ダシマ式BanG!Dream「全バンド一貫! バンドリ学園!」   作:ダシマ

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2019年エイプリルフールネタをダシマ式(私独自のスタイル)にアレンジしてみた。

※ 誤字訂正いたしました。ありがとうございます。


第19話「いきなりエイプリルフールネタ」

 

【戸山香澄】

 

香澄「今日からあっちゃんが、ポピパに加入する事になりました!!」

 

 香澄と飛鳥が学校で話をしていた。

 

飛鳥「あっちゃんってどなたですか…?」

香澄「あ、私の妹だよ! 名前は明日香…。あ!! 飛鳥くんと同じ名前だ!!!」

飛鳥「漢字は…」

香澄「あ、でも漢字は違うかな…。でも同じアスカだよ!! アスカ!!」

 

 テンションの高い香澄に飛鳥は困惑するしかなかった。

 

【市ヶ谷有咲】

 

有咲「エ、エイプリルフールは昨日だぞ」

飛鳥「……」

 

 有咲がぎこちなく飛鳥が嘘をついた。

 

有咲「な、なんだよ!! そんな目で見るな!!//////」

 

 有咲が頬を染めてそっぽを向くと、飛鳥は苦笑いした。

 

【山吹沙綾】

 

沙綾「今日から、山吹おにぎり店になります!!」

飛鳥「……」

 

 放課後

 

「あ、お帰りなさい沙綾」

沙綾「ええっ!!? 何でおにぎり屋さんになってんの!!?」

 

 飛鳥と沙綾が一緒に帰宅すると、やまぶきベーカリーが、やまぶきおにぎり店になっていた。母親が出迎えていた。

 

「今日はエイプリルフールだから、一日限定でおにぎり屋さんにしてみたのよー」

沙綾「い、いや! おにぎりなんて作れないでしょ!!」

「だから今日は朝から手作り」

沙綾「めちゃくちゃ手が込んでる!!!(大汗)」

 

 何でわざわざこんな事を!!? と、沙綾はそう思わずにはいられず、飛鳥は苦笑いした。

 

「あ、一丈字くん。こんにちは」

飛鳥「こ、こんにちは…(汗)」

 

 この後、飛鳥は山吹家で夕食も頂いた。

 

紗南「どーぞ」

飛鳥「ありがとう」

 

 紗南がよそおってきた茶碗を飛鳥が受け取り、沙綾が苦笑いしている姿が確認できた…。

 

【花園たえ】

 

たえ「私…実はハンバーグ嫌いなの…」

飛鳥「……」

 

 たえと飛鳥が食堂で話をしていた。

 

たえ「ああダメダメ!! そんな事言えないっ!!」

飛鳥「そ、そうですか…」

 

 そもそもたえの好物がハンバーグだったなんて知らなかった飛鳥は、何とも言えなかった。

 

【牛込りみ】

 

りみ「ポピパは今日からヘビメタバンドに転向します!!」

飛鳥「……」

 

 りみと飛鳥が会話をしていた。

 

りみ「…なんて」

香澄「ヘビメタ!!? 面白そう!!」

たえ「やろうやろう!!」

りみ「えっ」

 

 そしてライブハウス「CiRCLE」

 

香澄「カァ!! 我々はポピパであるゥ!!」

 と、完全にヘビメタの格好をしたポピパがステージ上にたち、飛鳥は唖然としていた。

 

沙綾・りみ「……(汗)」

有咲「はずかしい…(泣)//////」

 

飛鳥(なんか…デジャヴを感じる…)

 と、飛鳥の脳裏には突如目の前にヘビメタの格好で現れた9人の少女たちが浮かび上がった。

 

 

【美竹蘭】

 

蘭「ポピパ…ピポパ…ポピパパ…//////」

 

 蘭が一人でぼそぼそ呟いていた。どうやら飛鳥につく嘘を考えていたようです。その飛鳥は蘭の後ろにいた訳ですが、何やってんだろうという顔をしていた。

 

 そして飛鳥と蘭の追いかけっこが始まった。

 

 

【宇田川巴】

 

巴「フフ、可愛い子猫ちゃんだ…」

 

 巴も嘘をつく練習をしていた。そして飛鳥はまた後ろにいた。

 

巴「い、いつからいたんだ…?//////」

飛鳥「フフのところからです」

巴「や、やってみただけだって!!////」

飛鳥「ええ。それは存じ上げておりますよ。存じ上げております」

 

 飛鳥が逃げようとすると、巴がじりじり追いかけようとしていた。

 

蘭「そこにいたのね!!/////」

飛鳥「やばっ!!」

蘭・巴「待てぇ――――――――――――――――――――!!!!//////」

 

 飛鳥は蘭と巴に追いかけまわされたが、飛鳥の足が滅茶苦茶速くて逃げられた。

 

 

【羽沢つぐみ】

 

つぐみ「ブラックコーヒーが飲めるようになりました!!」

 

 つぐみと飛鳥が食堂で話をしていた。

 

蘭「普通ね」

巴「普通だな」

ひまり「普通…」

モカ「つぐはやっぱりつぐだね~」

つぐみ「ええっ!!?(大汗)」

 

 仲間からの酷評につぐみは涙目になり、飛鳥は苦笑いした。

 

【青葉モカ】

 

モカ「パンきらい~やだな~ほしくないな~」

飛鳥「……」

 

 食堂、モカが飛鳥に対して嘘を言っていた。

 

飛鳥「そうですか。分かりました」 

 飛鳥がパンの袋を持ち出した。

 

飛鳥「ここにあるやまぶきベーカリーの新作パンは私がすべて頂きますね」

モカ「ダメ~!!!」

 モカが飛鳥に抱き着いた。

 

ひまり・つぐみ「!!?/////」

蘭「モ、モカ!!!/////」

巴「モカもやっぱりモカだな…」

 

「あ、あいつ…モ、モカちゃんの…」

「お、おっぱ…おぱおぱおぱ…!!」

「オッパイが当たってるではありませんかぁ!!?」

「畜生ぉ!! 一丈字そこ代われ!!」

 

飛鳥「青葉さん。警察に通報してくださったらお譲りしますよ」

モカ「はーい」

「やめろォ!!」

 

 飛鳥とモカのコントに男子生徒達は慌てた。

 

 

【上原ひまり】

 

ひまり「今年は絶対に騙されないんだから!!」

飛鳥「……」

 

 いや、オレに言われても…。と、飛鳥は思った。

 

モカ「あ、UFO~」

ひまり「え!? どこどこ!!?」

 

 モカの言葉にひまりはキョロキョロ見渡した。

 

モカ「なーんて、うっそ~」

ひまり「ふああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」

 

 と、ひまりは某俳優のような濁声をあげてもだえ苦しんだ。

 

モカ「床は? 床は?」

 モカが床の事について聞くと、

 

ひまり「キンキンに冷えてやが…って、なにやらせるのよぉ!!//////」

飛鳥「……」

 

 ひまりのノリツッコミに対して、飛鳥は困惑していた。

 

ひまり「ちょっと一丈字くん困ってるじゃない!!」

モカ「飛鳥くんどうだった~? ひーちゃんのノリツッコミ~」

飛鳥「いやぁ…流石ですね」

ひまり「完全に引いてんじゃないのよぉ!! もー!! モカのばかぁー!!!」

 

 と、ひまりは涙目になって叫びましたとさ。

 

 

おしまい

 


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