ポケモンの世界へ   作:カルビン8

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お久しぶりです。創作意欲がわいてくるニンテンドーダイレクトに感謝いたします
ぽこあポケモンでカントー地方の1番道路作りてえ!

今回の話はカイトの数十年後の世界のことになります



ある日の出来事 相容れぬ者達

クチバシティ カイト

大きな海にメノクラゲが漂い、空を見上げれば他地方からやってきたであろうキャモメがキャアキャアと五月蠅く泣きながら飛び回っている。そんなポケモンたちが楽しんでる中オレはというと朝早くビーチに来ていた。

 

「・・・やれやれ。どうにかならんもんかね」

 

目の前のビーチにはゴミが散乱しており思わず愚痴をこぼさずにいられなかった。このクチバシティには大型客船がやって来て多くの人が訪れてくれるおかげで賑やかで明るい港町なのだが、ゴミのポイ捨てに対してなんとも思わない人が多すぎるのだった。原因はそれだけじゃなくて海の向こうから流れ着いてくるものもあるので全部それのせいというわけではないのだが。

今も眼前のビーチにてゲーミングベトベトンことアローラベトベトンが嬉しそうにゴミを食べながら移動をしている。余りにも深刻なゴミ問題だったのでオレがジムリーダーだった時にポケモン協会に相談して取り寄せてもらったのだ。

 

「ホントお前には頭が上がらないよ。後でポフィンをあげるからな」

 

「ベト!ベトォ!」

 

よほどうれしいのかゴミの回収速度が上がっていく、オレのポケモンではないのだがお世話になっているのは事実なのでお礼もちゃんとする。

太陽が少し上がってきて明るくなってきた頃にビーチがきれいな状態に戻った。

 

「ありがとな、ベトベトン。サイコソーダにポフィンだ。オレの手作りだぞ!」

 

「ベトォォォ!」

 

はやくよこせと言わんばかりにポフィンをひったくり全てを口の中に流し込みかみ砕き、サイコソーダを一気に飲む姿はなんとも豪快で気持ちのいいものだ。でもちょっとだけでもいいから味わってほしいとも思う。

 

掃除も終わりオレとポケモン達もビーチにてゆっくりすることにした。ビーチチェアに乗ってのんびりしてる奴や鱗を磨いてほしいとおねだりする奴や背びれをさらしてそれ以外を砂に埋まってる奴など様々だ。

日が昇ってきたことでこのビーチにもほかの遊びに来た人たちが現れ始める。

 

「カイトおじちゃん!おはよう!」

 

「おはよう、今日もいい天気だな」

 

「カイトサン!グッモーニンデース!」

 

「よ、マチス。町のパトロールおつかれさん。ジムリーダーの仕事頑張ってな」

 

「あら、カイトちゃんじゃあないの。お手製のあのお菓子また食べたいねえ」

 

「ポフィンな。ばあちゃん、いつも買ってくれてありがとな」

 

町のいろんな人が現れ、たわいもない話しをして別れ、また違う人と出会う。

・・・のだがよくない者とも出会う。

 

「ハハハ、だからさ。ああでこうで」

 

「ウフフ、そうね。だからね・・・」

 

仲のいいカップルだろうか、お互いの事しか見えていないようだがビーチではよくあることだ。オレのそばを通った後に邪魔になったのだろうか片手で持っていた空になったサイコソーダを放り投げた。ああ、いるよなこういうやつと思っていたが放った場所が悪かった。

 

オレの使っているビーチチェアの側の砂の中にいた奴の背びれにコツン、と音を立てて当たったからだ。若干サイコソーダが残っていたのか背びれに少し垂れていた。不味いと思って止めようとしてもそいつのほうが速かった。

 

「ガブァァァァ!!」

 

そこにはブチ切れたガブリアスが怒りのままに砂に潜ったまま音速を超えて近づきバカップルに背後から襲い掛かろうとしたのだ。

 

「うわああああ!?」

 

「キャアアアアア!?」

 

 

これはお互いしか見えていなかったバカップルも雄たけびに気づき後ろを振り返り叫ぶほかない、ブチ切れていてもはや【げきりん】を使っているのではないかといわんばかりであった。

ガブリアスはバカの足元の砂に【ドラゴンクロー】をぶつけ衝撃で巻きあがった大量の砂を浴びせて二人を吹っ飛ばした。内心よくやったと思いつつも吹っ飛ばされた二人に近づいた。

 

「大丈夫ですか?うちの子がすいません」

 

「ハァハァ、し、死ぬかと思った・・・」

 

「ホ、ホントね。って、ちょっとどういうつもりよ!死ぬかと思ったじゃない!!」

 

思いのほか元気そうな二人にほっとしながらもゴミを片手に持ちながらいうことは言っておこう

 

「それはこっちのセリフです。仲がよろしいのは大変結構なのですがゴミのポイ捨ては止めてください。それをしなければうちの子が襲い掛かるなんてことはしなかったですよ」

 

「う・・・それは、で、でも」

 

「そうよ!そんな危険なポケモンをちゃんと管理してないアンタが」

 

「ガブッ!ウウゥゥウウウ!!」

 

「ヴォオオオオオ!」

 

「ヒエェェェェ!?ギャラドスも!?何だこの人!?」

 

「ヒッ!?な、なによこのビーチ!レビューに低評価つけてやるんだからァ!」

 

手加減してやったにもかかわらず何にも反省していない二人に対してガブリアスは唸り声をあげた。おまけにギャラドスも付いてきて見下ろしながらの【にらめつける】(オーバーキル)

二人は たまらず 逃げ出した!

 

ゴミを忘れていっているんだが?まあ、怖すぎてそれどころではないだろう。だが低評価レビューか、かなり痛いな・・・クチバシティの印象が悪くなってしまう。なんて嫌な【すてゼリフ】なんだ・・・

だがこれは言わないといけなかったことだ。ポイ捨てはしてはいけないこと。

それに気性の荒いドラゴンポケモンに襲われてこの程度で済んだことがどれほど奇跡であることかを彼らはいつか理解する日はやってくるのだろうか・・・

 

「でたァ!カイトのガブリアス!あのブチギレ具合がたまんねえ!」

 

「あの砂から出てる背びれが高速移動して近づいて行くのいつ見てもヤバイよ。まさに陸ザメ!」

 

「そして、とどめのギャラドス!しびれるぜ!」

 

「カイトちゃん、いつもありがとうねぇ」

 

「さすがはクチバシティの元ジムリーダーだ!」

 

・・・周りの人には受けてるからいいのかな?




ポケモン世界でのポイ捨てはマジでやばいと思うんだ
ルギアさんが黙っていませんよ・・・
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