前回、ちょっと余談を挟みましたが、今回からライセン大峡谷編です
僕の帝国視察や雫とユエのレベル上げが終わったので、翌日出発することを決めた。
今日はしばらく戻ることはない拠点を満喫していた。
少し時間があったので、王国につけてた監視用アーティファクトを確認すると、どうやら僕はそもそも居なかったことにされており、雫は亡くなったことになっていた。
ちなみに、僕は帝国視察の末に皇帝陛下に偽名を使うべきだと言われたので、新たな偽名を考えてステータスプレートの隠匿を始めた
名前の英語圏によくある名前であるジョン、苗字の部分は皇帝から帝国貴族位と一緒にエドワードという名をもらった為、ステータスプレートの名前の欄には
〝ジョン=エドワード〟
と、記載されている
ちなみに雫は〝メアリ=エドワード〟
戸籍的には新婚の夫婦という設定らしい。
ここは皇帝陛下と雫が決めたようだ。
夫婦にする必要あったかな…。兄妹とか姉弟とかいろいろやりようはあっただろうに…。
そんなこんなでついに地上に出るときが来た。
「さて、僕達の目標は打倒教会、打倒エヒトで行こう。それに、僕達の武器は強力だ。地上にとっては見たこと無い武器だって持っている。雫に上げた刀や僕の傘、それに、念のためにと作った
「ハジメが銃を使うタイミングなんて無い。」
「それは言い過ぎじゃないかな?」
「帝国皇帝と双剣で互角の戦いを見せた男がよく言うわね。」
「あれ…戦いの情報は出回ってないはずなんだけど…。」
「私は陛下と戸籍作りしてたんだからその話くらい知ってるわよ。」
「そ、そっか。まぁいいや。とにかく皆が皆で守っていけば、僕達は負けない。」
「私達は皆揃っても最強。」
「そうだ。じゃあ、行こう!!」
3人は地下の魔法陣から地上に帰還した。
「うわっ、眩しっ。」
「久し振りの地上ね~。」
「私は300年振り」
「そ、そうですか…。」
ユエの年齢に気になるところだけど、そこはおいておいて
「ここ、ライセン大峡谷は魔法を阻害する不思議な力が宿っていてね。魔法を放つには通常の10倍は消費しなくてはいけない。…つまり、魔力切れを起こしやすいんだ。」
僕がここの説明をしていると、二つ首の恐竜―ダイヘドアが現れた。
「僕と雫は剣と刀、ユエは魔力切れが気になるなら銃を使ってね。」
すると、ユエが魔法でダイヘドアを倒した。
「ん…最大級魔法ならともかく初級・中級レベルなら問題ない」
「そ、そうなんだ…まぁ、阻害する効果も僕には効かないけどね」
僕は刀に炎を纏った。
「さて、派手に行こうか!〝炎帝〟―斬!!」
刀を横に一閃すると、炎がダイヘドアの元に届き、ダイヘドアを灰にした。
さらに、その灰が残りのダイヘドア達に向かっていき、残りの敵を消滅させた
「さて、じゃあ目的地に向かおう…ってどうしたの?」
「ハジメ君…」
「ハジメ…無茶苦茶」
「ごめん…」
そのまま宝物庫から魔力稼働二輪車を取り出した。
動力は運転手の魔力なので魔力切れさえ起こさなければ止まることはない。
「さて、乗るよ…って、なんで言い合ってるの?」
「私がハジメ君と乗るのよ」
「違う、乗るのは私。」
「はぁ…ユエは僕の前、雫は僕の後ろに乗って。早くしないと置いてくよ?」
声をかけると、2人が物凄い速さで場所に着いた。
「しっかり捕まっててね。…行くよ!!」
魔力を流してアクセルを踏むと、魔力稼働二輪車…バイクは走り出した。
「運転はほとんど初めてだけど問題ないね。」
「気持ちいい~。ハジメ君、風が気持ちいいわ!!」
「そ、そっか…(背中に柔らかいのが当たってる…)。」
そんなこんなで走り続けて10分弱…突然目の前にウサミミ少女が現れた。
…沢山のダイヘドアを連れて
「何あれ…兎人…ハウリア族か。」
「ハジメ、どうする?」
「うーん、ミレディの所に早く行きたいんだけどな~。よし、無視しよう」
「おいてかないでくださ~い…ですぅ。」
ウサミミ少女が物凄い速度で追ってくる。
こんな状況じゃなければ喜んでたな~と思いながら走っているとダイヘドアが僕達に狙いを定めてきた
「ユエ、奴らを消せ」
「わかった。」
ユエが笑顔で魔法を放つと、追ってきていたダイヘドアが全て死滅した。
これからはユエを怒らせないようにしよ…
「す、すごい。ダイヘドアを一発で…。もしかしたら、この人達かも」
「目的が何であれ人違いでは?第一亜人は基本樹海から出ないって聞いてるぞ?」
「追放されたのかしら…」
「残念ウサギ?」
「はぁ…しつこいな…。しょうがないか。おい、兎人。」
「は、はい!?」
「なんのようだい?事と次第によっては君を消さなくてはならない」
「えっ…(一番温厚な人程恐ろしいっていう言い伝えは本当だったんだ…この人が一番恐ろしい…。)」
「話さないのかい?なら、僕達は行かなきゃ行けないところがあるんだ。邪魔されては困る」
「えっ、ちょっ、ちょっと待ってください。話す…話しますから!!」
「じゃあ話してくれないかな?樹海に籠っている筈のハウリア族の娘がどうしてこんなところにいるのか。そして、なんのために僕達に接触してきたのか。全て説明してくれないかな?」
「わ、かりました…。」
やっぱり温厚な人程恐ろしいことってありますよね?
って感じで今回はここまでです。
次回はハウリア族と合流、ハルツィナ樹海に向かうところまで行けたら行きたいなと思います。
と言うわけでまた次回
ハジメのヒロインは?
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ユエonly
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ミレディ=ライセンonly
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白崎香織only
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原作ハーレムメンバーのみ
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原作ハーレム+ミレディ