魔法少女リリカルなのは ~破壊者に救いを望む者達~ 作:ソルヒート
*このプロローグは鬱成分が多く含まれておりますので注意ください!
プロローグ ~消えた光~
プロローグ ~消えた光~
どうして、こうなってしまったんだろう
なぜ、俺はこんなにも無力なのだろう
なんで、俺は肝心なところで失うのだろう
「あ・・・がぁ・・・」
「あ・・・ああ・・・シ■■」
「!?・・・■■は!?シ■■ル!!?」
とある場所にて二人の少女は一人の少年を庇って瀕死の重傷を負って二人の少女は倒れそうになるが少年が受け止めることによって防がれる
「なんで・・・なんで俺を庇った!俺は■■者だぞ!!俺は世界に・・・いや、すべてに取って災厄を招く存在だぞ!!なのに・・・どうして・・・」
少年は泣いていた、自分は決して存在を許されないのにこの二人の少女は自分を助け、今その命が尽きようとしていることに
「ゴフッ・・・泣かない・・・で・・・■■君・・・あなたは何も悪く・・・ガハッ・・・ないから・・・」
「違う!俺が悪いんだ!俺がおまえ等と・・・いや、生きているから・・・!!」
「■■■・・・それは違います・・・あなたは私達を精一杯守ってくれたじゃないですか・・・あなたは■■者なんかではない・・・優しい・・仮■■■■■ですよ・・・?」
「」違う!俺は決して■■■■■ーなんかじゃない!現に俺は■■はも・・・シュ■■も・・・その前にフ■■■や、は■■、ア■■ア、■■ィもディ■■■■もユー■も・・・みんなを守れなかった!!結局俺は・・・関わった奴らを死なせる疫病神・・・破■■だ・・・」
そう言って顔をうつむかせる少年に二人の少女は力を振り絞ってそっと少年の頬に手を添える
「大・・・丈夫・・・だよ、真■君・・・」
「あなたは■壊■ではありませんよ・・・」
「だけど・・・だけど!!!」
「・・・ねぇ、■■君・・・」
「私達は・・・」
「「あなたのことが好きでしたよ・・・真夜君(シンヤ)」」
「・・・!?なのは?シュテル?・・・・・・うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
二人の少女は少年にそう言うと事切れたかのように添えた手がゆっくりと地面に落ちる、少年・・・真夜はすべてを・・・何もかも呪うかのように叫んだ
「・・・・・」
その一部始終を離れたところで10は超える程の仮面の戦士達が見ていた
「・・・貴様らぁ・・・・・」
「!!?」
突如叫び終え、うつむいていた真夜がゆっくりと仮面の戦士たちに顔を向ける、その瞳には激しい憎悪が宿っていた
「許さんぞ・・・貴様ら・・・俺から命よりも守りたいかけがえのない存在を奪った貴様らを・・・」
真夜はゆっくりと立ちながら腰に白い四角の箱のような物を付け、さらに付けたと同時に右腰に現れた箱からカードを一枚取り出し、バックルに付いた白い四角の箱に入れる
《KAMENRIDE:DECADE》
すると真夜の姿が変わり、全身をマゼンタと白と黒に染め、胸に「十」を刻んだ鎧に、バーコードを模した緑
複眼の仮面を付けた戦士に
「世界の破壊者」と言われし悪魔の仮面ライダー、仮面ライダーディケイドに姿を変えた
真夜もとい、ディケイドはカードを一枚取り出し、バックルに入れる
《FORMRIDE:DECADE・DARKNESS》
ひどくくぐもった電子音とともにディケイドの姿が変わる、見た目は特に変化がないが、仮面の緑の複眼・・・ディメンション・ビジョンが禍々しくなり、額にあるシグナルポインターが黄色から黒に近い紫になる、この姿こそ、ディケイドが「世界の破壊者」としての運命を受け入れた姿・・・仮面ライダーディケイド・ダークネスフォーム、またの名を「激情態」
「貴様らを・・・『破壊』するぅぅぅぅぅぅ!!!」
そう言ってディケイドは仮面の戦士たちに突撃する、その姿はまるで悪魔のごとく・・・
???
「・・・また・・・この夢か・・・」
すべてが終わりを迎えたとある世界で大雨が降りしきる中、大樹の下で眠っていた青年・・・真夜は目が覚める
「結局・・・俺はあいつ等が殺されるのをただ見ているだけだった・・・そのくせにたったひとりで『こんな』事をするなんて女々しいよな・・・」
自身を皮肉るように笑う真夜の前には無数の墓が建てられていた
「フェイト・テスタロッサ」
「八神はやて」
「アリシア・テスタロッサ」
「渡レヴィ」
「渡ディアーチェ」
「渡ユーリ」
っと嘗ての親友と、血は繋がっていなかったとは言え大切だった人達の名前がそれぞれの墓に刻まれており、そして、真夜の目の前にある二つの墓にはこう刻まれていた
「我が最愛の女性 高町なのは ここに眠る」
「我が最愛の女性 渡シュテル ここに眠る」
っと
「■■■・・・お前が見せてくれた光はもう俺には眩しすぎて見えねぇよ・・・なのはやシュテル達が俺に向けてくれた笑顔さえももう・・・見えないよ・・・結局俺には・・・光は似合わない・・・俺にはもう・・・あいつ等に・・・『仮面ライダー』に対する復讐心しか残ってないよ・・・」
嘗て、自分から光を・・・親友を・・・家族を・・・そして最愛の二人を奪った仮面ライダーへの復讐しか今の真夜には残されていなかった
「・・・わかっている、こんな事は間違っていると・・・おまえ等がそんな事を望んでいないと・・・優しいおまえ等ならきっと、命を捨ててでも俺を止めようとするだろうな・・・けどもう・・・止まれねぇよ・・・俺はもう・・・後戻りが出来ない程まで墜ちちまったからな・・・」
自分の手をみながら懺悔をするようにつぶやく真夜
「・・・『真夜』・・・お前にもいずれわかる・・・自分のやっていることの無意味さが・・・結局お前は俺と同じ運命を辿るってことをな・・・・・だからせめて・・・そうなる前に俺がこの『渡真夜』が・・・お前が俺と同じ絶望を味わう前にお前を殺してやるよ・・・」
すると突然、背後の方から銀色のオーロラが現れ、そこから数千・・・下手すれば万単位程までいる仮面の戦士たちが現れる
「・・・性懲りもなくやってくるか・・・良いだろう・・・」
《KAMENRIDE:DECADE・DARKNESS》
「・・・さぁ来い、すべてを・・・破壊してやる・・・!」
ディケイドに変身した真夜の言葉と共に仮面の戦士たちが突撃して来るが、真夜は慌てることなくその拳で、蹴りで、剣で、銃で、次々と葬っていく、大雨が降りしきる中、仮面の戦士たちと戦う真夜の姿に、墓たちはまるで悲しんでいるかのように泣いていた
この世界の「渡真夜」の物語は絶望と仮面ライダーへの復讐に終わり、また新たに別世界の「渡真夜」の物語が始まろうとしていた
いかがでしたかプロローグ?自分は書いといてとても鬱になりました!先に言っときますけどこれがこの小説の最終回とかじゃありませんから!ちゃんとハッピーエンドまで持って行きますから!今週からやっと落ち着いて投稿できるようになり、またいつもの気まぐれ更新が出来ます!次はちゃんと話進めますのでお楽しみください!ご感想お待ちしております!