ダシマ式BanG!Dream「全バンド一貫! バンドリ学園!」   作:ダシマ

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 前回までのあらすじ

 飛鳥が友希那の水着を選び、紗夜たちが羨ましがった。

リサ(友希那、こういうキャラじゃなかったのに…)
あこ(いいなー)
燐子(け、結構行動力あるんだ…)
紗夜(…ずるいです)

 ちなみにこの時系列での呼称一覧

<飛鳥への呼称(デフォルト)>
友希那:飛鳥
紗夜:一丈字さん(※名前で呼ぶかどうか迷っている)
リサ:飛鳥くん
燐子:一丈字さん
あこ:センパイ


第29話「色々あったRoseliaとプール・3」

 

 

 全員が合流して、どこに行くか話し合っていた。

 

リサ「どこいこっか」

友希那「パンフレットを見る限り、いろんなプールがあるのね…」

 

 と、友希那はパンフレットを見ていた。流れるプールや温泉プール、ウォータースライダーなど、プール施設にありそうなアトラクションは一通りあった。

 

あこ「あこ、ウォータースライダーに乗りたい!!」

友希那「確かに好きそうね。燐子は?」

燐子「あ、えっと…出来れば人がいない所で…」

友希那「リサは?」

リサ「私は皆に合わせるよ。飛鳥くんは?」

飛鳥「あ、私も特に行きたい所はないので、皆さんに合わせます」

 飛鳥が苦笑いした。

 

友希那「この場合、どれから先に行けばいいのかしら?」

飛鳥「ウォータースライダーは人気があるので、もしも優先パスが取れるなら取りに行った方が良いですね」

友希那「!」

紗夜「そうですね。原則、空いている所に行くのが定石です」

 

 飛鳥の話に紗夜が乗った。

 

紗夜「温泉プールはこの季節、どの時間帯も空いていると思うので、休憩代わりに行っても問題ないかと思われます。また、このテーマパークにはレストランが存在しているのですが、こちらもかなり人気があり、先に予約した方が良いでしょう。それから…」

 

 紗夜がスラスラ説明すると、皆が紗夜を見た。

 

紗夜「…どうしたんですか?」

リサ「いや、やけに詳しいけど…ヒナと来た事があるの?」

紗夜「いえ、ここに行くにあたり、調べただけです」

あこ「初めて行くのに、そこまでスラスラ言えないと思いますけど~」

紗夜「予習するのは当然でしょう?」

 

 紗夜が普通に言い放った。

 

友希那「…飛鳥に良い所を見せたいだけでしょう」

紗夜「何か言いました?」

友希那「いいえ。何でもないわ」

 

 友希那の失言に紗夜がにらみを利かせると、友希那は冷静に言い返した。

 

リサ「どうしたの?」

友希那「このど真ん中にあるのはプールなの? 湖のようにしか思えないのだけど…」

あこ「ああ。そこは水上ショーを行う所ですよ! 夜になるとライトアップされてとても綺麗なんです!」

友希那「水上ショー…。どんな事をするのか、興味あるわ」

 

 友希那の言葉に紗夜、リサ、燐子、あこの4人が驚くと飛鳥が苦笑いした。

 

リサ「ま、まさか友希那が興味を持つなんて…」

飛鳥「いい事だと思いますよ」

 皆が飛鳥を見た。

 

飛鳥「そろそろ行きますか?」

友希那「……」

飛鳥「あ、すみません。私が仕切ってはいけませんね。大人しくしてます」

 

 飛鳥が苦笑いした。

 

 そんなこんなで一緒に遊ぶ事になったが…。

 

「もしかしてあの子たち、Roseliaじゃね!?」

「ホントだ!!」

「で、あの子誰…?」

「男? 女?」

 

飛鳥「……(汗)」

 性別がどちらか分からないギャラリーに対し、飛鳥は困惑した。

 

リサ「どっちか分からないみたいだね~」

飛鳥「…そうですね」

あこ「センパイ、よく見たら結構美人さんですよね~」

飛鳥「何故か言われるんですよね…」

 飛鳥が困惑した様子で首を横に振った。

 

 しかし、いつまでもくよくよしてられないので、飛鳥は友希那達とプールで楽しく遊んだ。

 

リサ「やっぱり夏の日は泳ぐに限るよねー」

友希那「…ずっと人に見られてるけど」

 

 と、友希那はうきわにぷかぷか浮かびながら、プールサイドからガン見してくる男性陣を見ていた。

 

あこ「あ! そうだ!」

「?」

 あこが叫んだ。

 

あこ「あこ、皆と一緒に遊ぼうと思って、ビーチバレーボール持ってきたんですよ! 一緒にやりましょう!」

 と、誘った。

 

リサ「いいねー。やろうやろう。皆はどうする?」

紗夜「ごめんなさい。少し休憩します」

燐子「私も…。ちょっと疲れちゃって…」

あこ「えー。それじゃ遊んでくれるのはリサ姉だけ?」

リサ「飛鳥くんはどうする?」

飛鳥「え? 参加しても宜しいんですか?」

あこ「いいですよ! ていうか寧ろ参加してください!」

 

 あこがそう言うと、

 

紗夜「やっぱり私も参加します」

飛鳥・あこ「えっ」

燐子「あ、私も…いいかな?」

飛鳥「白金先輩。疲れてるんじゃ…」

燐子「いや、その…//////」

 燐子がモジモジしていた。

 

飛鳥「無理はなさらないでください」

燐子「あ、ありがとうございます…」

友希那「それではやりましょうか」

 

 皆が友希那を見た。

 

友希那「…何よ」

リサ「友希那、こういうの興味あったりするの?」

友希那「私を何だと思ってるのよ」

 

 リサの言葉に友希那は呆れた。

 

友希那「たまには他のメンバーと合わせてみようと思っただけよ。悪い?」

リサ「そ、それならいいんだけどさ…」

飛鳥「……」

 

 飛鳥は友希那を見ると、友希那も飛鳥を見た。

 

友希那「なに?」

飛鳥「いいえ、良い事だと思いますよ。始めましょうか?」

 

 と、6人でビーチバレーを始めたものの、友希那の運動神経が悪く、いつも友希那で止まってしまっていた。

 

あこ「ゆ、友希那さんっ! ファイトです!!」

燐子「そ、そうですよっ!!」

リサ「焦らなくて良いからね!!」

紗夜「湊さん…」

友希那「……」

 

 友希那の横には飛鳥がいたが、飛鳥は普通にしていた。

 

友希那「な、何よ」

飛鳥「ボールをよく見てください」

友希那「わ、分かってるわよ!」

飛鳥「そうですか。なら、ボールが来たときにしっかり構えて、ボールが両手よりもちょっと上に来たときに斜めに押し出すように撃つというのも、ご存じですよね」

友希那「当り前よ」

飛鳥「さあ、ボールが来ますよ」

友希那「……」

 

 向こうにいるリサが友希那にめがけてボールを打つと、

 

友希那(ボールが両手より…よく見て…)

 

 と、友希那が考えて打つと、前よりかは良くなったが、横に逸れた。

 

友希那「……」

飛鳥「あ、やっぱり出来るじゃないですか」

友希那「バ、バカにしないで/////」

飛鳥「やっぱり音楽と一緒で何事もやり続ける事が大事ですね」

友希那「あ、当たり前よっ」

 と、飛鳥が苦笑いすると、友希那がそっぽを向いた。

 

紗夜「遠回しにアドバイスしてる…」

燐子「友希那さんのプライドを傷つけないように…」

 

 紗夜と燐子が飛鳥と友希那を見ていたが…。

 

紗夜(…よくよく考えたら湊さんと一丈字くん。凄く仲良くなってませんか?)

燐子(そういえば一丈字さんの事、名前で呼んでますし…)

 

 と、どこからか嫉妬の思いが芽生えた。

 

リサ「そうだ。折角だからチームでやってみない?」

「え?」

 と、リサが提案した。

 

リサ「グーパーで別れてさ!!」

友希那「いいわよ」

 

 友希那が承諾して3対3で別れた。

 

紅組:飛鳥、友希那、あこ

白組:紗夜、リサ、燐子

 

あこ「やったー! センパイと同じチームだ!」

飛鳥「宜しくお願いします…」

友希那「頼むわよ」

 紅組は和気藹々としていたが、

 

紗夜「……」

燐子「あははははは…」

リサ「こ、こうなったら活躍していい所見せちゃうもんね!!」

 

 と、白組は静かに対抗意識を燃やし、ウォータースライダーの時間になるまで、ビーチバレーが行われたという。

 

 

つづく

 

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