ヒロアカに転生して炎の個性を得たけど、俺のせいで平行世界化したんだけど   作:孤狼 龍

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あらすじ

雄英に初登校
個性を使ってよくある体力テストを行った。
轟くんが轟ちゃんだった
個性についてある程度話した
緑谷と麗日と飯田のトリオと友達になった


第3話 火群と戦闘訓練……そして提案

 個性把握テストが終わった翌日。

 雄英も結構普通の授業するんだな、とプレゼント・マイクの流暢な英語と普通の教師ボイスを聞きながら思った…あ、ごめん訂正するわ、時たまうるせぇわ、爆豪なんかつまんなそうじゃん

 

 お昼には一流の料理人でもあるクックヒーロー『ランチラッシュ』の料理を安価で頂いた!やったぜ!てか激辛麻婆拉麺がくそうめぇ!飯田と緑谷と麗日は少し引いてたが……なんで?

 

 ………そして、午後の授業―――いよいよ、ヒーロー基礎学!!

 

 オールマイトがやって来てコスチュームに着替えてグラウンドβに集合だそうな……要望通りになってなかったら燃やす……

 

ーーーー

 

 結論から言うなら、大成功だったぜ、要望通りにコスチュームは作られていた。

 コスチューム名は『イフリート』。

 名前の由来?特にない!火の精霊であり火の悪魔でもある『イフリート』の名を貰っただけだ。

 服装は上は黒い詰襟、下は学ランのズボンに似た形をしてる。特別な繊維でできており、通気性はよいが濡れ難く、燃え難い。また並大抵の銃弾や刃をも通さず紅煉の炎にも耐えうる事が出来る。

 また、黒地に炎を象ったデザインのコートを着用している(簡単に言うならFGOの沖田総司オルタの第二再臨のコートの裾がダンダラ模様ではなく炎柱の羽織の裾になってる様なもの)。

 これは某鬼狩りの炎の柱の着用してる羽織を意識して作っていて耐熱や防弾の性能を持つ。こちらも紅煉の炎にも耐えられる。

 ちなみになぜこのデザインにしたか?カッコイイ以外の理由など無い!!

 

 その後、オールマイトが戦闘訓練の内容について説明。大まかにまとめるとこうだ。

 

 敵がアジトに核兵器を隠していてそれを処理しようとしている。ヒーローは制限時間内に敵を捕まえるか核兵器を回収する事。敵は制限時間まで核兵器を守るかヒーローを捕まえること。

 

 設定が超アメリカン!!だけど嫌いじゃない!!

 

 ちなみにチームはツーマンセル。そしてくじ引きにより決定された

 その結果がこちら

 

Aチーム 緑谷 麗日

Bチーム 轟 障子

Cチーム 八百万 峰田

Dチーム 爆豪 飯田

Eチーム 芦戸 火群

Fチーム 口田 砂糖

Gチーム 耳郎 上鳴

Hチーム 常闇 蛙吹

Iチーム 葉隠 尾白

Jチーム 切島 瀬呂

 

 うん、知ってた。青山の代わりに俺だよね、知ってたよ……

 コート溶かしたらとりあえずキレる。まぁ溶けないようにしてるけど……万が一ってこともあるし……

 

 それでまぁ戦闘訓練が始まったわけですけどぉ……とりあえず原作通りに敵の爆豪と飯田、ヒーローの緑谷と麗日さん戦ってヒーローチーム勝って

 轟ちゃん圧勝して……やっぱ炎は使わないのね……で、色々とやってたら

 

「では次!Eチーム(ヒーロー)vsJチーム(ヴィラン)

 

 俺の……いや、俺達の番が回ってきた。

 

ーーーー

 

 芦戸さんとチームな訳だが……作戦を考えたので伝えることにした

 

「俺が正面から突入するから芦戸さんは裏口にある非常階段を使って2階に行って」

 

「なんで?二人で行った方が早くない?」

 

「相手は瀬呂に切島。瀬呂はテープで部屋中をトラップまみれにするはず、それを溶かしたり燃やせるのは俺と芦戸さん、そして轟ちゃんに爆豪。そして万能個性の八百万さんくらいだろう……多分切島もそれを見越して正面から堂々と俺達を待つはず。ちなみに2階からの理由は向こうが非常階段を登る音に気づく可能性があると考えたから」

 

 それにこれが青山であるならレーザーを撃たれることを想定して自身を盾にするため部屋から動かないだろう。

 だが相手はテープを溶かし、燃やせる紅煉と芦戸さん……それを考えると部屋で待つより正面で護っていた方が時間稼ぎになる。

 

「なるほど。確かにあるかもしれない……て事はその作戦って!」

 

 どうやら気づいたようだな。そう、この作戦は囮になるだろう切島を逆に足止めする作戦

 

「そう、あっちが俺らの時間稼ぎの囮を使うなら、こっちも同じやり方をすればいい。作戦名を付けるとするなら『裏の裏作戦』かな?ダサい名前だけど」

 

 それを聞いた芦戸さんは少し笑ったが、そのあとに「じゃあ任せて!部屋の場所見つけたら報告する!!」と言ってくれた。優しいね

 

ーーーー

 

『それでは、演習スタート!!』

 

 オールマイトの声が響く……つまり始まった。

そんじゃ、行きますか

 

 ビルの中に入って数分。やはり目論見通り切島は居た。しかも階段の前だ

 

「よォ!来たなヒーロー!漢らしいぜ!!アレ?芦戸じゃなくて、もう一人はどうした?」

 

「俺の後ろをついてきてる。足音をたよりにな、立ち止まったら接敵って事で巻き込まれないよう待機するよう伝えてある」

 

 もちろん嘘である。他の階に登る階段はあるだろうが、準備時間中に多分全てテープで封鎖、もしくは物を置いて時間稼ぎしようとしてるのだろう。

 

「そうか、言っとくけどほかの所から上に行こうとしても無駄だぜ、色々と妨害してたり罠貼ったりとかやってるからな!」

 

 ビンゴ。だが、さすがに裏口にある非常階段は何も出来てないみたいだな。芦戸さんが俺の後ろにいるって言ってるのを信じきってるみたいだが、先も言ったが嘘だ。

 ヒーローもときたまに嘘をつくもんだぜ、現に俺の耳のインカムから非常階段を登る音が聞こえる。

 

「さて、どうする?ヒーロー。万事休すだぜ?」

 

「いや?そうでも無いさ、お前を倒してこの上にいく!」

 

 手から炎を出して構える。核のあるところだから気をつけないといけないが……。

 

「やってみろ!!」

 

 切島も腕を硬化させて構える。切島をの個性は硬化……自身の体を硬質化させる個性。正直今、この現状の俺には少し分が悪い……が、そのピンチを切り開いてこそヒーローというものだ。

 

「いくぞ!」

 

 両腕に炎を纏って切島に向かって走ると切島も俺に向かって走ってきた。あとは炎と硬化の殴り合いだ。てか普通に痛てぇ……。

 

「いってぇな!喰らえ!〈煉獄焦(れんごくしょう)〉!!」

 

 炎を纏った両の拳で連続で殴打するが、応えた様子はない。

 

「どうした!?そんなもんか!!」

 

 結構危ない状況だ。思ったより切島の硬化は硬い。

 

『火群君!見つけたよ!4階のフロア!』

 

 芦戸さんから連絡きた。ここまで来れば時間稼ぎはもういらない。場所さえ分かればいいのだから……

 

「了解、すぐ向かう」

 

 ボソッと切島に聞こえないように呟いた。するとその隙を見たのか切島がしかけてきた。

 

「よそ見すんなぁ!!」

 

「ガフッ!?」

 

 切島の硬化した拳が紅煉の腹を貫く。そのまま紅煉は俯き痛みに悶える。

 

「よし、後は芦戸を……ッ?!」

 

「まだ、甘いな。切島鋭児郎」

 

 だが、ここで逃がすほど紅煉も甘くない。幼少期から空手を習い護身術を備えてた紅煉は咄嗟に防御しダメージを軽減。さらに切島の手を離そうとしてなかった。そしてそのまま胸ぐらを掴む。

 

「な、何する気だ!?」

 

「絶対硬化を解くなよ?切島」

 

「えっ?」

 

 ちゃんと忠告したので少し本気を出す。胸ぐらを掴んでる腕から炎が弾ける。

 

「な、何を……」

 

 切島が少し焦った顔をしたが、気にせずやる事にした。ゲスだって?敵に容赦無し!

 

「〈紅蓮腕(ぐれんかいな)〉!」

 

「ぶベラっ!?」

 

 切島を掴む腕が爆発し、切島は吹っ飛ぶ、忠告を守ってくれてよかったと思ってる。守ってなかったらどうなってたか?火傷を負っていたと思う。

 なんで思うかと言われたら加減はしたけど威力はそれなりにあったから。とにま確保テープを気絶した切島に巻いて確保してから、4階のフロアへ向かう。

 ちなみに切島に怪我がないかどうか確認もした。問題無かった。

 その後は特に何も無く瀬呂を確保し核を回収した。瀬呂の見せ場は正直なかった……ドンマイ。

 あれ?コール早い?もっと後?まぁいいじゃん

 

ーーーー

 

「今回のベストは瀬呂少年だ!」

 

「え?!俺!!?」

 

 まぁ、予想はしてたよ。うん……

 

「さて、何故かわかる人いるかな?!」

 

「は「はい」……えっ?」

 

 八百万が手を挙げようとしたら先を越され、八百万はそっちに視線をやると紅煉が手を挙げていた。

 そりゃあ驚く。まさか当人が手を挙げるとは誰も思うまい

 

「ほ、火群少年」

 

「瀬呂は自身の個性を大幅に活かして罠の制作を行った。つまり俺らに燃やされ、溶かされる心配をしつつ時間稼ぎの為にやった行い。これが加点に繋がった。さらに核の部屋でしっかりと迎撃の準備していた。これも加点になった。逆に切島は核のあるフロアの前で守っていれば瀬呂の援護を受けれたのにあえて下で待ってしまった。これが減点。協力して俺らの侵入を妨げれば評価はさらに高かった。芦戸さんは俺の作戦を理解し行動してくれたが、ここは麗日さん同様自分の意見を言わなかったから減点。ただしっかり報告した為、良いといえる。最後に俺だが、作戦立案自体は自画自賛するが客観的から見ても完璧に近いと言える。だがどこに核があるか分からない状況で炎を使った攻撃をしたことが大きな減点といえる。また、最後切島を気絶させる段階で攻撃せずとも確保テープを巻けば終わりなのにあえてトドメを刺した。これはでかい減点と言えるだろう。それらを踏まえると瀬呂が1番ベストなプレイをしてたと言えるだろう」

 

「「「「「お〜」」」」」

 

 みんな感心してるけど、分かってたの他にもいるだろ。特に轟ちゃんとか

 

「正直、私も同意見です。しかし火群さんはなぜ自分のいいとこを言わないんですか?火群さんのよかった点をあげるとするなら作戦立案と相手がどう出るかをよく理解してた点はさすがでしたわ」

 

 八百万さんからいい評価を貰った。やったぜ!

 

「う、ウム、その通りだ。火群少年(思ったよりも言われた。八百万少女と言い凄くない?)」

 

「常日頃から自分のことを第三者視点で見つめてますから」

 

 そしてそのまま戦闘訓練は終わり、更衣室で制服に着替えて教室に戻って身支度をする。

 そんな中俺は、爆豪と話をして戻ってきた緑谷を呼び出した。

 

「どうしたの?火群くん…僕を呼び出して」

 

「すまんな緑谷。お前にある提案をしたくてな」

 

「提案?」

 

 間違ってない。これは俺にも利益であり緑谷の為である。

 

「お前のその超パワーの個性……使いこなしたくないか?」

 

「えっ!?」

 

 驚いてる。当たり前だろうな、全く違う個性の奴に教えられたくはないだろ「ぜひお願いします!!」うし……アレ?

 

 目の前を見ると目を輝かせて早く教えて欲しいと言いたげな緑谷が……

 

「いいのか?俺の教えで……」

 

 驚きながら聞いてみる。だが、緑谷はそんなことお構い無しに言い放つ。

 

「構わないよ!むしろ教えてくれるのなら万々歳だよ!!」

 

「そ、そうか。ならいいんだが……」

 

「それで!どう扱えばいいの!?」

 

「あ、あぁ、それは……」

 

 そうして説明を始めた。10分経った頃ぐらいに説明が終わった。分かりやすいように説明をしたつもりだ。緑谷は終始、頷いてただけだったからわかんない。

 

「そんな方法があるなんて……でも、確かにその方が使いこなせるかも」

 

 どうやら伝わったようだ。良かった……じゃ、帰りますか。

 

 こうして紅煉は帰路につく。帰り際に食事も済ませようと思い『麻婆専門店』で食事をとった。美味かった。




第3話、書き終わりました。
今回の戦闘訓練の相手を切島くんにしたのは頑丈だからです。
見てる人のほとんどが「轟じゃないの?」と思ったでしょうが、轟ちゃんとの戦闘は雄英体育祭まで伸ばすことにしました。
轟ちゃんとの戦闘はお楽しみに
そして最後に緑谷出久にワン・フォー・オールの使い方を教えました。緑谷を序盤から少し強めにしておくことで後の雄英体育祭に活躍させようという計らいです

【雄英コソコソ裏話】
1話から登場してる紅煉の技
『紅蓮腕(ぐれんかいな)』について
知ってる方もいると思いますが『紅蓮腕』の元ネタは「るろ○に剣心」に登場する志○雄真実の弐の秘剣と言われる技です。
本来は「相手を掴んだ状態で、手甲の表に仕込んだ火薬に焔霊(壱の秘剣)で火をつけて小爆発を起こし、相手を吹き飛ばす技」ですが、紅煉の場合は「火を纏った腕で相手を掴み(もしくは掴んだ状態で炎を弾けさせ)小爆発を起こし、相手を吹き飛ばす技」としています。
1話を見て分かるとおり、紅煉は「怪焔王の代名詞となる技」を『火拳』にするつもりですが
クラスメイトから見たら『火拳』よりも『紅蓮腕』の方が怪焔王の代名詞となってるようです。
ちなみに『紅蓮腕』の使用率が高い理由は「子供の時から修行の時によく使ってた」という理由だそう。もうこの技が『怪焔王』の代名詞でいいのでは?
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