戦姫絶唱シンフォギア 転生者はディケイド!   作:攻月レイド

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リクエストのクリスマスの話

番外編みたいなものです!


新章に入る前に
リクエスト サンタライダー大作戦!


 

 今優斗と蒼汰は一つの手紙に頭を悩まされていた。

 

蒼汰「それで?結局どうする気なんだい?」

優斗「今考えているんだ、ちょっと待て」

 

 なぜこの様に悩んでいるのか、始まりは優斗が任務を終えてS.O.N.Gに戻ってきた時の事、優斗は弦十郎に呼び出された

 

弦十郎「突然呼び出してすまない」

優斗「別にそれは良いけど、何の用件なんだ?」

弦十郎「実はな、S.O.N.G宛にこんな物が届いてな........」

 

 弦十郎はそう言って一枚の手紙を取り出し優斗に渡す。優斗は受け取ると表に仮面ライダーさんへと大きく子供の字で書かれた手紙を観て少し察したつく。

しかし中身を確認せずに決めつけるのは良く無いと思い手紙の中を確認する。

 

【仮面ライダーさんへ】

 

 いつも悪いかいぶつやノイズをたおしてくれてありがとうございます!ぼくはこの間のスカイタワーで男の人が包丁をふり回していた時に助けていただきました。あの時は守ってくれてとてもうれしかったです。

 もうすぐクリスマスですが僕は仮面ライダーにもう一度あってお礼を言いたいです。

どうかよろしくお願いします。

 

 

 手紙を読み終えた優斗は手紙を折りたたみ中に戻して弦十郎の顔を見ると、向こうもすごく難しい顔をしていた。

言ってしまえば子供からのリクエストなのだが仮面ライダーは今は国連組織の一員であり優斗が元いた世界の様にその姿を簡単に出せないのである。それも一般の子供の前に

 もしこのお願いを聞いて出会うとする、そうすればこの送ってくれた子供に危険が及ぶ可能性がある。

 

優斗「これ.........どうすんだよ弦さん」

弦十郎「・・・まぁ、普通なら無理だな」

 

 そう無理なのが現実である...........普通であれば

 

優斗「俺はできればこの願いは叶えてやりたいと思っている」

弦十郎「俺も出来ればそうしたい、この送ってくれた子供に危険が及ぶのは良く無い。」

優斗「それは俺もわかっている」

 

 優斗と弦十郎は頭を悩ませる、そして思いつかず優斗は帰宅そして蒼汰と合流して冒頭に至っている。

 

蒼汰「聖夜の夜は願い事が叶うって言う噂はあったけど、それを子供が知っているとはね.......」

優斗「S.O.N.Gの発表で俺が仲間であることは世界は知ってはいるが、子供が手紙を送ってくるとはおもわねぇだろ.........」

蒼汰「さて、どうしたものかね」

 

 蒼汰が椅子を揺らして考えているとふと一つの考えが思いつく。

 

蒼汰「これ別に難しく考える必要ないんじゃ無いかな?」

優斗「ん?どう言う事だ?」

蒼汰「いや、単純に北は北海道、南は沖縄で仮面ライダーに会える握手会みたいなものを開催すれば良いだけじゃ無いかな?」

優斗「あぁ〜、仮面ライダーのファイナルステージの公演みたいなやつか?」

蒼汰「簡単に言えばそう言う事だね」

 

 蒼汰の提案に優斗は賛成しようとしたがノイズや野良の錬金術師のことを思い浮かべる。

 

優斗「それをやっている間ノイズの対処は」

蒼汰「いや、装者達が居るだろう、それに今はキャロルやサンジェルマン達に和人達だっている。彼らに任せても最高だと思うけどね」

 

 優斗は此処最近戦いに身を投じていた為誰かに頼ると言うことを忘れていた。それに昔自分自身に言っていたことを思い出す

 

優斗「仮面ライダーにも休息は必要だな

 

 優斗は立ち上がると弦十郎に電話を繋ぐ

 

 

 

 

 

 

 

 1週間後優斗と蒼汰はディケイドとディエンドの姿で北海道の札幌にある野外ステージに来ていた。そしてそこには小さい子供から大人まで大勢の人が集まっていた。

 

優斗(ディケイド)「今日は来てくれてありがとな!時間が来るまで楽しんでいってくれ!

蒼汰(ディエンド)「数は1人一個もしくは家族で一つだ、そこは守ってくれ!」

 

 優斗のその言葉と同時にディケイドとディエンドを模したフィギュアやキーホルダーの販売が行われた。

 優斗と蒼汰の答えはフィギュアやキーホルダーなどを作り握手会を開くと言う7日間に北は北海道、南は沖縄と七つの県で中継を繋いで仮面ライダーのクリスマスプレゼントと言う名目でのツアー活動だった。実はツヴァイウィングとマリアはマネージャーに緒川とセレナでワールドツアーを企画していたりしている。その試験的な意味を込めて今回の企画を通した様だ。

 

優斗(弦さんの意見で不安だったけど、まさか八紘さんも賛成して訃堂の爺さんまで手助けしてくるとは.........)

 

 更に風鳴家の当主と翼の父が押してきたのだ最早反対は認めないと言っている様な物だ。そして1週間と言う時間でフィギュアやキーホルダーを作ってくれた職人の人達には感謝しかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 会場で人々が仮面ライダーとの触れ合いや撮影で楽しんでいる中日本の森の奥地や廃墟では装者や異世界の住人たちが逸れの錬金術師を相手にしていた。

 

響「セリャァァァ!

錬金術師「ウワァァァァァ!!」

奏「それにしても優斗が手を貸して欲しいって言ってくれた時はビックリしたぜ。」

 

 奏は響の攻撃によって気絶した錬金術師達を拘束しながら話し始め翼は警戒をしながら奏に言う。

 

翼「少しは私達を信頼してくれてるって事だと思うわ」

クリス「でも1週間も優斗さんと会えないとなると少し寂しいな」

未来「でもその分会った時に嬉しさは大きいと思うよ?」

 

未来は神獣鏡のアームドギアをビットの様に飛ばしてアルカ・ノイズを的確に射抜いていく。

 

 

 

 

 

 そうして優斗達は北海道→沖縄→福島→福岡→大阪→神奈川と日本を周り最終目的地の東京に訪れた。

今までよりも人の数も多く会場は都庁を中心とした一帯を使っていた。

 

優斗(ディケイド)「流石に規模が大きすぎだろ........」

蒼汰(ディエンド)「僕もここまでとは思わなかったよ、せめてドーム一つ分くらいと思っていたからね。」

弦十郎「君達の功績や人気はそこまであると言う事だ!」

優斗(ディケイド)「弦さん、ありがとなこんなお願いを聞いてくれてこの1週間かなり俺なりにリラックスが出来たよ。」

弦十郎「ずっと戦い続けていたんだこんな1週間があってもバチは当たらないさ」

 

 そしてイベントが始まる、優斗と蒼汰は変身して会場に出てイベントを進める。イベントが終盤に差し掛かった時優斗と蒼汰のライドブッカーとカードホルダーから一枚のカードが現れる。

 優斗の方はディケイドのカードの縁やイラストの所々にクリスマスの意匠が施されたカード

 蒼汰の方はクリスマスツリーを背後にディエンドが立っているイラストのカード

優斗と蒼汰は互いに頷くとそれぞれカードを読み込ませる

 

ATTACK RIDE DECADE Santa Claus

 

ATTACK RIDE Xmas

 

 優斗のディケイドは白髭のないサンタクロースの衣装に変わり、ディエンドが引き金を引くとホログラムの巨大なクリスマスツリーが現れ空からは雪が降り始める。

 突然の事に最初は驚いた人々もそれをみると喜びの声をあげる、優斗は目の前に現れたトナカイのソリに乗るとツリーの周りを駆け回り

 

優斗(ディケイド)「メリークリスマス!受け取れ!」

 

 と言ってソリの中にあった袋を放り投げる。袋は空中で爆発すると星が降ってきたかのごとく光の粒を辺りに降らせる。

 この最後のイベントはとても好評だったらしい、観客たちは満足した様子でそれぞれ帰路につく。

優斗も帰ろうとすると1人の子供が側に駆け寄ってきた。

 

優斗(ディケイド)「ん?どうした?」

子供「今日はこんなに楽しいことをありがとう!この前も助けてくれてうれしかった!これからもがんばってね!!」

 

 その言葉を聞いた優斗はマスクの中で微笑むとしゃがみ込み目線を合わせ

 

優斗(ディケイド)「あぁ、任せろ!」

 

 そう言って子供の頭を優しく撫でる。

子供は満足したのか笑顔のまま親の元へと走っていった。

 

優斗(ディケイド)「・・・この世界は俺達が守る、この先の未来の為にも」

 

 優斗は決意を新たに立ち上がりスタッフや蒼汰達と合流した。

その後は、優斗の計らいによりS.O.N.Gでクリスマスパーティを開く。今回頑張ってくれた装者達や手伝ってくれた和人達にも料理を振る舞いイベントとクリスマスは大成功で終えた。

 

 

 

 

 

 

 

優斗はこれからも戦い続ける

 

いつか先の未来の為

 

今を生きる人々の為

 

そして

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の大切なものの為に

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