ボク達の征く暗殺教室   作:彼岸花 澪

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どーも、ここから筆がノリ次第原作には無い描写を入れていこうかなぁと思ったので多分、文字数が増えると思いますけどまぁ、ご愛読のほどお願いします


好奇心の時間

葵side

 

あの後、ボクはカルマの背中に乗ったまま旅館の方まで帰っていった。殺せんせーが言っていたけど、この後はもう全て自由時間になるらしい。拉致られた時の汚れとか残ってるからこれは素直にありがたい。茅野ちゃんや神崎ちゃんを誘って大浴場に行く。まぁ、でもここのお風呂場は大きくもないことが昨日入ってわかったから昨日話し合って順番に入ることなってる。本来なら7〜8人ぐらいが限度の浴槽に4人とか3人で入ることになる。ゆっくり羽根を伸ばすのにはちょうど良い。髪や体を洗ってから入浴する。とても気持ちがいい。疲労が溜まった身体にはちょうど良い温度で疲れた四肢が解されていく。ぐでぇとお風呂を満喫していたら神崎ちゃんがこっちを見ながら少し笑っていた。一体なんかおかしいことでもしたかなぁ?と思いそっちを見ると笑ったまま声をかけてきた。

 

「ふふっ、ごめんね。あまりにも蕩けてたから普段との差で少し笑っちゃってね」

 

「...極楽.......」

 

それに便乗した奥村ちゃんも会話に混ざってくる。

 

「た、確かに快適ですけど...茅野さんも一緒に話しませんか?」

 

奥村ちゃんが茅野ちゃんに一緒に話そうと言ってたためボクらも茅野ちゃんの方を見ると茅野ちゃんが水面に口まで沈めてブクブクと空気を吐きながらボクを凝視してくる。何かしたかな?

 

「うぅぅ、葵ちゃん・・・仲間だと思ってたのに敵だぁぁぁ・・・・」

 

仲間だと思ってたのに敵ってどういう・・・あ、そういう事ね。ふーん、まぁ確かに仲間だと思うだろうねぇ。いやいや、ボク一言も言ってないから半分ぐらい逆恨みみたいなものじゃん?

 

「仲間だと思ってたのに敵ってどういう事?」

 

「......ないね....」

 

「言ったなぁ!そんなこと言う葵ちゃんはこうしてやる!!」

 

ばしゃぁぁん!!と大きな音を立てて茅野ちゃんがボク目掛けて勢いよく突っ込んできた。お湯を被ってボクが動けない間に茅野ちゃんがボクの事をこちょこちょしてきた。擽ったくて動くとボクの胸が動いて茅野ちゃんはまた怒ってきた。これボク悪くないよね?煽ったのは悪かったけどやめてってば。擽ったい。

 

「擽っ...!」

 

「葵ちゃん、私より身長無いのに胸あるのずるい!!どれぐらいあるの!?」

 

「..D....E....?」

 

「そんなの反則だぁぁぁ!!!!」

 

詳細は省くけど、あんなことがあったあととは思えない。いや、あんなことがあったからなのかそれを忘れ去る程みんなでワイワイと楽しんだ。若干のぼせかけたけど。その後、髪を乾かして浴衣に着替えて出ると男子達が館内のゲームコーナーでワイワイと盛り上がっていた。ボクらもゲームしてみようかって話になり、順番でやり始めたけど神崎ちゃんが上手すぎる。ボクもまぁまぁ出来るけどこれは凄いなぁ。

 

「うぉぉ、どうやって避けてんのかまるでわからん!!」

 

「恥ずかしいな、なんだか」

 

「おしとやかに微笑みながら手つきはプロだ!!」

 

杉野クンがかなり驚いた様で目を丸くしながらゲームの手つきを見ていた。あれ、そういえばカルマは?周りを見渡してもカルマの目立つ赤い髪色は見えない。疑問に思って渚ちゃんに聞いてみると、煮オレ買ってくるって言ってたよ。って言われた。それに従ってカルマを探しながら煮オレを買いに自販機に行くと見慣れた赤髪が見えた。

 

「カルマ...」

 

「お、葵じゃん。怪我は大丈夫?」

 

「ん...大丈夫......」

 

そうそう、聞かないといけないことを聞いとかなきゃ。

 

「カルマ.......?」

 

「あー、今は言わない方が面白いんじゃない?」

 

「ん...」

 

そう、修学旅行の夜には確実と言っていいほどに恋バナが出てくる。それに対してどう答えるかをボクは疑問に思っていた。素直に答えてもいいか誤魔化すかを。でも、カルマがそう言うなら素直に従うかな。あ、そうだ。

 

「カルマ....」

 

「ん?何?」

 

「ありが、とう.....愛しい人...」

 

そう言いながらボクはカルマにキスをした。カルマもわかっていたのか照れることなく頭を撫でてくる。そんなことをしながら、カルマと月明かりが照らす元で静かに過ごしていた。今日ばかりは月の神様であるツクヨミだって許してくれるでしょ?

 

 

 

渚side

 

「やっぱ1位は神崎さんか」

 

「まぁ、嫌いな奴いないわなー」

 

「で?上手く班に引きこんだ杉野はどーだったん?」

 

「それがさぁ。色々トラブルあってさ、じっくり話すタイミングが少なかったわ。」

 

「あー、なんか大変だったらしいな」

 

僕達は男子部屋に集まって、気になる女子ランキングなんてものをしていた。男子だけで集まってるからできる話題だ。匿名で気になる女子の名前を紙に書いて集めて集計する。話し合いの結果、不正しないだろうということで選ばれた磯貝くんが集計してくれた結果は1位が神崎さん。2位は矢田さんと葵ちゃん。3位に倉橋さん、茅野。4位片岡さんと続いていく。集計されて集まった理由に酷い理由なものもあり、より一層女子に言えないし見せれないものになってる。ま、まぁ誰が誰に入れてるか気になるし良いんだけどなんかクラスの好みがわかったというかなんというか。

 

「お、面白そうなことしてんじゃん」

 

色んなことを話してたら、部屋にいなかった1人であるカルマ君が多分、レモン煮オレだと思う缶ジュースを片手に部屋に入ってきた。そのまま僕達の輪の中に入ってまとめてあるランキングの紙を手に取って見始めた。

 

「カルマ良いとこ来た。お前、気になる子いる?」

 

「みんな言ってんだ、逃げらんねーぞ」

 

「・・・うーん、奥田さんかな」

 

「お、意外。なんで?」

 

「だって彼女、怪しげな薬とかクロロホルムとか作れそーだし、俺のイタズラの範囲増えるじゃん」

 

「・・・・・・絶対くっつかせたくない2人だな」

 

「・・・それに、秋月さんもイタズラに参加するだろ?グループ化させたくないな」

 

カルマくんが挙げた奥田さんが気になる理由を聞いた男子が、最悪のパターンを想像して若干引いてる・・・。グループ化させたくないってのは葵ちゃんはカルマ君と一緒にイタズラしてるのをちょくちょく僕たちは見ているからだ。

それこそだけど、奥田さんが薬作ってカルマ君が計画して葵ちゃんがサポートする様子が想像出来る。葵ちゃんが嬉々としてるのは良いと思うけど、巻き込まれたくない。回避できない事実を再確認した後に割かし立ち直りの早かった前原君がカルマ君に対して本当に意外そうな表情と共にこぼした言葉によってみんな食いつく事になる。

 

「でもさー、ホント意外だよな。カルマの事だし、俺絶対に秋月って言うと思ってた」

 

「俺もだわ、いつも一緒に居るのにな」

 

「だってこれ、"気になる"人でしょ?葵に関しては気になるも何も知ってるし」

 

そう、みんな思ってたはず。何でいつもあんなにもくっついている葵ちゃんの名前を出さなかったのか、って。まぁ本当に伝える必要も無いし、みんな言ってくれたら儲けものぐらいで聞いていたくらいのノリだ。だけど、それに対してカルマ君が言った事は僕やカルマ君からしたら当然とも言える理由だった。そもそもカルマ君葵ちゃんと付き合ってるから恋愛的な意味で気になる人って居ないだろうし。

 

「でも、なんでそこまで言えるんだ?」

 

「だって俺葵と幼なじみだし。ほぼ毎日、葵は俺の家に泊まってきてるからね」

 

「はぁぁ!?なんだそれ!聴いてねぇぞ!!」

 

「いや、言ってないし聞かれすらしなかったし〜」

 

「まぁ、とりあえずこの結果は男子の秘密な。知られたくない奴が大半だろーし。女子や先生に絶対に・・・」

 

僕達のことを見渡し、念押しするように言っている磯貝くんは一点を見た瞬間に尻すぼみになった。自然とそっちに目を向けると殺せんせーが顔をピンク色に染めながら窓に張り付いて聞いていた。僕達が殺せんせーを見ていると無言で懐からメモを取り出して集計結果をメモに写していた。それを認識した瞬間に皆、対殺せんせーナイフを取り出して廊下にかけて行った。そりゃあ、プライバシーの侵害だよ、殺せんせー。

 

 

葵side

 

「恋バナ...?」

 

カルマと別れてからイチゴ煮オレを片手に女子部屋に戻り、扉を開けた瞬間に恋バナしよ!と元気そうに声をかけられた。まぁ確かに修学旅行の夜といえばだけど。男子禁制の女子部屋でやるからこそ、本音をぶつけられるとの事。んまぁ、バカ正直に言う必要も無いし聞けたらラッキーぐらいだとは思うけど、特に実害はなさそうだし参加することを伝えると、真っ先に倉橋ちゃんが烏間先生と暴露し始めた。いや、烏間先生を出すのは反則じゃないかな?皆、烏間先生好きだろうし。その場にいた全員がおなじ考えだったのかE組男子だけと流されていた。磯貝くんとか前原くんの様にこのクラスでも安定の男子から話は広がりカルマになっていた。

 

「でも、カルマとか顔はいいのに素行不良なのが残念よね」

 

「確かに、でも、カルマ君って悪い人では無いですよ?実際率先して助けてくれましたし」

 

顔は良いのに素行不良と言う評価につい笑うと皆がこっちを見てきた。え、何かした?ちょっと怖い

 

「何....?」

 

「で、聞き専に徹してるけど、カルマとはどんな関係なのよ!」

 

まぁボク的には別に言ってもいいけど、カルマとの約束があるから言わない。でも普段ボク達がどう思われてるかは気になる。聞く機会も無いしね。

 

「...いいけど、.....皆は...?」

 

「どういうこと?」

 

「多分、どう思ってるかじゃないかな?渚に聞いた話の予想の立て方だとこれだと思うよ?」

 

そんなのあるんだ...渚ちゃん何作ってるのさ。

 

「友達以上恋人未満とか?」

 

「もう既に付き合ってると思う!」

 

「付き合ってないの?」

 

待ってみんな、同じなの?いくらなんでもじゃない?ボク、そんなにイチャイチャしてるとは思えないんだけど。外で誰かの前でキスなんてしてないし、せいぜい背中に乗ってるぐらいじゃない?でも、それはボクの体力が無いからだし。

 

「...同じ意見...?」

 

「なんでってそりゃあ、いつもくっついているしちょくちょく見つめあってるし」

 

「ぇー...」

 

「んでよ、実際のところはどうなのよ?」

 

「秘密....」

 

「えー!教えてくれてもいいじゃん」

 

見渡してみると不服そうにしてる人が多く居た。まぁ仕方ないよね?でも皆だいたい予想出来てるんだろうねと考えているとビッチ先生がやってきた。

 

「おーい、一応そろそろ就寝時間だってこと伝えに来たわよ〜」

 

なんでこの人は酒を持ってるの?教員だろうに。いや、どうせ言っても無駄なんだろうけど一応みたいな感じだとは思うけど少しは隠しなよ。まぁいいや、みんなビッチ先生を標的にしてたのがわかったからボクは気配を消して静かに部屋を出る。多分だけど、そろそろ殺せんせーがなにかやらかすと思うから。そのままふらふら〜と飲み物を捨てて待合室みたいな所のソファーに座っていた。予想通り男子達が殺せんせーは何処だ!ぶっ殺す!なんて言いながら走ってるのが見えた。カルマと渚ちゃんは見えないけどどうしたのかなぁ?いっか、二人の時間もあるしね。けど、寝るならカルマと寝たいなぁ。普段の生活でカルマ居る方が寝れるし。そんなことを考えていたら眠くなり、眠気に従っていたらどこかの部屋に入り気がついたら眠っていた。

 

カルマside

 

殺せんせーに見られたことで急遽殺せんせーを追い始めたのに便乗して適度に攻撃して、人先早く男子部屋に戻ったら俺の布団が何故か人一人分くらい膨れていた。なにか布団の中に入れた覚えはないから俺が居なくなってからだろうけど、正直正体の予想は着いている。ただ何か言われるのがめんどくさいという理由でどうするか悩んでいる。とりあえずと思い、布団を捲ると予想通り葵が猫のように丸くなって寝ていた。戻してもいいけど絶対中村辺りからなんか言われると思うともういいやと投げやりにしても良いかなぁと思い始め、俺も布団に入り葵を抱きしめながら寝た。




次の日の朝

「...おはよ......」

「おはよー、葵。よく、俺の布団わかったね。というかはだけてるよ。あ、お前ら見るなよ」

「勘...」

((((どうして秋月さんは男子部屋に居るの!?後、カルマは落ち着き過ぎだろ!!!見れねぇよ!!!怖いわ!!!))))

なんてことがあったとかなかったとか
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