいのか?」

 

七宝「遅れてきたくせに生意気だと言ってるんだ!!」

 

達也「おいおい、俺よりも成績下な分際でよく人の事指図できるな。師補十八家はそんなに偉いのか?…お前の父君の苦労が計り知れないな。」

 

七宝「黙れ!!」

 

「遅れてすまない。…両者揃ってるな。」

 

達也「本日はよろしくお願いします、服部先輩。」

 

服部「お前が司波の弟か。なかなか見ごたえがあるな。…さて、ルールを説明する。

 

殺傷性の高い魔法は禁止、蹴り技を使う場合は学校指定のソフトシューズに履き替えること。…違反を見つけたら俺と桐原が乱入して止める。いいな?」

 

桐原が竹刀袋から竹刀を取り出して待機する。

 

服部「始め!!」

 

最初に動いたのは七宝だった。

 

七宝は持っていた本を10ページ程折り曲げる。

 

すると、折られた紙が紙吹雪になって達也に襲いかかる。

 

これこそが、七宝家に伝わる魔法『ミリオン・エッジ』である。

 

達也は自身のCAD〈シルバー・ホーン〉を『ミリオン・エッジ』の先頭に向けて微笑む。

 

すると、達也のCADから想子の放流が流れ、『ミリオン・エッジ』が効力を失ってただの紙と化した。

 

七宝「何!?」

 

達也はそのまま壁を走って撹乱する。

 

七宝がその隙に今度は20枚の紙で『ミリオン・エッジ』を他方向に展開した。

 

今度は達也は何もしなかった。

 

達也の体に紙吹雪が迫る。

 

しかし、紙吹雪は達也をすり抜けた(・・・・・)

 

七宝「すり抜けた…だと!?」

 

達也「もう終わりか?…ならこっちから行くぞ。」

 

達也は『ミリオン・エッジ』を『術式解体(グラム・デモリッション)』で打ち消すと、七宝に向けて走りだし、脇腹を殴り付けた。

 

七宝「ぐふっ、」

 

そのまま回し蹴りをして七宝を壁まで飛ばした。

 

壁に直撃した七宝はそこで気を失う。

 

服部「勝者、司波達也!!」

 

 





次回はこの続きからで、出来れば賢人と会いたいと思っています。

では、また次回。

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