ダシマ式BanG!Dream「全バンド一貫! バンドリ学園!」   作:ダシマ

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時系列は滅茶苦茶ですが、気にしないでください。


第22話「Roseliaとプール・1」

 それはある夏の日の事だった…。

 

「…え?」

 

 食堂で飛鳥が友希那、紗夜、燐子、リサの4人に声をかけられて、リサからプールに行かないかと持ち掛けられていた。

 

リサ「その…あこが飛鳥くんともっと仲良くなりたいって言ってて…どうかな…」

 

 飛鳥は驚いた。

 

飛鳥「…私で宜しいんですか?」

友希那「寧ろあなた以外に誰がいるのよ」

紗夜「本当はずっと練習の予定だったんですが…」

 紗夜が目を閉じて首を横に振った。

 

リサ「まあ、あこの言ってる事も一理あるからね」

飛鳥「…お姉さんには相談されなかったんですか?」

友希那「宇田川さんはダメよ」

飛鳥「え?」

 

 友希那が険しい表情をすると、リサが苦笑いした。

 

リサ「…蘭の耳に届くから」

飛鳥「ああ…。それで話に乗ったんですね」

 

 経緯はこうである。

 

1. 皆(友希那、紗夜、リサ、燐子)は学校が一緒だから自分だけ飛鳥と話をする機会が無くてズルい。だから今度皆一緒にどこかに遊びに行こうとあこが言いだした。

2. リサと燐子は承諾したが、練習を優先したい友希那と紗夜は難色を示した。

3. その後、あこと紗夜が言い合いになり、紗夜があこの姉である巴に相談するように提案。

4. しかし、その発言に対して友希那が一緒に行く事を承諾。紗夜は疑問を感じたが、友希那が良いなら…と承諾。

5. 後でリサが紗夜に説明。

 

 ちなみに何故蘭の耳に届くのかマズいかと言うと、マウントを取ってくるからである。

 

蘭「あこのお願いも碌に聞かないなんて、湊さんってケチなんですねぇ~。そんなケチな人がNO.1になれるんですかぁ~?」

 

 と、言ってくるに違いないと判断したからだ。多分言わないだろうが、少しでも蘭に弱みを握られたくなかったのだ。

 

 そして現在に至る。

 

飛鳥「…男性が一緒でも大丈夫なんですか?」

友希那「正直大丈夫じゃないわ」

リサ「でも今回はあこの為なの。お願いできるかな?」

飛鳥「分かりました。そういう事情でしたら、ご一緒させて頂きます」

 

 飛鳥がそう言ったその時、

 

「ちょーっと待ったぁ~~~~~!!!!」

 

 と、男子生徒達が押し掛けてきた。

 

飛鳥「!!?」

友希那「ハァ…だから嫌だったのに…」

 飛鳥が驚くと友希那がため息をついた。

 

「貴様ぁ!! 誰に断ってRoseliaとプールに行こうとしてんだ!!」

「遂に暴挙に出たか…!!」

「認めん!! 認めんぞぉ!!」

 

 と、男子生徒達は興奮していたが、

 

友希那「バカはほっといて、行きましょ。足止め宜しく」

飛鳥「あ、はい。分かりました」

リサ「いや、分かるの!!?」

飛鳥「ええ。連絡宜しくお願いします」

 

 実はリサと連絡先を交換していたのだ。

 

飛鳥「お話なら聞きますよ」

 飛鳥が前に立つと、黒服たちが現れた。

 

「!!?」

「一丈字様。ここは我々にお任せください」

飛鳥「え、黒服さん…」

 筋骨隆々の黒服、黒服平三が現れた。

 

飛鳥(遂に名前まで!!)

 

 黒服の助けにより、飛鳥も無事に脱出する事が出来たが、弦巻家の黒服に迫らせて男子生徒達は涙目だった。

 

飛鳥(なんか申し訳ねェ…)

 

 

 そんなこんなで当日。

 

飛鳥「……」

 飛鳥が集合場所に来ると、燐子とあこが既に来ていた。

 

あこ「あ、おーい!! センパーイ!!」

飛鳥「あっ…」

 

 3人が合流した。

 

飛鳥「こんにちは」

あこ「こんにちはー!」

 あこが元気よく挨拶すると、燐子が苦笑いした。

 

飛鳥「湊先輩たちはまだ来られてないんですか?」

燐子「そうなの…。でも、私達が早く来過ぎちゃったみたいで…」

飛鳥「そうなんですか…」

あこ「ねーねー。あことお話ししようよ!」

飛鳥「あ、はい。そうですね…」

 

 と、飛鳥やあこが談笑した。燐子がそんな2人を見て笑みを浮かべている。

 

あこ「え!? センパイNFOやってたんですか!?」

飛鳥「今はもう殆どやってないんですけどね…。忙しくて」

あこ「もしかしてゲーマーだったりします?」

飛鳥「…ちょっとやるくらいですね。って、どうされました? 白金先輩」

燐子「え!? な、何でもありませんよ!?」

 

 飛鳥の言葉に燐子が慌てていた。

 

あこ「ふっふー。実はりんりんはね、ゲーマーなんだよ。それもヘビーの」

燐子「あ、あこちゃんっ/////」

 あこの言葉に燐子が頬を染めた。

 

飛鳥「あー…なんかゲーム強そうな感じがしますね」

あこ「りんりんみたいな人ほど、実は極めたら強いって言いますしねー」

燐子「も、もう二人ともっ!/////」

あこ「あ、そうだ! 今度3人でゲームしようよ! 友希那さんも紗夜さんもリサ姉はやってくれなくて…」

飛鳥「…白金先輩が良ければ」

燐子「わ、私は別に構いませんよ!? 気を遣って頂かなくても…////」

飛鳥「そうですか。機会があれば一緒にしましょう」

 

 と、飛鳥は燐子やあこと仲良くなった。

 

 暫くして…

 

「お待たせー」

 

 リサが声をかけた。リサの後ろには友希那と紗夜が行くが、紗夜はげんなりしていた。

 

飛鳥「…氷川先輩?」

あこ「あー。多分ひなちんが関係してるね…」

 

 飛鳥が怪訝な表情を浮かべると、あこが苦笑いした。

 

飛鳥「…おはようございます」

友希那「おはよう」

紗夜「おはようございます…」

 

 飛鳥が挨拶すると、友希那はいつも通りだったが、紗夜は疲れ気味だった。

 

あこ「またひなちんが駄々こねだしたの?」

紗夜「ええ…。それも今回は一丈字くんがいるから…」

リサ「まあ、ヒナも仕事が無かったらねー」

 

 ― 回想 -

 

日菜「えー!!! いいないいなお姉ちゃんいいなー!! あたしもおねーちゃん達とプールいきたい~!!!」

 

 自宅で、日菜が泣きながら紗夜に泣きついていた。

 

紗夜「あなたは今日仕事でしょ!!」

日菜「そうだけど、今日の生放送すっごく変な事やらされるんだよ、全然るんってしないし、お姉ちゃんだけずるい~!!!!」

 

 と、親に止められるまで紗夜は日菜に引き留められていた。

 

紗夜「全くあの子はいつまで経っても甘えん坊なんだから…!!」

飛鳥「…全く会話をしないよか、まだマシだと思います」

 

 紗夜の愚痴に飛鳥が苦し紛れにフォローをした。

 

あこ「それじゃ早速しゅっぱーつ!!」

リサ「おー!!」

燐子「お、おー…?」

 

 飛鳥とRoseliaという奇妙な組み合わせのプールがいざ、始まる!!

 

 

 その頃の日菜

 

「えー。Pastel*Palettesの皆さんには、探検隊の格好で今日一日河川敷を歩いて貰います!」

日菜「……」

麻弥「…ひ、日菜さん! 顔、顔!!」

 

 日菜はすっかり拗ねていたが、千聖もこっそり嫌そうな顔をしていたのは内緒だ。

 

 

つづく

 

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