ダシマ式BanG!Dream「全バンド一貫! バンドリ学園!」   作:ダシマ

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第33話「何かがあった燐子とコンサート(後編)」

 

 そしてこの後も披露された。

 

2曲目:カントリーロード(耳をすませば)

3曲目:いつも何度でも(千と千尋の神隠し)

 

有咲(一丈字、完全にバケモンだろ…!!(大汗))

美咲(ミュージカルでもやってたのかな…(汗))

 有咲と美咲が困惑した。

 

ひまり「…そりゃ仮装大会で、私達負けるわ」

モカ「特別歌が上手いという訳じゃないけど、凄く心に響くんだよね~…」

巴「ああ…。まるで心に問いかけて来てるようだよ」

 

 Afterglowはすっかり自信を無くしていた。

 そして3曲目が終了した時点で、

 

飛鳥「えー。3曲目が終了いたしました。次は「天空の城ラピュタ」から、君をのせてですが…」

はぐみ「ラピュタ!!」

 

飛鳥「Roseliaのボーカルをされている湊友希那さんとのデュエットでお送りいたします。こちらにどうぞ!!」

 

 と、友希那が登場した。

 

蘭「!!」

 

 そして飛鳥の横に立つと、黒服たちがマイクスタンドを用意した。

 

飛鳥「えー。ありがとうございます。それでは聞いてください。君をのせて」

 

 と、4曲目を披露したが、3曲目とは違い、Aメロを友希那が歌い、Bメロから飛鳥が一緒に入った。

 

「……!!」

 

 2人の唄声を聞いて香澄たちが震えあがった。

 

蘭「……!!」

 その中でも蘭は涙があふれ出ていた。二人の歌声もそうだが、ずっとライバル視してた友希那がとても遠く感じ、打ちのめされて悔しさを感じた。

 

紗夜「す、すごすぎる…!!」

リサ「友希那との歌声と完全にマッチしてるわ!!」

あこ「あこ、凄く震えあがっちゃった…!!」

 

 1番のサビが終わり間奏に入ると、またBメロになった。

 

(もう完全に独壇場だ!!)

 

 こころやはぐみも口を大きく開けて飛鳥達を見ていた。

 

 4曲目終了、誰も拍手せずしーんとしていたが、つぐみが気づいて拍手すると皆が驚いた。

 

飛鳥「ありがとうございました…。あの、どうでした?」

 すると黒服が気を利かして近くにいた有咲にマイクを向けた。

 

飛鳥「あ、市ヶ谷さん。如何でした?」

有咲「言いたい事沢山あるけど一言だけ言っていいか?」

飛鳥「はい」

有咲「…上手過ぎ」

飛鳥「ありがとうございます」

 有咲のコメントに対し、飛鳥は軽く一礼した。

 

有咲「いや、ホントだからな!!? 一丈字だけでも上手いのに、友希那先輩が加わったらもうこうなるって!!」

飛鳥「だそうですよ。湊先輩」

友希那「当然の結果よ」

 

 友希那が踏ん反りがえると、蘭が反応した。

 

友希那「私と飛鳥の相性が良いからかしら?」

飛鳥「あのー。マウント取るのだけはやめてもらっていいですか? 収拾つけるの手間がかかるので」

 と、飛鳥が友希那と軽い漫才をしたが、それがまた蘭のハートに火をつけた。

 

ひまり「あーあ…」

モカ「飛鳥くん、罪な男の子だね~」

 

 そしてこの後も披露が行われ、5曲目と6曲目はソロで歌った。

 

5曲目:やさしさに包まれたなら(魔女の宅急便)

6曲目:テルーの唄(ゲド戦記)

 

 そして7曲目

 

飛鳥「えー。7曲目に参りました。何とか6曲歌い切りました」

 

 すると黒服Aからギターを受け取り、黒服Bが用意した椅子に座った。黒服Cは友希那を誘導して、椅子に座らせてステージ上から飛鳥の演奏を聞くように仕向けた。

 

紗夜「!!?」

香澄「ギターも出来るの!!?」

 

飛鳥「エレキギターではないんですけどね。折角皆さんお越し頂いているので、もうちょっと頑張ってみようかなと。さて、次の曲ですがお待たせしました」

 

 すると燐子が演奏を始めた。

 

飛鳥「紅の豚より「時には昔の話を」です。どうぞお聞きください。あ、湊先輩もこちらに座ってお聞きください」

 

 飛鳥が弾き語りを行った。

 

有咲(一体何者なんだよアイツ…(汗))

美咲(げ、芸達者なのね…(汗))

 

 有咲と美咲は困惑していた。

 

麻弥「す、すごいっすね…」

イヴ「そうですね…」

 Pastel*Palettesも驚いていた。

 

 そして演奏が終了すると、拍手が起きた。

 

たえ「何かもう凄いっていう言葉しか出てこないよ…」

香澄「キラキラとドキドキとワクワクがいっぱいだよね!!」

沙綾「…なんか、一丈字くんが別人に見えた…」

りみ「は、はい…」

 

 と、Poppin’Partyが話し合っていた。

 

飛鳥「ありがとうございました。それでは、最後の曲に移らせて頂きたいと思います」

日菜「えー!! もう最後なのー!!?」

 と、日菜が叫ぶと紗夜が恥ずかしがった。

 

飛鳥「ありがとうございます。そう言って頂けて光栄ですが、本当に最後です。本当はさっきの「時には昔の話を」を最後にしようか迷ったのですが、変更いたしました。最後の曲は「猫の恩返し」より「風になる」です。湊さんとのデュエットでお送りいたしますが、皆さんももし知っていれば一緒に歌ってください」

 

 すると友希那が立ち上がり、黒服Aが友希那の分のマイクスタンドを用意して、飛鳥は黒服Bにギターを渡し、黒服Cは椅子を片付けた。そして黒服平三は満足そうに見つめている。

 

 演奏が始まると、飛鳥と友希那がそれぞれソロパートを歌うと、サビでは合唱が行われ、それはそれはとても楽しい時間だった。燐子も皆が楽しそうに歌っているのを聞いて、自然に表情も穏やかになっていき、楽しそうに演奏していた。

 

 そして最後の演奏が終わると、大歓声が巻き起こった。

 

飛鳥「……」

 飛鳥が友希那と見つめ合うと、燐子とも見つめ合って、満足そうにした。

 

飛鳥「ご清聴ありがとうございました!」

 飛鳥が一礼すると、友希那と燐子も頭を下げた。すると…。

 

香澄「アンコール!! アンコール!!」

 と、香澄が声を上げると、はぐみ、日菜、モカ、あこも続いた。

 

「……!!」

 

 

 もう1曲だけアンコールに答え、飛鳥達のコンサートは幕を閉じた。

 

 

 舞台終了後

 

飛鳥「お疲れ様でした」

友希那「あなたもお疲れ様」

 と、飛鳥、友希那、燐子が控室で話をしていた。

 

燐子「とても楽しかったわ」

飛鳥「そうですか」

燐子「その…また、やりましょうね」

 燐子の言葉に飛鳥が驚くと。

 

飛鳥「ええ。また機会があればやりましょうか」

 と、笑みを浮かべると、友希那も満足そうにした。

 

 

 後日

 

飛鳥「……(汗)」

蘭「あたしともデュエット、してくれるよね?」

 

 蘭に問い詰められたのはまた別の話…。

 

 

 

おしまい

 

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