ヒロアカに転生して炎の個性を得たけど、俺のせいで平行世界化したんだけど 作:孤狼 龍
戦闘訓練して勝った。
緑谷に提案。どうなる緑谷!
作者「今回のヒーローアカデミア!!」
紅煉「いや今回のはダメでしょう!!」
第4話 火群とマスゴミ。たまに委員長決め
相も変わらず通学してると、入学から数日、変わらない通学の風景に馴染まないものがあった。
ナンバーワンヒーローであるオールマイトが、国立雄英高等学校で教鞭をとっている。
このビッグニュースは瞬く間に全国を駆け抜け、一晩明けた翌日の早朝には雄英高校の前で報道機関の人間が所狭しと群がり、好き勝手に取材活動に勤しんでいた。
「ねぇ!オールマイトの授業について聞かせて!」
「オールマイトはどんな授業をしてるの?」
「オールマイトの授業について」
彼らは通学してきた生徒達を捕まえては相手の都合を考える事無く、興味の赴くままに質問を矢継ぎ早にぶつけ対象の学生が足早に歩き去れば、また違う学生へ不躾にカメラとマイクを向けては質問を投げかけていく。
それを見た紅煉は腹が立った。というか……キレた。
そしてそんなキレた紅煉に気づかないマスコミは紅煉にも質問を投げかけた。
「ねぇ君!オールマイトはどんな授業をしてるのかな!?教えてくれない!!?」
「……うるせぇ」
「えっ?」
目が点になるマスコミの1人。それに気づいたのか周りのマスコミもこちらを向いてきてマイクやカメラを向けて「オールマイトの授業について」と、聞いてきた。
「……いい加減にしろや、マスゴミ共」
冷たく、重く、恐ろしい声を発しながら威圧を放つ。学生が出してもいい威圧じゃない。
「「「「「ひっ!!」」」」」
「……あんたら何してんのか分かってんのか?生徒達が社会について学ぶこの学び舎にアンタらはその門前で座り込み通学の妨げをしている……簡単に言えば邪魔になってんだよ」
「なっ、わ、私たちは取材をしに来てるんです!!これが仕事なんです!!」
「そうだ!仕事なんだよ!」
「何も知らない子供が私たちの仕事に口を出すんじゃない!」
マスコミの発言は紅煉の怒りを更に上げた。
「はぁ?取材?仕事?……どこが?」
「「「「「「はっ?」」」」」」
「取材ってのは双方の同意があって取材と呼ぶ。違いますか?」
ニコッと笑いながら軽く手を広げ語る。まるで支配者の如く
「あなた方がしているのは我ら生徒、そして教師からしてみれば迷惑行為そのもの、犯罪に走りきれないヴィランみたいだ」
「「「「「「ッ!」」」」」」
「俺達は、各々目的は違えど、ヒーローを目指す者だ。その為に俺らは勉学に励み、こうして学校に来てる。それなのになんですか?あなた方は……オールマイト、オールマイトって、馬鹿みたいにさ……どうせアレだろ?「No.1ヒーローのオールマイトだから大変立派な教えをして完璧な授業にしてるに違いない」とか、そんな事を思ってここに来てんだろ?」
それを聞いて顔を真っ赤にするマスコミ達。それを見て図星だったかと確信し、目を細めてドスの効いた低い声で言い放つ
「……ふざけんなよ?てめぇらはオールマイトを、そして長年教師をしてきている人達をなんだと思ってんだ?就任していきなりベテラン教師並みの教えをなんもしたことの無いオールマイトが、出来るとでも思ってんのか?どうせお前らの事だ。「オールマイトの授業ですか?間違いなく完璧ですね。教わる事が多くて素晴らしいと思います」って言わなきゃ納得しねぇんだろ?無理に決まってんだろ。いきなりの授業で完璧に間違いなく教えられる事なんか……そんな最初っから何でもかんでも出来る奴がいたら俺達だってヒーロー目指すために勉学を学んでねぇんだよ……努力してなんぼだろうが。ヒーローだろうが警察だろうが政治家だろうが……精一杯努力して為すんだろうが。オールマイトの授業だってそうだ。いきなり生徒が「すごい分かりやすい!」なんて言うような授業すると思うか?思う訳ねぇよ。実際に俺らがしてもらった授業ではカンペ見ながら説明してたしな……ベテラン教師ならカンペ見ずに出来るだろうよ。だけどベテランじゃないオールマイトが急にベテラン教師並に授業すると思うか?否。そもそも出来ねぇ。努力してやっとベテラン教師並にできると思うぜ?何が言いたいか?お前らのしてるこの行動はヒーローを目指して勉学に励み努力する俺ら生徒からしても迷惑。そんな俺らをヒーローにして世の為、人の為に努力して教えてる教師からしても迷惑。さらに教師にとって迷惑なのはテメェらの勝手な妄想で新米教師オールマイトがベテラン教師より上に見られてることも迷惑だ。お前らで言うなら自分らよりも新人の方が上に見られてるもんだ。迷惑極まりないだろ?それをしてんだよお前らは……そもそも来るのならそれなりの礼儀があるんじゃねぇのか?学校側にアポを取るとかよォ……どうせお前らのことだ。してねぇんだろ?でなきゃこんな朝早くに来てるわけねぇもんなぁ?そんな子供でも出来そうな約束が出来ないとか、いい歳した大人が恥ずかしくないんですかァ?」
そこで見下ろすような体制をとって
「俺みたいなガキに言われて何も反論できないのは事実だからだろ?お引き取りください。さっさと帰って礼儀という言葉の意味と由来、その他諸々と自分らの犯した過ちをノート丸々1冊にまとめて上司に提出して下さい。それじゃ、
そのまま一度礼をして校門に入る。校門のそばに相澤先生がいるのを見ると俺が最後の一人らしい。
「言っておくが、ホームルームに間に合わなかったら遅刻な」
「マジっすか」
急いで教室に向かった。ちなみに1人の女性が「君!取材をさせて!」と言いながら入ろうとした結果UAバリアーに阻まれた。名前はダサいが高性能なんだね。
教室に入るとみんな俺の話をしてる。
「最初あの威圧感じたときはビビったぜ!火群ってあんな顔もできるんだな!」
「目に感情が一切なかったから相当怖かったな。お願いだから俺らにあの目を向けないでくれよ?」
「“馬鹿な”ことしない限りは向けることはねぇよ」
切島と上鳴が言ってきたので峰田を見ながら言う。見られた峰田はその時、後ろを振り向けないほどの悪寒と恐怖を感じたと言う
「にしても、最後なんて言ってたんだ?英語?かなんかで言ってたけど」
耳郎さんが聞いてきた。そういえば彼女の耳はいいんだった
「あぁ、アレね。ドイツ語でさようならって言ったんだよ」
「「「「「ドイツ語ォォォッ!?」」」」」
みんなが驚いてる。ドイツ語を話せるとは思わなかったんだろ。
「なんで知ってんの!?」
「中学時代にドイツから来た友人に教わってね……簡単なドイツ語なら出来るよ」
「すっげぇな……」
そしてホームルームが始まる。
「今日は学級委員長を決めたいと思います」
『学校っぽいの来たァァァっ!!』
相澤先生が学級委員長を決めると言い出して来た。やっぱあるのね。てか皆やる気満々じゃん……俺はする気ないけど。リーダー?無理無理、そんなタマじゃないし
「静粛にしたまえ!!」
そこで声を上げたのは飯田だ。
彼曰く、学級委員長は他を牽引する重要な仕事なのだから、民主主義の規則に則って投票で決めるべき議案なのではないか(意訳)、とのこと。ただし、そう発言する本人も挙手をしていたので台無しである。
因みに相澤先生は、時間内に決まれば決め方はなんでも良いらしかった。先生ってなんだっけ?
ちなみに俺は緑谷にあるアイコンタクトをした。緑谷も気付いたらしい
投票の結果は……
飯田天哉、緑谷出久、八百万百…二票
麗日お茶子、轟凍火、火群紅煉…0票
上記に出ていない名前…一票
「僕二票!?」
「僕にも!?何故だ!?」
「他に入れたのね」
「お前もやりたがってたじゃん……入ってるみたいだけど」
やっぱり原作通り麗日さんと飯田は緑谷に入れた。これを見越して緑谷に「飯田に入れよう」とアイコンタクトしたのだ。
「票が入ったのはいいが、どうする?」
「決選投票?」
「やってる時間がもったいないじゃないの?」
二票が3人。そりゃ決めかねない筈、だから先手はもう打ってある。
「僕、飯田くんが委員長で、八百万さんが副委員長でいいと思うな」
「「「「「えっ?」」」」」
「同感だ。飯田はこの委員長決めに率先して投票の発案をし、尚且つ自分以外の人に票を入れた。自分もやりたいのに他の人に入れるのはそうそうできる事じゃない。だからこそ俺はそういった人間が委員長の座につくべきだと思う。八百万さんは確かに委員長に向いてるかもしれない。現にそう言った事に向いてると思う。だからこそ、率先し指揮する飯田を委員長とし、様々なことに長けてる八百万さんを副委員長とするのがいいと思う。文句あるやついるか?」
そう言うと皆黙るが、納得した様子だ。
「……確かにそうだな」
「現に飯田のおかげでほとんどまとまりそうだったしな」
「緑谷はいいのか?」
「僕はいいよ、あまりこういうの慣れてないから」
「分かりましたわ、副委員長の任を、しっかりと務めますわ!!」
「僕も、皆の手本となるように頑張ろう!!」
「決まりだな」
あ、イモム……相澤先生が起きた。
「それじゃ、飯田を委員長。八百万を副委員長とする。以上だ」
ーーーー
そして昼。俺と麗日さん、飯田と緑谷で食事をしていた
「なるほど。緑谷君と火群君が」
「でも、なんで飯田君に入れたの?デクくんも火群君も」
「クラスをコントロールして投票に持ち込んだから以外に、理由はないさ」
「僕もかな」
そうして皆で談笑していると後ろから気配を感じなにかされそうだったので頭を下げて避ける。
「なっ!?」
どうやら誰かがわざと俺に肘をぶつけようとしたらしいが、空ぶったようだ。てかなんで気配でわかったんだろうか……まぁいいや。
「随分なご挨拶だな?」
「ふん。君の頭が大きいから当たりそうになっただけさ」
「……」(謝罪も無しか。少しイラッときたな)
振り返ると金髪の優男が立っていた。原作通りならこいつはアイツだろう。
「君が入試トップの人だよねぇ?冴えない人だなぁ」
うん、間違いないな。笑いながら煽ってくる……てかやめてその話題。ほら、遠くにいる爆豪が俺に敵意剥き出しで睨んでるじゃん。
「いきなり何だ君は!?失礼にも程があるぞ!」
飯田の注意も笑って無視する。本当にヒーロー志望か?あ、やべぇキレそう。
「そういえば君達A組だけが入学式にいなかったよね。あれ〜、これってA組だけハブられているんじゃないかな~。入学式ってさ、何回も経験できるものじゃないよね。それを逃すなんてさ君らは疫病神なんじゃないかな。あ〜やだ、その不運さで敵を引き寄せたりしないでおくれよ。迷惑だ「ア゙ァ゙?」ヒッ?!」
本日二度目のガチのキレ発動。別名ヤサ紅煉(クラスメイト命名)。
ドスの効いた低い声で優男を睨みつける。もはや恐怖でしかない。
「黙って聞いてれば言いたい放題言ってくれるじゃないか……俺達は楽しく飯を食ってたのによォ。何様だてめぇ?その発言から察するにてめぇもヒーロー科なんだよなぁ?ヒーロー目指す奴が同じ志持つものに対してなんだその態度?挨拶の一つも出来ねぇのかこの礼儀知らずが……それとA組がハブられてるだァ?こっちだって入学式を楽しみにしてたわ、だけどお優しい優しい我らが担任はそんな暇はないとヒーローを目指す者としての自覚を教えてくれたんですが何か問題でも?自由な校風が売り文句なこの雄英高校。先生側もまた然り。その校風に従っただけですが貴方はこの雄英高校を否定するのですか?どうなんですか?」
睨みながら立ち上がり見下ろす形になった紅煉に優男はガクガクと震えていた。
「いい加減にしろ!」
「ほぶっ!?」
背後からオレンジの髪色をした少女に首筋辺りに手刀されて気絶した
「ごめんねA組。こいつちょっと心がアレだから」
「いや、大丈夫だ。俺も熱くなりすぎた」
(((正直に言うと怖かったです)))
緑谷と麗日と飯田は同時に思った。
「私はB組の拳藤一佳。よろしく」
「A組の緑谷出久です。よろしく」
「同じくA組の麗日お茶子。よろしくね拳藤さん」
「俺はA組の委員長の飯田天哉だ!よろしく拳藤くん!」
「俺は火群紅煉。よろしくな、拳藤さん」
それぞれ自己紹介し、雑談していると突然、大音量のサイレンが校舎全体に鳴り響いた。
『セキリュティ3が突破されました。生徒は速やかに屋外へ避難してください』
「セキリュティ3って何ですか?」
「校舎内に誰か侵入してきたって事だよ! 3年間でこんなこと初めてだ! 君達も早く避難しろ!」
飯田が近くのテーブルにいた3年生に状況を教えてもらい避難を開始する。
その後は原作通りに進んで、飯田が生徒を鎮まらせた。
そんな中、紅煉は一瞬少しだけ浮かない表情を見せた。それを見た緑谷はすこし不思議な表情を浮かべたが、気にすることはないと思った。
しかし、紅煉以外は気付かなかった。悪意が、そこまで来てることに
第4話、書き終えました。
マスゴミ共に対する正論?そしてB組の金髪優男(誰かはあえて言わない)に対しガチギレ。
そして最後にマスゴミ共の襲来が起きました。
次回、とうとうやって来ます。紅煉がどこに飛ばされ、どう動くのか……お楽しみに!