アメイジング・ナデシコ   作:我楽娯兵

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潜入、珊瑚の宮

「うむ、それでは珊瑚の宮への抜け道を教えて進ぜようだミぃ」

 

 偉そうに天文台の教卓の上でふんぞり返る茶の脛こすり。

 奇妙なほどにそこにいる事が板に付いているその姿に、私は珍しく他者に敬意を払いその御前にて正座をして深々と頭を下げた。

 

「嬉しく思うのだ。もう鰤の切身の失費がなくなると思うと嬉しいのだ」

 

 茶の脛こすりに珊瑚の宮への抜け道を教えろと要求した私であったが、この脛こすりは強情で、教える代わりに新鮮な鰤の切身を毎日寄越せと言うではないか。

 エンマ荘で山姥に頼み用意すると、エンマ荘の切身は墨臭いと言って食わず、結果として私の仕送りのお小遣いから出すこととなり、大変な痛手となった。

 それが一ヶ月も続けばこやつを踏み潰してやりたくもなりたくなる頃合だったが、今日でそれも終いだ。

 

「娘子の心付けによって我も大変腹が膨れたミぃ。しかし毎日鰤とは遊びがない。鮪、鯖、鱚の付け届けもあればよかったミぃ」

 

「主が鰤がいいと言ったではないか」

 

「心配りの問題だミぃ」

 

 そう言って大きな欠伸で私の反論も意に介さず、太々しい寝そべり姿であった。

 本当にこの脛こすりは他とは違う。人懐っこさもまるで無く媚びるどころか小馬鹿にしている様子すらあるのだから腹立たしい。ここはグッと堪えてこの妖怪の言う事を聞いてきたが、今日で終わり。

 茶の脛こすりが初めて教卓の上で寝そべり姿から立ち上がり、太々しい顔で床にドテッと鈍重な動きで動き出した。

 

「ついてくるミぃ」

 

 のそのそと野良猫のような足取りで抜け道への案内を始めた脛こすり。

 私はそれに続いて付いて回った。

 天文台を出て大海燕の休息地の崖を降りて南硫黄島の切り立った崖を進んでゆく。

 かなりの傾斜、濃霧のように烟る白雲に視界も悪くの足を踏み外せば黄泉への片道切符はすぐそこである。青々と生い茂る草木を命綱に私は脛こすり続き必死になっていた。

 

「早く来るミぃ」

 

 茶の脛こすりの姿は既に白雲で隠れて見えず、如何にか声を頼りに進んでゆく。

 

「ぬっ、わぁっ!」

 

 足場にしていた枯れ木がいきなり折れて落ちそうになり私は必死に崖にしがみ付いて、荒い息を整える。

 足を踏み外せばあの世へ真っ逆さま、心臓が痛いぐらいに高鳴って恐怖で足が竦む。

 

「一体いつになればその抜け道に辿り着くのだ!」

 

「もうすぐだミぃ……」

 

 白い視界の先からまるで木霊のように響く脛こすりの声に私は間近な死の緊張から体を強張らせる。

 もう引き返してもよいんではないか。なんなら、翼を広げて一飛びで校舎へは戻れる。

 しかしながら、それでは私の楽しみを得る場所が、悉くつまらなくなってしまうかもしれない。

 授業も行われず、友もいつか倒れ、そして廃れてゆく建物の姿はいくつも見てきたが、ここはそうなってほしくない。

 私は気合を入れ直し僅かな足場を頼りに進んでゆく。

 そしてそこに辿り着く。

 まるで洞窟の中に作られた祠。数多の御堂が犇めいて、蝋燭が立てられていた。

 

「その洞窟を進めば珊瑚の宮の真下だミぃ」

 

 姿を見せない茶の脛こすりの声が洞窟に反響して聞こえてきた。

 私は聞く。

 

「ここは一体何なのだ?」

 

「過去に在籍した純血派の生徒が作った緊急脱出口だミぃ。決戦に備えての道だミぃ」

 

 一体どれだけの時間をかけてこの道を作った事だろう。火山岩を削るにしても支えも録に立てず掘り抜いたとなると崩落の危険もあり得るが、支えは見当たらない。

 危険な道だ。

 

「ただの道ならよかったミぃ。この道の方角が良くないミぃ、ここは鬼門ミぃ、妖気が淀んで生徒も多く死んだミぃ。取って食われたくないなら走るミぃ」

 

 その言葉を最後に、茶の脛こすりの気配が消えた。

 矢庭に、蝋燭に青白い炎が灯り道を照らし出し、そしてその気配にゾッとした。

 背後に出現するそれら、怨霊の鬼火の群れがいきなり現れた。

 私は走った。

 濃厚な呪いが私を追って迫ってくる。この追ってくる鬼火にはまるで熱を感じられず、むしろ熱を奪い冷気を発している。

 私の吐く息すら白み煙のように靄となる。

 危機だ。落下死の未来を免れれば今度は呪殺される未来が差し迫っている。

 この鬼火に当てられれば殺生石の比ではない苦を与えられ苦しみ抜いて死ぬことになる。

 息を切らせて私は走り、洞窟の最奥の天井から梯子が下りているのが目に入り私はそれに飛びついて登る。

 急がねば、急がねば、急がねば。

 死は間近、足を止める暇はまるでない。

 登る最中に一匹の鬼火が外套(ローブ)に引火した。

 私の顔から血の気が引く、そして異様な寒気が全身を覆った。

 

「あっ、がっ! がぁああああ!」

 

 全身が痛み、鼻からは何もしていないのに鼻血が垂れた。

 ほんの序の口、この鬼火が体内に入ったならばそれこそ瞬時に気が狂れて物狂いとなり発狂死してしまうだろう。

 私は杖を抜き、唱えた。

 

呪いを拭え(イムプレカーティオー・テルジオ)!」

 

 殺生石の事件もあり、杖術の授業では呪いを退ける術を集中的に教えられていた。

 その事もあり私の覚えた術の中で最も強力な魔法でこの鬼火を退けることにした。

 杖の先より放たれた光が鬼火の火を喰らい、そして杖の中へ呑み込んでゆく。

 流石曰く付きの杖と言ったところか、呪いも怨念も人の魂の織り成す一つの側面でしかない。

 この杖にはそれすらも“餌”と言わんばかりに貪り喰らっていた。

 梯子を登りきり、走ってその洞窟もとい坑道を抜けた。

 手掘りの入口には巧妙に物置の中に隠され、私は入口を入念に塞ぎ鬼火がまろび出ないようにして、ようやく息を付いた。

 息も切れ切れにその場に崩れ落ちて、大きな深呼吸で気を落ち着かせる。

 全く茶の脛こすりもろくでもない道を教えたものだ。化かすのが好きだとは聞いていたが、ここまで過激なものだとは思いもよらなんだ。

 白いワイシャツに斑に付いた鼻血の跡が生々しく、これでは目立ってしまう。

 私は外套(ローブ)でそれを隠す様にして、物置の中から純血派の証、赤い羽根が付いた耳飾りを見つけ出してそれを付けた。

 姿見があればよかったがそうも言ってられない。うまく紛れ込めた事として私は物置からでた。

 

「…………」

 

 固く口を閉じ珊瑚の宮を見て回る。

 本来なら静謐とした威厳ある内観だったのだろうが、今はどこか猥雑とした印象を受ける。

 ごちゃごちゃと物が散乱し、寝袋や食器、洗濯物などが無造作に置かれている。

 それもその筈、純血派の生徒は家にもエンマ荘にも帰らず、ここ珊瑚の宮で寝泊まりをしているからだ。

 一部生徒は授業ストライキまで起こし珊瑚の宮を要塞化して、純血のみ授業を受けさせよと声高に宣言し続け、過激な活動をしている。

 ここにいる生徒の姿と来たら学業などそっちのけの恰好で、赤いテッパチや立て看板、今にも戦争を起こしそうな殺気を漂わせて杖を握っている。

 あまりにも危なっかしい雰囲気だ。こやつらはどこか浮足立っている様子もある。

 予想は付く、殺生石をあちこちにバラ撒いて敵となる生徒たちを昏倒させて激減した敵勢力。

 あわよくば今にでも珊瑚の宮を飛び出して魔法処の占拠を行う気なのだろう。

 過激も過激。過激派だ。

 もとより予想は付いていたがここまで過激とは少々予想を超えてくる。

 熱の籠る刺々しい珊瑚の宮の中を歩き、私はあちこちを見て回った。

 談話室。まるで作戦会議場。講堂は炊事場に代わっている。

 一部部屋に至ってはあちこちに血が飛び散り殺人でも起こったのではないかと思わせる内観に様変わりしている。

 学校とは思えない殺伐とした中身に私は不安が募る。

 もしここで私という存在がバレたのなら、一体どういった仕打ちを受ける。

 羽根を毟られ宙吊りと言う事もあろう。もしくは指を詰められ張り付けか。嫌な想像ばかりが沸き上がってくるものだ。

 顔が青白くなりそうになってい時、珊瑚の宮全体がどこか騒がしく生徒たちが大広間へと向かって行った。

 私は存在を気づかれないように慎重に大広間へと向かった。

 狂乱する生徒たち。そして檀上へと立つ一人の生がいた。

 見覚えがある。火焔竜のリーダー、たしか鹿島という上級生だ。

 

「喜べ皆! 近日中に俺たちの目的が達成される!」

 

 その声に皆が歓声で応じる。

 あまりの熱狂ぶりと声の音量に私は驚く。この熱狂ぶり、まるで悪しき集団(カルト)だ。

 鹿島は他生徒の歓声に酔いしれるようにして静寂を願う様に両手を広げ、ざわめきを鎮める。

 

「ありがとう。ふぅ──さあ、我々の目的は近日中に果たされる。親しき友人の助けにより、手に入れる事の出来た殺生石、そしてその砕く方法。これにより我々は今までよりもより多くの他派閥の連中を除外させることに成功した。大変な功績である!」

 

 その宣言に再度歓声が上がる。

 何という奴らだ。まるで悪びれていない。悪い事をしているとこやつらは微塵も思っていない。

 むしろ善良な、正しき行いをしているとばかりの反応に私は困惑する。

 醜悪、そしていて悍ましい。ここまでくればこの者たちは更生のよりはないのではないと思われる。

 

「我らが親しき友は混血を憎んでいる。我々もそうだ、学校を見ろ! 我が物顔で闊歩する混血どもを、あの穢れた血筋の者たちを。奴らに至高なる教えを施すなど言語道断! 我々こそが、我々だけがそれを享受するに値する! 排斥だ! 切除だ! 退けるのだ! 忌まわしい血筋の者たちを厚顔無恥な恥さらしどもを!」

 

 全ての言葉を返してやってもいい位の事をさも当然のように言い放つ鹿島の弁は立っているが、無茶苦茶な理論だ。

 私から言わせてしまえばどれだけ只人の血が混じっていようと魔道が使えるのならばそれは常人、そして常人は私たち天狗の足元にも及ばない虫でしかない。

 いくら内輪で揉めようとも天狗は高笑いを放って傍観するのが習わしだが、今回は私の性分がそれを許さない。

 この学校は私の知識欲を満たしそれに伴う嬉しさ楽しさ、そして満たされる快感を与えてくれる場所だ。それを薄汚れた常人の血で汚そうなど。不届きにもほどがある。

 私がもう少し神通力の力に目覚めていたのならここにいる者すべてを旋風で吹き飛ばしてやったのだが、しかし今その力は今の私は持ち合わせていない。

 戻ろう、そしてこの事をありのまま団芝三に報告してその悪しき計画を潰してやろうと考えた。

 

「捧げようこの歓喜を、この祝杯を! この長年続いた闘争で散った先輩たちに、名誉のために除名された先輩たちに、大久保先輩に!」

 

 勝利の一献と言わんばかりに部下より受け取った盃を掲げて、鹿島は吼える。

 それにまた他生徒は歓声で応じるのかと思ったが、今度は粛々とその喜びを噛みしめていた。

 とにかく異様な光景だ。まるで彼らはこれより戦に行かんばかりの心境と思えば、これは目に見えて負ける戦なのは明々白々。死出の旅路の道連れに、誰ぞを求めていた。

 それともこの決意の中には彼らの身が知りえる勝機があるのだろうか。

 私はその光景にオロオロと戸惑っているとき、唐突に私の腕を引かれて大広間より引き離す人物がいた。

 その者は──。

 

「竜人──!」

 

「お前一体こんなところで何してる。死にたいのか!?」

 

 声を押さえて物陰に私を連れ込んだ竜人は血走った目で今まで見せた事のない怒りの感情を露わにしていた。

 その怒りの根源が私の身を案じている事だけは理解できたが、なに故にそこまで怒る理由が知れない。

 

「こやつらの企みを阻止するのだ! この事を団芝三に伝え強制的に奴らを確保させる!」

 

「バカか! 学生には学びの自治権が確約されてる、それこそ入学前の魔法契約で『魔法処』と結ばれている。外套(ローブ)を見ただろ、白にならないと教師じゃどうしようもできない! 連中が自治を宣言して外套(ローブ)が正常な限りここじゃどうしようもないんだよ!」

 

「ならばどうするのだっ! このまま指を咥えて黙っていろと言うのか!」

 

「お前のタイミングが悪いって言ってんだよ馬鹿!」

 

 その声に純血派生徒の何人かが訊いたのか。こちらへと顔を覗かせた。

 

「どうした?」

 

「あ、いや先輩。こいつが負け戦にならないかと不安がってたので折檻してまして」

 

「そうか? 戦う前からそんな弱気じゃいけねえな。指導もしっかりしてるな安部は」

 

「負け戦に決まっておろうが! 戦況も見えぬのか!」

 

 竜人が何とか言い訳を取り繕うとしていたが、私も竜人の説教に頭に血が上りついで、それを口に出してしまった。

 マズいと口に出して後に思ったが、すでに後の祭りとはこの事であり、その生徒たちの目は鋭く私を睨んでくる。

 ただならない気配で私たちに詰め寄ってくる生徒が一人。

 私の顔を覗き込むように、ぎょろりとした目が私を見つめた。

 

「えらく弱気だな。指導が必要なようだ」

 

「おい、おい。無茶するなよ三日後には計画が開始するんだ」

 

「だからだよ。不安要素はきちんと正していないとな。第一こいつは前から信用ならないんだよ」

 

 その生徒は竜人を指さして言った。

 

「六波羅の走狗であるって宣言してる。それこそ俺達純血派の敵だ、そうだろう安部」

 

「……確かに僕は六波羅局の一員ですが。純血派には迎合していますよ」

 

「ほう、じゃあ──」

 

 その生徒が床に転がっていたクディッチの棍棒を竜人へと差し出した。

 

「こいつで殴れよ。俺達の目の前で、このへっぴり腰の弱虫をよ」

 

 あまりにも前時代的というのか、ほぼほぼ脅迫まがいの忠誠心の見せ方を実践しろと言っている。

 クディッチの棍棒は鉄の塊であるブラッジャーを殴りつけるために頑丈に作られている、それを人を殴ろうなどと誰もが考えないが、もし殴られものなら頭が割れ中身が飛び出てもおかしくはない。

 私は顔から血の気が引いた。血が流れるだけで済めばいいが致命傷だけは避けたい。

 私は強張った体で竜人の顔を見た。

 顔を伏せて、静かに考え込んでいた竜人は言い放った。

 

「やってられねえ。──敵をよけよ(レペロ・イニミカム)!」

 

 突如として杖を抜いた竜人は生徒たちに向かい魔法を放ち、その生徒たちは吹き飛ばされた。

 私の手を取って生徒たちの集会とは反対側へと走り出した。

 

「まったく! 計画が全部おしゃかだよ。大人しくしてればいいものを!」

 

「一体どういうことなのだ竜人?! 主は純血派なのだろ!」

 

「そうだよ純血派だ! でも、こんな過激な事をするのは許せないだけだ。逃げるぞ走れ!」

 

 騒ぎを聞きつけたのか大勢の純血派生徒たちが私たちを追って津波のようになって追って来る。

 背後から放たれるいくつもの攻撃魔法が、体を掠め、壁に当たり砕け、全身を今迄の比ではない殺気が撫でてくる。

 危機だ、絶体絶命だ。これ程までに殺気立った集団を見た事など今までない。

 半狂乱のカルトに追われることに私の足は縺れながら走る。

 

「っく! これでも喰らえ!」

 

 私は大きく翼を広げて背後に向かって旋風を吹かせて動きを牽制する。

 強風旋風鎌鼬、今まで本気で旋風を吹かせた事はなかったがこれも天狗の特権と言わんばかりに生徒たちを吹き飛ばす。

 だが、羽根を大きく広げ過ぎた。

 的の広がった純血派生徒が放った魔法が私の羽根にぶつかり、血が出てしまった。

 

「いっ、っうっ!」

 

「構うな! 逃げる事だけ考えろ!」

 

 珊瑚の宮を駆けずり回るが、しかし出口と言える出口はすべて備品で塞がれまともにここから出ることもままならない。

 大広間へぐるっと珊瑚の宮を回ってくる形になってしまったがその固く閉ざされた備品の山に、竜人は呪符袋から符を取り出した。

 

「吹き飛ばす! お前はつむじ風を吹かせてろ!」

 

「分かったのだ!」

 

 竜人は印を結び、術を唱える。

 

「木生火、火生土! 木により火を、火より土準え相剋を願い給う!」

 

 五行の習わしから木から火、火から土へと相剋を準えるとなるとどれだけの威力になろう。

 呪符の光が眩いばかりに輝き、それを備品の山に投げようと竜人は腕を振り上げる。だが、僅かな希望も現実は非情であった。

 私の羽根を潜り抜けて魔法の閃光が竜人の呪符を持つ手に炸裂し、鮮血が散った。

 

「悲しい……俺は哀しいぞ竜人!」

 

 人混みの中から現れたのは純血派の棟梁、鹿島。

 もう号泣で、鼻水、涙、涎が溢れて顔が大変汚くなっていた。

 しかしその涙の意味が分からなかったが絶叫してそれを語った。

 

「俺は、俺はお前が本気で心変わりをして正義に目覚めたのだと信じていたんだ。それを、それをこんな仕打ち……酷すぎる!」

 

「ハッ……俺は元から信用もしてなかったっつの」

 

 竜人は連中に聞こえないようにそう呟いた。

 私には、この備品の山は崩せない。唯一の希望であった竜人の呪符も利き手が潰され印を結べなくなってしまった。

 手詰まりだ。

 

縛れ(インカーセラス)

 

 何処からともなく飛んでくる捕縛の魔法が私たちを縛り上げて倒れ込んでしまう。

 純血派の生徒の目は既に正気を保っていない。私は死を覚悟した。

 

「その二人を四階に閉じ込めておくんだ」


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