ダシマ式BanG!Dream「全バンド一貫! バンドリ学園!」 作:ダシマ
『もしも第2話のラストでAfterglowが飛鳥に惚れたら』
飛鳥「えっ」
※ 今回はガールズトークをするAfterglowをお楽しみください。
第3話「DAN DAN 心魅かれてく(Afterglow編)
一丈字飛鳥は仮装大会終了後、ガールズバンド『Afterglow』から話があると言われて、キーボード担当の羽沢つぐみの実家が経営する珈琲店へ。しかし、つぐみの母とモカの冷やかしにより激昂した男性ファンが襲い掛かろうとしたが、飛鳥の超能力で撃退し、Afterglowを守った。
そして飛鳥の提案でつぐみ以外の4人はタクシーを呼んで帰ったが…。
「どう思う?」
帰宅後、AfterglowはLINEグループで話し合いをしていた。モカの言葉に美竹蘭は困惑していた。
蘭「ど、どう思うって…」
モカ「何かカッコ良かったな~」
つぐみ「そ、そうだね…」
ひまり「うん…」
モカの言葉につぐみとひまりが反応した。
巴「男らしかった。惚れたよ」
蘭「いや、あなたも十分男らしいと思うけど…って、ええええええ!!?//////」
巴「…柄にもないんだけどな/////」
そう返信して巴は苦笑いしたが、蘭は驚きが隠せなかった。
モカ「そうだよね~。何か一丈字くんって目力凄いし、何か凛としてるよね」
つぐみ「うん」
ひまり「普段は結構地味な感じだけど、真剣な顔をしてると、結構イケメンだよね」
モカ「オーラを出したり、しまったりできるのかな?」
モカの言葉に他の4人は微妙そうな顔をした。
モカ「でもモカちゃんも惚れちゃったな~」
蘭「そ、そうなんだ…」
モカの言葉に蘭は困っていた。
モカ「いやー。自分でもちょろいと思うんだけど…。やっぱり自分がピンチの時に助けてくれると、何かとっても頼もしく感じるんだよね」
巴「そうだな。それに、いい目をしていた」
モカと巴がいつも通りに喋るが、完全にガールズトークになっていた為、ひまりと蘭は頬を染めて困惑していた。
モカ「つぐはどう~?」
つぐみ「えっ!!? え、えーっとえーっと…//////」
モカ・ひまり・巴・蘭(あぁ…これは完全に惚れたな…)
つぐみが顔を真っ赤にして困惑してる様子が目に見えた4人だった。
モカ「蘭もひーちゃんもどうせ惚れてるんでしょ~?」
ひまり「えっ!!? い、いやその…//////」
蘭「べ、別に…」
モカ「じゃあモカちゃんが貰ってもいいんだね~?」
蘭「ま、待て!!」
ひまり「ちょっと待って!!」
モカ「もうそれ、好きな証拠だよ~」
蘭「う、うるさい…/////」
ひまり「はずかしい…//////」
モカの言葉に蘭とひまりが顔を真っ赤にして俯いた。そしてその様子が浮かび上がっているモカはニヤニヤし、巴とつぐみは苦笑いした。
モカ「それにしてもメンバー全員が同じ人を好きになるなんてね~」
巴「我ながらちょろいとは思うが…惚れた弱みかな」
と、巴が目を閉じて笑ったが、モカや蘭は「いや、男らしすぎねぇ? その辺の男より男らしいわ」と思っていた。
モカ「でもこの様子だと絶対モカちゃんたち以外も落とすと思うよ~」
蘭「えっ…」
モカ「今日の出し物も見たでしょ~。急に何か凄い展開になったも~ん」
巴「もう完全にしてやられたな」
モカの言葉に巴が反応すると、蘭、ひまり、つぐみが緊迫した表情になった。
モカ「多分あの子、まだ何か隠してるか、眠った力があるような気がするんだ~」
巴「それは間違いないな」
ひまり「も、もうしょうがないわね!! こうなったら誰が振り向いてもらっても、恨みっこなしって事で!!」
モカ「おっ! ひーちゃん男らしい!」
ひまり「…あんまり嬉しくない」
腹を括ったひまりに対してモカが褒めたが、ひまりは複雑そうにしていた。その様子を見て蘭、巴、つぐみが苦笑いした。
ひまり「き、気を取り直して一丈字くんに振り向いてもらえるようにお互い頑張ろう!! えいえいおー!!!」
と、ひまりが叫んだが、4人は反応しなかった。
ひまり「反応してよぉ!!」
モカ「いや、反応したら負けかな~って」
ひまり「ニートじゃないんだからぁ!!」
そんなこんなで翌日。Afterglowはいつも通り登校した。そして教室で荷物を置くと、すぐに飛鳥のいる3組の教室を訪ねたが、飛鳥はいなかった。
蘭「まだ来てないみたいだね…」
モカ「そういえばおうちってどこなのかな~?」
巴「そういう事も聞いておく必要がありそうだ」
と、廊下で5人が話し合っていると、
「あ、蘭ちゃん達だ」
という声がした。Poppin Partyのボーカルである戸山香澄である。
蘭「か、香澄」
香澄「おはよー。何してるの?」
香澄にそう聞かれると、蘭、ひまり、つぐみは焦った。
モカ「何してると思う~?」
香澄「じゃんけん!!」
蘭「な訳ないだろ…」
蘭がぼそっと突っ込むと、ひまりがマズそうにし、香澄が反応した。
香澄「じゃあ、何してたの?」
蘭「いや、その、えっと…」
モカ「今度のライブどういう演出にしようかなって相談してたの~」
香澄「ここで?」
モカ「突然思いつく事ってあるんだよ~」
香澄「ふーん…」
モカの言葉に香澄が相槌を打った。
香澄「そっか。そういう事もあるよね!」
モカ「そうそう」
蘭(ほっ…)
香澄が素直に納得した為、蘭が安心した。
香澄「それじゃ、私荷物置いてくるねー」
モカ「はーい」
と、香澄と別れた。
蘭「あっぶな…」
モカ「もー。そこは素直に話を合わせてよ~」
蘭「あー…ごめんごめん」
モカの言葉に蘭が困惑した様子で謝罪した。
暫くして、
「蘭ちゃん! ファンの男に襲われたんだって!?!」
「大丈夫!!」
「その犯人許せねぇ!!」
と、ファンの男子生徒達に囲まれた。
蘭「だ、大丈夫! 怪我とかしてないし…」
モカ「そうそう~」
蘭たちは苦笑いしていた。
「今度は僕が君たちを守るよ」
「だから羽沢珈琲店に入りびたりにさせて」
つぐみ「そ、それは…」
完全に下心が丸出しの様子に蘭たちは心の底から失望していた。ただ、つぐみに至っては本当に困ってるくらいであるが…。
暫くして、飛鳥が登校してきたが、ファンに囲まれているAfterglowを見て苦笑いしていた。
飛鳥(やっぱり人気あるんだな…。暫く接触は止した方が良さそうだな)
そう思いながら、飛鳥は3組の教室の中に入っていった。
おしまい
キャラクターファイル03
美竹 蘭
Afterglowのボーカル担当。
荒っぽい性格であるが、家が華道をやっており、
育ちは良い方である。
父親からはバンドに関して反対されていて何度も対立していたが、
今では和解している。
ただ、過剰な差し入れをしたり、
ライブハウスで声をかけようとする若い男達ににらみを利かせるなどして、
別の意味で悩みの種になっている。