戦姫絶唱シンフォギア 転生者はディケイド!   作:攻月レイド

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挨拶巡り1

 優斗がクリスマスを終えて少しした時

 

優斗「そろそろ付き合った事についてそれぞれの親に挨拶しに行ったほうが良いよなぁ...........」

 

 優斗は11人と付き合うことになったが親に挨拶には行っていないのだ。しかし普通であれば行くだけで良いのだが優斗は11人と言う前代未聞の人数と付き合っている。

常識的に考えれば異常である、つまり優斗は親に殴られる覚悟を持っていかなければならない。

 

優斗「正直言って行きたくない........でも付き合うそして結婚を考えると言わないとダメだよな...........FIS組はもうすでにナスターシャさん達が知っているけど、問題は響達なんだよなぁ。」

 

優斗は項垂れながら机に突っ伏す

 

優斗「考えてもしょうがない!もうここまできたら当たって砕けろ精神で行ってやる。」

 

優斗は静かに覚悟を決めた。

 

 

 

 

 そして翌日、優斗は最初にマリア達を連れナスターシャ共助の元に向かう。

 

優斗「ナスターシャ教授そしてウェル博士、話があります。」

ナスターシャ「おや、マリア達を連れて一体どの様な用事で?」

ウェル「まぁ予想はつきますが」

 

 優斗は少し深呼吸をすると2人の目を見て答える

 

優斗「この度此方の4名.......マリア・セレナ・切歌・調とお付き合いをさせて頂くことを報告に来ました。この他にも7名ともお付き合いさせて頂きたくご挨拶に来ました!」

 

 優斗の発言にナスターシャは少し目を瞑り目を開くと優斗に頭を下げる。いきなり頭を下げられた事に驚く優斗

 

優斗「い、いきなりどうしたんですか!頭を上げて下さい!」

ナスターシャ「・・・優斗さん貴方には8年前にネフィリムを止めて頂いた事、そして先のフロンティアで助けて頂いた事、その礼を改めてさせてください。」

ウェル「そうですね.......8年前のあの起動実験そしてフロンティアでの2度の礼は何度しても返しきれません。」

 

 感謝を言われた事に優斗は顔を俯け静かに答える

 

優斗「俺は........自分にできることをやっただけです。それしか出来なかったですし」

ナスターシャ「ですがそれを命をかけてやれる人はごく僅かです。ですからそれも踏まえマリア達の事を貴方に頼みたいのです。」

優斗「ナスターシャさん」

マリア「マム........」

セレナ「マム........」

ウェル「僕からもお願いします」

 

 ウェル博士がナスターシャの横に立ち同じ様に頭を下げる。

 

ウェル「僕も君なら安心して4人を任せられます、他の人とは4人とも相談して決めて下さい。まぁ結果は見えていますが」

優斗「ウェル博士」

切歌「ドクター」

調「ドクター」

 

 優斗は2人の願いを聞き頷く

 

優斗「わかりました、4人の事はこれから俺に任せて下さい!」

 

 2人はそれを聞くと顔をあげ微笑む

その後優斗はマリア達6人と共に1日を過ごした、ワインを呑んでいる所為なのかナスターシャは涙を流したりウェル博士は終始ご満悦の笑みだったりした。

 優斗は途中で眠ったウェル博士とナスターシャ教授そして切歌と調に毛布を掛けると片付けをしているマリアとセレナの手伝いをする

 

優斗「全くワイン飲み過ぎだろあの人達は......」

セレナ「それだけ嬉しかったんだと思います」

マリア「そうね........マムは一度自分の子供を亡くしているらしいしね」

優斗「・・・」

 

 この話は先ほど酔っ払ったナスターシャ教授が暴露した事であり、研究者として生きている以前に彼女は一児の母だったのだ。しかし子供はテロリストの爆破に巻き込まれ下半身が吹き飛び亡くなった様だ。一時期は研究にのめり込んで忘れようとしたが、レセプターチルドレン達の事を知ると子供と過ごした記憶を思い出し2度と失わないように厳しくしかし脱落者を出す事無く生存させ続けたらしい。

 

優斗「まさに人生の試練に打ち勝った人だな、教授も」

マリア「私やセレナ、それに切歌や調にとっては育ての親の様な存在だったわ」

セレナ「マムが居てくれたからこそ今の私達が此処に居るんだと思います。普通では無いですがそれでもこれまでの暮らしはとても幸せでした。」

マリア「そうね、それに素敵な人とも出会えたもの」

 

 マリアはそう言うと優斗の方に寄りかかる、セレナはそれに気づき反対側から寄りかかる。

優斗は手を止めて一度洗い手を拭くと2人の頭を優しく包み撫でる

 

優斗「約束するこの先の未来は俺が幸せにしてみせる」

 

 マリアとセレナは微笑み暫く撫でられ続けた。

マリアとセレナは寝室へと向かい眠りにつく事にしたらしい、優斗はソファでスヤスヤと眠る切歌と調に近づくと2人の頭を優しく撫でる

 

優斗「絶対に幸せにしてみせる、誰も不幸にはさせない」

 

 そうやって改めて覚悟を決めると優斗は1人用の椅子に座ると毛布を被りスヤスヤと眠りについた。

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