夜空に浮かぶ二つの星〜たとえ離れても私達は〜 作:里村紅葉は可愛い
職員室に呼ばれた次の日から何故か、美希が私に抱きつくようになったりして私によく甘えてくるようになった。お互いの家も行き来する様になり、お互いの家族も私達に顔を覚えるほどに遊びにもいくようになった。 そんな日々を繰り返してると、周りの人とはあまり関わらなくなったから、友達も美希以外はあまり仲良くならなくなった。
『私中学受験するつもりなんだけど美希はどうする?』
『美希は美守と同じ中学に行くなの』
『受験勉強とかしなきゃだけど大丈夫?』
『美希は受験勉強とかしなくても大丈夫じゃないかな?美守に勉強を教えようかなの』
『流石に中学受験で美希に頼りっぱなしはまずいから、1人で頑張るよ。』
そして美希と私は中学受験も無事乗り切ることができ、しばらくはゆっくり美希と一緒に過ごしていく日々を送る。 学校ではクラスではいつも通りにすごし、昼休みは校舎裏で美希に膝枕しながら頭を撫で美希の寝顔を楽しんだりする。放課後は美希と買い物行ったり甘いものを食べたりをして小学校を卒業するまでのんびりしてた。その間に美希は隙あらば私の膝で寝るようになったけど、私も私で嬉しい。
そして時がたち、私と美希は中学校に進学した。周りは知らない人ばかりだけど美希と一緒のクラスになれたからぼっちにならなくて、ほっとしている。
『美守と一緒のクラスは嬉しいの〜』
『私も嬉しいよ。でも美希最近授業中に寝なくなったよね。』
『うん、美守の膝で寝るとぐっすり寝れるから、授業の時起きれるようになったなの。ありがとうね、いつも膝を貸してもらって。』
『全然平気だよ。寝ている美希の顔とか見れるから、特等席だよ。』
『うぅ、恥ずかしいなの。』
こんなふうに話をしていていたら、私達に話しかけてた子がいる。
『2人はとっても仲がいいんだね。同じ小学校なの?』
『そうなの、美守とは小学校六年生の時に仲良くなったなの。』
『ヘぇ〜、あっ、自己紹介がまだだったね。私は五十嵐響子っていうの。よろしくね。』
『うん、よろしくなの。私は星井美希って言うなの』
『よろしくね、五十嵐さん。私は空野美守です。』
『ありがとう。後2人とも響子って呼んで。私も美希と美守って呼ぶから。』
『わかったなの、響子』
『了解、響子さん。』
こうして五十嵐響子って子とも知り合い、この一年間は3人で過ごした。美希を膝枕しながら響子も私の肩に頭を置いて寝たりをしたり、買い物も3人で行ったりした。 一年一緒にいたからさんとつけるのはやめて、響子と呼ぶことになったりした。そして響子は私と一緒で料理(て言うよりかは家事)が得意でよく料理の話をしたりするからお互いの家にもよく行くようになった。美希は味見で一緒に来たりして楽しく毎日を過ごした。
そして二年生になっても3人は同じクラスになって喜びあってまたこのまま普通の日々を過ごすのかなと思った。
そんなある日
『美守、美希ねアイドルにスカウトされちゃった。』
美希のこの一言で私の人生が変わった瞬間になった。
お気に入りしてくださった十一名の方ありがとうございました。