うっそだろお前、メインヒロインの概念がこわれる
新イベント楽しみですね。ついにウルサス学生自治団の話が来ますぜひゃっほーい!
雲と灰色-1
僕は大人だ。
まあロドスに加入した時から十分大人と呼べる歳だったのだが、ロドスに加入してから更にその意識は強まって行った。
ロドスには、たくさんの子供たちがいる。それこそまだ五歳にもならないような小さな子から、もうすぐ大人の仲間入りを果たそうとしている少年や少女もいる。
彼らを見て、接すると、嫌でも自分の立場を理解する。僕は彼らを守るべき大人であり、また教える立場にあり、そして彼らの手本とならなければならない。彼らは未来そのものだ。
子供は好きだ。純粋で、何より賢いし──すぐに学ぶ。いいことも悪いことも。
彼らの前でうかつなことはできない。言葉よりも、行動が何よりの教えになる。彼らは何者にもなれる。
グレースロートという少女もまた、同様だ。彼女を守ってやらねばならない。それが僕の使命とも呼べるかもしれない。
それが例え、身勝手な思い上がりであろうとも。
雲と灰色
「──オッケー。じゃあ今日はこれで終わり。みんな、お疲れ様」
そう宣言すると、訓練室の全員が荒い息のままほっとした表情で肩を落とした。
「はぁっ、はあっ……。うう、まだドーベルマン教官の方がマシだったかも……」
「うう、死ぬ……。いや、死んでる……。ゲイン、大丈夫……?」
「お、俺は大丈夫だ……がくっ」
「た、担架―! い、医療オペレーターを! いやダメだ、ゲインが医療オペレーターなんだった!」
案外ふざける余裕があって何よりだ。
エリートオペレーターは自らの行動隊を預かるが、それ以外にもたまに頼まれて教官役を演じることも少なくない。まだ訓練段階にある連中は、普段はドーベルマンさんの率いる教官たちが訓練を見ているが、たまには別の刺激を与えるためにこうして頼まれているのだ。
「ジフ。見ていてどう思った?」
「はは、懐かしいっす。オレも一年くらい前はこんな感じだったっすかね。いやーあの頃はこの世の地獄だったっすよ」
「そうじゃない。こいつらの評価だよ」
「そっちっすか。いいんじゃないっすか? 前見てた時よりちゃんと強くなってるし、このまま半年ぐらい経てば、ウチの部隊に来ても十分やっていけると思うっす」
ジフは僕が預かる行動隊B2にて狙撃を担当するオペレーターだが、一通り近接戦闘術を仕込んだおかげで万能手として動ける優秀なヤツだ。どうして狙撃オペレーターが格闘術を学んだのかというと、本人の希望だったためだ。武器を手放した状況でも戦えるように。
床に倒れて水を飲む少年少女たちは大体魂が抜けていたが、一人だけ孤立して人の輪から外れている少女がいた。
厳しい訓練の後でも、疲労こそ見えるがきちんと立ったままだ。タオルで汗を拭きながら訓練室の出口へと向かっていく。
「……彼女、全然平気そうっすね」
「うん。彼女はこの中でも抜きん出ている。年齢の割りにかなり優秀だよ。ジフ、うかうかしてると抜かされるからね」
「うえー、下からの脅威に怯えることになるとは思ってなかったっすよー。えーっと名前は……」
灰色の髪と、鋭い目つき。彼女の名前は──。
「グレースロート。ジフ、お前と同じ狙撃オペレーターだよ」
名前を出したからか、グレースロートはちらりとこちらを振り向いた。ジフの肩に浮き出た源石を見つけると、顔を逸らして足早に去っていく。
「……ちょっと、問題アリ……っすか?」
「まあ……ね。誰にだって抱えている過去があるけど、彼女のはちょっと根が深くてさ。いろいろ、ね。実は、来週から
「うええ、マジっすか! オレ、あの子苦手かもしんないっす」
「お前ね、あの子よりいくらか年上だろ。ちゃんとしなよ」
「わかってるっすよ。オレだってロドスの一員っす。ちょっと問題がある程度、どうってことないっすよ!」
「頼もしいね」
だが……。
『ちょっと』じゃ済まない可能性がすげー高いんだよね。
ま、頑張ろっか……。
「グレースロート。狙撃オペレーターよ。ここが一番強い隊だって聞いたから来た。強くなりに来ただけだから、よろしくなんてしない。私を失望だけはさせないでほしい」
「……。だ、そうだ。みんな、よろしく頼む」
流石に騒然とする。僕だってこんなこといきなり言われたらビックリする。
行動隊B2に与えられた部屋、ミーティング用のスペースはちょっと混乱気味だ。
「あー、隊長……。その子が?」
「まあ……うん。えーっと、彼女は感染者に対してちょっとトラウマがあってね。こういっちゃなんだが、肉体的な接触は避けてやってくれ」
「……で、なんで隊長にはべったりなんすか?」
「手を出すのが早すぎる……ッ! 見損ないましたよ隊長! そんな人じゃないと思ってたのにッ!」
「エフイーターさんとも最近いい感じですよね!? いい加減にしないとブレイズさんに真っ二つにされますよ、いい加減にしてください!」
「見境なしなの!? 子供に手を出すなんて……それだけはいくら隊長とはいえ見過ごせないよ!」
「あー決めた、もうブレイズさんに言ってやろ、言いつけてやりますからね! 覚悟の準備をしておいてくださいッ!」
グレースロートがじとっとした目を向けてきた。
「……エフイーター、ブレイズ……って、あの乳ばっかでかいパンダと乱暴な猫女のこと?」
「……。グレースロート。やめようね」
「どうして?」
「……どうしてもだ。あれ、なんで僕が責められる感じになってんだろ。ちょっとお前ら鎮まれ、鎮まれ──っ!」
「隊長はロリコンですッ! ケルシー先生にも報告させてもらいますッ! いいですねッ!」
「ちっくしょーッ! なんで隊長ばっかり! ずるい! オレも女の子とイチャイチャしたいっすよーッ!」
「してないわバカたれが! アレがイチャついてるように見えるんなら医療部に頭か目を診てもらえ! 地上六階から紐なしバンジーさせられたいのか!」
「*スラング*! *かなり強いスラング*! *相手を罵る最大級のスラング*! *口に出すのも憚られる言葉の数々*!」
「ダメだどうにもならない。グレースロート、ちょっと離れて──」
僕の腕をとるグレースロートの右手は震えていた。
……ダメだ、離れろなんて言える気配じゃない。
そりゃそうだ。僕の部隊は全員感染者だし、無理もない。
僕自身も感染者なのに、こうまでグレースロートにひっつかれている理由についてだが……。思い出すと長い。
なるべく短く話すと、まだ僕がエリートオペレーターになる前からの出来事が関係している。ぶっちゃけると、一度彼女が戦場に出たことがあって、その時に攻撃から庇ったのをきっかけにして態度が軟化した。以上。
──グレースロートは、感染者に対しての強いトラウマがある。
チラッと資料で読んだけど、鉱石病研究者の両親を持っていて、感染者とも交流していたのだが……裏切られたようだ。感染者により父親を殺され、母親は精神を病み、そんなギリギリの状況でグレースロートは両親が交流していたロドスへ連れてこられ、母親はどこぞへと姿を消した。
かなりエグい経歴だ。確かにまあ……感染者へ恐怖を抱いても仕方がないと思える。この経歴を知っているのならば。
軽々しくみんなに話せるようなものじゃない。これは本人が伝えたいと思った時に伝えないと──。
「私は父親を感染者の暴動に巻き込まれて失った」
言っちゃったよ────!? え!? 早くない!?
「……私には、感染者が理解できない。感染者が怖い。でも……私は強くなる必要がある。それだけ」
流石に静まり返った。
グレースロートが隊員たちの視線を一度に受けて、居心地が悪そうに顔を逸らした。
「……なんだ、そういうことだったんすね」
「そっか。うん、そっか……」
「せいぜい扱いてあげる。でも──隊長にへばりついてるのは話が別じゃない!? 隊長も何されるがままなんですか!」
「いや、うーん……。ほら、こういうのって一日じゃ済まない問題だしさ……」
「隊長! くっそこの……。死ね! ブレイズさんに刺されて死ね!」
「イーナお前直接的な表現はやめろよ! それだけは最後の砦でしょ!?」
「関係ないですー! 隊長のバカヤロー! 女たらし! エセ真面目! イカれ野郎! 人間関係の沼! 人生RTA! 理性0! アルコールクソ雑魚! インポ野郎! 性欲ないんですか!? ヴァルポの癖して嘘の一つもつけない癖に!」
「種族差別はやめろよ! 狐だからって人を騙す習性なんてないだろ!? 昔話じゃないんだよ!? ロドス中のヴァルポに謝れ!」
「まあ隊長は嘘が下手っすからね。そこは仕方ないっすよ……イーナ、いい加減隊長を思いつく限りの誹謗中傷で殴るのはやめるっす」
「でもジフ! こんな隊長に黙ってろって言うの!?」
「話が進みませんよ。イーナ、気持ちは大体分かるから、一旦落ち着きましょう。隊長への罵詈雑言は後で好きなだけ聞かせてあげればいいですから」
「イミンまで……。分かったわよ。ほら隊長、話を進めてよ」
「なんか納得行かねえ……」
話がグレースロートから逸れまくった。だが一応、グレースロートの事情は伝わったはず……。
「……事情があるからって、私に遠慮するのはやめて。私もあなたたちが感染者だからって、何も遠慮はしないから。それが対等ってものでしょ?」
「生意気なガキね〜。全然対等じゃないわ。訓練の時にでも教えてあげるっての」
「あんたが私より上手いんならね」
「ほんっと、可愛くない……」
イーナはバチバチだ。気の強いイーナは懸念材料の一つだったが……この分ならそれほど心配は必要ないみたいでよかった。
「グレースロートは大体二ヶ月くらい預かる予定でいる。まああんまりちゃんと決めてないし、様子見ながらかな」
「ってことは明日の定期遠征にも連れてくんすか?」
「そりゃね」
「……定期遠征?」
「ま、明日になれば分かるよ。とりあえず今日の連絡事項はその辺りかな。ん──……。取り敢えず、今日の訓練やるよ」
「あー、グレースロートちゃん? でいいんすかね……」
「ちゃん、なんてやめて。気分が悪い」
「うへ、冷たいっすね──数ある行動隊の中でも、ここの訓練はクレイジーっすよ。いつでも吐いていいように、紙袋渡しとくっす。これ」
「……バカにしてるの?」
「心配してるんすよ。ま、みんなについてくるっす」
午前中に訓練を始めて、大体三時間ほど特に基礎訓練を積む。ここが一番キツいと思ってる。
──タオルを首から掛けて、まだ訓練場を走り回っているレイたちを、イミンが眺めていた。グレースロートは一度吐いてからジフにもらった紙袋をずっとポケットに入れていた。トイレまで間に合ってよかった。この部隊が編成されて、僕が訓練を主導した当時は訓練室のそこら中から良くゲロの匂いがしていたのを思い出した。
イミンはいつも一番乗りだ。体力面がかなり強く、基礎的な技術がとてもガッチリしている。チームの土台としてこれ以上ない人材だから、この部隊の副隊長も任せていた。
「──大丈夫か」
「隊長」
「余計なお世話かもしれないけどね、お前の感情を確かめておきたい。もう一度聞くけど、大丈夫?」
「私は──」
先日、とある村落を傭兵集団が襲った事件があり、村と関係のあったロドスは緊急出撃したが──遅かった。
村の人々は皆殺されていた。
イミンは、その村の出身だった。皆殺しということは、イミンの家族や知り合いなども……。
イミンは、それから少し危うい表情を見せることがあった。その気持ちは理解できる。
「大丈夫です、もう気持ちの整理はつけましたよ」
「……嘘つくなよ」
「ははっ……まさか、鈍感な隊長に気づかれるとは……。正直、キツいです。私がロドスに加入できたのは、両親のおかげでしたから。ぶっちゃけると、戦う理由を見失いかけてます」
「そうか……。これだけは覚えていて欲しいんだけど……僕たち行動隊B2はお前の味方だ。それだけはどんなことがあっても揺らがない事実だよ」
「そう……ですか。そうですね……。私には、いや……俺には、まだあいつらがいる……。……ありがとうございます、隊長」
「何も……礼なんて、言われる筋合いじゃないよ。当たり前のことだ」
──危うい。
この表情は、どこか危うい。うまく言えないが──。ある程度、思いつめることはないだろうが……。うまく表現できない。僕の気のせいか? 心配しすぎかもしれない。
「イミン、あのさ──」
「隊長―! 終わったっすよー!」
ジフの呼びかけで言葉が遮られた。
「行きましょう」
「……そうだね」
*
『ブラストです。よろしくお願いします。隣の猫女より活躍する気でいます』
『私の名前はブレイズ。横のこいつは気に入らないけど、まあ色々学ばさせてもらうつもりだよ』
『……だ、そうだ。ドーベルマンからは優秀な二人だと聞いてる。色々教えてやるといい。いいな』
昔の話。
行動隊A3に配属されてからの、懐かしいような──。ずっと前の話だ。
『おいブレイズ! なんでさっき前に出てたんだよ! そこは僕が行くって言ってただろ!?』
『しょーがないじゃない。私の方が近かったし──私の方が早く倒せたよ?』
『てめー表出ろ! 僕の方が強いわ!』
『はっ、望むところだよ!』
よく──腕を捲って、戦場跡で殴り合っていた。
『あいつらまたやってるよ……。Aceさん、止めなくていいですか』
『好きにさせてやれ……と言いたいとこだが、あんまりのんびりやっても仕方がない。おいお前ら! 続きはロドスに帰ってからだ、早く撤収するぞ!』
『え、Aceさん……。でも僕は今すぐこいつをぶっ飛ばさないと気がすまないんですよ!』
『ぶっ飛ばされるのは君だよ。ほらどうしたの、かかっておいでよ!』
『お前らは本当に……。じゃあこういうのはどうだ。──お前ら、二人がかりで俺にかかってこい。それで俺を倒せたら好きなだけ殴り合ってて構わん』
『……言いましたねAceさん。取り消せませんよ』
『こいつと協力するのは癪だけど……Ace、君には勝ちたかったんだよね』
『御託はいい。とっとと来い』
殴りかかった僕は、あまりにもあっさりとAceさんに投げ飛ばされたんだっけな。大地に叩きつけられた時の衝撃は、まだ覚えている。
続くブレイズもまんま僕と同じように──。
『うわわわわっ──』
『ぐえっ』
ブレイズが僕の上に落ちてきて……そうだ、また喧嘩になったんだっけ?
『なんで、僕の方に来るんだよ……』
『し、しょうがないじゃん! て、ちょっと、変なとこ触らないでよ!』
『触ってねーよ! てかどけよ猫女が! 重いんだよ!』
『装備の重量があるんだから仕方ないじゃん! っていうか重いって何!? 私が太ってるみたいな言い方じゃない!?』
『筋肉の塊が偉そうなこと言ってんじゃねえよ! っていうか早く退けよ!』
『あったま来た……。絶対許さない』
馬乗りになられながらも殴り合いが続いていたんだったか。こいつらほんと頭おかしいな……。
『Aceさん、ダメそうですけど』
『……全く。飛び抜けて優秀なヤツってのはなんでこうなんだ?』
Aceさんがこっちに歩いてくるのにも気がつかず、僕たちはずっと言葉でも拳でも争っていた。
『大体アーツの制御が下手くそなんだよ! 巻き込まれてこっちが危ないつってんだろ! 訓練が足りてないんじゃないか!?』
『君の風が私を邪魔してるの! 炎が風に煽られたら更に燃え上がるに決まってるでしょ!? そっちが気をつけてよ!』
『なんだと!? 僕のせいだってのか!?』
『だからそう言ってるじゃん!』
『てめ──う”ッ!』
『い、いったーい! ちょっとAce! 何するの!?』
『いい加減にしろ、このじゃじゃ馬ども。お前らなあ、ちょっとはコンビネーションだとか、チームワークってもんをな──』
土の上に正座させられて、Aceに説教されながらでも、僕とブレイズは横目で睨み合っていた。
犬猿の仲──ライバル。昔は、そんな関係だったっけな。
『大体さっき俺にかかってきた時も一人ずつだ。二人で同時にかかってくれば、俺だって危なかったかもしれん。協力という言葉を知らないらしいな』
『こいつと協力するくらいなら、死んだ方がマシです』
『それだけは同意するよ。絶対やだ』
『やれやれ……』
軍人崩れの集団を相手にすることが、いつだかあった。
思い返せば、あれがきっかけだったかな。
確か、岩場の多い平原だったと思うけど……。
敵の作戦で、部隊が両断されちゃったんだっけな。Aceさんたちと分断されて、僕とブレイズだけになった。それで、囲まれて──。
『クソッ! こいつら、いったいどこから──!』
『やるしかないって言うの……? こんなの、私たちは……』
焦燥の中で、僕は膝をつくブレイズに手を差し出したんだ。確か──。
『……何? 君の手を取れって言うの?』
『……。…………。本当に不本意だけど……お前の実力は、僕が一番よく分かってる。僕たちなら、勝てる。やろうブレイズ。僕たちで戦況を覆すんだよ』
『はあ? 何言って──』
平原に一陣の風が吹いて、ブレイズは何かを理解したように笑った。
『……いいよ。やってあげる。足引っ張んないでね!』
『お前こそ』
認めたくなかったが、僕たちの相性はこれ以上ないくらい良かった。
ブレイズが起こす炎を僕が更に燃え上がらせ、周囲の温度が上がれば僕の風もまた強くなる。上昇気流によって生み出される風の流れが、そのまま僕らの武器になる。
Blast─突風を意味する言葉。Blaze──火炎を表す単語。誂えたようだった。
僕たちはそこから戦況をひっくり返して──。
『Aceさんッ!』
『お前ら、なんでここに──まさか、二人だけでか? そっちには相当の数が潜んでいたはず……そうか。お前ら……』
『話は後! まずはこいつらを片付けよう!』
火種が生まれ、風が吹き、火炎を巻き起こす。
暴風が戦場を支配する。焔を燃え上がらせる。
その日から、僕たちは
・ブラスト
27歳男。独身。彼女歴は不明
ヴァルポだったことが判明した。
若干緑の混ざった黒髪を後ろで縛っているというクソどうでもいい外見イメージがある。
嘘が致命的に下手くそ
・ジフ
キャラがだんだん分かってきた。設定練ってる時はいなかったんですけどいつの間にか名前付きになっていた。多分糸目キャラ。
・グレースロート
いろいろあった。
六章でのファウストとの話が……エモかった……
かわいい。
・行動隊B2
イカれた部隊。もっとも攻撃力のある部隊に仕上がった。こんなはずじゃ……
・イミン
行動隊B2の副隊長。フラグ……ですかね……?
・ブレイズさん
やっと出てきたと思ったら回想シーンだけだった。草。草……