転生した解放者はトータスに召喚される   作:旭姫

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二度目のトータス

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「君達に自由な意思の元にあらんことを」

 

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また、同じ夢を見た。

 

「ハジメ~、ご飯よ。」

 

母が呼んでいる。

 

僕は一体……。

 

 

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過去(前世の記憶)を思い出してからはよくこういう夢を見るようになった。

 

前世では、トータスという世界で神が遊びのために世界を回していることを知って神を殺そうとした解放者と呼ばれていた。名前はオスカー=オルクス。

 

今の僕は南雲ハジメ。大人気少女漫画作家の母と某ゲーム会社の社長をする父の間に生まれた。高校生になった僕はよく父の仕事を手伝うようになった。

 

お陰で、理系科目と英語はいつも学年一位だし、国語もいつも点数は高い。

 

両親の影響でオタクに目覚め、アニメの影響を受けるようになった。

 

以前やっていた筋肉系のアニメの影響で筋トレを始めたり

 

前世の記憶を思い出してから何故か出来るようになっていた向こうの世界の魔法を使っても色々していた。

 

もちろん、前世のことや魔法のことは親には言っていない。言ったら最後……ゲームのネタにするために実演させられるからだ。

 

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そんなこんなで学校についてもほとんど寝ている毎日を送っていた。

 

学校につくと、同じくオタクである清水君と語り合ったり、筋トレアニメを見ていたという坂上君と語り合ったり、檜山達(馬鹿)の相手をしてあげたり。

 

僕はクラスでは良い印象があまりない。理由は…彼女だ。

 

クラスの二大女神の一人、白崎香織。

 

彼女はクラスでも人気なのでこんな陰キャと話していたらそりゃ狙われます。

 

「おはよう、南雲君。」

 

「お、おはよう、白崎さん。」

 

「昨日も作業していたの?」

 

「ま、まぁね。締め切り近かったらしいし。」

 

「え?あの本そろそろ新刊出てくるの?」

 

「そ、そうだよ、八重樫さん。」

 

八重樫雫、彼女は白崎さん同様、クラスの二大女神の一人で彼女を姉と呼んで慕っているどこか危ない匂いのするグループがあるとかないとか。

 

そして、母の書いている少女漫画のファンである。

 

「おはよう、雫ちゃん。」

 

「おはよう、八重樫さん。」

 

「おはよう、2人とも。」

 

「香織、雫、おはよう。今日も、南雲に構ってやってんのか?お前達は優しいな。」

 

「おはよう、香織、雫、南雲。」

 

続いて声かけてきたのは天之河光輝と坂上龍太郎。

 

天之河光輝は頭脳明晰、スポーツ万能、イケメンと素晴らしいほどの勇者みたいな感じの見た目と名前をしていて、自己解釈が酷く、自分の考えている事こそ絶対と考えている、正直一番関わりたくない人間である。

 

そして、坂上龍太郎は、以前体育の着替えの時に声をかけてきて、仲がよくなった。

 

彼からの第一声が「お前、意外と良い身体してんだな、どんな筋トレしてんだ?」

 

いかにも脳筋みたいな会話だったが、とある筋トレ系アニメで見た筋トレ法を実践していると答えると、何故か共感されて、仲良くなった。

 

「おはよう、坂上君。」

 

「おい、南雲。俺には挨拶なしか?」

 

「挨拶してない人に挨拶なんてするわけないでしょう?坂上君は挨拶してきたから返した。君は僕に挨拶したのかい?」

 

ちなみに、僕はクラスで一番頭がいいため、相手があの天之河光輝だとしても余裕で論破できる。

 

「え?私は南雲君と話したいから話しているだけだよ?」

 

そして、白崎さんは弩が付く程の天然である。

 

 

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そして、午前の授業を睡眠時間に利用したハジメは昼食をドリンクゼリーで済ませて、睡眠を始めようとしたハジメは目の前に現れた女性によって無惨にも散った。

 

「南雲君、ご飯それだけなの?もっと食べなきゃダメだよ。」

 

そう言って白崎さんは近くの机をハジメの机にくっ付けてお弁当を広げ始めた。

 

「い、いいよ。僕はもう食べ終わったから……。」

 

「ダメだよ、南雲君。もっと食べなきゃ。それに、筋トレをしてるんだったらちゃんと食べなきゃダメだよ。」

 

「なんでそれを知ってるんですか?」

 

「よく、坂上君と筋トレについて話してるでしょ?」

 

「そ、そうだけど……(え?いつの間に形勢逆転?……天然の鏡?)」

 

ハジメが色々考えていると、天之河を中心にして魔法陣が作り上がった。

 

……ん?魔法陣?しかも見覚えがあるような?

 

四時間目に授業をしていた愛ちゃん先生がなんか言っているが、クラスメイトと愛ちゃん先生がみんな魔法陣に取り込まれた。

 

目を開けると、そこは見慣れた教室……ではなく、よくわからない教会みたいな所に出た。

 

回りには白い法衣を来た人達がたくさんいる。

 

真ん中の男の人がやがて口を開き、ハジメ達に言った。

 

「ようこそ、トータスへ。勇者様と御同胞の皆様。私はイシュタル=ランゴバルト。歓迎します。」

 

見覚えのある正体は前世の活動場所である、トータスだった。

 

(話次第では抜け出そう)

 

広間に集められたハジメ達はそこでトータスについての話を聞いた。

 

簡単に纏めると、昔から人間族と魔人族が戦争をしてたんだけど、最近魔人族が魔物の使役を始めたからだんだん劣勢になってきて、人間族の神が僕たちを召喚したと…。

 

つまり、遊び好きのキチガイに駒として誘拐されたと。

 

(つまらん。……拠点に行こう)

 

その間にも天之河が全員を纏めあげ、戦争に参加しようとしていた。

 

「南雲はもちろん参加するだろ?」

 

「は?」

 

「俺たちは選ばれたんだ。だから、俺達で世界を救うんだ」

 

「馬鹿馬鹿しい。僕は参加しない。やるなら君達だけでどうぞ。……僕には行く所があるから。……じゃあね」

 

ハジメは自身に転移魔法をかけて教会を抜け出した。

 

「今のは…神代魔法のひとつである空間魔法。なぜ彼が。」

 

ハジメは転移直後に聞こえたイシュタルの声からイシュタルに対する警戒度を上げた。

 

 




ハジメ=オルクスってやつを作ってみました。

ハジメのヒロインは?

  • ユエonly
  • ミレディ=ライセンonly
  • 白崎香織only
  • 原作ハーレムメンバーのみ
  • 原作ハーレム+ミレディ
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