ダシマ式BanG!Dream「全バンド一貫! バンドリ学園!」   作:ダシマ

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第18話「王様ゲームェ…」

 それはある日の事、食堂の特別スペースでこころがこんな事を言いだした。

 

「王様ゲームやりましょう!!」

 

 特別スペースには5バンドと飛鳥がいた。

 

美咲「この人数では流石に無理でしょ…」

こころ「大丈夫よ。黒服の人たちが準備してくれてるわ!」

黒服「こちらのボタンで王様と対象者を決めます」

 

 と、黒服が赤いボタンと台を用意した。ボタンを押すと26人の顔が超高速で表示され、ボタンを押すと、美咲の顔がモニターに表示された。

 

美咲「は、恥ずかしいから私の顔はやめてください!!///////」

 

 すると…。

 

友希那「何で私がそんな事を…」

 

 と、友希那は乗り気ではなかったが、

 

モカ「蘭~。露骨に勝ったって顔しないの~」

友希那「…何ですって?」

 

 友希那が蘭を軽く睨んだ。

 

蘭「い、い~え? 勝ったなんて思ってませんけど~?」

(めっちゃわざとらしい!!)

 

 蘭と友希那は、不器用な性格からよく対立するが、最近となってはしょうもない事でもすぐに張り合うようになった。

 

リサ「まあ、社交的になってくれたのは嬉しいんだけどさ…」

モカ「でも、やっぱり低レベルですよね~」

 

 リサが苦笑いして言うが、モカはいつも通りだった。

 

 そんなこんなで王様ゲームが始まった。

 

黒服「ルールはこちらの通りです」

 

・ 「王様だーれだ」の一言でルーレットを止める。

・ 王様に選ばれた人はお題を言う。

・ 複数呼ぶ場合は「1番、2番…」と呼ぶ。

・ 拒否できるのは1回まで。

・ 2回目以降は王様に土下座してお願いする。

・ 叩くなどの暴力行為は禁止。

・ エッチなことは応相談。

 

有咲「一番下も禁止!!!」

モカ「まーまー」

 

 そして王様ゲームが始まった。

 

 第1ターン。

 

「王様だーれだ!!」

 

 と、香澄たちが叫ぶと、黒服がルーレットを止めた。飛鳥である。

 

「……」

飛鳥「何ですか」

 

 有咲がジト目で見つめた。

 

有咲「分かってるとは思うけど、健全な奴にしろよ」

飛鳥「分かりました」

黒服「それでは一丈字様。お題をどうぞ」

 

飛鳥「1分間市ヶ谷さんを褒めてください」

有咲「私だけが健全じゃない!!///////」

 

 飛鳥のお題に有咲が頬を染めると、黒服がまたボタンを押してルーレットを回すと、またボタンを押して対象者を決めた。

 

香澄「あ、私だ!!」

有咲「」

 

 香澄が選ばれ、有咲は絶望した。

 

黒服「それではどうぞ」

香澄「はーい。有咲は」

 

 と、1分間有咲をベタ褒めした。有咲は涙目になって香澄に縋りついて辞めるように言ったが、香澄は止まらなかった。

 

香澄「そういう訳で有咲めっちゃかわいい―――――――!!!!」

有咲「やぁあああああああああめぇええええええええええろぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!////////(涙目)」

 

 飛鳥は苦笑いすると、この後有咲にポカポカ殴られた。

 

飛鳥「いたたたたた!! 落ち着いてください!!(汗)」

有咲「うるせぇこの野郎!!!(涙目)/////」

 

 すると、外で見物していた男子生徒達が号泣していた。

 

「い、一丈字が市ヶ谷さんにポカポカ叩かれてるぅ!!」

「ちくしょおおおおおおお!!! オレもポカポカされてぇえええええ!!!」

「一丈字そこ代われぇ!!!」

 

 気持ち悪すぎて、蘭や友希那あたりがドン引きしていたが、

 

「その冷たい視線もイイ!!!」

 

 という声に何も言わなくなった。

 

【第2ターン】

 

「王様だーれだ!!」

 

 すると今度はモカが当たった。

 

モカ「うふふふふ~~~~」

 モカが笑うと、蘭やひまりが嫌な予感がした。

 

黒服「青葉様。お題をどうぞ」

モカ「それじゃ1番と2番が飛鳥くんの前で前かがみ~」

蘭「こらぁあああああああああああああああああああ!!!///////」

 

 俗にいえばおっぱいを強調するという行為だった。

 

モカ「え? モカちゃんは前かがみって言っただけだよ~?」

蘭「うっ…」

 

 モカの言葉に蘭は困惑した。すると友希那は呆れた目で蘭を見つめていると、蘭はばつが悪そうに横を向いた。

 

 そして黒服がルーレットを回したが、1番が友希那、2番が蘭になった。

 

(人選が悪意でしかない!!!(大汗))

(友希那がちゃんとやると思えないんだけど…(汗))

 

 すると、蘭と友希那が火花を散らしていた。

 

蘭「…やめていいんですよ?」

友希那「あなたこそやめていいのよ? 無理する事ないわ」

飛鳥「どちらとも」

蘭「一丈字は黙ってて!」

友希那「女子の喧嘩に口をはさむものじゃないわ」

モカ「じゃあさっさと飛鳥くんにおっぱい協調してくださ~い」

 

(モカちゃあああああああああああああああああああん!!!!)

 

 モカのドSぶりに皆が心の中で絶叫した。蘭と友希那は恥ずかしい気持ちを抑えて飛鳥の前に立った。

 

飛鳥「……(汗)」

 

 飛鳥は察したのか、蘭と友希那の顔をじっと見つめる事にした。

 

飛鳥「青葉さん。制限時間は?」

モカ「1分間だよ~」

蘭「ちょ、長くない!?」

モカ「さーて。蘭と湊さん。どっちが先に女の子らしく恥ずかしがるのかな~?」

(あおりが凄い!!!(大汗))

飛鳥「青葉さん。後で死ぬほど謝っときなさいね」

モカ「飛鳥くんもだよ~」

飛鳥「いや、私殺されますね」

モカ「大丈夫~。飛鳥くんに八つ当たりしても負けだから~」

飛鳥「ていうか、美竹さんも湊先輩も無理しないで…」

 

 その時だった。蘭と友希那が前かがみした。

 

蘭「う、うるさい!!////// 見たければ見ればいいじゃん!!//////」

友希那「バカにしないでくれる。Roseliaは頂点を目指すの。どんな勝負も負けられないわ//」

 

飛鳥(湊先輩は完全に美竹さんに負けたくないって気持ちしかない!!)

 

 飛鳥が心の中で突っ込むと、男子生徒達も大騒ぎしていた。

 

「一丈字ぃいいいいいいいいいいいい!!!」

「いいなぁ!! 本当にいいなぁ!!」

「女子がそういう事してくれるってよォオオオオオオオオオオン!!!」

「ガン見してぇえええええええ!!」

 

 飛鳥は蘭と友希那の顔を見つめる事にした。

 

蘭「そ、そんなに見ないでよ…/////」

友希那「……」

 

 蘭が視線を逸らすと、友希那は何と両腕で胸を押し寄せるという大胆な事をし始めた。誘惑ではなく、完全に蘭への挑発である。飛鳥は見ない事を確信しているが故の行動だった。だけど耳がちょっとだけ赤い。

 

リサ「ゆ、友希那が壊れた…」

紗夜「は、破廉恥です!!!//////」

燐子「あわわわわわわわ…///////」

あこ「りんりんしっかり!!」

 

 リサが驚き、紗夜は憤慨し、燐子はパニック状態になってあこに介抱されていた。

 

モカ「蘭…めっちゃかわいい…」

 モカはもだえ苦しむと、ひまり、巴、つぐみが苦笑いした。

 

蘭「……!!/////」

友希那「……/////」

 

 あなたにはこんな事できないでしょ? と友希那が蘭に目で訴えると、蘭は更に恥じらいつつも、友希那と同じように胸を強調した。

 

 そしてあっという間に1分経った。

 

蘭「……//////」プシュー

 

 男子の前で胸を寄せた事に対して、遂にオーバーヒートを起こしてしまって何もしゃべらなくなる蘭だった。

 

友希那「…全く、無理をするからよ////」

 友希那はやせ我慢をしたが、正直恥ずかしい気持ちでいっぱいだった。

 

 そしてこの男は…。

 

飛鳥(首いたぁ…)

 

 胸元を見てしまうと人生が終わってしまう為、ずっと蘭と友希那の顔を見ていたが、下を見ない事で首に負担をかけてしまった。

 

モカ「やっぱり面白いなぁ~」

蘭「あんたは後で話があるからね…(激怒)」

モカ「いいよ!! 悔いはない!!」

 

 そう言い放ったモカの表情はとても清々しかったという。

 

 

おしまい

 




キャラクターファイル18

羽沢 つぐみ

羽沢珈琲店の一人娘。ポジション的にはごく普通の少女であるが、
穏やかな性格の為、ファンがとても多い。
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