ダシマ式BanG!Dream「全バンド一貫! バンドリ学園!」   作:ダシマ

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第25話「Roseliaとプール・4」

 痴漢をはねのけた飛鳥。

 

飛鳥「あ、大丈夫ですか?」

紗夜「は、はい…」

燐子「助かりました…」

 

 飛鳥の言葉に紗夜と燐子はぐったりしていた。

 

あこ「センパイ! さっきの凄くカッコ良かったですよ!」

飛鳥「え、そうですか?」

リサ「何か凄く男らしかったっていうか…あ、そういう意味じゃないからね? 残念だけど」

飛鳥「ええ。それはもうそのままで」

リサ「え、どういう意味?」

飛鳥「ファンに刺されるので」

リサ「もー。本当に真面目だなぁー」

 

 と、リサが苦笑いすると、友希那が飛鳥を見つめていた。

 

友希那(この子…何かしら違和感を感じるわ…。まるで別人みたいに…)

 

 リサが友希那を見つめた。

 

リサ「友希那?」

友希那「いえ、何でもないわ。紗夜と燐子を助けてくれてありがとう」

飛鳥「いえ。ご無事で何よりです」

友希那「さて…そろそろ別の遊びをしましょうか」

 

 と、Roseliaと飛鳥は気を取り直してプールで遊んだが…。

 

 ウォータースライダー

 

あこ「このプールは6人乗りだけど…りんりん、本当に大丈夫?」

燐子「だ、大丈夫よ…」

リサ「いや、足めっちゃ震えてるけど!!?(大汗)」

 

 実は燐子は別の激しいアトラクションでは見学をしていたが、本当にこのままでよいのか悩み、意を決してウォータースライダーに挑戦する事にした。

 

飛鳥「皆さんがご一緒ですから、大丈夫ですよね」

「!!」

燐子「え、ええ…」

飛鳥「宇田川さんが隣にいてあげたら如何ですか?」

あこ「いいよー」

飛鳥「あ、順番ですけど、お先にどうぞ」

「え?」

飛鳥「え?」

 

 皆が驚いた。

 

リサ「飛鳥くん。ひょっとして…」

飛鳥「あ、私は1人で乗りますよ。流石にマズいでしょう」

あこ「えー!! センパイも一緒に乗りましょうよー!!」

紗夜「だ、男女が密着するなんて…い、いけません!!/////」

リサ「あー。やっぱりその辺気を遣うよね」

飛鳥「ええ。行こうとしたら行こうとしたで、何でアンタも一緒に来るの? って言われるので」

リサ「正直で宜しい」

 

 飛鳥の言葉にリサが苦笑いした。

 

紗夜「その、あ、あまり肌に触れないように…/////」

あこ「6人でギリギリなんだから無理ですよー」

飛鳥「まあ、私ダイビングスーツなので…っていう問題じゃないですよね」

 と、揉めていると、

 

「6人で乗りましょう」

 

 友希那が言い放った。

 

紗夜「み、湊さん…」

友希那「ここに来て一人だけ仲間外れはないわ。あなた、変に密着したら承知しないわよ」

飛鳥「あ、はい。それでは非常事態でやむを得ない状況は如何致しますか?」

友希那「…許可するわ。あって欲しくないけど」

 

 友希那が目を閉じてそう呟き、6人はそのままウォータスライダーに並んだ。幸い、飛鳥が男性か女性か判別されなかった為、変に絡まれる事はなかった。

 

飛鳥「男性1人、女性5人で乗ったって分かったら、絶対ぶっ殺されるだろうなぁ…」

あこ「うふふ。センパイ、ハーレムですね!」

飛鳥「……(汗)」

紗夜「う、宇田川さんっ!!/////」

 

 あこの冷やかしに飛鳥が困惑すると、紗夜が憤慨した。

 

 そしてウォータースライダーに乗り込む6人。

 

紗夜「結構緩やかですね」

リサ「そうだねー。燐子もこれくらいなら大丈夫でしょ」

燐子「は、はい…」

 

 ちなみに席順

 

前  あこ 燐子  飛鳥

   リサ 友希那 紗夜

 

あこ「ふっふっふー。でもここのウォータースライダー。カーブが凄いんだよー」

リサ「カーブ?」

 その時だった。

 

リサ・燐子・紗夜「きゃああああああああああ!!!」

 と、リサ、燐子、紗夜が悲鳴を上げたが、飛鳥と友希那は冷静に対応した。

 

あこ「すごーい!!」

リサ「す、すごいってレベルじゃ…」

あこ「もっと来るよー!」

リサ・燐子・紗夜「きゃああああああああああああああああ!!!」

 と、何回もうねうねとカーブを曲がった。

 

友希那「ちょ、ちょっと燐子!!」

燐子「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

 

 燐子が謝りながら友希那に抱き着いていた。

 

飛鳥「大丈夫ですか?」

紗夜「だ、大丈夫じゃないわ!!!(大汗)」

 寧ろ何でお前はそんなに冷静なんだ? と紗夜は思った。

 

 そして緩やかになった。

 

燐子「し、死ぬかと思いました…」

友希那「…燐子。危ないから私じゃなくてボートに掴まって」

 

 友希那がぐったりしていた。

 

紗夜「こんなに急なんて聞いてないです…」

リサ「だねー…」

あこ「でもこれで終わりじゃないですよー」

「え?」

 

あこ「最後は急な角度から一気に滑り落ちるんです!!」

 

紗夜・リサ「急な…角度…」

 紗夜、リサ、燐子が青ざめた。

 

友希那「面白そうね」

リサ「い、いや! ちっとも面白くないからぁ!!」

燐子「いやああああ!!! こわいです~~~~~~!!!!」

 と、今度は飛鳥に抱き着いた。

 

飛鳥「白金先輩!?」

紗夜「い、一丈字くん!! 破廉恥です!!」

飛鳥「あ、やっぱそうなっちゃいますよね…」

 

 紗夜の憤慨に飛鳥は困惑したが、燐子はパニック状態になっていた。

 

友希那「燐子! 大丈夫だからボートに掴まりなさい!」

燐子「こわいですぅううううううううう!! しんじゃいますぅうううう!!!」

 と、燐子はパニック状態になり、聞く耳を持たない。

 

飛鳥「白金先輩。私の声が聞こえますか?」

燐子「聞こえますぅうううううううううう!!!」

 飛鳥は意を決した。

 

飛鳥「私から絶対に離れないでください」

「!!?」

 

飛鳥「皆さん。来ますよ!!」

「!!?」

 

 あっという間に急斜面から下り、リサ、紗夜、燐子が悲鳴を上げた。

 

飛鳥「……!!」

 飛鳥は両目をしっかり開けて、燐子を守り抜いたが、その表情はまさに戦士の目だったという。

 

 

あこ「はー!! 楽しかったー!!」

紗夜・リサ・燐子「……」

 

 あこが満足そうにしたが、紗夜、リサ、燐子がげんなりしていた。

 

飛鳥「…大丈夫ですか?」

 飛鳥が困った顔で声をかけると、

 

リサ「大丈夫じゃないよ~。もぉ~怖かったぁ~」

 と、リサが涙目だった。

 

友希那「乗る前は楽しそうだったのに…」

リサ「だってこんなに凄いだなんて思わなかったもん!」

紗夜「これ、ちゃんと申請通ってるんですか!? あまりにも急すぎます!!」

 

 紗夜も怖がっていたが強がって、ウォータースライダーに文句を言っていた。

 

あこ「あ! そういえば写真も撮って貰ってるから見に行こうよ!!」

 

 と、見に行くと、あこは思いっきり楽しんで、友希那は少しリアクションをしていた。紗夜とリサは思いっきり驚いた顔をしていたが、燐子は思いっきり飛鳥に抱き着いていて、飛鳥が真剣なまなざしで正面を見つめていた。

 

燐子「!!!//////」ボンッ

紗夜「な…な…!!/////」

リサ「うわあ!! 私めっちゃ変な顔してる!!!/////」

 

あこ「うわー!! りんりんだいたーん!!」

友希那「だからボートに掴まってって言ったのに…」

 

 そして…

 

紗夜「今の写真消してください!!!//////」

燐子「お願いします~!!!(泣)」

リサ「あの、気持ちは分かるけど…。すいません!! 消去で!!」

 

 紗夜、燐子、リサはすぐに写真を消すようにお店の人にせがんだが、

 

友希那「お店の人を困らせない」

あこ「あ、記念に一枚くださ~い」

燐子「あこちゃああああああああああああああああん!!!!」

 

 と、友希那が3人を連行し、あこが写真を頼むと燐子が悲鳴を上げ、飛鳥は苦笑いした。

 

 

つづく

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