夜空に浮かぶ二つの星〜たとえ離れても私達は〜 作:里村紅葉は可愛い
『おう来たか。空野』
『どうしたんですか?先生』
『いきなり呼び出してすまないな。実はお前に頼があるんだ。』
3月になり後もうすぐで小学六年生になるという時のこと、私空野美守は担任の花山先生に呼ばれ、職員室に立ち寄りました。
『私にですか?』
『実はな、来年度のクラスに星井美希と言う奴がいてな、普段からあまり授業にも参加しないし、クラスの連中とも関わらないみたいだからな、お前は面倒見がいいと聞いたしな』
『私がですか?』
私は周りによく合わせていたりするから友達はたくさんいるし、先生にもよく頼みごとをされるのだけど、誰かの面倒を見ろと言われたことなど初めてだったので戸惑ってしまった。 私が普段から友達や先生から頼まれたことを受けている理由に上辺だけでも信頼感を築き、敵を作らないようにして平凡に何も影響されずに生活していきたいと思っているからあまり深く関わろうとしてないのでこんな頼みごとが来ることは予想外だったのでかなり驚いている。
『星井美希さん?ってそんなに難しい人なんですか?』
『まぁいつも寝てるか、どこかにいるかで普段から他の子と関わっていないし、他の先生からもあまり評判が良くないんだ。悪い奴じゃないんだが、なかなか理解してくれそうな奴がいないんだよ。』
『なぜ私なんです?』
『いやなぁ、空野と星井は、どこか似てる気がしたからな。お前なら任せられそうだから頼みたいんだ。』
『似てる?』
『あぁ、お前も特定の誰かと仲良くしてるわけではないし、2人とも方向性は違うけど、それぞれ壁を作ってるように見えるからな。』
なんと、私が壁を作ってることを理解してる上で頼んでくることが初めてだったのでかなり驚きました。
『わかりました。声をかけてみますね。では、失礼いたします。』
そう言って私は職員室を出ました。
〜〜〜花山先生side〜〜〜
『ふぅ、これでどうなることやら。』
星井は四年の時に見ていたが、あまり周りと関わろうとしていなかったし、見た目が凄くいいから周りのクラスの子も話しかけづらそうにしてるから、誰にでも話しかけることができるし、誰とでも距離をとっている空野に声をかけてみたんだが…
『2人とも凄くいい子なんだけどなぁ、中学に入ったら孤立してしまいそうだから今のうちに仲良くして欲しいんだけどなぁ。どう転ぶかはあいつら次第だから、何かあるまで見守るか。』
そうして俺は屋上に行ってタバコを吸いに行くのだった。
これから始まるのは普通に暮らしたい私[空野美守]と[星井美希]の物語です。
なるべく忘れないようにしていきますはい。