転生した解放者はトータスに召喚される   作:旭姫

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元クラスメイトとの解析

あれから2日後、ハジメはユエと共にとある映像を見ていた。

 

そう、自身の作った監視用アーティファクトでオルクス表の大迷宮に挑戦した元クラスメイト達の様子である。

 

映像では、たかが雑魚敵であるラットマンに皆で炎魔法を放ったり、ロックマウントに全力の技を打つ勇者(笑)だったりと色々映っていたが、とあるシーンに目を止めた。

 

それは、触れると六五階層(・・・・)まで転移させるトラップを組み込んだグランツ鉱石を眺めている元クラスメイトの絵だった。

 

グランツ鉱石とは、指輪やネックレスなどの装飾品によく使われる鉱石のことである。

 

こういう鉱石のことからこのオルクス大迷宮は鉱石の巣窟と揶揄されることが多い。

 

とまぁ、そんなことはおいておいて、どうやらバカが一名、その鉱石に触れたらしい。

 

そして、彼らが六五階層に転移させられたのを確認して自身も65階層に転移した。

 

―六五階層―

 

そこは、現在のトータスでの最高到達点と言われている。

 

フィールドは大きな橋があるだけで、他は何もないが、ここには途中まで進むと、前方と後方にそれぞれベヒモスとトラウムソルジャーが出現して、挟み撃ちにしてくるという仕掛けがある。

 

また、ここの橋から飛び降りると、奈落、つまり本当の大迷宮に入ることのできる隠し通路にもなっている。

 

そんなこんなで勇者一同が橋に転移させられ、ベヒモスとトラウムソルジャーに挟まれたところで、フィールドに異変が起きた。

 

どこからともなく聞こえた〝錬成〟という言葉で橋が無くなり、広大な土のフィールドが作られ、見ると、魔物は全ていなくなり、代わりに大きな玉座と1組の男女(男が玉座に座って、女はその横に立っていた)が現れた。

 

状況が呑み込めていない勇者一同の中で勇者(笑)が声を荒げた。

 

「誰だ!!」

 

「南雲ハジメ……いや、この迷宮の主である、オスカー=オルクスだ。よろしくね、皆。」

 

そこにいた元クラスメイトに勇者一同は驚きを隠せなかった。

 

――――――――――――――――

 

彼らの行動を嘲笑うかのように笑って見せたが、いまいち反応がよくなく、殆どの元クラスメイト達は「生きてたのか、お前。」とでも言うかのような目でこちらを見てくる。

 

「ハジメ、なんか反応が違う」

 

横でもユエが嘆いている。

 

僕はさらに、彼らを捲し立てるようにした。

 

「ここまでよくたどり着けたね。……にしても、トラップに引っ掛かってここまで来るとか運が良いのか悪いのか……ww」

 

「南雲……。なんでお前がここに…。」

 

「あれ?僕言ったよね、ここの主だって。」

 

後ろで白崎さんとか懐かしいメンバーが唖然としてる。

 

「なんで、こんなところにいるのよ、ハジメ君!!早く皆と帰ろう?」

 

白崎さんが僕のことを連れ戻そうとしている。

 

てか、白崎さんって、僕のこと名字で呼んでなかった?……まぁいいや。

 

「帰る?どこにさ。ここは僕の家だよ?まぁ、今日は挨拶しに来たわけじゃないんだけど。」

 

頭の中で錬成を思い浮かべてその場で指をならすと、錬成がかかり、勇者達の周りに土で作った人形(ゴーレム)をたくさん作り出した。

 

「しょうがないから、僕が君達の訓練に付き合ってあげようと思ってね。……そのゴーレムは土で作っているから君達のようなチートスペックの人間なら余裕で倒せると思うよ。」

 

横でユエが「ハジメは人のこと言えない」って言ってきたけど図星だから無視して話を続けた。

 

「さぁ、土人形との殺し合いを楽しんでね。……あとは、王国兵の人には黙って見ていて貰おうか。」

 

援護に回ろうとした王国兵の人達を端っこに転移させて氷のドームに閉じ込めた。

 

「さて、何体殺せるかな?」

 

そのときの僕の顔は悪役のような笑顔だっただろう。

 

 

―――――――――――

 

「一時間で残り六人か。そろそろかな。」

 

その場に倒れこんだ者から順番に氷のドームに送っていって一時間。

 

残り六人になったところで、土人形を全て破壊して玉座から立った。

 

「次は僕自ら相手しよう。……言っておくけど、僕はベヒモスみたいな雑魚よりも断然強いからね。」

 

手始めに前世に使っていたメガネと日本の知識とトータスの知識で作った和傘を取り出した。

 

「南雲……お前には悪いがここでお前を倒す。……天へと翔けろ、〝天翔斬〟」

 

「中途半端な威力だね。」

 

和傘を広げて天翔斬を完全に防いだ。

 

そう!!この和傘は軽いが、傘全体を世界最高硬度を持つアザンチウム鉱石でコーティングしているから龍のブレスだろうと傷1つ無く防ぎきれるのさ。

 

これにはこの場にいた全員はビックリしてるよ。目が点になってるし……。まずは、降霊術師である中村さんと結界師である谷口さんを送ろう。

 

手を銃の形にして2人を狙って打つと手から小さな光線が出て2人に当たる。

 

するとビックリ。2人が氷のドームに送られたではありませんか。

 

「谷口、中村!!……南雲…貴様!!」

 

天之河君から怒りのオーラが膨れ上がる。

 

「いいぞ、天之河。…限界を越えろ!!」

 

「うぉー、〝限界突破〟ぁぁぁ!!!」

 

「いいね、いいね~。それでこそだ、勇者君。さぁ、もっと楽しませてくれ。」

 

念話で届くユエのツッコミが痛いけどここまで来たらもう止められない。

 

地獄の第二ラウンドが幕を開けた。




アンケートで原作メンバー+ミレディが圧倒的な得点を叩き出したものの、原作メンバーをどうやってハジメハーレムにいれようか悩んでます。

次回は続きからです。

そして、この後はライセン大峡谷でミレディと再会って感じたと思います。

では、また次回。

ハジメのヒロインは?

  • ユエonly
  • ミレディ=ライセンonly
  • 白崎香織only
  • 原作ハーレムメンバーのみ
  • 原作ハーレム+ミレディ
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