魔法少女リリカルなのは Partiality   作:瑠和

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ずいぶん時間がかかり申し訳ございません。
アクセルブースターの登場です!ぜひ楽しんでってください!


第十二話 Vが危ない!/目覚める力、アクセルブースター!

「おぉぉぉぉ!!」

 

融合騎が火炎弾を撃ち込んできた。

 

アキラはギンガを誰より速く脇に抱え、バックステップを行う。火炎弾による攻撃で煙が上がり、その中から召喚獣が突っ込んできた。ギンガは自ら前に飛び出し、リボルバーナックルを構える。

 

「アキラ君!」

 

「ああ!!氷刀一閃・拡」

 

ギンガが召喚獣に突っ込み、攻撃を相殺した瞬間にアキラは召喚獣に魔力を込めた一撃をお見舞した。召喚獣は一発でぶっ飛んでいき、召喚獣の胴と融合騎の右手が凍った。

 

「すご…」

 

「悪い、加減を間違えた。ギンガさん、大丈夫か?」

 

アキラの一撃は後ろに被害が及ぶほどの魔力だった。実際ギンガ達は所々霜が降りている。

 

「う…うん」

 

ギンガの霜を払いながらアキラは刀を改めて構える。

 

「さぁて、一気に決めるぜ!」

 

アキラが走り出そうとすると、アキラの足首に突然激痛が走った。昼休みのメグとの戦闘でついた傷だ。さっきまでは何ともなかったが、今になってダメージが来たらしい。アキラは思わず立ち止まる。しかしダメージがあることが敵にばれてはまずいと思ったからだ。事実この中で最も戦闘能力が上なのはアキラだ。今ここでアキラがいなくなるのはギンガにとってもFWにとっても危険。

 

召喚獣としばし構えを解かずに対峙していると、突然天上が貫かれた。

 

「!?」

 

天上を突き破って来たのは前にアキラが会った、ヴィータ副隊長とリイン曹長だった。二人は出てくるやいなや少女と融合騎を同時に凍らせ、召喚獣を容赦なくぶっ飛ばすと言う不意打ちを出しまくり。

 

「ヴィータ副隊長!」

 

「おう、無事かお前ら」

 

「あ…はい!」

 

FW部隊の無事を確認したあと、ヴィータは召喚獣が吹っ飛ばされた場所を確認する。しかしそこには貫かれた壁の破片が転がってるだけであった。ヴィータはグラーフアイゼンを肩に担いでアキラ達のいる場所に戻る。

 

「チッ…逃げられたでもなんとかレリックは取り戻したぜ?」

 

「こっちもだめです…」

 

リインが氷を解くと、そこには誰もおらず下に穴が空いているだけだった。すると突然辺りがぐらぐらと揺れ始める。

 

「なんだ!?」

 

「上方からエネルギー反応があります…多分…それが原因で…」

 

いつのまにか、キャロが目覚めてエネルギーの解析を始めていた。ヴィータは、なんとか奪われなかったレリックをティアナに預け、すぐにスバルに叫んぶ。

 

「急いで脱出だ!スバル!」

 

「はい!ウィング…ロード!!」

 

ウィングロードが回転しながら上に敷かれていき、ヴィータがくる時に開けた穴から外にでようという作戦だ。

 

「スバルとギンガが先頭でいけ!あたしは後から飛んでいく。」

 

ヴィータは次々と指示を出していく。アキラがギンガに続こうとした時、後ろが気になった。

 

「キャロ、ティアナ何してる?」

 

「すいません、今いきます!」

 

「?」

 

 

◆◆◆◆◆◆◆

 

 

外部では、融合騎が少女の周りを飛んで何か抗議していた。どうやら少女は地下通路ごとアキラ達を潰そうとしているらしい

 

「あいつらだっていくら魔導師とはいえ潰れて死んじゃうかもなんだぞ!?」

 

「……あのレベルなら大丈夫。…これくらいじゃ死なない。…地雷凰」

 

地雷凰と呼ばれる召喚獣の下の地面がめり込む。その下の地下通路が崩れたのだ。それを確認した少女が召喚獣を、消そうとした瞬間、地雷凰が魔力の鎖で抑えられる。

 

「なんだ!?」

 

「あいつら!」

 

近くのビルにキャロが立ち、魔法を発動している。そしてその後ろからスバル、ギンガ、ヴィータが飛び出し、いかにも攻撃しようとする仕草を見せた。

 

しかしこれは陽動だ。

 

二人の視線が四人に行った瞬間、前方のビルからティアナが二人を狙い撃つ。二人は攻撃をかわし、融合騎が火炎弾をヴィータ達に向けて放った。ヴィータ達は問題なく交した。そこでようやく陽動部隊の役目が終わる。少女が降り立った場所にエリオが突っ込み、喉元にデバイスを突きつけた。

 

「ルールー!」

 

「動くな」

 

「く…」

 

アキラは融合騎の首に刀を軽く当て動きを封じた。

 

「これで終わりです!」

 

仕上げにリィンが二人に捕獲輪をかけて、フォーメーションは終了。融合騎は観念したらしく地面に座りこんだ。

 

「子供いじめてるみてーで気は乗らねーが…市街地での危険魔法使用、公務執行妨害、その他もろもろで逮捕する」

 

捕獲の後、しばらく少女の質問が続いていた。しかし少女は何も答えない。アキラも融合騎に質問はしていた。しかし返答は少ない。アキラはどうにもこの融合機に親近感を感じていた。

 

「二人とも黙秘か…」

 

しばらくすると黙秘を続けていた少女が口を開く。

 

「逮捕もいいけど」

 

「あ?」

 

「大事なヘリは守らなくていいの?」

 

少女の言葉に違和感を覚えたアキラは厄介なことにならないうちに、少女を黙らせようと少女の首に刀を当てた

 

「ちょっと黙れ」

 

「あなたはきっと…」

 

「黙れっつってんのが聞こえねぇのか!!おい!!」

 

アキラは必死に黙らせようとするが、少女は言葉を止めない。

 

「また守れない」

 

「!」

 

その直後、ヘリは落とされたと言う連絡が入る。その瞬間ヴィータの顔は蒼白になり、怒りと不安が入り混じった表情で、少女の肩を揺する。

 

「てんめぇ!!!」

 

「おい落ち着け」

 

「副隊長!落ち着いて!」

 

「うるせぇうるせぇ!!おいお前、仲間がいんのか!?どこだ!どこにいる!!」

 

ヴィータはアイゼンをスバルとアキラにふり回したが、アキラはヴィータの肩を掴んで自らの方を向かせた。

 

「なんだよ!」

 

「ヘリを守れなかったのはお前の責任じゃない。だから今はこいつに怒りをぶつける時じゃない。ヘリに乗ってたお前の仲間は諦めろ、仲間の為にも今自分ができることをやるべきじゃないか?」

 

「黙れぇ!!わかってんだよ!そんなこと……わかってんだよ!」

 

「橘陸曹、ヴィータ副隊長、落ち着いて……」

 

ヴィータがアキラに怒鳴っている時、エリオの足元に何かがあるのをギンガが気づいた。

 

「エリオ君!足元に何かが!!」

 

「え!?」

 

その瞬間に、地面から何者かが現れ、エリオが持っていたレリックを持ち去る。

 

「へへ、いただき~」

 

そのまま、また地面に潜った。まるで、水中に入るように。更に全員が敵の潜った所に集中した隙を狙われ、少女も奪還された。慌てて、敵が潜った場所に向かうが当然間に合わなかった。

 

「…………うあぁぁ!ちくしょう!」

 

「邪魔だ!」

 

ヴィータが地面を叩いて自分の、情けなさを悔やむ。が、そんなヴィータの手をアキラが引っ張り、ヴィータをそこから退かす。アキラはたった今敵が潜った場所にECディバイダーの銃口を向けた。

 

『set up』

 

「アキラ君!?なにを……っ!」

 

「どいてろ!危ねえぞ!」

 

『frost buster・EC』

 

アキラが発射した巨大な砲撃が橋を貫き、下まで一直線に進んだ。

 

「おあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

アキラの手に砲撃を撃った反動が一気に帰ってくる。しかしアキラはそれに耐えながら、一カ所に集中放火した。魔力をほとんど使い果たし、砲撃の軌跡が消えた先には巨大なクレーターができているが、そこには誰も何もなかった。

 

「はぁ…はぁ…はぁ…ブレードオフ…」

 

『blade off』

 

アキラはディバイダーを収納し、その場に座り込む。

 

「やっぱリアクト無しでのフロストバスターECはきついな…」

 

「アキラ君!大丈夫?」

 

ギンガがアキラに寄り添う。

 

「すまん…副隊長さん。逃げられた…」

 

「いや、いい…それよりロングアーチ、ヘリは無事だよな?あいつら…落とされたりしてないよな!?」

 

ヴィータは今にも泣きそうな表情で通信をとった。そんなヴィータに、割り込みの通信が入る。

 

[こちら、スターズ1。ギリギリでヘリの防御、成功しました!!]

 

「!」

なのはからの通信にヴィータの表情が明るくなった。よほど嬉しかったのだろう。が、それもつかの間。さらにヴァイスからの割り込み通信が入った。しかし、ヴァイスの声は掠れ、呼吸も荒い。

 

[こちらヴァイス……っ!さっき保護した子を……拐われた!]

 

「なに!?」

 

それで通信は切れた。通信が終わった直後、本部とヴィータ達に画像が送られてくる。画像を開くと、そこにはヴィヴィオを抱えたエターナルが映っていた。後ろには倒れてるシャマルもいる。

 

ヴィータはアイゼンを担ぎ、FWに命令する。

 

「あたしが助けに行く!まだ敵が近くにいるかもしれねぇ!FWはここで待機してろ!」

 

「いいや、待機してんのはあんたの方だ。副隊長」

 

「え!?」

 

アキラはヴィータの前に立ち塞がり、腰にアクセルドライバーを巻いた。そして、真剣な目でヴィータに言う。

 

「詳しい事を話すとなると長くなるが、単刀直入に言えば、そいつを倒せるのは俺だけだ」

 

「はぁ!?」

 

「ヴィータ副隊長、アキラ君の話は本当です。信じてあげてください」

 

ヴィータはギンガまでなにを言ってるんだという表情をみせたが、アキラとギンガの真剣な表情を信じ、アイゼンを降ろした。そして、後ろを向いて、手を振る。

 

「ぜってー勝てよ」

 

「サンキューな!副隊長!変身!」

 

『アクセル!』

 

アキラは了承をもらうと、すぐにアクセルに変身し、バイクモードになり、ギンガを乗せて走り出した。

 

 

ー廃市街地ー

 

 

エターナルは少女を抱え、廃ビルの屋上で待機している。少女が、エターナルのマントのなびく音で目を覚ました。そして、最初に目にしたのはエターナル。

 

「………お、目を覚ましたか。でももう少し眠っててもらえないかな?」

 

「誰?……ママ…ママは?」

 

少女は不安げな表情でエターナルに尋ねた。エターナルは頭を抱えてため息を着き、そして、少女の頭を軽く撫でる。少女は不思議な顔でエターナルを見つめた。

 

「こんな小さい子があの聖王オリヴィエの………運命は過酷だね」

 

その刹那、エターナルの上空にギンガが出現し、殴りかかる。エターナルは少女を抱えたまま屋上から飛び降りた。

 

「おぉぉぉぉぉ!」

 

「くっ!」

 

エターナルが降り立った場所にバイクモードのアクセルが突っ込む。アクセルの身体に、炎がまとわり、衝突時の威力が上がった。エターナルは回避に失敗し、アクセルの体当たりをモロにくらい、少女を手放してしまう。

 

「ギンガさん!!」

 

「危ない!」

 

少女はギンガがギリギリでキャッチした。少女はキャッチされた時の衝撃で、手に持っていた物を落としてしまう。ギンガはそれを拾いあげた。

 

「?なんだろう」

 

「ギンガさん!管理局の助けが来るまで、安全なとこで隠れていてくれ!」

 

「わかった!」

 

「貴様ぁ!」

 

アクセルがよそ見をしてる間に、起き上がったエターナルがアクセルに攻撃を仕掛ける。アクセルはよそ見をしながらも、エターナルの攻撃をエンジンブレードで防いだ。そして、そのままエターナルの鳩尾に殴りかかる。エターナルは数歩下がり、構えを直す。

 

「ほぅ、腕を上げたか」

 

「ちげぇよ。この姿がようやく馴染んだんだ」

 

「そうか、しかしあの子は返してもらう!」

 

エターナルは再び、アクセルに突っ込みエターナルエッジを振り回した。アクセルはそれをかわし、反撃に移ろうとしたが、アクセルの足に先ほどと同じ痛みが走る。アクセルは何とか痛みに耐え、エンジンブレードを振った。

 

「はぁ!」

 

「遅い!」

 

攻撃が一歩遅れたため、エターナルは攻撃をかわし、アクセルにエネルギーを込めた蹴りを、アクセルの足にお見舞いする。アクセルは防ぐこともできず、そのまま吹っ飛んだ。

 

「あぐっぐぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

「アキラ君!」

 

アクセルには足だけでなく、さっき撃った魔力砲の反動のせいでダメージが大きかった。地面で悶え苦しむアクセルに、エターナルが近づく。そして、アクセルの頭を掴み、持ち上げた。

 

「足が痛むようだな…ならそこで少し休んでいるといい。永遠にな!」

 

『ユニコーン!マキシマムドライブ!!』

 

Uのメモリのマキシマムドライブで、エターナルはアクセルに鋭い拳を放とうとする。アクセルはエターナルのわき腹に足を当て、ドライバーのハンドルを回した。足に着いているタイヤが高速回転し、わずかながらもダメージを与える。

 

「ぐぅ!」

 

「うぉらぁ!」

 

エターナルが怯んだ隙に、アクセルは蹴りをいれてなんとか逃れた。

 

「はぁ、はぁ、くそっ」

 

「やはり頭は回るようだが…そんなのその場しのぎにしかならないぞ?そのまま大人しくしていれば、私がドクターのところに連れて行ってやる。そうすればお前もドクターによって、完全な戦闘機人になれるぞ?それに、素直にあの子を渡して、お前もついて来ればお前が守りたがってる、あの女を見逃してやってもいいぞ?」

 

アクセルはエンジンブレードを杖にして立つ。

 

「せっかくだがお断りさせてもらう。戦闘機人になる気なんかさらさらねぇし、ギンガさんもあの子も、俺が必ず守る!」

 

その言葉に、少女は一瞬驚きの表情を見せた。少し考えた後に、少女はギンガのバリアジャケットの裾を引っ張った。

 

「………じゃあ死んじゃえ」

 

エターナルエッジを構え、動きが取れないアクセルに近づく。しかし、ファングメモリがエターナルの行く手を阻んだ。

 

「ファング!よせ!」

 

「邪魔だ!」

 

ファングはエターナルの攻撃を避けていたが、フェイントをかけられ、エターナルエッジを喰らってしまう。ファングは吹っ飛ばされ、微かな鳴き声をあげて動かなくなった。

 

「ファングゥゥゥ!」

 

「はぁ………次…」

 

「くっ……いてっ!」

 

アクセルはもう絶対絶命かと考える。その時、アクセルの頭に何かが、当たった。当たった物を拾い上げると、それは少女が手に持っていた物。ギンガ達を見ると、ギンガがアクセルに向かって手を振っている。

 

「それを使って!」

 

「え?」

 

「ガイアメモリに挿して!ガイアメモリ専用の、強化アダプターだから!」

 

「え……あぁ」

 

「貴様ぁ!」

 

エターナルが急に標的をギンガに変え、走り出した。アクセルは慌ててドライバーからメモリを抜き、渡された物にガイアメモリの後部に、差しこんだ。

 

『アクセル!アップグレード』

 

「……よ、よし?」

 

アクセルは、それをもう一度ドライバーにセットする。

 

『ブースター!』

 

アクセルの身体は急変し、全身が赤から黄色に変色、身体中に付けられた噴射口の様な物。アクセルは、身体、いや、心に熱い何かが灯るのが分かった。

 

「いくぜぇ!」

 

使えない足を庇う様に走り出し、背中のブースターを起動させ、猛スピードでエターナルに突っ込む。

 

「おぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

『エンジン!エレクトリック!マキシマムドライブ!』

 

エンジンブレードにエンジンメモリを挿入し、電気を纏わせ、マキシマムドライブでエターナルに斬りかかった。エターナルはあらゆる火炎、電撃、打撃を防ぐエターナルローブで防ぎ、ユニコーンのマキシマムドライブで反撃に出る。アクセルブースターはブースターを逆噴射させ、それを回避した。

 

「防がれた!?」

 

「ちぃ!」

 

どう倒そうかと悩んでいると、ジュリから通信が入る。

 

[アキラ!あのエターナルが纏ってるマントには攻撃が通らない!ファングのマキシマムドライブで決めるのがベスト!]

 

「ジュリ!なんで今の状況を……」

 

[ファングの視界カメラで見てたんだよ!急いで片づけてファング持ってきて!早くしないとファングが死ぬ!]

 

ジュリの泣きそうな声に気づきアキラは急いでファングのもとに行き、ファング本体からファングメモリを抜いた。それをエンジンブレードに挿入する。

 

『ファング!マキシマムドライブ!』

 

「はぁぁぁ……セイヤーーー!!!」

 

ブースターで加速しながらエターナルに再び突っ込んだ。エターナルはまたエターナルローブで防ごうとする。しかし、ファングのエネルギーで出来た刃はエターナルローブをも切り裂いた。だが、ファングのエネルギーも切れる。

 

「なに!?」

 

「おぉぉぉぉぉ!」

 

『アクセル、マキシマムドライブ!』

 

「ブーストアクセルグランツァー!」

 

ファングのエネルギーは切れたが、アクセルは最大限ブースターを吹かしエターナルにキックを決めた。エターナルはブーストアクセルグランツァーを回避出来ず、そのまま喰らい、壁に叩きつけられる。

 

「ぐぅぅ……」

 

「さぁ……正体明かしてもらおうか…」

 

アクセルが足を引きずりながら、エターナルに近づくと、どこからともなく声がした。

 

「残念ながらまだバラせないよ」

 

「!?」

 

それと同時にエターナルは地面に潜っていく。さっきの奴と同じだ。

 

「ちっ……」

 

アクセルは変身を解除し、すぐさまギンガのもとに走り出そうとしたが、足の痛みに負けたらしくその場にうずくまる。苦笑いをしながらギンガは少女を抱えてアキラのもとに走った。

 

「大丈夫?アキラ君」

 

「ああ…それよりギンガさん。なんでこんなもんを…」

 

アキラはアクセルメモリから、ギンガに渡された強化アダプターを外し、ギンガに渡す。

 

「ああ、これ…この子が持ってたの。使い方教えてくれたのもこの子」

 

アキラは少女を見た。なぜかアキラはその少女に妙な親近感を覚えた。アキラがしばらく珍しそうな目で、少女を見ていると少女がアキラの服の裾を掴んだ。

 

「?」

 

「お兄ちゃん…ママは?」

 

「え?」

 

 

続く

 

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