こっちは何故か出来たので、投稿。文字数的には少し短め。
今考えているストーリーは2がメイン
漫画のthe 2nd break編はいれようか悩む所
2072年某月、本日も晴天なり。アラガミも元気に(?)地を歩いている。それを狩るべくゴッドイーターも
贖罪の街。アラガミが出現した直後に多くの人が集まり身を寄せあっていた都市の一角。そこの高台に二人のゴッドイーターと共にメルトリリスはいた。
「さて、今日の獲物はなんだったかしら?」
「えーと、確かウコンバサラとコンゴウだったと思います」
「ああ、鰐と猿ね」
メルトと共にいる二人。一人は、ピンクの髪をボブカットにしていてブラストの第一世代神機を使用しているゴッドイーターの台場カノンだ。
そしてもう一人は、仲良く話す二人を見て内心で歓喜の声をあげていた。
(これはついてるっす。ベテランのカノン先輩に、第一部隊のメルト先輩の二人の任務についていけるなんて!同じブラスト使いのカノン先輩の動きを参考にさせてもらうっす!)
彼女は、ゴッドイーターでないメルトと射撃型第一世代神機使いのカノンだけではアラガミのコアが回収出来ないため、回収の為だけに連れてこられた
(一応、一番後ろで適度に援護とコアの回収だけでいい、とは言われているっすけど……機会があればうちも活躍したいっすね)
しかし、彼女は知らない。この先は地獄だということを。それはメルトの
「とりあえずここから見えるのは鰐だけ、ね」
「コンゴウは耳がいいですから戦闘中に乱入されそうですね……」
「それならそれで探しに出なくて楽じゃない。さて、そろそろ時間だし始めようかしら?」
「そうですね、いきましょう」
「りょ、了解っす!」
「さあ、いくわよいくわよいくわよ!!!」
「アハハ!この程度で終わらないよねぇ?」
加虐体質を全開にしたメルトの乱舞とカノンの砲撃が絶え間なくウコンバサラを襲う。新人の彼女は援護しようにもそんな間がなく、ただ後ろで周囲を警戒するしか出来なかった。というか、二人のその姿に恐怖を覚えていた。
ウコンバサラは反撃の為に背中のタービンを回し、電撃を放とうとするが、
「
「Gaaaaa!?」
「ハハッ!無様だね、もう潰れちゃったの?」
いち早く気づいたメルトの放ったジゼルが直撃し、結合崩壊を起こす。それで動きが止まったところに二人は更に畳み掛けるように次々と攻撃を加えていく。
(いやいやいや、なんなんすか!?さっきまでとは完全に別人なんすけど!?)
「Goaaa!!!」
「!?」
「ッ!コンゴウ!うちが止める……っす!?」
カノンがウコンバサラへと追加の一撃を放とうとした時、背後からコンゴウが転がってきた。それに気づいた新人の彼女は装甲を展開して、狙われているカノンの前に立ち塞がった……そう、立ってしまった。
次の瞬間、振り返ったカノンの砲撃が彼女ごとコンゴウを吹き飛ばした。
「射線上に入るなって……私、言わなかったっけ?」
「ひいっ!?」
そのままカノンはコンゴウに向けて笑いながら連続でバレットを放っていく。当然ながら(?)何発かはそれて新人の彼女へと流れていく。
「さあ、もっとボロボロにして………」
「か、カノン先輩……?」
「チッ、こんな時に弾切れなんて……クソッ」
「あら、それならあの猿も私が貰うわね」
弾切れにイラつくカノン。そこに颯爽と現れたメルトがコンゴウへと蹴りを叩き込んだ。
「あれ、ウコンバサラは……もう倒れてるっすね」
さっきまでウコンバサラの相手をしていたはずのメルトがコンゴウと交戦を始めたのを目にした彼女は、チラリとウコンバサラがいた方を向く。そこにはタービンだけでなく、尻尾と頭部までも結合崩壊して倒れていた。とりあえず与えられた仕事であるコアの回収を行った。そして、(カノンの誤射に)巻き込まれたくないので、カノンにオラクルだけ渡してそこから二人の戦闘を見ている事にした。
「アン!ドゥ!」
宙返りと共に放たれた蹴りがコンゴウの顎を打ち上げ、続く回し蹴りが腹に直撃し吹き飛ぶ。そこを待ち構えていたカノンの放つ砲撃が続き様に襲い掛かる。
「ねぇねぇ、この程度なの?あなたって」
「たかが猿だしね。大型の任務にした方がよかったかしら?」
背中のパイプに顔面をカノンの砲撃で、尻尾をメルトの脚による斬撃で、破壊される。虫の息ほどに弱ったコンゴウは回復の為に二人から逃げ出す。その方向は……。
「うおぉっ!?こっち来たっす!?」
新人の彼女のいる方だった。神機を射撃形態に変形させ、射撃を行う。彼女のブラストから放たれた弾はコンゴウの顔面へとクリーンヒット。ダウンを取った。
「今よ!畳み掛けるわ!」
「ウフフ!いい的じゃない!」
「捕食いくっす!」
メルトの
「トドメは譲ってあげるわ」
「万が一の時は助けますから。ドンといっちゃってください!」
「わ、わかったっす!」
神機のショートブレードを構えてコンゴウへと斬りかかる。五連撃を放った後、ライジングエッジで飛び上がる。
「おぉぉぉ!!」
そして最後に空中で姿勢を整えて突撃する。その一撃はコンゴウを貫き、二度とコンゴウが起き上がる事はなかった。
「や、やったっすか……?」
「はい!討伐完了です!」
歓喜の声をあげて、彼女は喜んだ。想定とは色々と違ったけど、中々いい経験にはなったようだ。
「と、まあ今日はこんな感じだったわね」
「へぇ……」
帰還後、ラウンジで食事中にメルトから話を聞いたユウは思った。その新人の子、大丈夫かな?と。
(カノンさん一人でも(誤射的な意味で)大変なのに、メルトちゃんも一緒だったなんて)
もし、会えたら少し労ってあげようと決めたユウだった。
新人ゴッドイーター(名称未定)(女性・16(2072年時))
メルトとカノンの二人に同行した新人。先輩ゴッドイーターに『何事も経験だ!』と生け贄にされてしまった子。第二世代神機(ショート・ブラスト)使い。防衛班見習い。どこがとは言わないけど、ペタンである。
笑顔で徹底的にアラガミを嬲るメルトとカノンのいう二重の恐怖を間近で見て以降、些細な事では恐怖を感じなくなってしまった。
2074年、ハルさんに
「ふふふ……あの二人の笑顔に比べたらアラガミなんて全く怖くないっす!」
ちなみにメルトとカノンの事は、戦闘時の笑顔が恐怖の対象であって、普段は平気だし、実力的にはメルトを、人格的にはカノンを尊敬している。
本日の二人の内心
メルト:カノンとは仲良くやれそうね。火力はもちろんの事、
カノン:メルトちゃんには一回も誤射ありませんでした!これは私たち、とても相性いいのでは?また今度、任務に誘いたいです!