カーミラが好き過ぎる兄   作:悪魔野郎

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誤字脱字の訂正ありがとうございます。





 ◇ロズワール邸

 ◆カペラ

 

「ふぁ~」

 

 どうも、カペラです。

 ……フレデリカ姉さんと一緒に寝ているのですけど、トイレに行くとき、起こさないで行くの結構難しいです。

(抱き枕みたいにされる)

 

「ん?」

 

 何か、窓に人影が見えた、気がする。

 まあ、兄さんかベアトリス様が気がつくはずだし、気のせいでしょう。

 

「……また、抱き枕にされるのかな」

 

 ◆■■■■

 

「あ、危なかった」

 

 久し振りに出てこられたのに見つかったら、サプライズできないからね。

 そうして、台所に忍びこんだ。

 

「よし、完成! ……形、少し悪いけど」

 

 ……久し振りに料理したから、少し下手になっていた。

 まあ、食べれば同じかな? 

 

 そうして、兄さんの寝床に戻る。

 ……兄さん、フレデリカさんに追い出されて庭に防空壕みたいの作って住んでいる。(……何をやったのだろう?)

 

「じゃあ、おやすみなさい」

 

 ◇ロズワール邸 朝

 ◆エーミル

 

「んー、体痛いなぁ」

 

 あいつ、男子禁制とか言いやがったけど、部屋分ける程度で十分だろうが。(怒)

 ……朝ごはん、作るか。(諦)

 

「……あれ?」

 

 俺が台所に行くと、小さなケーキがあった。カペラが作ってくれたのだろうか。

 しかし、今日誰か誕生日だったかなぁ? 

 ……あっそうだ一応、俺の誕生日だ。

 しかし、俺が初めてケーキ作ったときみたいな出来だな。

 ……何故、懐かしいと感じるのだろう。

 

 

 朝食中

 

「兄さん、なんか最近、変なこと起きていない?」

 

「ん? どうゆうこと?」

 

「なんかさー、夜に人の気配を感じたり、掃除やってないはずなのに掃除終わったみたいな所があったりする」

 

「確かに、ありましたね」

 

「……妖怪? グハァ!!!」(吐血)

 

「兄さん!!??」

 

「だ、大丈夫、ちゃんと生きている」

 

 何故か、俺の内臓が一瞬〈色欲〉の権能でぐちゃぐちゃにしたような状態になった。

 あと、フレデリカさん? 心配くらいはしてくれません? 

 

「まあ、分かった。結界の力、強くしておく」

 

 ◇謎の空間

 ◆エーミル

 

「ん?」

 

 俺、確か寝ていたよなあ? 何故、こんな所に居る? 

 周りは故郷の森を思い出す風景だ。

 

「に、兄さん」

 

「!!!」

 

 突然、後ろから声が聞こえた。

 しかし、不快な声ではなく逆に聞き覚えがありすぎる声だ。

 

「……カーミラか?」

 

「ひ、久し振り」

 

 こうして、感動の再会? が出来た。

 

「で? 何故、ここにいるのカーミラ」

 

「……抱きつきながら言っても、真剣に聞こえないよ? 」

 

「だって、生のカーミラ久し振りだもの。飢餓状態で目の前に肉があるようなものだぞ?」

 

「……そんなに、極限状態だったんだ」

 

 ~しばらくお待ち下さい~

 

「よし、カーミラ成分供給完了!」

 

「前から、思っていたけどカーミラ成分って何?」

 

 シリアスな空気が一応、あったのだが、かなりふざけてしまった。

 

「さて、話を戻そう」

 

「え~と、まずここは精神世界で、私は〈色欲〉の権能に保存しておいたカーミラだよ」

 

「……いや、まだオリジナルの状態じゃないよなあ?」

 

「それは、兄さんの〈色欲〉の権能がカペラから奪って強くなったから、私がある程度復活出来ていて兄さんと入れ替われば出れるよ?」

 

「……一応、願いが叶ったってことなのかな?」(小声)

 

「どうしたの? 兄さん」

 

「いや、次はカーミラの体をどうやって作ろうかなぁって」

 

「……人体実験はしないでね?」

 

「分かってるよ」

 

「あっ、そろそろ時間だ」

 

「じゃあ、またなカーミラ」

 

「またね、兄さん」

 

 久し振りの兄妹の挨拶をして、俺は夢から覚めた。




カーミラ仮復活!!
エーミルが吐血したのはカーミラが怒ってイタズラしたからです。
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