ダシマ式BanG!Dream「全バンド一貫! バンドリ学園!」 作:ダシマ
前回までのあらすじ
飛鳥はあこのお願い…というか、Roselia全員のお願いを聞く為に、Roseliaのメンバーとプールに出かける事になった。
トコナッツパーク前
「ええっ!!? 水着を持ってきてない!!?」
友希那の言葉に皆が驚いた。紗夜はまずそうにし、燐子とあこは困った顔をしていた。リサは苦笑いして、飛鳥は普通に驚いていた。しかし、友希那は動じなかった。
紗夜「そうでした…友希那さんはこういうのはあまり不慣れであると…」
あこ「いや、でも、プールだって…」
リサ「あー…これは別の解釈をしてしまったのか…」
燐子「み、水着を持ってないと中には…」
と、他のメンバーが困惑していたが、友希那は動じなかった。
友希那「心配いらないわ」
リサ「いや、水着が無かったら…」
あこ「そうですよ! どうせなら全員で…」
友希那「水着売り場を確認してるわ」
「え?」
友希那の言葉に飛鳥以外の4人が目が点になると、友希那が飛鳥を見た。
飛鳥「確かに売ってますね。パンフレットを見る限りでは」
友希那「大体売っているものよね」
飛鳥「はい」
友希那「それじゃあ…」
友希那がとんでもないことを言いだした。
友希那「あなたが私の水着を選んで頂戴」
友希那の言葉に空気が止まった。飛鳥は隣にいた燐子を見た。
友希那「あなたよ。飛鳥」
飛鳥「え!?」
友希那の言葉に飛鳥が驚くと、
「いや、そんな奴よりもオレに選ばせてくれぇ!!」
「このセクシィイイイイイな水着が似合う!!」
「いや、こういうのも…」
「マイクロビキニ…」
と、ファン達が一斉に押しかけてきたが、友希那がごみを見る目でファン達を見つめた。
「たっはぁ!! 友希那様の冷たい視線!!」
「興奮するゥ!!」
「そうか…オレが着てみるというのもありだな…」
「キモッ!!!」
友希那「さあ、行きましょ」
飛鳥「ちょ、湊先輩!!」
と、友希那が飛鳥を連れて水着売り場へ移動した。
そして水着売り場に行き、友希那は飛鳥に水着を選ばそうとしたが、紗夜が待ったをかけた。
紗夜「ど、どうして殿方に…」
友希那「そんなの簡単よ。飛鳥が選んだ水着を着たいの」
リサ「ゆ、友希那…まさか最初から…」
友希那の行動にリサが困惑した。
あこ「かー!! その手があったかー!! あこも選んでもらえばよかったぁ!!」
燐子「……!!/////」
あこは悔しそうにして、燐子は驚いて頬を染めていた。
友希那「さあ飛鳥。選んで頂戴」
飛鳥「……」
紗夜「いけません一丈字さん! 破廉恥です!!/////」
友希那「リサ。紗夜を取り押さえて頂戴」
リサ「え?」
友希那「しないと此間の…」
リサ「わ、分かった分かった!!! 紗夜ゴメン!!」
紗夜「い、今井さん!!?」
友希那「今のうちよ」
と、友希那が飛鳥を連れていった。
飛鳥「選んでほしいって言いましたけど、ご希望はございますか?」
友希那「あなたが選んだものであれば何でもいいわ」
飛鳥「そうですねぇ…」
飛鳥が割と真剣に水着を選定した。
あこ「いいな~友希那さんいいな~」
燐子「水着を男の人に選んでもらうなんて…/////」
リサ「考えたねぇ~」
紗夜「……!!」イライラ
そして飛鳥が選定した。
飛鳥「こちらは如何ですか?」
友希那「……!」
飛鳥が選んだのは黒のビキニとパレオである。
リサ「へー。結構いい感じじゃん」
燐子「そ、そうですね…」
紗夜「…ですが、少し露出度が」
あこ「大人っぽくていいと思うけどな~」
友希那「じゃあそれにするわ」
飛鳥「…本当によろしいんですか?」
友希那「言ったでしょ。貴方が選んだものを着るって。もっときわどいものでもいいのよ?」
飛鳥「…お気持ちは受け取っておきます」
飛鳥が苦笑いした。
飛鳥「試着されてみてはいかがですか?」
友希那「そうするわ」
と、友希那が水着を試着してみた。
あこ「うわー!! すっごーい!!」
リサ「友希那の個性が出てるわね」
紗夜「そ、そうですね…」
リサたちからの評判も良かったため、飛鳥は一安心したが、何故自分に水着を選ばせたのかは理解できなかった。
友希那「気に入ったわ」
飛鳥「そ、そうですか…」
あこ「あーあ。これだったらあこも水着選んでもらえばよかったー」
飛鳥「まあまあ…」
憤慨するあこに対して、飛鳥は苦笑いしたが、紗夜はずっと不機嫌だった。
リサ「…どうしたの?」
紗夜「いえ。友希那さんだけズルイです」
飛鳥「えっ」
紗夜の発言に飛鳥が困惑した。
リサ「そうだねー。ちょっとズルイね」
燐子「……」
友希那「作戦よ」
飛鳥(何も言わんとこ)
飛鳥は空気を読んで何も言わない事にした。こういう時、大体余計な事を言って収拾がつかなくなるという事を知っていたからだ。
「ああん!! Roseliaの水着を見せてくれ~!!!!」
「オレにも最高の思い出を~!!!!」
と、男子生徒達が係員に連れていかれていた。恐らくさっきの気持ち悪い発言で誰かが通報したのだろう。
飛鳥「……(汗)
それを見て飛鳥は呆れていた。
友希那「これで邪魔者はいなくなったわ。さあ行きましょう」
飛鳥「は、はい…」
こうして、男子更衣室で着替えた飛鳥は、一足先に集合場所で友希那達を待つ事にした。
飛鳥「…そういや集合場所はここだって言ってたけど」
飛鳥は黒のダイビングスーツを着ていたが、何故かいろんな人から見られていた。
「なあ、あのお姉さん綺麗じゃね…?」
「ああ…」
「ちょっと声かけてみろよ」
と、男性たちがそう言った。
飛鳥(やっぱり女性だと思われてるんだなぁ…。やっぱり…)
飛鳥は心の中でうなだれた。
「お待たせー」
飛鳥「あっ」
あこの声がしたので、飛鳥が横を見ると、水着姿のRoseliaがいた。
「ぶぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
「あの子たちめっちゃ可愛いじゃん!!」
「オレ今日来てよかった!!」
「神様ありがとぉおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
と、男性たちのテンションはMAXになったが、一緒にいた女性たちは不機嫌になった。中にはその場で振られた男もいる。
リサ「あれ? 飛鳥くんダイビングスーツなの!?」
友希那「!!?」
飛鳥「ええ。色々ありましてね…」
リサの言葉に飛鳥は苦笑いした。
あこ「あー…センパイが上半身裸だったら、周りにいる男の人たち、ドギマギしちゃうね!」
飛鳥「…痴女と思われますね」
飛鳥がどんよりした。
友希那「それも良かったわね…」
紗夜「そうですね…」
友希那の言葉に紗夜も賛同した。理由はペアルックである。
飛鳥「何仰ってるんですか。その水着姿も十分似合ってますよ」
友希那・紗夜「!!!//////」
飛鳥が友希那と紗夜を見て苦笑いしながら言うと、友希那と紗夜は恥ずかしくなった。
あこ「そうですよ友希那さん! 紗夜さん! 自信持ってくださ…顔、凄く赤いですよ」
友希那「…しょ、しょうがないじゃない。飛鳥がそういう事言うんですもの/////」
紗夜「そうです/////」
リサ「飛鳥くんに褒められて照れちゃってるんだね~」
と、リサがからかうが、正直羨ましいと思っていた。
あこ「ねー!! あこはあこはー!!?」
飛鳥「宇田川さんらしさが出て、良いと思いますよ」
燐子「わ、私はどうですか…?」
飛鳥「……」
と、飛鳥は水着姿について聞かれまくったという。
つづく