ダシマ式BanG!Dream「全バンド一貫! バンドリ学園!」   作:ダシマ

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第30話「色々あったRoseliaとプール・4」

 

 

 前回までのあらすじ

 

 ビーチバレーで熱戦を繰り広げた。1戦目は友希那がミスを連発して、飛鳥達は負けてしまった。

 

あこ「負けちゃったけど楽しかったねー」

飛鳥「そうですね」

友希那「も、もう1回よ」

リサ「そうだね。でも、今度はチームを変えようよ」

 

 と、チームを変えながらビーチバレーが行われた。

 

「おい…あんな所で美少女たちがビーチバレーしてるぞ…」

「バレーボールになりてぇ…」

「ていうかいっその事混ざりてぇ!!」

「オレのボールを…」

 

 プールサイドから男性ファンや、美少女に目がない男性客が集まっていた。

 

飛鳥(オレ…性別どっちだと思われてるんだろう)

 

 男だったら即刻抹殺だろうなぁ。と飛鳥は思った。

 

 ウォータースライダーの時間がやってきて、飛鳥達は移動した。

 

あこ「ええっ!!? 5人乗りになってる!!」

「!!」

 

 あこがウォータースライダーに関する説明の看板を見ていたが、人数制限の欄を見て驚いていた。

 

あこ「前は6人でも大丈夫だったのに…」

リサ「これは3人3人で分けるしかないわね…」

友希那「その前に燐子は大丈夫なの?」

燐子「…え?」

 実は燐子は別の激しいアトラクションでは見学をしていたが、本当にこのままでよいのか悩み、意を決してウォータースライダーに挑戦する事にしたのだが、5人乗りと分かった今、明らかに自分は外されるだろうと思った。

 

飛鳥「……」

 飛鳥は燐子の様子を察した。

 

リサ「そうだよ。無理しない方が…」

あこ「そういやここのカーブとか激しいし、最後急降下で滑るんだよ!?」

燐子「そ、そうなんだ…」

リサ「…え? 急降下?」

 あこの発言に燐子、紗夜、リサが青ざめた。

 

飛鳥「どうされますか?」

燐子「……」

 燐子は悩んだが、

 

燐子「や、やっぱり私も乗りたいですっ!!」

 燐子の言葉に皆が反応した。外れてくれれば5人で乗れるのに…と思うメンバーはいなかったが、これじゃ話が纏まらないと感じた。

 

あこ「やっぱりリサ姉も紗夜さんも怖いですよね?」

友希那「私は問題ないわよ。飛鳥は…いうまでもないわよね?」

飛鳥「大丈夫ですけど、私は大丈夫という前提ですか…」

 と、あこと友希那が飛鳥を連れていこうとすると、

 

紗夜「こういうのは公平に決めるべきです」

リサ「そ、そうだよ。やってみなきゃ分からないし…」

燐子「……」

 

飛鳥「それじゃグーパーで別れますか?」

リサ「そうしましょ! 恨みっこなしで!!」

 

 と、グーパーで別れたが…。

 

飛鳥、燐子、あこの3人と、友希那、紗夜、リサの3人で別れた。

 

あこ「やったー!! また一緒だー!!」

燐子「良かった…」

飛鳥「……(汗)」

 

 あこと燐子は喜んでいたが、友希那と紗夜、リサの3人が機嫌が悪かった。リサは顔には出さなかったものの、友希那と紗夜は露骨に機嫌を悪くしていた。

 

飛鳥(話進まないから超能力使お)

 

 そしてウォータースライダーの乗り場に移動し、先に友希那達を行かせた。理由としては後ろからネチネチ言われるのを防ぐためだ。

 

飛鳥(本当はいけないけど…かといって、ネチネチ言われたくないしなぁ…)

 

 超能力が使えて本当に良かった。と思う飛鳥だった。

 

あこ「楽しみだねー! センパイ! りんりん!」

飛鳥「そ、そうですね…」

燐子「……」

 

 と、あこが飛鳥に話しかけてそれに答えると、燐子も苦笑いした。だが、あこがちょっとむすっとする。

 

あこ「それはそうと、センパイはいつまであこに対してよそよそしくしてるの?」

飛鳥「Roseliaファンにある程度認められるまで」

あこ「そ、そう…。でも、あこは後輩なんだし、そろそろ敬語とか辞めて欲しいなー」

飛鳥「そうできる日がくればいいですけどね…」

 

 あこと飛鳥が話していると、係員から準備が出来たのでボートに乗って欲しいとあり、3人はボートに乗り込んだ。

 

「それでは、いってらっしゃーい!!」

 

 

あこ「ふっふっふー。でもここのウォータースライダー。カーブが凄いんだよー」

飛鳥「カーブ?」

 あこの言葉に飛鳥が反応すると、

 

燐子「きゃああああああああああ!!!」

 と、燐子が悲鳴を上げた。飛鳥は少し驚いた後冷静に対応し、あこははしゃいでいた。

 

あこ「すごーい!!」

燐子「す、すごいってレベルじゃ…」

あこ「もっと来るよー!」

燐子「きゃああああああああああああああああ!!!」

 と、何回もうねうねとカーブを曲がった。

 

飛鳥「あの、白金先輩?」

燐子「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

 

 燐子が謝りながら飛鳥に抱き着いていた。燐子の豊満なおっぱいが飛鳥の体に当たっていたが、飛鳥は燐子の身の危険を感じていた。

 

あこ「あー!! りんりんだけずるーい!!」

飛鳥「いや、違うでしょう!! あの、白金先輩。私じゃなくてボートに捕まってください!!! 危ないです!!」

 

 飛鳥が二人に対してツッコミを入れてるうちに、緩やかになった。

 

燐子「し、死ぬかと思いました…」

飛鳥「白金先輩。もうちょっと落ち着きましょう…」

燐子「ご、ごめんなさい…/////」

 と、飛鳥と燐子が気まずい空気になっていた。

 

あこ「りんりんだけずるーい。あこもー」

飛鳥「宇田川さん…」

 あこが飛鳥にくっつくと、飛鳥が困惑した。

 

 

あこ「あ、でもこれで終わりじゃないですよー」

「え?」

あこ「最後は急な角度から一気に滑り落ちるんです!!」

 空気が止まった。

 

燐子「いやぁあああああああ~~~!!! こわいです~~~~~~!!!」

飛鳥「いや、あの! 私じゃなくてボートに捕まってください!!」

 と、飛鳥が注意したが燐子はパニック状態になっていた。

 

 そして次第にスピードが速くなっていき、燐子はもう完全に飛鳥から離れなくなった。

 

あこ「あれ!? 何か前乗った時と違う!!」

飛鳥「白金先輩! 私の声が聞こえますか!!?」

燐子「聞こえてますぅうううううううううう!!!」

 

飛鳥「私にしっかり捕まっててください!!」

燐子「は、はいぃいぃぃいいい!!!」

あこ「あー!! りんりんくっつき過ぎー!!!」

飛鳥「宇田川さんもボートに捕まって!!」

 飛鳥の言葉にあこがボードの取っ手を握ると、ボードは急降下で下った。

 

燐子「きゃああああああああああああああああああああ!!!!」

飛鳥「……!!!」

あこ「うわ―――――――――――――――――!!!」

 

 と、大きな水しぶきを上げ、飛鳥達はゴールにたどり着いた。

 

「お疲れ様でしたー」

 と、係員が飛鳥達を誘導したが、とても羨ましそうにしていた。

 

「…写真がございますので、お気に召されればどうぞお買い求め下さい」

飛鳥「あ、はい…」

 

 何であんなに不機嫌なんだろうと飛鳥は思ったが、実はこの係員はバンドリ学園の生徒だったのだ。彼女も遊ぶ予定もないので、せめてバイトをしようと思った矢先、にっくき一丈字飛鳥がRoseliaを侍らせて遊んでいるのだ。正直地獄でしかない。

 

 しかし、飛鳥にも地獄が待っていた…。

 

飛鳥(分かるで)

 

 先に滑っていた友希那、紗夜、リサが待ち構えていたが、あからさまに友希那と紗夜の機嫌が悪かった。

 

飛鳥「…何ですか」

友希那「燐子に抱き着かれた感想は如何かしら?」

飛鳥「いろんな意味で身の危険を感じました」

紗夜「白金さんも危ないじゃないですか」

燐子「ご、ごめんなさい…」

 

 と、燐子が頭を下げて謝った。

 

リサ「まあまあ。で、写真が表示されてるんだけど、ちょっと見てくれる?」

 

 と、リサに言われて写真を見たが、前であこがはしゃいでいるのに対し、燐子は完全に飛鳥に抱き着いて、飛鳥は凛とした顔で正面を見つめていた。完全に飛鳥と燐子はカップルである。

 

あこ「わー。センパイかっこいいー。王子様みたーい」

燐子「……(汗)///////」カァァ…

 

 あこがそう言うと、燐子が顔を真っ赤にして俯いた。そしてそれが友希那と紗夜をイライラさせた。

 

飛鳥「あ、それはそうと白金先輩は大丈夫ですか? 立ち眩みとか」

燐子「え、ええ…/////」

 飛鳥が話しかけると、燐子が視線を逸らした。

 

友希那「あなたがいるから大丈夫でしょ」

飛鳥「そうですか?」

友希那「それはそうと、もう1回行くから付き合いなさい」

飛鳥「あ、ウォータースライダーお気に召されましたか?」

友希那「ええ。スリルがあって面白かったわ。行くわよ」

 と、友希那が飛鳥の手を引っ張っていこうとすると、

 

リサ「友希那ったらヤキモチ妬いちゃって…」

あこ「センパイすっごくカッコ良かったんだよ。最後の急斜面の直前でりんりんがセンパイにしがみついてたんですけど、真剣な顔で私にしっかり捕まっててくださいって…」

リサ「え、何それ。めっちゃ見たかった…/////」

あこ「センパイああいう時に限って、めっちゃカッコよくなるんだよね…//」

燐子「……//////」

 

 飛鳥の話をしていると、紗夜がある事に気づいた。

 

紗夜「…はっ!! 湊さんと一丈字さんが2人きりで!!」

あこ「あっ…」

 

 この後、友希那が後ろから飛鳥に密着してる写真を撮られ、飛鳥は滅茶苦茶ウォータースライダーに乗らされた。

 

 

飛鳥(乗るたびに係員の顔が怖かった)

 

 

つづく

 

 

 

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